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しおりを挟む「んぅ…………………。」
意識が浮上する感覚。
あれ、私いつの間に寝てたんだろう。
たしか学校が終わって、いつもと同じように家に帰って。……帰って?いや、違う。家に着くまでに何か…………
そうだ。すごく眠たくなって、眠たくて、ねむたくて…。
どうして眠たくなったんだっけ?
「ん?気がついたのかな。」
落ち着いた、優しい声がした。
だれ、誰か近くに居るの?
「うん。ここに居るよ。さあ、目を開けなさい。君は随分とお寝坊さんだ。」
その声に導かれるように、私は目を開けた。
目が覚めたら、狐のお面が目の前に浮いていました。
「え、何これ。」
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