228 / 279
特攻隊員の生まれ変わり少年?
しおりを挟む
特攻隊員の生まれ変わり少年?
そんな子がテレビ番組に出てたそうで…
少年って10歳。子供やん。
大日本帝国の歴史に興味ある者としてめっちゃ気になる。
その番組は見てないが 水江卓也さんという人のYoutubeチャンネルにその子が出演してる動画を発見閲覧した。
動画のタイトルは…
「全ての日本人は知ってください。人は何のために生きるのか?10歳の男の子に宿った特攻隊の記憶」
…
水江氏と少年の母親、あと男女1人ずつ、計4人の大人が少年に話を聞く形式。ま、男女2人はほぼ満面の笑みをキープして頷いてるだけだが。
すぐに倍速にして見終わった。
この子、穴澤利夫さんの記憶を騙ってるじゃなかった語ってると称してるんだが…
穴澤さんはその筋では超有名人。遺稿がいろんな所で紹介されてるし本も出てる。ドラマにもなった。
俺は随分前ドキュメンタリーも見た。婚約者の智恵子さんが出演してて遺品の軍服や煙草の吸い殻を大切にされてたのが印象的。
結局オープンになってる情報並べてるだけだし疑問点も多い。
個人的に気になった点についての突っ込み。
①この10歳の子が終始自分の事を穴澤利夫って呼び捨てにしてるんだけど生まれ変わり設定なら一人称俺とか私で喋らないとおかしい。穴澤さんの記憶があるがあくまで別人という設定なら敬称なしは失礼だろ。
②少年「穴澤利夫と智恵子は結婚してた」
してません!!本人なら、そんな大事な事、絶対間違えない。
③「戦艦」に突入しようとして果たせず自爆した。
「戦艦」のいる機動部隊輪形陣中央に達するのは至難の技だし戦艦か重巡か駆逐艦か艦種識別は難しい。本人なら「敵艦」って言うだろう。「戦艦」って軍艦の中で一番有名なの挙げた感がある。
③一式戦闘機って言ってるのがリアル?
陸軍操縦者だった人達の証言を数多く読んできた俺に言わせりゃキの43(よんさん)、43、隼、一式戦、一戦(いっせん)って呼ぶのが普通。
この辺が当時の体験者の呼び方。一式戦闘機なんて図鑑とかWikiの情報読んでる感しかない。
④上官が怖かったので中々特攻に行けなかった。
完全に意味不明。
⑤あくまで特攻は愛する人を守る為に志願した。強制ではない。
個人レベルでの特攻拒否なんて不可能。志願は建前。そういう状況で…
A 特攻を拒否できないのなら愛する人を守る為に行くしかないと自分を納得させようとする
B 愛する人を守る為に望んで特攻出撃を志願した
この2つは決定的に違うが、その辺の状況や機微を考えなければいけない。あの子の言葉じゃそれが伝わらない。
⑥第二十振武隊で一緒に出撃した人と訓練の合間にサッカーをした。
陸軍って特攻隊の扱いも酷かったからね。海軍の方がまだマシ。特操出身の新品少尉がサッカーなんかしてたら陸士出身の士官にボコボコにされるよ。一緒に出撃した人とやったって事は出撃待機中。訓練なんか燃料不足と空襲の危険でやれなかったし陸軍特攻隊の三角兵舎での過酷な生活でサッカーなんかする余裕ないよ。
⑦司会者の「賢くないと予科練とか行けない」という言葉を少年完全スルー!!
予科練は海軍。穴澤さんは陸軍。
しかも教育システムとして完全に違う。
海軍の予科練に相当する陸軍の制度は少年飛行兵。
でも穴澤さんは大学から学徒出陣の特操(特別操縦見習士官)海軍の予備学生に相当。穴澤さんは特操1期で海軍の予学13期と実質同期。
特攻隊=予科練ってイメージあるのかも知れないが海軍の制度だし甲乙丙、特乙、特丙って種類があって海軍がまるで優劣があるかのような無神経なネーミングをしたせいで対立確執が生じ…
…兎に角、もし穴澤さん本人だったら「予科練は海軍ですけどね」って一言あるべき。少年は完全無反応で予科練って言葉の意味も分かってない感じでしたけど。
全体通しての印象は少年がボソッと喋って司会者と母親が言葉を足して物語を組み立てて行ってるって感じ。
特に母親めっちゃよく喋る。ほら喋りなさいって息子に促して足りない部分をどんどん付け加えて行く。母親の長いトークがあってなんとか成立してる。(上記「戦艦」のくだりも結局母親が語ってる)
アレ見て「前世の記憶とかホントにあるんですねぇ」とか言う人が居るの不思議でしょうがないけど結構多いみたいだね。
この親子、講演会とかもやってんの?親御さんがどういうスタンスでやってんのか知らんけど、もしビジネスにしようとしてるんならそれはちゃうと思う。
講演会では、この子が1人で30分とか穴澤利夫として喋ってるの?想像できんけど。
この位の年の子が物語に感情移入しすぎて自分の事のように錯覚するのはありがち。自分の子供が良い意味で他の子と違って特別だと思いたい親の気持ちも分かるけど前世の記憶とか生まれ変わりとかではないと思うぞ。
穴澤さんの記憶が薄れつつあるって設定なんだけど…
つまり覚えてない(答えられない)、事実との齟齬があっても、記憶が薄れつつあるからで逃げられる構造。
いや、それじゃしょうがないですね、じゃないんだけどね。
この件さ、英霊がどうのとか言ってる愛国者の人達こそ怒るべきでしょ。
…
そんな子がテレビ番組に出てたそうで…
少年って10歳。子供やん。
大日本帝国の歴史に興味ある者としてめっちゃ気になる。
その番組は見てないが 水江卓也さんという人のYoutubeチャンネルにその子が出演してる動画を発見閲覧した。
動画のタイトルは…
「全ての日本人は知ってください。人は何のために生きるのか?10歳の男の子に宿った特攻隊の記憶」
…
水江氏と少年の母親、あと男女1人ずつ、計4人の大人が少年に話を聞く形式。ま、男女2人はほぼ満面の笑みをキープして頷いてるだけだが。
すぐに倍速にして見終わった。
この子、穴澤利夫さんの記憶を騙ってるじゃなかった語ってると称してるんだが…
穴澤さんはその筋では超有名人。遺稿がいろんな所で紹介されてるし本も出てる。ドラマにもなった。
俺は随分前ドキュメンタリーも見た。婚約者の智恵子さんが出演してて遺品の軍服や煙草の吸い殻を大切にされてたのが印象的。
結局オープンになってる情報並べてるだけだし疑問点も多い。
個人的に気になった点についての突っ込み。
①この10歳の子が終始自分の事を穴澤利夫って呼び捨てにしてるんだけど生まれ変わり設定なら一人称俺とか私で喋らないとおかしい。穴澤さんの記憶があるがあくまで別人という設定なら敬称なしは失礼だろ。
②少年「穴澤利夫と智恵子は結婚してた」
してません!!本人なら、そんな大事な事、絶対間違えない。
③「戦艦」に突入しようとして果たせず自爆した。
「戦艦」のいる機動部隊輪形陣中央に達するのは至難の技だし戦艦か重巡か駆逐艦か艦種識別は難しい。本人なら「敵艦」って言うだろう。「戦艦」って軍艦の中で一番有名なの挙げた感がある。
③一式戦闘機って言ってるのがリアル?
陸軍操縦者だった人達の証言を数多く読んできた俺に言わせりゃキの43(よんさん)、43、隼、一式戦、一戦(いっせん)って呼ぶのが普通。
この辺が当時の体験者の呼び方。一式戦闘機なんて図鑑とかWikiの情報読んでる感しかない。
④上官が怖かったので中々特攻に行けなかった。
完全に意味不明。
⑤あくまで特攻は愛する人を守る為に志願した。強制ではない。
個人レベルでの特攻拒否なんて不可能。志願は建前。そういう状況で…
A 特攻を拒否できないのなら愛する人を守る為に行くしかないと自分を納得させようとする
B 愛する人を守る為に望んで特攻出撃を志願した
この2つは決定的に違うが、その辺の状況や機微を考えなければいけない。あの子の言葉じゃそれが伝わらない。
⑥第二十振武隊で一緒に出撃した人と訓練の合間にサッカーをした。
陸軍って特攻隊の扱いも酷かったからね。海軍の方がまだマシ。特操出身の新品少尉がサッカーなんかしてたら陸士出身の士官にボコボコにされるよ。一緒に出撃した人とやったって事は出撃待機中。訓練なんか燃料不足と空襲の危険でやれなかったし陸軍特攻隊の三角兵舎での過酷な生活でサッカーなんかする余裕ないよ。
⑦司会者の「賢くないと予科練とか行けない」という言葉を少年完全スルー!!
予科練は海軍。穴澤さんは陸軍。
しかも教育システムとして完全に違う。
海軍の予科練に相当する陸軍の制度は少年飛行兵。
でも穴澤さんは大学から学徒出陣の特操(特別操縦見習士官)海軍の予備学生に相当。穴澤さんは特操1期で海軍の予学13期と実質同期。
特攻隊=予科練ってイメージあるのかも知れないが海軍の制度だし甲乙丙、特乙、特丙って種類があって海軍がまるで優劣があるかのような無神経なネーミングをしたせいで対立確執が生じ…
…兎に角、もし穴澤さん本人だったら「予科練は海軍ですけどね」って一言あるべき。少年は完全無反応で予科練って言葉の意味も分かってない感じでしたけど。
全体通しての印象は少年がボソッと喋って司会者と母親が言葉を足して物語を組み立てて行ってるって感じ。
特に母親めっちゃよく喋る。ほら喋りなさいって息子に促して足りない部分をどんどん付け加えて行く。母親の長いトークがあってなんとか成立してる。(上記「戦艦」のくだりも結局母親が語ってる)
アレ見て「前世の記憶とかホントにあるんですねぇ」とか言う人が居るの不思議でしょうがないけど結構多いみたいだね。
この親子、講演会とかもやってんの?親御さんがどういうスタンスでやってんのか知らんけど、もしビジネスにしようとしてるんならそれはちゃうと思う。
講演会では、この子が1人で30分とか穴澤利夫として喋ってるの?想像できんけど。
この位の年の子が物語に感情移入しすぎて自分の事のように錯覚するのはありがち。自分の子供が良い意味で他の子と違って特別だと思いたい親の気持ちも分かるけど前世の記憶とか生まれ変わりとかではないと思うぞ。
穴澤さんの記憶が薄れつつあるって設定なんだけど…
つまり覚えてない(答えられない)、事実との齟齬があっても、記憶が薄れつつあるからで逃げられる構造。
いや、それじゃしょうがないですね、じゃないんだけどね。
この件さ、英霊がどうのとか言ってる愛国者の人達こそ怒るべきでしょ。
…
0
あなたにおすすめの小説
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
アルファポリスのポイントとスコア、インセンティブを考える
まめたろう
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのポイントとスコア、インセンティブを考えていきます。
どのような仕組みなのか?
勉強した結果や実践して確認した結果などについて紹介します。
私が書いている主な小説は以下の通り。こちらからのポイント、スコア、インセンティブだと思っていただければと思います(追加の可能性あり)。
今日もダンジョンでレベルアップ!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/979192886/698023188
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる