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第五章 奴隷少年たちの哀しい日常(三)
新たな調教師 戸倉修吾
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★貴也、優、ソラが雪彦との出来事を鉄大人に話している同時間。
一人の男が港区の白薔薇の有るビルの中に。
男は22階に有る白薔薇オフィスへ足を向けた。
白薔薇の支配人香坂に会うために。
男は185を超える長身で痩せ型。
銀髪の長めの髪につばの広い帽子を乗せもう熱い季節なのに黒ずくめの長衣の服を着ている。
香坂「よく来てくれたな戸倉。
久しぶりだ。上海での仕事は順調かね?」
戸倉「ええ。なかなか上海の仕事は楽しかったですよw
今では少年男娼の組織的売春は莫大な利益を生み出しますのでね。
私もとても楽しませて頂きましたよ。
なんといっても上海裏社会の払ってくれる報酬はとても魅力でしたねw」
香坂「結構な事だね。
さて君をここに呼んだのは、頼みたい事が有るのだよ。」
戸倉「でしょうね。上海で私の貰っている金額のはるかに上回る報酬を払って頂けるとなれば、断われませんよw
ましてや貴方の依頼だ。」
香坂「フフフ。まことに頼もしい限りだ。
戸倉修吾。アジア一の男娼調教師の君の力を借りなければいけなくなったのだよ。
白薔薇の奴隷少年達の事は知っているね。」
戸倉「もちろん存じてますよ!
私も1年半程前にこちらに遊びに来た時に、一人の奴隷少年と楽しませて頂きましたのでね。
美しく凛々しい男の子でしたな。
たしか名は雪彦でしたか?
凛々しい男の子でしたが、さすがに私の責めには絶えられずに何度も失神しましたが、精悍な美少年が苦痛に歪み苦しむのはサディストの悦楽ですからねw」
香坂「そう。その雪彦の事だよ。
実は雪彦は1年以上前に死んでしまったのだ。」
戸倉「ほう。雪彦が…自殺ですかな?」
香坂「いや。他殺だった。雪彦にご執心なストーカー男にな。その男は白薔薇で始末をつけ、もうこの世にはいないが、その雪彦の事で困った事になったのだよ。」
戸倉「ほう。死んだ少年が…ですかね?」
香坂「人の念というものが残るのか?どうかは俺は知らんが、どうも雪彦が奴隷少年共を守っているらしい。
君には信じられんだろうがね!」
戸倉「なるほどw
いえいえ私は香坂さんの語る事は信じますよ。
世の中には摩訶不思議な出来事は数多くあるものですw」
香坂「また鉄大人。あの山県のジジイがしゃしゃり出て、この件をきっかけに奴隷少年共の待遇を良くしてやれなどと言ってきた。あのジジイは白薔薇の有力な後援者だが、白薔薇の運営を任されてるのは俺だからな!
これ以上あのジジイにデカい面をされるのは気にいらん!
ましてや雪彦の亡霊までウロウロしていては白薔薇は崩壊してしまう。
この組織は政財界や司法、宗教界にも奴隷少年たちを提供する事によって莫大な利益を得ているのだからな!」
戸倉「しかし私はただの男娼調教師ですが、私に何が出来ますかね?w」
香坂「いや。君はアジア一の男娼調教師だが、もうひとつの顔を持っているはずだろう?
呪術師としての顔をねw」
戸倉「ほう。良くご存知で!
誰に聞かれましたかなw」
香坂「俺とても白薔薇の支配人だ。副支配人の藤井が俺の椅子を狙っているのも知っている。藤井は山県のジジイの後ろ盾で俺を追い落とす気だがそうはいくか!
いつか先手をうって奴を始末する。
山県のジジイもいつの日か!
政財界にもあのジジイを目障りに思う者は多いからなw
話を戻せば俺の武器は地獄耳な事さ。
戸倉の裏の稼業も知っている。自分の強力な味方になる人間には常に目星をつけておくのだw」
戸倉「ほう。なるほど。それで奴隷少年共の調教と亡霊の始末を私につけろ!とおっしゃるのですなw
構いませんが、すると報酬はさらに3割増しですよw
それでもよろしいでしょうなw」
香坂「3割増し………!
ううーむ!!!
……………………分かった!
君に任せよう。ただし必ず亡霊の始末を頼むぞ。
そして奴隷少年共。最近いい気になっているあの小僧共に奴隷としての立場を骨身に刻み込んで欲しいのだ。
奴らは白薔薇の所有する人形どもなんだからな!
人形に感情などは要らん!
ただの性の慰みもので有れば良いのだwww」
戸倉「ハハハハハハ!
貴方と言う人も怖い方ですな。
よろしい。お受けしましょう。
雪彦は始末などはいたしませんよ。
生かして捕らえる。
いやいやw違うなw
死して捕らえてご覧に入れましょう。
まずは雪彦の毛髪など残っているものは有りますかな?
それと雪彦の身長体重などのデータ。正確な情報をね。
それと雪彦の写真。
前後左右から撮ったモノが必要です。用意出来ますかな?
後、出来れば緊縛された写真や動画のデータも大量に欲しいですな。」
香坂「ふん。データはいくらでも有る。雪彦が奴隷少年になった時にしっかりと身体のチェックはしたのでな。
写真も動画も有るだろう。
毛髪は…陰毛でも良いのかな?
奴隷少年共は皆、剃毛を受けて陰毛を保存してあったはずだ。」
戸倉「陰毛ですかwそれは良いw
早速頂きましょう。
それでは私は一旦上海に戻らなくては。
雪彦の陰毛やデータで必要なモノを作りますのでね。」
香坂「必要なモノ?何かね?」
戸倉「人形ですよ。傀儡のね<笑>」
一人の男が港区の白薔薇の有るビルの中に。
男は22階に有る白薔薇オフィスへ足を向けた。
白薔薇の支配人香坂に会うために。
男は185を超える長身で痩せ型。
銀髪の長めの髪につばの広い帽子を乗せもう熱い季節なのに黒ずくめの長衣の服を着ている。
香坂「よく来てくれたな戸倉。
久しぶりだ。上海での仕事は順調かね?」
戸倉「ええ。なかなか上海の仕事は楽しかったですよw
今では少年男娼の組織的売春は莫大な利益を生み出しますのでね。
私もとても楽しませて頂きましたよ。
なんといっても上海裏社会の払ってくれる報酬はとても魅力でしたねw」
香坂「結構な事だね。
さて君をここに呼んだのは、頼みたい事が有るのだよ。」
戸倉「でしょうね。上海で私の貰っている金額のはるかに上回る報酬を払って頂けるとなれば、断われませんよw
ましてや貴方の依頼だ。」
香坂「フフフ。まことに頼もしい限りだ。
戸倉修吾。アジア一の男娼調教師の君の力を借りなければいけなくなったのだよ。
白薔薇の奴隷少年達の事は知っているね。」
戸倉「もちろん存じてますよ!
私も1年半程前にこちらに遊びに来た時に、一人の奴隷少年と楽しませて頂きましたのでね。
美しく凛々しい男の子でしたな。
たしか名は雪彦でしたか?
凛々しい男の子でしたが、さすがに私の責めには絶えられずに何度も失神しましたが、精悍な美少年が苦痛に歪み苦しむのはサディストの悦楽ですからねw」
香坂「そう。その雪彦の事だよ。
実は雪彦は1年以上前に死んでしまったのだ。」
戸倉「ほう。雪彦が…自殺ですかな?」
香坂「いや。他殺だった。雪彦にご執心なストーカー男にな。その男は白薔薇で始末をつけ、もうこの世にはいないが、その雪彦の事で困った事になったのだよ。」
戸倉「ほう。死んだ少年が…ですかね?」
香坂「人の念というものが残るのか?どうかは俺は知らんが、どうも雪彦が奴隷少年共を守っているらしい。
君には信じられんだろうがね!」
戸倉「なるほどw
いえいえ私は香坂さんの語る事は信じますよ。
世の中には摩訶不思議な出来事は数多くあるものですw」
香坂「また鉄大人。あの山県のジジイがしゃしゃり出て、この件をきっかけに奴隷少年共の待遇を良くしてやれなどと言ってきた。あのジジイは白薔薇の有力な後援者だが、白薔薇の運営を任されてるのは俺だからな!
これ以上あのジジイにデカい面をされるのは気にいらん!
ましてや雪彦の亡霊までウロウロしていては白薔薇は崩壊してしまう。
この組織は政財界や司法、宗教界にも奴隷少年たちを提供する事によって莫大な利益を得ているのだからな!」
戸倉「しかし私はただの男娼調教師ですが、私に何が出来ますかね?w」
香坂「いや。君はアジア一の男娼調教師だが、もうひとつの顔を持っているはずだろう?
呪術師としての顔をねw」
戸倉「ほう。良くご存知で!
誰に聞かれましたかなw」
香坂「俺とても白薔薇の支配人だ。副支配人の藤井が俺の椅子を狙っているのも知っている。藤井は山県のジジイの後ろ盾で俺を追い落とす気だがそうはいくか!
いつか先手をうって奴を始末する。
山県のジジイもいつの日か!
政財界にもあのジジイを目障りに思う者は多いからなw
話を戻せば俺の武器は地獄耳な事さ。
戸倉の裏の稼業も知っている。自分の強力な味方になる人間には常に目星をつけておくのだw」
戸倉「ほう。なるほど。それで奴隷少年共の調教と亡霊の始末を私につけろ!とおっしゃるのですなw
構いませんが、すると報酬はさらに3割増しですよw
それでもよろしいでしょうなw」
香坂「3割増し………!
ううーむ!!!
……………………分かった!
君に任せよう。ただし必ず亡霊の始末を頼むぞ。
そして奴隷少年共。最近いい気になっているあの小僧共に奴隷としての立場を骨身に刻み込んで欲しいのだ。
奴らは白薔薇の所有する人形どもなんだからな!
人形に感情などは要らん!
ただの性の慰みもので有れば良いのだwww」
戸倉「ハハハハハハ!
貴方と言う人も怖い方ですな。
よろしい。お受けしましょう。
雪彦は始末などはいたしませんよ。
生かして捕らえる。
いやいやw違うなw
死して捕らえてご覧に入れましょう。
まずは雪彦の毛髪など残っているものは有りますかな?
それと雪彦の身長体重などのデータ。正確な情報をね。
それと雪彦の写真。
前後左右から撮ったモノが必要です。用意出来ますかな?
後、出来れば緊縛された写真や動画のデータも大量に欲しいですな。」
香坂「ふん。データはいくらでも有る。雪彦が奴隷少年になった時にしっかりと身体のチェックはしたのでな。
写真も動画も有るだろう。
毛髪は…陰毛でも良いのかな?
奴隷少年共は皆、剃毛を受けて陰毛を保存してあったはずだ。」
戸倉「陰毛ですかwそれは良いw
早速頂きましょう。
それでは私は一旦上海に戻らなくては。
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