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第二章
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目が覚めると思ってるよりも体が軽かった。昨日の夜は結構激しかったのに。というか違和感がないってことは?自分の手を見つめると狼種の姿になっていた。全裸のまま体中を見回すけど前と変わらないっぽい。ん?全裸?
「ちょ、僕の服は!?」
「ん、なんだ急に?」
がばっと起き上がると横に寝ていたガロも目を覚ましちゃったようだ。なおガロも全裸である。それを見て軽く僕のが反応してしまう。いけないいけない、さっさと服着よっと。朝からもう一回なんて言い出すかもしれないし。
「なんでもない、起こしちゃってごめんね。それより狼種の姿にちゃんと慣れたよ。」
「あぁ、俺が起きてる間にすでに変化していたぞ。先にキオが寝ていただけだ。どうやらニンゲンから狼種には寝ていないと変化しないようだな。」
「うーん、なるほど。」
そういわれると人間に戻るのは感じたことがあったけど狼種になるところは覚えていない。いつも寝ている時だ。なんか法則でもあるんだろうか?
「まぁ今後よほどのことがなければ戻らないに越したことはない。リヴァイアサンの分配中に軽く体が光り始めたときは焦ったぞ。」
「えっ!?でもこの店はいるまでは大丈夫だったんだよね?」
「指先だけだったから光ったことすらドラドもカレントも気づかなかっただろう。それで慌ててカレントに店を聞いたんだ。」
「そ、そっか・・・」
二人にばれるところだったってことか。危なかった。でもそれより、後々水竜にいろいろ言われそうで不安だ。できうることならこのまま合わずに解散したいかも。
「それより、起きたなら今日はギルドに報告に行くぞ。カレントたちも起きたら集合になっている。」
「え、まだ報告してないの?」
「遠征依頼は当日報告でなくても問題はない。インフィリアでも翌日報告だっただろ?だが報告には全員いなくてはな。」
「そっか、じゃあちょっと魚とかをこの町で見たかったけど無理そうだね。」
せっかく海まで来たのに新たな食材を見たりはできそうにないらしい。まぁだいたい王都にもあったものと同じかもしれないけど、見てみるくらいはできると楽しみだったのに。
「何言ってるんだ?ここのギルドに報告だぞ。見たいなら後で見に行くか?」
「あ、そっか、ここにもギルドあるんだ。じゃあぜひ行きたい!」
「まぁまずは報告だけどな。」
「わかってるよ。」
準備という準備は服を着るくらいで済んだ。改めて思うとすぐに服を着なくてよかった。体洗ってるか確認してなかったもんね。まぁ、どうやらガロが洗ってくれたらしくて匂いとか残ってなかったけど。ニンゲンの時に洗ってたら変わって大変だったらしい。そりゃ大変そうだよね。でも全く覚えてない、完全に寝てた。というか寝てても洗えるガロって、結構すごいのかも。
それはさておきギルドに到着したけど水竜とドラドさんどちらの姿も見当たらない。どうやらこっちが待つ側になるようだ。あいてるテーブル前に座ってとりあえず落ち着く。
「少し意外だな。俺たちは起きたのが少し遅かった。カレントはともかく、ドラドのほうが遅いとは思いもしなかった。」
「へー、あ、でももう来たみたいだよ。」
「さすがに待つことにはならなかったか。」
座ってほんとにすぐに来たけど、なんというか、二人の雰囲気が少し変わった感じがする。気のせい?初めて二人にあった時には感じないなんかがある気がする。何かはわからないけど。
「よぉガロ、待たせちまったか?」
「いや、今来たところだが、まさかこちらが先とは思っていなかった。」
「そりゃそっちはお楽しみで朝が遅くなるだろうとは思ってたからなぁ。」
「カレント。」
「おっと、その先は後でな。とりあえず報告して、上の個室で話をしようぜ。」
こんなにすぐに来るなら先に受付に並んでおけばよかったけど、まぁそれはわからないことだからしょうがない。四人で並んでいるとちらちらとこちらを見る目がうかがえる。やっぱSランク3人は気になるもんなんだろう。それかリヴァイアサンがどうなったかの情報がほしいとかかも?
