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第一章
グラタンとシチュー
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さて、夕飯前の下準備しますか!今日の夕飯はグラタン!ホワイトソースは牛乳、バター、小麦粉でできるのは知ってるし、作り方も見ておいた。鍋にバターを入れて溶かしていき、強力粉だけど小麦粉を入れてなじませていく。
泡が出てきたら牛乳を一気に入れてかき混ぜる。とろみが出てきたら塩胡椒を入れて完成。やっぱりパンよりも楽にできた。
グラタンの本格的な準備はガロが起きてきた後で。見つけておいたいい感じの深い器は出して一応洗っておこうかな。
「なんか甘いにおいするな。いい匂いだ。牛乳か?」
「あ、ガロ、起きたんだね。」
「あぁ、なんとかな。先にふろでできる限り匂い消してくる。」
「おっけー、待ってるね。」
声はかけてきたけどキッチン越しだ。発情期の匂いをこっちに来ないようにって考えてるんだろう。ただほんのりとあの時嗅いだ甘い匂いがした気がする。明日が一番きついっていってたから匂いも濃くなってるのかな?
すぐにお風呂場に行ったから特に僕自身には影響はなかったし、あんまり下手なこと言って心配かけるのはやめておこう。
ガロがお風呂あがるまでは作ったホワイトソースが大丈夫か見つつ、玉ねぎをバターでじっくりあめ色に焼いていく。元の世界だとこれが結構時間かかるもんだけど、それほどかからずに綺麗なあめ色になってしまった。うーん、いつも通りくらいのお風呂なら作ってる間に出てくるかな?よし、作り始めてしまおう。
あめ色玉ねぎを器の下に敷き詰めて、その上に切ったパンを入れていく。そう、作るのはパングラタン!これが結構おいしいんだ。後はホワイトソースをかけて上にチーズをのせてオーブンもどきで焼いていく。
僕はこの一品で足りるけど、ガロは足りないだろうから、余ったホワイトソースに玉ねぎとニンジン、牛肉を入れて牛乳を足して少し煮込む。塩コショウで味を調えて味見。お、結構おいしい。これで簡単牛肉ホワイトシチューの完成。レシピとか水にこういう風に作るのもいい。
「今上がった、待たせちまったか?」
「大丈夫!ちょうど出来上がる所だよ!」
オーブンに入れたグラタンは器ごと熱くなってるので、布を使ってやけどしないように取り出す。いい感じにほんのり焦げ目がついてておいしそうだ。さっそくグラタンとシチューを机にと運ぶ。
「そっちのグラタンっていうやつなんだけど、器が熱いから気を付けて食べてね?」
「おう、わかった。いい匂いだな。こっちは何だ?」
「そっちはなんちゃってホワイトシチュー。牛肉と玉ねぎとニンジンが入ってるよ。」
グラタンも結構大きめの器だし、シチューもなかなかの量があるけど、多分あっけなく食べきるんだろうな。僕の分はグラタンだけだ。
「キオはシチューは食わないのか?」
「僕はグラタン食べたらおなか一杯になっちゃうと思うからね。それじゃあいただきます。」
「そうか、なんか悪いな。いただきます。」
ガロはどうやらシチューから手を付けたようだ。やっぱり見た目に牛肉入ってるほうが食べたかったんだろうな。ガロの分はグラタンにも肉を入れればよかったかな?
まぁ作っちゃったものはもうしょうがない。僕もグラタンに手を付け始める。スプーンで上のチーズを崩してそこのほうの玉ねぎもすくって一口。ほんのりとした甘みが柔らかいパンにしっかり染みってておいしい。
「・・・そっちもうまそうだな。どっちから食うか迷っちまう。」
「交互に食べたら?ただ味は似た感じになっちゃっててごめんね?」
「似た感じなのか?どれどれ・・・ん、こっちはパンが入ってるのか!全然味違うじゃねぇか。」
あれ、同じホワイトソース系だし味見した感じちょっと似た味になっちゃったと思ってたけどそんなことはなかったかな?まぁガロは交互に味わって嬉しそうな顔してるからいいか。
僕がゆっくり食べてるのもあるけど一口の大きさが全然違うから、二品あるはずのガロと大体同じくらいに食べ終わった。
「ふぅ、ごちそうさま。」
「はぁ、俺もごちそうさまだな。今日の夕飯もうまかった。ありがとうな。」
「うん、でも今度グラタン作る時はお肉入れるね。そのほうが好きでしょ?」
「お、おう。そうしてくれると、俺も嬉しいかな。」
ふわりとまた尻尾が揺れる。なんというか昨日よりも今日はいつも以上に尻尾の揺れが激しい?それも発情の影響なんだろうか。
「もしかしなくても、結構発条つらい感じ?あれだったら早めに寝ちゃって大丈夫だよ?」
「あー、そうだな。前も言ったように夕飯ごろには起きてくるだろうが、それまで部屋にこもってる。匂いはもっとひどくなってるから気を付けろよ?」
「うん、一回でゆったりしてるよ。ごはんも夕飯までは用意しなくて大丈夫なのかな?」
ずっとこんなにいっぱいの量食べてるのに朝と昼抜いて大丈夫なんだろうか?
「一応部屋にそのまま食えるものを持ってくが、食えるかどうか怪しいな。それ以上に明日はきつい状態になるだろうからな。」
「うーん、そうか。でもそれだったら軽くサンドイッチ作るよ。食べれなくてもポートに入れておけば大丈夫でしょ?」
「なんか作ってくれるのか?でも悪いがそんなに待てるかも怪しいんだが。」
「大丈夫、すぐ作るよ。」
パンはまだ少し残ってる。明日用にと思ったけど、ここで丸型のサンドにしちゃうのも別にいいだろう。豚肉をさっとバターで炒めて塩コショウ。レタスと一緒に挟んで完成!
「はいできた!」
「・・・まじで速いな。ありがたくもらっていく。明日の夕方まで基本的に家にあるものは好きに使ってくれて構わないからな。それじゃあおやすみ。」
「うん、おやすみ。」
サンドをお皿に乗せたままのそのそと上に上がっていく。だいぶきつそうだけど、心配だからって上に行くと朝みたいに僕が倒れるんだよね。それで迷惑かけるわけにはいかないし、下でおとなしくしてるしかない。明日の夕方にはおりてくるはずだよね?
泡が出てきたら牛乳を一気に入れてかき混ぜる。とろみが出てきたら塩胡椒を入れて完成。やっぱりパンよりも楽にできた。
グラタンの本格的な準備はガロが起きてきた後で。見つけておいたいい感じの深い器は出して一応洗っておこうかな。
「なんか甘いにおいするな。いい匂いだ。牛乳か?」
「あ、ガロ、起きたんだね。」
「あぁ、なんとかな。先にふろでできる限り匂い消してくる。」
「おっけー、待ってるね。」
声はかけてきたけどキッチン越しだ。発情期の匂いをこっちに来ないようにって考えてるんだろう。ただほんのりとあの時嗅いだ甘い匂いがした気がする。明日が一番きついっていってたから匂いも濃くなってるのかな?
すぐにお風呂場に行ったから特に僕自身には影響はなかったし、あんまり下手なこと言って心配かけるのはやめておこう。
ガロがお風呂あがるまでは作ったホワイトソースが大丈夫か見つつ、玉ねぎをバターでじっくりあめ色に焼いていく。元の世界だとこれが結構時間かかるもんだけど、それほどかからずに綺麗なあめ色になってしまった。うーん、いつも通りくらいのお風呂なら作ってる間に出てくるかな?よし、作り始めてしまおう。
あめ色玉ねぎを器の下に敷き詰めて、その上に切ったパンを入れていく。そう、作るのはパングラタン!これが結構おいしいんだ。後はホワイトソースをかけて上にチーズをのせてオーブンもどきで焼いていく。
僕はこの一品で足りるけど、ガロは足りないだろうから、余ったホワイトソースに玉ねぎとニンジン、牛肉を入れて牛乳を足して少し煮込む。塩コショウで味を調えて味見。お、結構おいしい。これで簡単牛肉ホワイトシチューの完成。レシピとか水にこういう風に作るのもいい。
「今上がった、待たせちまったか?」
「大丈夫!ちょうど出来上がる所だよ!」
オーブンに入れたグラタンは器ごと熱くなってるので、布を使ってやけどしないように取り出す。いい感じにほんのり焦げ目がついてておいしそうだ。さっそくグラタンとシチューを机にと運ぶ。
「そっちのグラタンっていうやつなんだけど、器が熱いから気を付けて食べてね?」
「おう、わかった。いい匂いだな。こっちは何だ?」
「そっちはなんちゃってホワイトシチュー。牛肉と玉ねぎとニンジンが入ってるよ。」
グラタンも結構大きめの器だし、シチューもなかなかの量があるけど、多分あっけなく食べきるんだろうな。僕の分はグラタンだけだ。
「キオはシチューは食わないのか?」
「僕はグラタン食べたらおなか一杯になっちゃうと思うからね。それじゃあいただきます。」
「そうか、なんか悪いな。いただきます。」
ガロはどうやらシチューから手を付けたようだ。やっぱり見た目に牛肉入ってるほうが食べたかったんだろうな。ガロの分はグラタンにも肉を入れればよかったかな?
まぁ作っちゃったものはもうしょうがない。僕もグラタンに手を付け始める。スプーンで上のチーズを崩してそこのほうの玉ねぎもすくって一口。ほんのりとした甘みが柔らかいパンにしっかり染みってておいしい。
「・・・そっちもうまそうだな。どっちから食うか迷っちまう。」
「交互に食べたら?ただ味は似た感じになっちゃっててごめんね?」
「似た感じなのか?どれどれ・・・ん、こっちはパンが入ってるのか!全然味違うじゃねぇか。」
あれ、同じホワイトソース系だし味見した感じちょっと似た味になっちゃったと思ってたけどそんなことはなかったかな?まぁガロは交互に味わって嬉しそうな顔してるからいいか。
僕がゆっくり食べてるのもあるけど一口の大きさが全然違うから、二品あるはずのガロと大体同じくらいに食べ終わった。
「ふぅ、ごちそうさま。」
「はぁ、俺もごちそうさまだな。今日の夕飯もうまかった。ありがとうな。」
「うん、でも今度グラタン作る時はお肉入れるね。そのほうが好きでしょ?」
「お、おう。そうしてくれると、俺も嬉しいかな。」
ふわりとまた尻尾が揺れる。なんというか昨日よりも今日はいつも以上に尻尾の揺れが激しい?それも発情の影響なんだろうか。
「もしかしなくても、結構発条つらい感じ?あれだったら早めに寝ちゃって大丈夫だよ?」
「あー、そうだな。前も言ったように夕飯ごろには起きてくるだろうが、それまで部屋にこもってる。匂いはもっとひどくなってるから気を付けろよ?」
「うん、一回でゆったりしてるよ。ごはんも夕飯までは用意しなくて大丈夫なのかな?」
ずっとこんなにいっぱいの量食べてるのに朝と昼抜いて大丈夫なんだろうか?
「一応部屋にそのまま食えるものを持ってくが、食えるかどうか怪しいな。それ以上に明日はきつい状態になるだろうからな。」
「うーん、そうか。でもそれだったら軽くサンドイッチ作るよ。食べれなくてもポートに入れておけば大丈夫でしょ?」
「なんか作ってくれるのか?でも悪いがそんなに待てるかも怪しいんだが。」
「大丈夫、すぐ作るよ。」
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「はいできた!」
「・・・まじで速いな。ありがたくもらっていく。明日の夕方まで基本的に家にあるものは好きに使ってくれて構わないからな。それじゃあおやすみ。」
「うん、おやすみ。」
サンドをお皿に乗せたままのそのそと上に上がっていく。だいぶきつそうだけど、心配だからって上に行くと朝みたいに僕が倒れるんだよね。それで迷惑かけるわけにはいかないし、下でおとなしくしてるしかない。明日の夕方にはおりてくるはずだよね?
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