31 / 37
第1章
第19話:ポロローカ山脈③
しおりを挟む
道中、川辺で休憩を挟んでから出発しようとしたとき、私は一匹のリスと出会った。
そのリスは師匠のように言葉を話すことはできなかったけれど、休憩時の昼食の匂いにつられてかお腹がすいているようだった。
「こんなものしか無いけれど食べる?」
私は首からぶら下げている小さな巾着から触媒の穀物を分け与えた。
「ずいぶんと人懐っこいリスだねえ」
ワッカも野生のリスが人に懐くのが珍しいのか興味深そうに見ている。
リスはよほど穀物が気に入ったのか、私の足下からスルスルっと肩まで上って小さく「チチチ」と鳴いた。
「ごめんね。たくさんあげたいところだけど、私たちまだ行くところがあるんだ」
恐らく言葉が通じていないだろうけども、私は諭すように言葉をかけながらリスを肩から下ろした。
「そろそろ出発するかい?」
ワッカに促され、離陸しようとしたその時、さっきのリスが地から離れかかった私の足を伝い上ってきた。
「うわあっ!あぶないって!」
体にしがみついているリスをキャッチした私はとっさに首からぶら下げている巾着にリスを入れる。
「大丈夫かい?リッカちゃん、一度降りようか?」
胸元の巾着に目をやると、どうやらリスは巾着の中が落ち着いたらしく、大人しくなった。
「なんか……大丈夫みたいです」
とりあえず仕方ないのでそのまま連れていくことになった。
それに後からめんどうなことになったとしても、カシオペイアに帰ったら師匠に通訳してもらえばなんとかなるとも考えていたので、旅は道連れ世はなんとやらだ。
川辺から飛行した私達はいよいよ山岳地帯に入ろうとしていた。
カシオペイアを出発した頃の天候とは打って変わって、
青空はほとんど雲に覆われてしまった。
どんよりとした空。そんな空を飛んでいる。
「リッカちゃん、見えたよ。あれが僕らの仕事場だ。」
そうワッカから指をさされるも、見えるのは今にも雨が降り出しそうな灰色の雲だった。
「あの雲が…?」
「そっか、まだわかんないよね。ここまで来たらあと少しだ一気に飛ばすよ!」
ワッカはそういうと物凄いスピードで加速し、
私はまるで人間ロケットになって空を頭で切っているような強い衝撃を感じた。
「うわあぁっ!」
私は急いで首からぶら下げている巾着を服の中へ入れた。
少しでも目と口を開けて頭をあげようものなら一瞬で水分が奪われミイラになりそうだった。
それにワッカと触れていない腕や足などはだんだん冷えだし、寒さを感じ始めた。
それくらい高いところを飛んでいるということだろう。
ワッカに腕で胴体を掴まれているものの
私の手はその腕にガッシリしがみつくように、自然と手がガチガチになるほど力がこもっていた。
加速を感じてから、目を瞑って耐えていた時間もあっという間で
気がつけば地に足がついていた。
「大丈夫かい?もう着いたよ。」
私はその言葉にちゃんと返事をできたか自信はなかった。
とにかく足はガクガク、手は変に力が入っていたせいで痺れてしばらく感覚が無かった。
それに今は体が寒い、寒すぎるのだ。
「っと…震えているじゃないか、大丈夫すぐ温かい場所に案内するよ」
手を引かれるままついていくとそこにはポツンと小屋があった。
どうやらここは山頂付近でワッカの仕事場の近くのようだった。
空から見た灰色の雲も、今は真っ黒な雲へと変化しており、その雲は今私の真上に広がっている。
ワッカが小屋の扉を開けると日の光浴びぬ外の明るさとは裏腹に
眩いくらいの暖かな光が差し込んできた。
「おかえりなさい。今日は早かったのね」
小屋の奥から優しそうな女性の声が響いた。
「今日は親父が世話になってたところのメンテだったんだけど案の定獲り直しだ」
ワッカはそういって肩を少し持ち上げてお手上げの様子を示した。
「あれ、そちらのお嬢さんは…?」
「紹介しよう、カシオペイアのリッカちゃんだ。こっちは妻のライリーン」
そう紹介された女性はワッカ同様の斑模様が特徴的な鳥人だった。
ワッカは白と黒の斑に対して、ライリーンは白と茶色の斑姿だった。
