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第一章
幸福の後
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※この回には人によってはおそらくきつい排泄表現があります。
――――――――
僕のお尻の中がぽっかりと開いたような感じ。入口はぎゅっと閉じてるけど、広げられていた場所から何もなくなった空虚感。だけどお腹には少し水がたまったかのような重みがある。でもそれは水なんかじゃなくて、熱いガロの出したのなんだけど。
「はぁ、わりぃ、中に出しちまったな。いくら避妊薬飲ませたっつってもこのままにしとくのはまずい。だからかきだすぞ?」
「うっ、その、ちょっとおなかにこうやってあるほうが、そのいいかなぁって。」
「なんだそれ?まぁそういわれて悪い気はしないがキオはまだ教会での加護を得てないから魔素が安定してないはずだ。その状態で孕んだりでもしたら、下手すりゃ死ぬからな。」
「死ぬ!?そ、それなのに僕の中に出したってこと?」
ちょっとそんな話だとは思ってなかった!中にたまってるの意外と心地いいななんて思ってる場合じゃないじゃん!
「だから悪かった。今かきだせば全然平気だ。魔素が混ざり合うには結構時間がいる。その間ずっと相手のを中に貯め込むことで魔素を混ぜ合わせるんだ。避妊薬も飲んでるから普通よりも混ぜ合うのは遅くなるし、そもそも避妊薬飲まなくても孕む可能性は低いんだけどな。」
「そ、そっか。」
そうは言いつつもちょっと慌てるように僕の腰を下ろす。そして僕の中にと指を入れられる。また中をかき混ぜられると、どこかで期待している僕がいたけど、指をできる限り奥にといれた後に僕の奥のとこを広げるように指を動かされる。
そうすると異様にお腹がむずむずとする。これ、やばい、排泄感だ!
「ガ、ガロ!その指抜いて!お尻から出ちゃう!」
「なに言ってるんだ?出さなきゃまずいんだから、そのまま出せ。」
あ、あぁ、そ、そっか。排泄っていってもこの世界じゃ伝わらないっていうか、そもそもでかきだしても出るのはガロのだけなのか!そうは思ってもそれ自体が恥ずかしいし、無意識にお尻に力は入る。
だけどそれを関せずにガロは僕の奥を何度も広げてくる。そうされるともう我慢できない。正直聞かれたくないような音を漏らすけど、ガロはそんなの気にせずに処理してしまった。
「ご、ごめん、きたなかった、よね・・・」
「なにがだ?俺の出したのを俺自身は汚いとは思わないが。キオがそう思てったなら余計になかに出したのは悪かったな。」
「え、いや、それはおもってないし、もういいや、なんでもない・・・」
そんな返しをされたら大きくため息をつくしかない、もう一気に力が抜けちゃったよ。そしてどっと疲労感が押し寄せてきた。そりゃそうか、あんなことして疲れないのが変だ。
「一気に疲労感が来たか。」
「うん、そうみたい。」
そんなことを言いつつ僕からかきだした分も僕のお尻も合わせてシャワーの魔道具でなんというか丁寧に洗い流される。さっき言ったこと気にさせちゃったかな?ちょっと話題をなんか出さないと僕の気が持ちそうにない。
「そういえば、避妊薬っていつの間に飲ませてくれたの?」
「俺が下りてきたときに渡したのが避妊薬だったが、薬の違いに気づかなかったか?」
「気が付かなかった・・・」
あの薬発情期を抑える薬とは違ったのか。なんか渡されたのをぼーっと飲んじゃってたな。あり得ないけど危ない薬だったらやばかったかも。
「そんなことより体はどうだ?動かせそうか?結構負担だっただろ?」
「う、うん、大丈夫。なんかまかせちゃってごめん。後は自分で洗うよ。」
「そうか?俺は洗ってやるのもいいと思ったんだけどな。」
そういうとほんとに名残惜しそうに僕のお尻をひと撫でして少し離れていく。それが僕も何とも切ない感じになる。恥ずかしかったからそういったけど、こんな気持ちになるならそのまま洗ってもらっちゃってもよかったかも。
まぁでも表せるのはちょっと悪い気もするので、だるい体を起こして体を洗っていく。なんというかその間ずっと視線を感じる。よし、なんか話題を出そう。
「そういえば結局発情期の再発はなかったみたいだね。」
「あぁ、そうみたいだな。2回出しただけなのにこんなにも満足するとは思わなかった。発情期が再発してたらあと2回はやってただろうな。」
満足したとは言うけど、そっとガロの股間を見るとまだまだいきり立ってるのがわかる。さっきよりは少し落ち着いたのだろうか、収納されつつあるとかじゃないと違いが分からないけど。
僕のは正直もう出ないけど、同じようにいきり立っている。まったく収まる気配がない。そこだけ見るとやっぱり発情期なんじゃないかと思うけど、どうなんだろうか。
わからないものはわからないか。あぁでもこれだけはわかる。正直に最後ちょっと僕が失敗したこと言っちゃった気もするけど、行為そのものの間はすごく幸福的な気持ちよさだったってこと。
どうしてガロに抱かれたいと思うようになったとか、そんなのはあの幸福感の為だったと言えちゃうほどに幸せな快楽だった。あれを違和感だなんて誰にも言わせたくない。
もし僕が今は発情期だったら、この気持ちは発情期と一緒に消えたりするのだろうか?いや、そんなことはないはずだ。これはずっと僕の中に残しておきたいと、僕自身がしっかり思ってるんだから。
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僕のお尻の中がぽっかりと開いたような感じ。入口はぎゅっと閉じてるけど、広げられていた場所から何もなくなった空虚感。だけどお腹には少し水がたまったかのような重みがある。でもそれは水なんかじゃなくて、熱いガロの出したのなんだけど。
「はぁ、わりぃ、中に出しちまったな。いくら避妊薬飲ませたっつってもこのままにしとくのはまずい。だからかきだすぞ?」
「うっ、その、ちょっとおなかにこうやってあるほうが、そのいいかなぁって。」
「なんだそれ?まぁそういわれて悪い気はしないがキオはまだ教会での加護を得てないから魔素が安定してないはずだ。その状態で孕んだりでもしたら、下手すりゃ死ぬからな。」
「死ぬ!?そ、それなのに僕の中に出したってこと?」
ちょっとそんな話だとは思ってなかった!中にたまってるの意外と心地いいななんて思ってる場合じゃないじゃん!
「だから悪かった。今かきだせば全然平気だ。魔素が混ざり合うには結構時間がいる。その間ずっと相手のを中に貯め込むことで魔素を混ぜ合わせるんだ。避妊薬も飲んでるから普通よりも混ぜ合うのは遅くなるし、そもそも避妊薬飲まなくても孕む可能性は低いんだけどな。」
「そ、そっか。」
そうは言いつつもちょっと慌てるように僕の腰を下ろす。そして僕の中にと指を入れられる。また中をかき混ぜられると、どこかで期待している僕がいたけど、指をできる限り奥にといれた後に僕の奥のとこを広げるように指を動かされる。
そうすると異様にお腹がむずむずとする。これ、やばい、排泄感だ!
「ガ、ガロ!その指抜いて!お尻から出ちゃう!」
「なに言ってるんだ?出さなきゃまずいんだから、そのまま出せ。」
あ、あぁ、そ、そっか。排泄っていってもこの世界じゃ伝わらないっていうか、そもそもでかきだしても出るのはガロのだけなのか!そうは思ってもそれ自体が恥ずかしいし、無意識にお尻に力は入る。
だけどそれを関せずにガロは僕の奥を何度も広げてくる。そうされるともう我慢できない。正直聞かれたくないような音を漏らすけど、ガロはそんなの気にせずに処理してしまった。
「ご、ごめん、きたなかった、よね・・・」
「なにがだ?俺の出したのを俺自身は汚いとは思わないが。キオがそう思てったなら余計になかに出したのは悪かったな。」
「え、いや、それはおもってないし、もういいや、なんでもない・・・」
そんな返しをされたら大きくため息をつくしかない、もう一気に力が抜けちゃったよ。そしてどっと疲労感が押し寄せてきた。そりゃそうか、あんなことして疲れないのが変だ。
「一気に疲労感が来たか。」
「うん、そうみたい。」
そんなことを言いつつ僕からかきだした分も僕のお尻も合わせてシャワーの魔道具でなんというか丁寧に洗い流される。さっき言ったこと気にさせちゃったかな?ちょっと話題をなんか出さないと僕の気が持ちそうにない。
「そういえば、避妊薬っていつの間に飲ませてくれたの?」
「俺が下りてきたときに渡したのが避妊薬だったが、薬の違いに気づかなかったか?」
「気が付かなかった・・・」
あの薬発情期を抑える薬とは違ったのか。なんか渡されたのをぼーっと飲んじゃってたな。あり得ないけど危ない薬だったらやばかったかも。
「そんなことより体はどうだ?動かせそうか?結構負担だっただろ?」
「う、うん、大丈夫。なんかまかせちゃってごめん。後は自分で洗うよ。」
「そうか?俺は洗ってやるのもいいと思ったんだけどな。」
そういうとほんとに名残惜しそうに僕のお尻をひと撫でして少し離れていく。それが僕も何とも切ない感じになる。恥ずかしかったからそういったけど、こんな気持ちになるならそのまま洗ってもらっちゃってもよかったかも。
まぁでも表せるのはちょっと悪い気もするので、だるい体を起こして体を洗っていく。なんというかその間ずっと視線を感じる。よし、なんか話題を出そう。
「そういえば結局発情期の再発はなかったみたいだね。」
「あぁ、そうみたいだな。2回出しただけなのにこんなにも満足するとは思わなかった。発情期が再発してたらあと2回はやってただろうな。」
満足したとは言うけど、そっとガロの股間を見るとまだまだいきり立ってるのがわかる。さっきよりは少し落ち着いたのだろうか、収納されつつあるとかじゃないと違いが分からないけど。
僕のは正直もう出ないけど、同じようにいきり立っている。まったく収まる気配がない。そこだけ見るとやっぱり発情期なんじゃないかと思うけど、どうなんだろうか。
わからないものはわからないか。あぁでもこれだけはわかる。正直に最後ちょっと僕が失敗したこと言っちゃった気もするけど、行為そのものの間はすごく幸福的な気持ちよさだったってこと。
どうしてガロに抱かれたいと思うようになったとか、そんなのはあの幸福感の為だったと言えちゃうほどに幸せな快楽だった。あれを違和感だなんて誰にも言わせたくない。
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