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第一章
口でされる快感
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凶悪な牙を持った口にパクリとくわえ込まれた瞬間、さすがに全身が震えあがった。恐怖とか、不安とかそういうものだったと思うけど、当然痛いとかはなくってただくわえ込まれただけだったわけだけど。
わかってても本能的に怖かったものは怖かった。大丈夫だったと分かった瞬間体中の力が抜けたけど、その瞬間を狙ったかのように、僕のものから口を離した上に、腰に回されてた足を外す。
そしてぐいっと僕を仰向けに押し倒した。正座っぽい姿勢だった足がお尻の下に着てちょっと痛かったけど、すぐに三角座りみたいに前に出した。
でもそれを見たガロがすごく悪い顔をして、がっしりと脚の裏側を掴む。それにびくりとして後ずさりしようとしたけど、後ろに動くどころか、脚を閉じることさえさせてくれなさそうだ。
「なんだ?くわえられたのは嫌だったか?」
「その、いやってわけじゃなかったけど、ちょっと歯が見えて怖くなっちゃったって感じ?」
「あぁ、なるほど、そういう感じだったのか。初めて咥えられるってから震えてるのかと。でも嚙むわけじゃないってわかっただろ?もう一度咥えていいか?」
「う、うん。」
さすがにいやっていうのもおかしいことだと思ってうなずいた。自分に言い訳するわけじゃないけど、さっきは手で気持ちよくしてもらえたわけだし、口でもきっとそうしてくれるだろうと期待してるところもあるわけで。
ガロの口が開いたけど、今度は牙が見えなかった、あれっと思ったけど、もしかしたら見せないようにした?気を遣わせちゃったかななんて思ったけど、僕の物をくわえられると気ややっぱりびくりとしてしまった。
たださっきよりは怖くないし、すぐに離さなかったから口の中に僕のものがあるって余計にわかる。それが口の中の温かい感じにふれているのがわかっちゃう。
僕のにそって舐め上げられる感覚が伝わってきて、すさまじくぞくぞくっとする。まるで味見されているようでいて、そのひとなめだけでも僕には未知の感触。
元の世界で一人用のいれるやつとかも使ったことはなかったから、ほんとにこれが自分の手以外の何かに包まれてるなんて、異様な感覚なんだ。
それなのにガロは口の中で僕の物を舌で好きなように転がしまくる。そのたびに僕は小刻みに震えてしまう、特に先端にしたが這うと無意識に息を上げて声が漏れる。
「んはぁ、声が漏れてるぞ?いやらしい声だ。」
「そ、そんな、だって・・・」
口を離したかと思えば、いやらしい声だなんて、気持ちよくて漏れてる声なんだからそうに決まってるのに!とつよくはいえないで口ごもるだけだけど。
ただ気持ちいいんだけど出せるような刺激じゃない。一度も出してなければ多分これでも出ちゃってたんだろうけど、ついさっきすでに二回も出してるし。といってももっと出せるような刺激にしてなんて言えるはずもない。
「それにしても不思議なんだよな。確かに他の雄のをくわえたこともあるが、その時の流れでそうなって少しくわえたくらいだったのに、キオのはずっと舐めていたくなる。」
「そ、そうなの?もしかして発情期が再発してる?その割には甘い匂いはしてこないけど。」
「どうなんだろうな。とにかくだ、もっと味わってもいいか?」
「え、えっと、うん、いいよ・・・」
始めは怖いで、そのうちかっこいいとかの印象のほうが強かったのに、顔の位置的に上目使いで首をかしげて聞いてくる様子は、ほんとに犬をほうふつとさせる。実際にはすぐに狼の表情に戻っちゃったけど。
そんな表情をされたらダメとは言えなかった。でも、あの出すに出せないような快楽でずっと攻め続けられるのかと、くわえられた瞬間また体をふるわせてしまったのは、期待からか恐怖からか無意識すぎて自分でももうわからない。
ただガロは味わってもいいかといった通りに、僕の物をまず全体的に丹念に舐め上げる。それだけでも結構ぞくぞくっと来たのに、先っぽばかりを責めるように舌を動かし始める。
気持ちいいけどなんというか切なくて、うつむいて目を細めで、足の指は強く曲げちゃってたし、手はお風呂の床に指先を立てるようにしがみつこうとしてた。
僕の腰が浮きそうになってたし、脚も閉じちゃいそうだったけど、それはガロが腕でさえつけていた。それはまるで逃がさないと言われているようだった。
ただただ僕はそこを責められ続ける。気持ちいいけど出すまでには至らなくて、体の先の方ばかり力が入って、腰を引きそうになるけど、ガロはそれをも許さない。
「ガ、ガロ、き、きつい、い、イかせて。」
どうにもこうにもできなくて出させてほしいと伝えると、くわえたままのガロがにやりと笑った気がした。次の瞬間に僕のものが強く吸い尽くされて、口を離してなんて言う間もなく、僕は情けない声を上げながらガロの口の中に欲を吐き出してしまった。
「んっ、よかった、だせたな?どうだ、地獄のような天国だっただろ?」
「あ、あふ・・・」
口を離してそういわれたけど、僕は声もろくに出せそうにないほどに力が抜けてしまったようだ。腰も抜けちゃったのか、手は離してくれたけど動ける気がしない。
それを言いたいのに、僕の股間の物はまだ足りないとでもいうかのようにそそり立ち続けている。今これ以上いじめられたら、もうどうなるのかわからないくらいに、頭がスパーク気味で、こうして自分の状況を考えてないと、意識を保てるかすら怪しい。
「声にならないくらい気持ちよかったか、二回しか出ないっていてったが、三回目のも結構濃厚でよかったぞ。」
あぁ、ガロは僕の出した欲を本当に飲んじゃったのか。でも離してくれなかったし、むしろ吸い取られたんじゃないかとも思うけど。そんな風に聞くこともできやしない。
そんな敏感な状態なのに、ガロは面白そうにしながら僕の物をツンと突ついた。んぁっと変な声が出てしまって恥ずかしかったけど、余計にガロが悪い顔になった。あぁ、僕から始めたことで最後までやるっていちゃったもんね。もう止められるとは思ってない。
わかってても本能的に怖かったものは怖かった。大丈夫だったと分かった瞬間体中の力が抜けたけど、その瞬間を狙ったかのように、僕のものから口を離した上に、腰に回されてた足を外す。
そしてぐいっと僕を仰向けに押し倒した。正座っぽい姿勢だった足がお尻の下に着てちょっと痛かったけど、すぐに三角座りみたいに前に出した。
でもそれを見たガロがすごく悪い顔をして、がっしりと脚の裏側を掴む。それにびくりとして後ずさりしようとしたけど、後ろに動くどころか、脚を閉じることさえさせてくれなさそうだ。
「なんだ?くわえられたのは嫌だったか?」
「その、いやってわけじゃなかったけど、ちょっと歯が見えて怖くなっちゃったって感じ?」
「あぁ、なるほど、そういう感じだったのか。初めて咥えられるってから震えてるのかと。でも嚙むわけじゃないってわかっただろ?もう一度咥えていいか?」
「う、うん。」
さすがにいやっていうのもおかしいことだと思ってうなずいた。自分に言い訳するわけじゃないけど、さっきは手で気持ちよくしてもらえたわけだし、口でもきっとそうしてくれるだろうと期待してるところもあるわけで。
ガロの口が開いたけど、今度は牙が見えなかった、あれっと思ったけど、もしかしたら見せないようにした?気を遣わせちゃったかななんて思ったけど、僕の物をくわえられると気ややっぱりびくりとしてしまった。
たださっきよりは怖くないし、すぐに離さなかったから口の中に僕のものがあるって余計にわかる。それが口の中の温かい感じにふれているのがわかっちゃう。
僕のにそって舐め上げられる感覚が伝わってきて、すさまじくぞくぞくっとする。まるで味見されているようでいて、そのひとなめだけでも僕には未知の感触。
元の世界で一人用のいれるやつとかも使ったことはなかったから、ほんとにこれが自分の手以外の何かに包まれてるなんて、異様な感覚なんだ。
それなのにガロは口の中で僕の物を舌で好きなように転がしまくる。そのたびに僕は小刻みに震えてしまう、特に先端にしたが這うと無意識に息を上げて声が漏れる。
「んはぁ、声が漏れてるぞ?いやらしい声だ。」
「そ、そんな、だって・・・」
口を離したかと思えば、いやらしい声だなんて、気持ちよくて漏れてる声なんだからそうに決まってるのに!とつよくはいえないで口ごもるだけだけど。
ただ気持ちいいんだけど出せるような刺激じゃない。一度も出してなければ多分これでも出ちゃってたんだろうけど、ついさっきすでに二回も出してるし。といってももっと出せるような刺激にしてなんて言えるはずもない。
「それにしても不思議なんだよな。確かに他の雄のをくわえたこともあるが、その時の流れでそうなって少しくわえたくらいだったのに、キオのはずっと舐めていたくなる。」
「そ、そうなの?もしかして発情期が再発してる?その割には甘い匂いはしてこないけど。」
「どうなんだろうな。とにかくだ、もっと味わってもいいか?」
「え、えっと、うん、いいよ・・・」
始めは怖いで、そのうちかっこいいとかの印象のほうが強かったのに、顔の位置的に上目使いで首をかしげて聞いてくる様子は、ほんとに犬をほうふつとさせる。実際にはすぐに狼の表情に戻っちゃったけど。
そんな表情をされたらダメとは言えなかった。でも、あの出すに出せないような快楽でずっと攻め続けられるのかと、くわえられた瞬間また体をふるわせてしまったのは、期待からか恐怖からか無意識すぎて自分でももうわからない。
ただガロは味わってもいいかといった通りに、僕の物をまず全体的に丹念に舐め上げる。それだけでも結構ぞくぞくっと来たのに、先っぽばかりを責めるように舌を動かし始める。
気持ちいいけどなんというか切なくて、うつむいて目を細めで、足の指は強く曲げちゃってたし、手はお風呂の床に指先を立てるようにしがみつこうとしてた。
僕の腰が浮きそうになってたし、脚も閉じちゃいそうだったけど、それはガロが腕でさえつけていた。それはまるで逃がさないと言われているようだった。
ただただ僕はそこを責められ続ける。気持ちいいけど出すまでには至らなくて、体の先の方ばかり力が入って、腰を引きそうになるけど、ガロはそれをも許さない。
「ガ、ガロ、き、きつい、い、イかせて。」
どうにもこうにもできなくて出させてほしいと伝えると、くわえたままのガロがにやりと笑った気がした。次の瞬間に僕のものが強く吸い尽くされて、口を離してなんて言う間もなく、僕は情けない声を上げながらガロの口の中に欲を吐き出してしまった。
「んっ、よかった、だせたな?どうだ、地獄のような天国だっただろ?」
「あ、あふ・・・」
口を離してそういわれたけど、僕は声もろくに出せそうにないほどに力が抜けてしまったようだ。腰も抜けちゃったのか、手は離してくれたけど動ける気がしない。
それを言いたいのに、僕の股間の物はまだ足りないとでもいうかのようにそそり立ち続けている。今これ以上いじめられたら、もうどうなるのかわからないくらいに、頭がスパーク気味で、こうして自分の状況を考えてないと、意識を保てるかすら怪しい。
「声にならないくらい気持ちよかったか、二回しか出ないっていてったが、三回目のも結構濃厚でよかったぞ。」
あぁ、ガロは僕の出した欲を本当に飲んじゃったのか。でも離してくれなかったし、むしろ吸い取られたんじゃないかとも思うけど。そんな風に聞くこともできやしない。
そんな敏感な状態なのに、ガロは面白そうにしながら僕の物をツンと突ついた。んぁっと変な声が出てしまって恥ずかしかったけど、余計にガロが悪い顔になった。あぁ、僕から始めたことで最後までやるっていちゃったもんね。もう止められるとは思ってない。
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