「は、はじめまして、雷球を作るところを見学しに来ました。よろしくお願いします。」
「平地の人よね?ここまで大変だったでしょう。さあ、暖炉のそばの席へかけてちょうだい」
突然の訪問であったのにも関わらず、ライリーンは快く歓迎してくれた。
暖炉の温もりがまるでお風呂に浸かっているように体に浸透する。
さらにライリーンは凍えていた私にあたたかいミルクを出してくれた。
「リーン、少し狩場を見てくるよ。すぐ戻る」」
「ええ、気をつけてね」
ワッカを見送るライリーン。
ワッカからはリーンと呼ばれているようだ。
体もだいぶ温まり落ち着いたので、あたりを見回していると暖炉の上に1枚の写真が飾られているのが目に入った。
ワッカとライリーンが並んでるいて
その二人を後ろから抱き締めるように大きな鳥人がガハハハとばかりに大きな口を開けて笑っている。
「この方は…?」
「ああ…主人のお父さんです。立派な方で150年にわたりこの地をまとめる長でした」
「でした…?」
「ええ、3ヶ月前の雷災で亡くなりました」
「そうでしたか。なんだか、その…すいません」
「あなたが気に病むことはないわ。この地で暮らす以上、仕方がないことよ。むしろ寿命で亡くなる方がこちらでは珍しい方なの」
ライリーンは少し悲しげながらも私に優しく微笑んでみせた。
寿命で死ぬ事の方が珍しいということは、私達が生きてる世界よりもいつ死んでもおかしくないということだ。
鳥人の寿命がどれだけのものか私には想像がつかないけれど……
本来、鳥人が生きることができる時間を人の寿命と比べてみて
その上で、このポロローカ山脈で暮らす鳥人と人の生涯を比べようと一瞬でも考えた私には、ライリーンの微笑みは重すぎた。
例え鳥人が200年生きれるとして、その雷災とやらで100歳で死んだとしても、人からすれば長生きだと思うだろうし、逆に100歳で死んだところにあと倍は生きれただろうと言われても、十分だろうと思っただろう。
私が考えてしまったことは、つまりそういうことなのだ。
そんな物思いにふけていると、小屋の扉を激しく叩く音が鳴り響いた。
そのリスは師匠のように言葉を話すことはできなかったけれど、休憩時の昼食の匂いにつられてかお腹がすいているようだった。
「こんなものしか無いけれど食べる?」
私は首からぶら下げている小さな巾着から触媒の穀物を分け与えた。
「ずいぶんと人懐っこいリスだねえ」
ワッカも野生のリスが人に懐くのが珍しいのか興味深そうに見ている。
リスはよほど穀物が気に入ったのか、私の足下からスルスルっと肩まで上って小さく「チチチ」と鳴いた。
「ごめんね。たくさんあげたいところだけど、私たちまだ行くところがあるんだ」
恐らく言葉が通じていないだろうけども、私は諭すように言葉をかけながらリスを肩から下ろした。
「そろそろ出発するかい?」
ワッカに促され、離陸しようとしたその時、さっきのリスが地から離れかかった私の足を伝い上ってきた。
「うわあっ!あぶないって!」
体にしがみついているリスをキャッチした私はとっさに首からぶら下げている巾着にリスを入れる。
「大丈夫かい?リッカちゃん、一度降りようか?」
胸元の巾着に目をやると、どうやらリスは巾着の中が落ち着いたらしく、大人しくなった。
「なんか……大丈夫みたいです」
とりあえず仕方ないのでそのまま連れていくことになった。
それに後からめんどうなことになったとしても、カシオペイアに帰ったら師匠に通訳してもらえばなんとかなるとも考えていたので、旅は道連れ世はなんとやらだ。
川辺から飛行した私達はいよいよ山岳地帯に入ろうとしていた。
カシオペイアを出発した頃の天候とは打って変わって、
青空はほとんど雲に覆われてしまった。
どんよりとした空。そんな空を飛んでいる。
「リッカちゃん、見えたよ。あれが僕らの仕事場だ。」
そうワッカから指をさされるも、見えるのは今にも雨が降り出しそうな灰色の雲だった。
「あの雲が…?」
「そっか、まだわかんないよね。ここまで来たらあと少しだ一気に飛ばすよ!」
ワッカはそういうと物凄いスピードで加速し、
私はまるで人間ロケットになって空を頭で切っているような強い衝撃を感じた。
「うわあぁっ!」
私は急いで首からぶら下げている巾着を服の中へ入れた。
少しでも目と口を開けて頭をあげようものなら一瞬で水分が奪われミイラになりそうだった。
それにワッカと触れていない腕や足などはだんだん冷えだし、寒さを感じ始めた。
それくらい高いところを飛んでいるということだろう。
ワッカに腕で胴体を掴まれているものの
私の手はその腕にガッシリしがみつくように、自然と手がガチガチになるほど力がこもっていた。
加速を感じてから、目を瞑って耐えていた時間もあっという間で
気がつけば地に足がついていた。
「大丈夫かい?もう着いたよ。」
私はその言葉にちゃんと返事をできたか自信はなかった。
とにかく足はガクガク、手は変に力が入っていたせいで痺れてしばらく感覚が無かった。
それに今は体が寒い、寒すぎるのだ。
「っと…震えているじゃないか、大丈夫すぐ温かい場所に案内するよ」
手を引かれるままついていくとそこにはポツンと小屋があった。
どうやらここは山頂付近でワッカの仕事場の近くのようだった。
空から見た灰色の雲も、今は真っ黒な雲へと変化しており、その雲は今私の真上に広がっている。
ワッカが小屋の扉を開けると日の光浴びぬ外の明るさとは裏腹に
眩いくらいの暖かな光が差し込んできた。
「おかえりなさい。今日は早かったのね」
小屋の奥から優しそうな女性の声が響いた。
「今日は親父が世話になってたところのメンテだったんだけど案の定獲り直しだ」
ワッカはそういって肩を少し持ち上げてお手上げの様子を示した。
「あれ、そちらのお嬢さんは…?」
「紹介しよう、カシオペイアのリッカちゃんだ。こっちは妻のライリーン」
そう紹介された女性はワッカ同様の斑模様が特徴的な鳥人だった。
ワッカは白と黒の斑に対して、ライリーンは白と茶色の斑姿だった。
「は、はじめまして、雷球を作るところを見学しに来ました。よろしくお願いします。」
「平地の人よね?ここまで大変だったでしょう。さあ、暖炉のそばの席へかけてちょうだい」
突然の訪問であったのにも関わらず、ライリーンは快く歓迎してくれた。
暖炉の温もりがまるでお風呂に浸かっているように体に浸透する。
さらにライリーンは凍えていた私にあたたかいミルクを出してくれた。
「リーン、少し狩場を見てくるよ。すぐ戻る」」
「ええ、気をつけてね」
ワッカを見送るライリーン。
ワッカからはリーンと呼ばれているようだ。
体もだいぶ温まり落ち着いたので、あたりを見回していると暖炉の上に1枚の写真が飾られているのが目に入った。
ワッカとライリーンが並んでるいて
その二人を後ろから抱き締めるように大きな鳥人がガハハハとばかりに大きな口を開けて笑っている。
「この方は…?」
「ああ…主人のお父さんです。立派な方で150年にわたりこの地をまとめる長でした」
「でした…?」
「ええ、3ヶ月前の雷災で亡くなりました」
「そうでしたか。なんだか、その…すいません」
「あなたが気に病むことはないわ。この地で暮らす以上、仕方がないことよ。むしろ寿命で亡くなる方がこちらでは珍しい方なの」
ライリーンは少し悲しげながらも私に優しく微笑んでみせた。
寿命で死ぬ事の方が珍しいということは、私達が生きてる世界よりもいつ死んでもおかしくないということだ。
鳥人の寿命がどれだけのものか私には想像がつかないけれど……
本来、鳥人が生きることができる時間を人の寿命と比べてみて
その上で、このポロローカ山脈で暮らす鳥人と人の生涯を比べようと一瞬でも考えた私には、ライリーンの微笑みは重すぎた。
例え鳥人が200年生きれるとして、その雷災とやらで100歳で死んだとしても、人からすれば長生きだと思うだろうし、逆に100歳で死んだところにあと倍は生きれただろうと言われても、十分だろうと思っただろう。
私が考えてしまったことは、つまりそういうことなのだ。
そんな物思いにふけていると、小屋の扉を激しく叩く音が鳴り響いた。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる