そこは獣人たちの世界

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第一章

裸のまま

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コーン油で揚げたサクサクの唐揚げを堪能した後にしっかり食器は片付けて、ガロと一緒にお風呂に入る。ちょっと緊張してたけど、特に何かされることはなく、やったことといえば背中を洗いあったくらいだ。
僕が普通にお風呂に入れてたここ何日かはそうやって洗いっこしてたから、そのくらいじゃ普通なことだ。違うのはいつもは行為の後だったか、お風呂でそのまましたかってくらい。
今日はまだしてないし、お風呂でもそういう風に声はかけてこなかった。でも安心はできない。そう思ってたらやっぱりいつもとは違ったことを体を乾かし終えると言われた。

「今日は服なんて切る必要ないな。キオもそのままあがれ。」

「えっ。」

「なんだ?それともわざわざ服を着てから裂かれるようなプレイがいいか?どうせ俺の下がりで少しくたってるのを寝服にしてるだろ?裂いて新しいのを買うのも悪くない。」

「い、いや、も、もったいないし裂かれるプレイも遠慮するよ。」

やばいなガロ、だいぶ目が本気だ。僕がそれもいいかもなんて言ったらほんとにやりかねないくらい。いや、そんなこと思ってないはずだ、多分。
・・・ちょっと想像して変にドキドキしちゃうのはしょうがないよね?でもガロのおさがりも確かにくたびれ気味なのもあるけど、意外と気に入ってるし破かれたくはない。
しょうがないので素っ裸なまま二階にと上がるわけだけど、ちらっと見てしまったガロのはさっきお風呂に入ってるときは普通に袋に入ってたけど、少しだけ先端が出ちゃってる。それを見て、僕も少し先端が出てきちゃう。
ガロは僕の視線に気が付いたのか、僕のほうを見てきて、僕の少し出ちゃったのも見えたはずだ。ガロの目がより一層に獲物を見る目に変わったような気がした。

「なんだ、キオもやっぱこういうので興奮するんだな。もう少し俺好みの攻め方をしてもよさそうだな?」

「う、でもやっぱずっと裸は恥ずかしいよ。」

「そのうち慣れる。俺はむしろ服を着てる方が暑苦しい。王都に行けば外では上も着てなきゃいけないのがきついな。」

え、ちょっと待って、それってズボンも暑苦しかったってこと?

「もしかして、僕が来るまでは家ではずっと全裸だったの?」

「まぁこの時期から暑くなってくるからな。気温によってはそういう日もあったが、いつもじゃねぇぞ。」

「そ、そうなんだ。」

もしいつも全裸だったりしたらちょっと目のやり場に困っちゃうけど、僕がきつくさせてたかなとも思う。無理させてないならよかった。

「あぁでも、ふろ上がりのあったまった後は全裸のほうがやっぱ気持ちいいな。これからもっと気持ちいいことすると思うと余計にな。」

「うっ、ま、まぁやるならもうどうにでもなれって感じではあるよ。」

部屋につくと同時にベットに押し倒されて、言った通りどうにでもなれって気持ちだ。好きにしていい。いや、好きにしてほしい。好き放題にされたい。押し倒されるとそういう気持ちが出てきてしまう。

「なんだ、俺がちょっと痛いことするって言ったせいで破れかぶれか?」

「そ、そういうわけじゃないよ。」

どことなくさみしそうに言うガロに思わず否定してしまった。

「じゃあどういうわけだ?」

「その、痛いのはちょっと嫌なのは変わらないはずなんだけど、押し倒されちゃうと、好き放題にされたいとも、思っちゃうかなって。」

わけを聞かれて、思いをそのまま伝えると、嬉しそうに大きな笑みを浮かべ、すぐに僕のマズル口が大きなマズル口でくわえられた。
僕の口の中で僕の長くなった舌にガロの長い舌が絡みついてくる。キスなんて甘ったるい呼び方じゃない。ほんとにむさぼる疲れるように、じゅるじゅると吸われて、僕は目を閉じることしかできなかった。
勢いが弱くなって離される頃には何とか目はあけれたけど、僕とガロの口の間に銀色の色がねっとりとつながっていて、僕はふやけるような舌をだらりとだらしなくマズルから出してしまっていた。
だけどすぐにガロが僕の胸元を毛ごとなめあげる。犬種になったといってもそこは複乳にはなっていない2つの胸だけある。その左胸をなめあげられた衝撃に、だらしなく出た舌を引っ込めてひゃんっと声を上げてしまった。

「そういえば胸は初めてだったか?尻尾みたいにいい反応するじゃないか。」

「んはっ、なんで、胸が、こんなに!」

「ん、意外と雄でも胸は性感帯だぞ?知らなかったんだな。」

これも種族が変わってせい?それともこの世界の法則?はたまた僕がニンゲンだから?いや、ガロの攻め方がうまいだけ?もうわからないけど、胸を重点的に攻められて、口の中をむさぼられていた時には半分ほど出てきちゃっていた僕のが、亀頭球まで出ちゃってる。

「ん、あぁ、まぁ性感帯だからしょうがないとはいえ、口と胸だけで完全に立っちまったな。そういう俺ももう完全に臨戦態勢だけどな?」

いったん攻めが止まったけど、すぐにガロは僕の一番敏感なところにターゲット変更する。そこを直接舐めあげられたら、高ぶってしまっていた僕は声を上げるしかなかった。

「んぁぁぅ!」

「いい味だな。でもまだ出すなよ?今日はとことん行くからな。」

まさかのお預け!?いつもならむしろすぐ出させてくれるはずなのに、そう思ったけど、ガロがすぐに僕のお尻に潤滑油を塗りたくり始めて、僕は冷たさと、入ってきた指の感覚にまた抗議の言葉を出す前に喘ぎ声をあげていた。
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