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第3章 巨大昆虫の生態調査
#2 卵
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本編は研究所職員たちが巨大カナブンの卵を持ち帰ったところから始まる。
卵を培養液にいれて成長促進させたあと卵を土へ埋めるのだが、1日で卵は大きく成長した。
大きさは成長促進が上手くいったものといかないもので差はあるものの、小さい卵で100cmほど、大きい卵は130cm近くまで育った。
研究所施設内に作られた大きな水槽には土が入っている。
研究者が生態観察できるように作られた特別な水槽。
ガラス面に沿って穴が開けられて、そこへ成長した卵は土の中へと埋められる。
観察面とは反対側から卵に光を当てるとすでに幼虫が卵の中で蠢いている。
土に埋められた卵は1日ほどで孵化する。
大きさに違いがあるように、孵化するタイミングもまちまち、早いものもいれば、遅いものもいる。
卵からは粘液が出て幼虫たちは、それを土に塗りつける様にして自分の部屋を作りそこで成長していく………
撮影現場に入ってきたのは、今回産み落とされた7つの卵に入るスーツアクトレス。
アイドルグループ ENAMEL STYLE 7菜の7人だ。
以前、番組のドッキリ企画でワニの着ぐるみを着た経験がある事から白羽の矢が立った。
正確には明日菜以外の6人なのだが。
7人はまず、白いラバースーツに着替える。
それも顔まで全身を覆うため、アイドルの自分たちじゃなくてもいいのではないという意見もあったが、マネージャーの優木に何事も経験だからと、上手く説得された。
次に用意されたのは白い幼虫の着ぐるみ。
そのリアルでかつ巨大な幼虫の姿にメンバーは悲鳴を上げた。
メンバーが幼虫の着ぐるみに入る所からメイキングが始まるのだが、一旦被ったラバーマスクを脱いで、被るところから撮影開始。
これはもちろん恒例のメイキング動画用の撮影。
1人ずつラバーマスクを被り、幼虫の着ぐるみへと入っていく。
幼虫の着ぐるみはラテックスでできており、外側と同様に内側もモコモコになっていて、普通に着ぐるみに入るのは難しい。
そのため、ラバースーツを着てローションを塗ることで幼虫の着ぐるみを容易に着ることができる。
幼虫の胴体に収まったメンバー1人ずつ順番に幼虫の顔が取り付けられていく。
こうして、ズラリと並んだリアルな幼虫が7匹。
幼虫となった7人を今度は卵はへと移す。
卵は球形のため、幼虫たちは体育座りの様な恰好で卵の中へ収まる。
切り取られ開口されていた卵の上3分の1を被せる前に卵の中へ緑色のローションが流し込まれる。
幼虫たちが十分に呼吸できる分を確保して卵の上3分の1が閉じられて球形の卵が完成する。
卵にローションを流し込んだのは、時間経過とともに卵の殻を柔らかくして孵化しやすくするため。
こうしてから、卵が土に埋められる。
卵に閉じ込められ生き埋めにされると分かった幼虫たちは卵の中で声を上げて蠢めくが、研究所職員たちは聞こえないフリをして黙々と卵を埋めていく。
編集では音声が消されるので、彼女たちが幼虫の姿で助けを求めて、卵の中で蠢めく姿も卵に光を当てて中の様子が判るようにして撮影された。
この助けを求めて蠢めいている姿は孵化前の姿としていい絵が撮れた。
撮影はカメラを止める事なく続く。
研究所職員たちは大きな水槽のガラス面から中身の見える卵を観察する。
卵を培養液にいれて成長促進させたあと卵を土へ埋めるのだが、1日で卵は大きく成長した。
大きさは成長促進が上手くいったものといかないもので差はあるものの、小さい卵で100cmほど、大きい卵は130cm近くまで育った。
研究所施設内に作られた大きな水槽には土が入っている。
研究者が生態観察できるように作られた特別な水槽。
ガラス面に沿って穴が開けられて、そこへ成長した卵は土の中へと埋められる。
観察面とは反対側から卵に光を当てるとすでに幼虫が卵の中で蠢いている。
土に埋められた卵は1日ほどで孵化する。
大きさに違いがあるように、孵化するタイミングもまちまち、早いものもいれば、遅いものもいる。
卵からは粘液が出て幼虫たちは、それを土に塗りつける様にして自分の部屋を作りそこで成長していく………
撮影現場に入ってきたのは、今回産み落とされた7つの卵に入るスーツアクトレス。
アイドルグループ ENAMEL STYLE 7菜の7人だ。
以前、番組のドッキリ企画でワニの着ぐるみを着た経験がある事から白羽の矢が立った。
正確には明日菜以外の6人なのだが。
7人はまず、白いラバースーツに着替える。
それも顔まで全身を覆うため、アイドルの自分たちじゃなくてもいいのではないという意見もあったが、マネージャーの優木に何事も経験だからと、上手く説得された。
次に用意されたのは白い幼虫の着ぐるみ。
そのリアルでかつ巨大な幼虫の姿にメンバーは悲鳴を上げた。
メンバーが幼虫の着ぐるみに入る所からメイキングが始まるのだが、一旦被ったラバーマスクを脱いで、被るところから撮影開始。
これはもちろん恒例のメイキング動画用の撮影。
1人ずつラバーマスクを被り、幼虫の着ぐるみへと入っていく。
幼虫の着ぐるみはラテックスでできており、外側と同様に内側もモコモコになっていて、普通に着ぐるみに入るのは難しい。
そのため、ラバースーツを着てローションを塗ることで幼虫の着ぐるみを容易に着ることができる。
幼虫の胴体に収まったメンバー1人ずつ順番に幼虫の顔が取り付けられていく。
こうして、ズラリと並んだリアルな幼虫が7匹。
幼虫となった7人を今度は卵はへと移す。
卵は球形のため、幼虫たちは体育座りの様な恰好で卵の中へ収まる。
切り取られ開口されていた卵の上3分の1を被せる前に卵の中へ緑色のローションが流し込まれる。
幼虫たちが十分に呼吸できる分を確保して卵の上3分の1が閉じられて球形の卵が完成する。
卵にローションを流し込んだのは、時間経過とともに卵の殻を柔らかくして孵化しやすくするため。
こうしてから、卵が土に埋められる。
卵に閉じ込められ生き埋めにされると分かった幼虫たちは卵の中で声を上げて蠢めくが、研究所職員たちは聞こえないフリをして黙々と卵を埋めていく。
編集では音声が消されるので、彼女たちが幼虫の姿で助けを求めて、卵の中で蠢めく姿も卵に光を当てて中の様子が判るようにして撮影された。
この助けを求めて蠢めいている姿は孵化前の姿としていい絵が撮れた。
撮影はカメラを止める事なく続く。
研究所職員たちは大きな水槽のガラス面から中身の見える卵を観察する。
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