僕たちの番になると受付の兎種のお姉さんな人がかなりにこやかに笑いかけてきた。とりあえず軽い会釈を僕はしておく。それだけガロ達の報告を待ちわびていたってことかな。
「お待たせいたしました。そしてお三方の報告をお待ちしておりました。すでに海側の気配が消えておりますが、やはり?」
「あぁ、オレたち四人で、リヴァイアサンを仕留めてきたぜ?」
「こ、これは失礼しました。」
まさか水竜が僕を数えてないのを強調するとは思わなかった。というか会釈したっていうのに数えられてないとは。いやまぁしょうがないか、相手が相手だからね。
「カレント、やめろ。報告はリヴァイアサンを討伐できたことだけだが、報酬のほうはここで受け取れるのか?」
「いえ、恐れながら額が額になるので王都でお受け取りください。ドラド様、カレント様はクラーケンのほうも合わせて王都でお受け取りいただけますか。」
「それもここでは難しいか。仕方がない。では上の個室をひとつ借りたい。良いだろうか?」
「かまいません。一番手前の部屋以外、今は空いております。ご自由にお使いください。」
「では一番奥を使わせてもらおう。」
報酬を受け取ってから分配とかの話をするのかと思ってたけどどうやら先に話すようだ。受付から離れ階段を上る3人に続いて、僕も二階にと上がる。上がる最中、下から少し歓声が聞こえてきたけど、もしかしてリヴァイアサンのことで喜んでたのかな?でも3人は気にも留めず、ドラドさんの指定した一番奥の部屋にと入って行くので、僕も続いた。
「ちょ、僕の服は!?」
「ん、なんだ急に?」
がばっと起き上がると横に寝ていたガロも目を覚ましちゃったようだ。なおガロも全裸である。それを見て軽く僕のが反応してしまう。いけないいけない、さっさと服着よっと。朝からもう一回なんて言い出すかもしれないし。
「なんでもない、起こしちゃってごめんね。それより狼種の姿にちゃんと慣れたよ。」
「あぁ、俺が起きてる間にすでに変化していたぞ。先にキオが寝ていただけだ。どうやらニンゲンから狼種には寝ていないと変化しないようだな。」
「うーん、なるほど。」
そういわれると人間に戻るのは感じたことがあったけど狼種になるところは覚えていない。いつも寝ている時だ。なんか法則でもあるんだろうか?
「まぁ今後よほどのことがなければ戻らないに越したことはない。リヴァイアサンの分配中に軽く体が光り始めたときは焦ったぞ。」
「えっ!?でもこの店はいるまでは大丈夫だったんだよね?」
「指先だけだったから光ったことすらドラドもカレントも気づかなかっただろう。それで慌ててカレントに店を聞いたんだ。」
「そ、そっか・・・」
二人にばれるところだったってことか。危なかった。でもそれより、後々水竜にいろいろ言われそうで不安だ。できうることならこのまま合わずに解散したいかも。
「それより、起きたなら今日はギルドに報告に行くぞ。カレントたちも起きたら集合になっている。」
「え、まだ報告してないの?」
「遠征依頼は当日報告でなくても問題はない。インフィリアでも翌日報告だっただろ?だが報告には全員いなくてはな。」
「そっか、じゃあちょっと魚とかをこの町で見たかったけど無理そうだね。」
せっかく海まで来たのに新たな食材を見たりはできそうにないらしい。まぁだいたい王都にもあったものと同じかもしれないけど、見てみるくらいはできると楽しみだったのに。
「何言ってるんだ?ここのギルドに報告だぞ。見たいなら後で見に行くか?」
「あ、そっか、ここにもギルドあるんだ。じゃあぜひ行きたい!」
「まぁまずは報告だけどな。」
「わかってるよ。」
準備という準備は服を着るくらいで済んだ。改めて思うとすぐに服を着なくてよかった。体洗ってるか確認してなかったもんね。まぁ、どうやらガロが洗ってくれたらしくて匂いとか残ってなかったけど。ニンゲンの時に洗ってたら変わって大変だったらしい。そりゃ大変そうだよね。でも全く覚えてない、完全に寝てた。というか寝てても洗えるガロって、結構すごいのかも。
それはさておきギルドに到着したけど水竜とドラドさんどちらの姿も見当たらない。どうやらこっちが待つ側になるようだ。あいてるテーブル前に座ってとりあえず落ち着く。
「少し意外だな。俺たちは起きたのが少し遅かった。カレントはともかく、ドラドのほうが遅いとは思いもしなかった。」
「へー、あ、でももう来たみたいだよ。」
「さすがに待つことにはならなかったか。」
座ってほんとにすぐに来たけど、なんというか、二人の雰囲気が少し変わった感じがする。気のせい?初めて二人にあった時には感じないなんかがある気がする。何かはわからないけど。
「よぉガロ、待たせちまったか?」
「いや、今来たところだが、まさかこちらが先とは思っていなかった。」
「そりゃそっちはお楽しみで朝が遅くなるだろうとは思ってたからなぁ。」
「カレント。」
「おっと、その先は後でな。とりあえず報告して、上の個室で話をしようぜ。」
こんなにすぐに来るなら先に受付に並んでおけばよかったけど、まぁそれはわからないことだからしょうがない。四人で並んでいるとちらちらとこちらを見る目がうかがえる。やっぱSランク3人は気になるもんなんだろう。それかリヴァイアサンがどうなったかの情報がほしいとかかも?
僕たちの番になると受付の兎種のお姉さんな人がかなりにこやかに笑いかけてきた。とりあえず軽い会釈を僕はしておく。それだけガロ達の報告を待ちわびていたってことかな。
「お待たせいたしました。そしてお三方の報告をお待ちしておりました。すでに海側の気配が消えておりますが、やはり?」
「あぁ、オレたち四人で、リヴァイアサンを仕留めてきたぜ?」
「こ、これは失礼しました。」
まさか水竜が僕を数えてないのを強調するとは思わなかった。というか会釈したっていうのに数えられてないとは。いやまぁしょうがないか、相手が相手だからね。
「カレント、やめろ。報告はリヴァイアサンを討伐できたことだけだが、報酬のほうはここで受け取れるのか?」
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