『白薔薇』のマリオネット

龍賀ツルギ

文字の大きさ
46 / 146
第四章 奴隷少年たちの哀しい日常(二)

蘭班 恥辱の宴席 その八

しおりを挟む
ヒカル
僕とトモは股間からぶら下げられたストッカーにビールを載せてお客様の間を走り回っていた。
優とソラの泣き叫ぶ声を聞きながら。
耳を塞ぎたくても、僕もトモも後ろ手高手小手に縛られている。
そして股縄をかけられて、アナルにはローターを挿入されている。
ローターの強さは中。
歩けなくなるほどでは無いけど、凄くもどかしい。
そして肛門からの刺激と、縛られて人間ストッカーにされてる事がにマゾ性感が反応して。
僕もトモも浅ましい程に勃起している。
優とソラのショーは大盛況だった。
優はソラの肛門に注ぎ込んだ自分の多量の精液を必死に啜り、舐めさすっている。
時々背中を鞭で涼介に打たれながら。
ソラも哀泣を流しながらただ優の肛門への愛撫を受け入れている。

百里「もういいわ。トモ、ヒカル。
今からお前たちにはお客様の相手をしてもらうわw
そうねヒカルは四つん這いで前と後ろの口をお客様に捧げなさい。
トモはマットに大の字緊縛ね。
今からフルマラソンで輪姦されるのよ。
ソラと優はさすがに無理かな?休んでていいわよ!」

涼介「待ってくれよ。百姉。
俺の優を犯すプログラムはどうすんだよ?」

涼介は優の美しいブロンドヘアーを鷲掴みにして百里に問いかけた。

百里「優。どうなの?まだ続けられる?」

あああ~もう…もう…疲れた…休みたい…でも、受け入れないと涼介が…ソラに何をするか?

優「百里様…ぼっ僕はまだ大丈夫…です。
涼介様に…犯されたい…です。」

あああ~、優はもうボロボロなのにさらに涼介に犯されるなんて…酷い。
ひどすぎるよ『涙』

百里「それじゃあ、奴隷たちを縛り直して!ショー第二弾よ!」

ソラ
あああ~僕はまたX字型磔台に架けられた。でも性の相手はしなくてもいいみたい…。
もうおチンチンも全然勃起してなくて、意識も朦朧としてる。
眼の前には白いハイソックスだけの裸で手枷足枷で四つん這いにされてるヒカル。

僕が縛りつけられたらマットに後ろ手高手小手緊縛されてハイソックスの両足首を縄でV字開脚に吊るされてるトモ。
そして優は縄で後ろ手高手小手緊縛でハイソックスを履いた足首には足枷の哀しいアクセサリーが嵌められている。
優は後から用意した夜具の上で涼介に犯されるんだ。
優。可哀想『涙』
もちろん僕も含めてみんな奴隷の首輪を嵌められて。
儀式はクライマックスへ…

クチョッペチャッペチャッ

ヒカルが口と肛門の穴でお客様をまとめて相手にしている。

トモ「あっ、ああ熱い…熱いです…『涙』」
トモは一人の相手に肛門を犯されて、もう一人に上半身を赤く太い蝋燭責めにされていた。

優は何度も何度も涼介の巨大なマラ棒に犯されていた。
白眼を向いて口から泡を吹きながら、
許して~許して~と泣いて涼介に許しを乞う優。
もうやめてよ…優…死んじゃうよ『涙』
僕はボールギャグを咥えさせられてるから全く話せない。
X字型磔に縛られてシクシク泣くことしか出来ない哀れな僕。
そして性獣達に犯されて犯されて…
しゃぶらされて、蝋燭責めされて、
しつこいくらいに肛門を犯されて休ませてももらえず、みんな哀泣を流しているただ性の供物。
全身汗まみれで身体を紅潮させて、白眼を向きながら必死で奴隷人形としての務めを全うしてる。
僕にはただこの性の地獄が早く終わる事を祈るだけだ。
ああ、お願い!誰か助けて~!
助けてよ~『涙』


もう何も…感じられない…多分…俺、死ぬ…な。
まあいいや!もう疲れちゃったから!
涼介の性技は…凄い…
そしてタフ…
俺は…犯されて…もう…ヘトヘト…
ゆっくりと…ゆっくりと…もう…眠りたいんだ…
ソラ…ヒカル…トモ…

『馬鹿な事を考えるなよ。
今、君が死んだら誰がソラを守ってやれるんだ≫』

なんだ。この声は?
頭に注ぎこんでくるよ?
とうとう俺、おかしくなったのか?

『違うよ。おかしくなんかなってない。
僕は君の先輩さ。今度、貴也に聞いてご覧『微笑』
大丈夫。身体の力を抜いて』

スーと背中に不思議な風が通り、虚ろな眼で右側を見ると、誰?白薔薇の制服に身を包んだ見たことがない少年が俺の横で微笑んでいる。

誰?君?俺は口に出さずに頭の中でその少年に話かけた❗️

『僕の名前は、雪彦』

しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...