◈縄炎のラグビー少年 

龍賀ツルギ

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後章

マゾ奴隷の外出 その2

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猪原がワンボックスカーを走らせて約40分。車は山岳地の狭い道を走っていた。

「これから行く場所は父が副業で経営しているキャンプ場。
実は父の友人が始めたんだけど、経営がおぼつかなくなり、父がお願いされて経営を引き継いだんだ。
父はキャンプの事情に詳しい専門家を雇い入れて共同経営者兼管理人としてキャンプ地を管理させたんだけど、そうしたら客も利用者も増えて経営もトントンに行くみたいになってね。
今回特別に使わせてもらう事にしたのさ。
僕らのキャンプゾーンは特別エリアだから余計な人間が来る事もない。
だから安心して椿を裸で緊縛して外に晒し者にも出来るから安心してね。椿。『笑』」

浩はそう椿に語りながら、首輪手枷足枷姿の椿の頬を優しく撫でる。
椿は頬を赤らめてモジモジと下半身を小刻みに揺さぶっていた。

「ああ…浩…さま…お尻がむず痒いのです…『微涙』」

瞳の横に涙を浮かべて浩に詫びる椿。
アナルに挿入されている卵型ローターが微振動を続けているので、車の振動に連動して椿の肛門内の肉壁に刺激を与えているのだ。
膝下までのラグビーソックスを履いた両足がブルブルと震える椿。
紅葉と幸也は隣に座りながら、車内ては椿を責めるのは、浩に任せている。椿は浩の所有するマゾ奴隷なのだ。

キャンプ場に到着して受付入り口で猪原が管理人の松山に手続きしていた。
すると車内にいる浩に松山が挨拶にやってきた。
このキャンプ場は浩の父の秀政がオーナーでもあるからだ。

「松山さん。今日はお世話になりますね。
あっ、ここにいるのが僕の奴隷の椿です。」

実は松山は浩と椿の関係をよく理解していた。
その為にこの日は浩ともう一組だけしか客を受け入れなかったのだ。
そして松山の椿を見る目が粘っこい目つきで椿を見て、口元をほころばせている。
実は松山もゲイであり、また少年好きのサディストでもあった。

「浩坊ちゃん、なかなか精悍な身体をしているマゾ奴隷じゃないですか。
まるで古代ローマの剣闘士が奴隷とされているようだ。
そして美少年ですな。そそられますよ。
俺も後からこのマゾ少年の調教に加わらせて下さいな。『笑』」

「いいですよ。椿は真正マゾだから責めれば責める程色気を増すんです。
飛び入り参加は大歓迎ですよ。『笑』」

浩が松山と談笑していると、松山は意味深に笑う。

「実は坊ちゃん。もし坊ちゃんがよければですが、面白いサプライズの参加者がいるんです。
俺もBLのSM好きですからね、それなりのネットワークも持っていて、今日坊ちゃんみたいに野外調教目的の来客があるんですよ。
金持ちの夫婦で共にサディストなんですが、子供はおらず実は養子が一人いるんですが。
その養子ってのが、実は夫婦の奴隷なんですよ。
野外調教を楽しみに来ていて、俺がその手伝いで養子の少年を調教して楽しむ事になっていたんですよ!『笑』」

「はあ…そんな客がねえ…で、松山さんはどうしたいんですか?」

「そこの精悍な坊やと一緒に野外W調教を楽しみませんか?
いやあそこの夫婦の奴隷ってのが、これまた個性的な美少年でしてね。楽しめる事を請け負います。」

「なるほど!それは面白そう。僕はいいですよ。
松山さん、その夫婦に連絡を取ってください。」

松山は嬉々とした足取りでスマホで連絡を入れる。
相手からは是非とも一緒にと返信が入った。

「坊ちゃん、相手からOKが取れました。
じゃあ一番奥のバーベキュー場分かりますよね。
そちらに相手がいらっしゃいますので。俺もこちらの用事を済ませたら後で伺いますよ。」

猪原の運転するワンボックスが松山に指定されたバーベキュー場に到着した。
そこには奥に高級車の黒いアウディのQ7が停車していた。

そしてにこやかな笑顔の夫婦。
40代後半だろうか?浩の両親の秀政や京子と同世代かと思われる。
渋いイケメンと美女の夫婦。

ワンボックスカーを降りて夫婦に挨拶する浩と椿、紅葉と幸太。
椿は首輪手枷足枷付きのラグビーソックス裸。
後の3人はラグビーユニフォーム姿。
使用人の猪原はバーベキュー用具などを車から降ろして、設営用意している。

「やあ!君が由良さんの息子さんだね。私の名は陣内定信。
妻は高子。そして私達の可愛い息子は今アウディに乗っている。
しかし君たちは皆ラグビーのユニフォーム姿なのだね。
なかなかそそられる姿だと思うよ。サッカーユニフォームとかラグビーユニフォームとかは下半身がショートパンツにハイソックスだからね。私も好きだよ。」

すると定信の妻である高子も浩たちに笑いかけてきた。

「本当に可愛いわ。これは松山さんも素敵なサプライズ。 
あらあらこの子がマゾ坊やね。
本当にきれいな筋肉の美少年ね。エミールとは全くタイプが違うわね。」

✧エミール…?

浩たち3人は名前を聞いて首を傾げた。

「ああ。エミールと言うのは私達夫婦の養子の名前なのだよ。
君たちに紹介しなければ行けないね。
じゃあ高子、エミールをここに連れて来ておくれ。」

高子はアウディの後部座席のドアを開けた。
そして後部座席から出てきたのは金髪白人の美少年。
ストレートのおかっぱ頭で耳まで隠れている。
白人にしては背は低く160センチ位。
年は15-16歳位か?
瞳が大きく少年と言うより、まるで少女のような女顔の美少年。
体型は椿の様なアスリート系の筋肉質ではなく痩せ気味でスリムな身体。華奢な印象を与える。
裸に白いハイソックスにアウトドア用の靴を履いていた。
奴隷用の首輪も巻かれて首輪の色な赤。
白い肌に赤い首輪がよく似合っていた。
そしてエミールの白い裸には深紅の麻縄が亀甲模様を身体に描き、後ろ手高手小手緊縛に縄掛けされていた。
白人の美少年が縄掛けされる姿は日本人の美少年とは違い倒錯した色気を醸し出している。
車から出てきたのが、まさか白人の美少年だと思わず、浩、紅葉、幸也、椿は目を点にしていた。

「エミール、今日お前を調教してくれる方々。
お前と年も近いわね。
さあ…お前の口から直接ご挨拶なさい。」

高子に背中を押されエミールが浩たちの目の前に。
そしてエミールの口から溢れ出た言葉が。

「はじめまして…僕の名前は陣内エミール。
義父様、義母様のマゾ奴隷です。
今日のご調教…よろしくお願いします…『赤面』」

エミールの口から洩れた言葉は端正な日本語だったのだ❗️
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