そこは獣人たちの世界

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第一章

*がっついてしまう

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食器をかたずけ終え、キオはなんてことなく普通の避妊薬を飲むが、俺としては前に使ってから二日経っているから、昼に強避妊薬を飲ませたかった。
だけどそんなことをしたらキオの魔素の属性の流れがきれて魔法を使えなくなっちまう。それはキオの魔法方面の聖地長を止めちまうことになるし、そもそも今日はじじいとも会うのに飲ませられるわけがなかった。
いや、明日と明後日もじじいが見るから無理だ。次に俺のコブまでキオの中に突き入れるのは早くても三日後ってわけか。わかってる、それは我慢するつもりだ。
そもそも2度も3度も最近注いでて、避妊薬でも大丈夫かと少し不安になるようなことしてるんだ。孕んだりさせたらそれこそ特訓どころじゃなくなる。
そのうちキオの立場を確立できて王族からも下手に手出しできないほどになれば、子を作るのも悪くはない。前は子を作るなんてと思ってたのにな。
だがそうなるまではいくら俺が立場を持っていても、できた子供にまで手をかけるのは難しくなる。子とキオなら俺はキオをとっちまうだろうからな。そうならないためにもキオのギルド加入は必要なことだったんだ。

「あ、そういえば今日って強避妊薬使ってから二日経ってるんだっけ?でもそっちだと僕が魔法使えなかったか。」

「あぁ、そうだな。だから昇格できるまではお預けだ。なんだ?コブまで入れてほしかったか?」

「え、いや、その・・・」

あぁ、思わず顔がにやつく。キオが即座に否定しないってのはむしろ肯定的なものだってのがよくわかってきた。素直に求めてくれればとも思うが、恥ずかしがる姿もかわいいのだからこのままでもいいとも思う。難しいところだ。

「まぁ安心しろよ。コブまでは入れられないが、今日もベットでたっぷりとやろうな?」

「・・・うん。」

すごく小さくつぶやきうなずいたかと思ったら、ちょっと逃げるように寝室にと向かっていった。なんだ、また抱えて持って行ってやると思っていたのにな。いや、それを察して逃げたのか?
もし察して逃げたんだとしたらちょっとお仕置きが必要だな。抱えられて恥ずかしがり褪せる姿を見せなかった罰だ。
そう思っていたんだが、部屋に入るとすでにキオが脱ぎ始めていた。くっそ、脱がせる楽しみまで奪うのか!

「おいキオ。俺が脱がせてやるぞ?」

「え、うっ、いい、自分で脱ぐよ。」

「なんだよ、脱がせられるのは嫌か?」

「・・・そんな聞き方卑怯じゃん。でももう脱いじゃったもんね!」

なんだその子供みたいな反応は。あぁくそ、そういうのが見れたならこれもよかったと思えちまう。なんでこうもキオのすることなすことすべてが愛おしいんだ。

「だけどそんなすぐに脱ぐってことは、それだけしたかったってことか?ならすぐにでもたっぷり注いでやらないとな?」

「えぅ!?そ、そういうわけじゃ、なかったんだけど。」

俺も即座に服を脱ぎ捨ててベットにキオを押し倒したら、そんな反論が返ってきたが、キオの下は収納袋が大きく膨らんで先端が顔を覗かせていて、今からのことが楽しみで仕方ないと言ってるようだった。

「そうじゃないならどういうわけなんだこれは?」

「んっ、だ、だって、その・・・」

「言い訳するなよ、したいってのはさっきキオが言ったんだろ?」

「ガロが言ったのに返事したんだよ?ま、まぁ、したいんだけどさ・・・」

ほんとに消え入りそうな小さな声でしっかりとしたいと答えるあたり、キオも相当に好意にはまっちまってるみたいで、これはもう俺たちを止めれるのはないと、即座にベット横の潤滑油に手を伸ばした。
人差し指を濡らし、キオの後ろにとあてがうと、冷たさからかひぅっと小さい声が漏れてきた。後ろが緊張しすぎないように前もいじってやる。
収納袋にそっと指を差し込み中の熱いのを指でなで回せば、あっという間に狼種の形になったキオの少しピンクのそれが袋から完全に全身をさらけ出す。
後ろの指もそっとキオの中にと侵入していく。昨日と同じようにほとんど抵抗なく一本くわえこみ切って、すぐに二本目も差し込んで一気に拡張していく。

「んっ、んっ!」

「気持ちいいならもっと声出しちまえよ?」

同時にキオのいきり立ったのをこすってやれば、こらえるように目をつぶり声を漏らす。ただいきり立ったのはもっと快楽がほしいとびくついて俺の手に余計に触れてくる。
それに合わせるように中もいいところを突くようにと指を動かし、こする手も強く早くしていくと、あっという間にキオは達してしまった。

「あぁぁっんっ!も、もう、いっちゃった・・・」

「いつものことながらやっぱ早いな。快楽に弱いんだな。もっとおぼれちまおうぜ?」

「あ、うん、ガロも、ね?」

「あぁ、そうだな。」

俺も一緒にってことか。そっと腰を前に突き出すと俺のにキオが触れてくる。俺の収納袋をひん剥いて、中身を出されちまうが、俺は俺で指でキオの中を広げていく。
それに対抗するようにか、さっきのお返しなのか、キオも俺のをぎゅっと握りしごいてくる。すごく気持ちいいというわけではないが、キオにそうされているというだけで俺のは歓喜の涙を流し、キオの手を汚していく。
しごかれながらも広げていた中は指を三本咥え込んでいて、これ以上広げるにはやっぱり弛緩ジェルが必要そうだと指を引き抜いて、キオがつかむ俺のも引っ込める。

「うっ、やっぱ寝ながらの体勢で行かせるのは難しいや。」

「そりゃそうだろ。で、もう入れてもいいか?ちょっと俺もがっついて悪いな。」

「うん、いいよ。僕もだったしね。」

がっついてしまうのは本当はコブまで入れたかったという気持ちからだろうか?キオもどことなく同じで待ちきれなかったのか、仰向けの体勢ですこしだけ腰を浮かせて入れやすいようにとしてくれた。俺はそれにこたえるためにもいきりたつのをあてがった。
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