2 / 16
第二話 姉の不幸は蜜の味
しおりを挟む
「あ、お姉様~!」
「ミシェル」
部屋に戻る途中で、妹のミシェルが声をかけてきた。
彼女は私より四つ年下で、金髪の縦ロールに青い目が特徴的な少女だ。とても活発な性格で、魔法の才能もとても高い。
ただ、屋敷の中の環境のせいか、私の事を見下すような態度をいつも取っている。私からしたら、もうそんなのには慣れてしまったけど。
「聞きましたわ! ついに結婚相手が決まったと!」
「ええ、そうらしいわね」
「随分と物好きな方がいらっしゃって、本当に良かったですわね! 私もお姉様を見習って、お姉様とは真逆な素敵な男性と結婚しますの!」
「そう。応援してるわ」
わざわざ言ってきた嫌味に一々反応する事も無く、私は自室へと戻ろうとする。
あんなのに毎回付き合っていたら、いくら時間と体力があっても足りないわ。ああいうスルーする能力は、前世で働いていた時に、上司の小言をスルーしていた時の経験が活きている。
「お相手の方、あの有名なアルバート様なんですってね。ずっと魔法の研究ばかりしてる異端児!」
「そうらしいわね」
「それを聞いた時、考えてみたの。どうしてお姉様のような、恐ろしい魔力を持った女性を選んだのか」
「…………」
「きっと、お姉様を魔法の実験動物にする気なのよ!」
何を言うのかと思ったら、そんな事を言って私を哀れんで、優越感に浸ろうとしているのだろうか? それとも、それを聞いて慌てたり落ち込むのが見たいの?
でも残念。私はもう人生をとっくに諦めてるの。だから、実験動物にされようが、悲観するような事はしない。
「魔法の人体実験って、かなり怖そうですわよね。一体どんな目に合うのか……ああ、お姉様……可哀想に!」
言葉では可哀想と言っているけど、顔がにやけようとするのを必死に我慢してるのが丸わかりだ。ミシェルからしたら、私の不幸なんて娯楽でしかない。
「悪いけど、私は荷物を纏めるのに忙しいの。それじゃあ」
「あら、纏めるような荷物を持っていただなんて! よければこのミシェルもお手伝いしましょうか?」
「結構よ」
面白半分でついて来ようとするミシェルを振り切って、私は自室へと入った。
部屋の中には、ベッドや机といった必要最低限な物しか置かれていない。クローゼットの中も、スカスカでほとんど服が入っていない。
それに、全体的に掃除が行き渡っておらず、家具も古いものしかない。自分で掃除をしていた時期もあったけど、最近はもうどうでも良くなっていた。
さて、持っていく物を纏めろと言われても、特に必要な物なんて無い。いつも通り、本を読んで過ごすとしよう。
「……もう全部読んでしまった本ばかりだし……適当にこれでいいか」
本棚に収まっていた本を一冊取り出し、ゆっくりと読み始める。
読書は前世からの趣味で、今もずっと継続している。現実なんて救いの無いものばかりだけど、物語にはちゃんと救いがある。
悪人を倒す。恋人と結ばれる。目標を達成する――いろんな救いがあり、そのどれもが私には眩しい。その世界を見れる読書が、私は好きだった。
とはいえ、昔のように本を読んで感動する事は、ほとんど無くなってしまったけどね……。
「……白馬に乗った王子様、か……そんな素敵な人が実在するなら、私もちょっとは救われたのかも……なんてね」
くだらない事を考えても仕方がない。今日もこのまま本を読んで過ごして、明日の旅立ちの時を待とう。
****
――夢を見ていた。それは、私がまだOLとして働いていた時の、忌まわしい記憶だ。
毎日毎日、一人で数人分の仕事を捌く為に、会社のパソコンと格闘をして、なにかあったら全部私の責任にされて、悪くないのに取引先に頭を下げさせられて、上司に理不尽な事で怒鳴られて……訴えたら一発で勝ててただろうな。
でも、あの時の私にはそんな余裕なんて一切無かった。ただ目の前の問題を片付ける事と、自分が少しでも傷つかないようにするのに手一杯だった。
そんな日々に耐えきれなくなって……私はとある日の出社前に、なにかがプツンと切れてしまい……自ら命を断った。
どうして今更こんな夢を見ているのだろう? 嫁ぎ先で実験動物になんて話を聞いたから、少し早めの走馬灯でも見てるのだろうか?
「こんなものを見ても、何も心が晴れないわ。さっさと目を覚まして、私……」
思い出したくもない過去から逃れる為に、私は思い切り自分の頬をビンタすると、次の瞬間には目を覚ましていた。
か、体が痛い……私ってば、座って読書をしながら、そのまま眠ってしまっていたようだわ。
「なるほど、こんな寝方をしたから昔の夢を見たのね。仕事に疲れてデスクで寝落ちした事は、何度もあったし」
「失礼します。出発前に身支度をさせていただきます」
「……ありがとう」
ガチガチになった体をほぐす為に伸びていると、珍しくメイドが私の部屋にやってきた。
いつもは身支度の手伝いなんてしないくせに、こういう時はちゃんとするように指示をするのね。見栄だけは一人前のお父様らしいわ。
「フェリーチェ様、向こうで粗相のないようにしてくださいませ。旦那様の為に」
「……ええ」
別に、わざわざ身支度中にそんな事を言われなくてもわかってるわ。今まで通り、いない者としてひっそりとしていれば、迷惑をかけないだろう。実験動物にされたら、話は別だけどね。
「はい、準備が出来ました。馬車の準備もできてますので、一秒でも早く乗ってください」
「言われなくても、ちゃんと乗るわよ」
さっさと忌み子の私に出ていってほしいのがにじみ出ている言葉を背に受けながら、私は馬車に乗り込んだ。
わかっていた事だけど、見送りに来てくれるような物好きは、誰もいなかった。ここまでいくと、いっそ清々しさすら感じてしまうくらいだ。
本当に……私の人生って何なのかしら? 前世も今も、こんなに必要とされないで、嫌われて……私以上に不幸な人がいるなら、ぜひ話を伺ってみたいわ。
「フェリーチェ様、到着しました」
「ええ、ありがとう」
屋敷を出発してから半日程ぼんやりと過ごしていると、のどかな田舎町に居を構える屋敷の前へとやってきた。
ここがマグヴェイ家の屋敷……私が住んでいた屋敷と、あまり変わらない規模だ。さすがは侯爵家といったところだろう。
でも、それ以上に私には気になる事があった。それは――
『ようこそ、フェリーチェ様!!』
――屋敷の前には、沢山の使用人達がズラッと並んで、私の事を歓迎する光景が広がっていた。
「ミシェル」
部屋に戻る途中で、妹のミシェルが声をかけてきた。
彼女は私より四つ年下で、金髪の縦ロールに青い目が特徴的な少女だ。とても活発な性格で、魔法の才能もとても高い。
ただ、屋敷の中の環境のせいか、私の事を見下すような態度をいつも取っている。私からしたら、もうそんなのには慣れてしまったけど。
「聞きましたわ! ついに結婚相手が決まったと!」
「ええ、そうらしいわね」
「随分と物好きな方がいらっしゃって、本当に良かったですわね! 私もお姉様を見習って、お姉様とは真逆な素敵な男性と結婚しますの!」
「そう。応援してるわ」
わざわざ言ってきた嫌味に一々反応する事も無く、私は自室へと戻ろうとする。
あんなのに毎回付き合っていたら、いくら時間と体力があっても足りないわ。ああいうスルーする能力は、前世で働いていた時に、上司の小言をスルーしていた時の経験が活きている。
「お相手の方、あの有名なアルバート様なんですってね。ずっと魔法の研究ばかりしてる異端児!」
「そうらしいわね」
「それを聞いた時、考えてみたの。どうしてお姉様のような、恐ろしい魔力を持った女性を選んだのか」
「…………」
「きっと、お姉様を魔法の実験動物にする気なのよ!」
何を言うのかと思ったら、そんな事を言って私を哀れんで、優越感に浸ろうとしているのだろうか? それとも、それを聞いて慌てたり落ち込むのが見たいの?
でも残念。私はもう人生をとっくに諦めてるの。だから、実験動物にされようが、悲観するような事はしない。
「魔法の人体実験って、かなり怖そうですわよね。一体どんな目に合うのか……ああ、お姉様……可哀想に!」
言葉では可哀想と言っているけど、顔がにやけようとするのを必死に我慢してるのが丸わかりだ。ミシェルからしたら、私の不幸なんて娯楽でしかない。
「悪いけど、私は荷物を纏めるのに忙しいの。それじゃあ」
「あら、纏めるような荷物を持っていただなんて! よければこのミシェルもお手伝いしましょうか?」
「結構よ」
面白半分でついて来ようとするミシェルを振り切って、私は自室へと入った。
部屋の中には、ベッドや机といった必要最低限な物しか置かれていない。クローゼットの中も、スカスカでほとんど服が入っていない。
それに、全体的に掃除が行き渡っておらず、家具も古いものしかない。自分で掃除をしていた時期もあったけど、最近はもうどうでも良くなっていた。
さて、持っていく物を纏めろと言われても、特に必要な物なんて無い。いつも通り、本を読んで過ごすとしよう。
「……もう全部読んでしまった本ばかりだし……適当にこれでいいか」
本棚に収まっていた本を一冊取り出し、ゆっくりと読み始める。
読書は前世からの趣味で、今もずっと継続している。現実なんて救いの無いものばかりだけど、物語にはちゃんと救いがある。
悪人を倒す。恋人と結ばれる。目標を達成する――いろんな救いがあり、そのどれもが私には眩しい。その世界を見れる読書が、私は好きだった。
とはいえ、昔のように本を読んで感動する事は、ほとんど無くなってしまったけどね……。
「……白馬に乗った王子様、か……そんな素敵な人が実在するなら、私もちょっとは救われたのかも……なんてね」
くだらない事を考えても仕方がない。今日もこのまま本を読んで過ごして、明日の旅立ちの時を待とう。
****
――夢を見ていた。それは、私がまだOLとして働いていた時の、忌まわしい記憶だ。
毎日毎日、一人で数人分の仕事を捌く為に、会社のパソコンと格闘をして、なにかあったら全部私の責任にされて、悪くないのに取引先に頭を下げさせられて、上司に理不尽な事で怒鳴られて……訴えたら一発で勝ててただろうな。
でも、あの時の私にはそんな余裕なんて一切無かった。ただ目の前の問題を片付ける事と、自分が少しでも傷つかないようにするのに手一杯だった。
そんな日々に耐えきれなくなって……私はとある日の出社前に、なにかがプツンと切れてしまい……自ら命を断った。
どうして今更こんな夢を見ているのだろう? 嫁ぎ先で実験動物になんて話を聞いたから、少し早めの走馬灯でも見てるのだろうか?
「こんなものを見ても、何も心が晴れないわ。さっさと目を覚まして、私……」
思い出したくもない過去から逃れる為に、私は思い切り自分の頬をビンタすると、次の瞬間には目を覚ましていた。
か、体が痛い……私ってば、座って読書をしながら、そのまま眠ってしまっていたようだわ。
「なるほど、こんな寝方をしたから昔の夢を見たのね。仕事に疲れてデスクで寝落ちした事は、何度もあったし」
「失礼します。出発前に身支度をさせていただきます」
「……ありがとう」
ガチガチになった体をほぐす為に伸びていると、珍しくメイドが私の部屋にやってきた。
いつもは身支度の手伝いなんてしないくせに、こういう時はちゃんとするように指示をするのね。見栄だけは一人前のお父様らしいわ。
「フェリーチェ様、向こうで粗相のないようにしてくださいませ。旦那様の為に」
「……ええ」
別に、わざわざ身支度中にそんな事を言われなくてもわかってるわ。今まで通り、いない者としてひっそりとしていれば、迷惑をかけないだろう。実験動物にされたら、話は別だけどね。
「はい、準備が出来ました。馬車の準備もできてますので、一秒でも早く乗ってください」
「言われなくても、ちゃんと乗るわよ」
さっさと忌み子の私に出ていってほしいのがにじみ出ている言葉を背に受けながら、私は馬車に乗り込んだ。
わかっていた事だけど、見送りに来てくれるような物好きは、誰もいなかった。ここまでいくと、いっそ清々しさすら感じてしまうくらいだ。
本当に……私の人生って何なのかしら? 前世も今も、こんなに必要とされないで、嫌われて……私以上に不幸な人がいるなら、ぜひ話を伺ってみたいわ。
「フェリーチェ様、到着しました」
「ええ、ありがとう」
屋敷を出発してから半日程ぼんやりと過ごしていると、のどかな田舎町に居を構える屋敷の前へとやってきた。
ここがマグヴェイ家の屋敷……私が住んでいた屋敷と、あまり変わらない規模だ。さすがは侯爵家といったところだろう。
でも、それ以上に私には気になる事があった。それは――
『ようこそ、フェリーチェ様!!』
――屋敷の前には、沢山の使用人達がズラッと並んで、私の事を歓迎する光景が広がっていた。
54
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
この度、猛獣公爵の嫁になりまして~厄介払いされた令嬢は旦那様に溺愛されながら、もふもふ達と楽しくモノづくりライフを送っています~
柚木崎 史乃
ファンタジー
名門伯爵家の次女であるコーデリアは、魔力に恵まれなかったせいで双子の姉であるビクトリアと比較されて育った。
家族から疎まれ虐げられる日々に、コーデリアの心は疲弊し限界を迎えていた。
そんな時、どういうわけか縁談を持ちかけてきた貴族がいた。彼の名はジェイド。社交界では、「猛獣公爵」と呼ばれ恐れられている存在だ。
というのも、ある日を境に文字通り猛獣の姿へと変わってしまったらしいのだ。
けれど、いざ顔を合わせてみると全く怖くないどころか寧ろ優しく紳士で、その姿も動物が好きなコーデリアからすれば思わず触りたくなるほど毛並みの良い愛らしい白熊であった。
そんな彼は月に数回、人の姿に戻る。しかも、本来の姿は類まれな美青年なものだから、コーデリアはその度にたじたじになってしまう。
ジェイド曰くここ数年、公爵領では鉱山から流れてくる瘴気が原因で獣の姿になってしまう奇病が流行っているらしい。
それを知ったコーデリアは、瘴気の影響で不便な生活を強いられている領民たちのために鉱石を使って次々と便利な魔導具を発明していく。
そして、ジェイドからその才能を評価され知らず知らずのうちに溺愛されていくのであった。
一方、コーデリアを厄介払いした家族は悪事が白日のもとに晒された挙句、王家からも見放され窮地に追い込まれていくが……。
これは、虐げられていた才女が嫁ぎ先でその才能を発揮し、周囲の人々に無自覚に愛され幸せになるまでを描いた物語。
他サイトでも掲載中。
【完結】『推しの騎士団長様が婚約破棄されたそうなので、私が拾ってみた。』
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
恋愛
【完結まで執筆済み】筋肉が語る男、冷徹と噂される騎士団長レオン・バルクハルト。
――そんな彼が、ある日突然、婚約破棄されたという噂が城下に広まった。
「……えっ、それってめっちゃ美味しい展開じゃない!?」
破天荒で豪快な令嬢、ミレイア・グランシェリは思った。
重度の“筋肉フェチ”で料理上手、○○なのに自由すぎる彼女が取った行動は──まさかの自ら押しかけ!?
騎士団で巻き起こる爆笑と騒動、そして、不器用なふたりの距離は少しずつ近づいていく。
これは、筋肉を愛し、胃袋を掴み、心まで溶かす姉御ヒロインが、
推しの騎士団長を全力で幸せにするまでの、ときめきと笑いと“ざまぁ”の物語。
【完結】嫌われ公女が継母になった結果
三矢さくら
恋愛
王国で権勢を誇る大公家の次女アデールは、母である女大公から嫌われて育った。いつか温かい家族を持つことを夢見るアデールに母が命じたのは、悪名高い辺地の子爵家への政略結婚。
わずかな希望を胸に、華やかな王都を後に北の辺境へと向かうアデールを待っていたのは、戦乱と過去の愛憎に囚われ、すれ違いを重ねる冷徹な夫と心を閉ざした継子だった。
【完結】偽物聖女は冷血騎士団長様と白い結婚をしたはずでした。
雨宮羽那
恋愛
聖女補佐官であるレティノアは、補佐官であるにも関わらず、祈りをささげる日々を送っていた。
というのも、本来聖女であるはずの妹が、役目を放棄して遊び歩いていたからだ。
そんなある日、妹が「真実の愛に気づいたの」と言って恋人と駆け落ちしてしまう。
残されたのは、聖女の役目と――王命によって決められた聖騎士団長様との婚姻!?
レティノアは、妹の代わりとして聖女の立場と聖騎士団長との結婚を押し付けられることに。
相手のクラウスは、「血も涙もない冷血な悪魔」と噂される聖騎士団長。クラウスから「俺はあなたに触れるつもりはない」と言い放たれたレティノアは、「これは白い結婚なのだ」と理解する。
しかし、クラウスの態度は噂とは異なり、レティノアを愛しているようにしか思えなくて……?
これは、今まで妹の代わりの「偽物」として扱われてきた令嬢が「本物」として幸せをつかむ物語。
◇◇◇◇
お気に入り登録、♡、感想などいただければ、作者が大変喜びます!
モチベになるので良ければ応援していただければ嬉しいです♪
※いつも通りざまぁ要素は中盤以降。
※完結まで執筆済み
※表紙はAIイラストです
※アルファポリス先行投稿(他投稿サイトにも掲載予定です)
「地味で無能」と捨てられた令嬢は、冷酷な【年上イケオジ公爵】に嫁ぎました〜今更私の価値に気づいた元王太子が後悔で顔面蒼白になっても今更遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢クラウディアは、婚約者のアルバート王太子と妹リリアンに「地味で無能」と断罪され、公衆の面前で婚約破棄される。
お飾りの厄介払いとして押し付けられた嫁ぎ先は、「氷壁公爵」と恐れられる年上の冷酷な辺境伯アレクシス・グレイヴナー公爵だった。
当初は冷徹だった公爵は、クラウディアの才能と、過去の傷を癒やす温もりに触れ、その愛を「二度と失わない」と固く誓う。
彼の愛は、包容力と同時に、狂気的な独占欲を伴った「大人の愛」へと昇華していく。
家族から邪魔者扱いされた私が契約婚した宰相閣下、実は完璧すぎるスパダリでした。仕事も家事も甘やかしも全部こなしてきます
さら
恋愛
家族から「邪魔者」扱いされ、行き場を失った伯爵令嬢レイナ。
望まぬ結婚から逃げ出したはずの彼女が出会ったのは――冷徹無比と恐れられる宰相閣下アルベルト。
「契約でいい。君を妻として迎える」
そう告げられ始まった仮初めの結婚生活。
けれど、彼は噂とはまるで違っていた。
政務を完璧にこなし、家事も器用に手伝い、そして――妻をとことん甘やかす完璧なスパダリだったのだ。
「君はもう“邪魔者”ではない。私の誇りだ」
契約から始まった関係は、やがて真実の絆へ。
陰謀や噂に立ち向かいながら、互いを支え合う二人は、次第に心から惹かれ合っていく。
これは、冷徹宰相×追放令嬢の“契約婚”からはじまる、甘々すぎる愛の物語。
指輪に誓う未来は――永遠の「夫婦」。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる