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第二十一話 噂の出所
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マズイ、あの三人がそろってところに出くわしてしまうのは、面倒極まりない。気づかれないうちに、さっさと三人から離れた方が良さそうだ。
そう思った私は、エルヴィン様に声をかけようとしたが、わかっていると言わんばかりに、私にチラッと視線を向けながら頷き、私の手を引っ張って離れようとしたが――
「あーっ! お兄様の言った通り、本当にアイリーンが学園にいるー!」
時すでに遅し。私達の背中に、ミア様の無駄に大きくて甲高い声が、綺麗な中庭の雰囲気を壊した。
……見つかってしまった以上、無視をしたら後でどんな因縁をつけられるか、わかったものじゃない。適当にあしらって、この場を去ろう。
「……こんにちは」
「まさか、本当にアイリーンがいるとは思ってなかったよ! ってことは、やっぱり例の噂は本当だったんだね~ミア、ビックリ~!」
「ミアちゃん可愛い~!」
「えへっ! ありがとう~!」
……なんだろう、ぶりっ子ってこういうのを言うんだろうか? 屋敷であんな姿を見たことないんだけど……なんていうか、すごく……きつい。
まだ見た目が幼いから良いけど、私があれをやったら、確実に学園で危ない人として過ごす羽目になっちゃうよ。
「ミア様、ビックリとは、どういうことでしょう?」
「エルヴィンくんじゃん、終業式以来だね~。どういうことって、エルヴィンくんなら知ってるでしょ? この子が編入する際に、不正をしたとか、弱みを握ったとか、上層部と寝たとか」
根も葉もない噂って、こういうことを言うのね。出元がどこかは知らないけど、随分と妄想が得意で、いじわるな人が広めたのだろう。
「セレクディエ学園は、歴史ある由緒正しい学園です。そんな偉大な学園に、私が色々したところで、どうしようもできないのは、すこしでも考えればわかるでしょう?」
「うっ……い、言うようになったじゃん……あの時も思ったけどさ……」
「ええ。もう我慢する必要は無いですからね。あの頃の私とは違います」
ミア様は、頬を引きつらせながら、ピクピクと肩を震わせている。
出ていく時にも驚いていたけど、ずっと黙ってされるがままだった私が、こんな感じに変わるだなんて、まだ実感がわかないのだろう。
「はあ、バカバカしいですわ。男なんて、所詮はその程度の存在よ。ちょっと良い気にさせれば、試験の不正なんて余裕ですわよ」
「ああ、まったくだな妹よ。そうでなければ、アイリーンが合格だなんて、絶対にあり得ないだろうからな」
「……なるほど。あなた達が噂の発端でしたか」
ゲオルク様の前に、エルヴィン様が静かに立つ。互いににこやかではあるが、まさに一触即発と表現するのが一番しっくりくるような、妙な緊張感がある。
それが辺りにも伝わっているのか、イケメンが並んでいるって喜んでいる女子生徒以外は、みんな固唾を飲んで見守っている。
「噂? エルヴィン、一体なんのことだ?」
「わからないなら、教えて差し上げます。アイリーンに対する噂のことですよ。それに、今日は随分と校門に僕のファンを自称する生徒が多かったのも、あなた方の誰かが、僕達が一緒に登校するという情報を流したのでしょう」
「あらあら、随分と妄想が逞しいお方ですこと。ワタクシ達は、何も知りませんわ」
シンシア様の言っていることは、全てが嘘だ。ということは、この三つ子が揃って私の学園生活の邪魔をしに来ているということか。
散々屋敷で私のことをいじめていたくせに、ここでも続けるだなんて、本当に骨の髄まで最低な人達だ。
「改めて言っておきますが、私は実力で入学したんです。私の夢……宮廷魔術師になるために、寝る間も惜しんで勉強をして、手に入れた合格なんです。裕福な家に生まれて、何不自由なく生活していたあなた達には、この苦労はわからないでしょう」
ちょっと嫌味っぽいことを言うと、あからさまに妹二人がイライラしているような顔をした。
外野達からも、シンシア様を侮辱するな女狐~! とか、ミアちゃんをいじめるなんて万死に値するぞ女狐~! とか、いろんな言葉が聞こえてくる。
中には、超一流の中でも、さらに一部の人間しかなれない、宮廷魔術師なんかなれるはずがないと、私の夢を笑う人までいる始末だ。
確かに宮廷魔術師になるには、並大抵の努力では不可能だろう。だからといって、努力もしないで投げ出すような恥ずかしい真似なんて、私はするつもりはない。
「実施試験では散々だった特待生様には、少々荷が重すぎるのではないか?」
「魔法が一度も発動していなかったんだっけ? そんな情けない人がいるなんてぇ……信じられな~い!」
「やはり、何かの間違いがあったのではなくて? 魔法もろくに使えない落ちこぼれが、セレクディエ学園の生徒……ましてや特待生だなんて、信じられませんわ」
私だって、正直どうして選ばれたのかはわからない。
でも、何も不正なんて無かったと信じたいし、私自身がなにか汚い手を使ったわけじゃない。
だから、ここで黙っていれば、彼らの思うツボ……それはわかってるけど、上層部で何もなかったと言い切れるほど、私には力も情報も持ち合わせてない。
一体何で反論すればいいのか考えていると、エルヴィン様が助け舟を出してくれた。
「学園長をはじめとした、上層部によって決められた合格者を侮辱するのは、我らの学園を侮辱するに等しい。いくら生徒会長だからいって、やっていいことと悪いことの線引きくらいはしていただかないと」
「ふん、真実はどうだかな。そのうちわかるだろう! それまで、束の間の学園生活を楽しむと良い! はっはっはっ!!」
いつもなら、もっとねちっこく私の嫌がるようなことを言う三人なのに、今日は思ったより早く帰っていった。
さすがにここは外だし、過剰に目立つのを避けたかったのかもしれない。今のところは三人共、男女ともに人気がありそうだから、これを壊して優越感に浸れなくなるのが嫌ってところかな?
なんでわかるのかって? 伊達に何年も一緒に住んでいないってことだよ。あの三つ子の魂胆なんて、すごくわかりやすいしね。
……まあ、まさか援助をほとんどしてなかった件については、すっかり騙されてたけど。
「まったく、困った人達だ……」
「巻き込んでしまってごめんなさい、エルヴィン様」
「気にしなくていいよ。ここにいたら悪目立ちしそうだし、一旦ここを離れよう」
エルヴィン様に手を引かれて、私達はその場を後にする。
その際に、外野の人達から心の無い言葉をぶつけられたけど、一切気にしなかった。
「ここまでくれば大丈夫だろう。アイリーン、すまないが少し用事を思い出した。案内はまた今度でも良いかな?」
一旦学園を後にして、外で待っていた馬車の元に来たのも束の間、エルヴィン様は申し訳なさそうに口を開いた。
「あ、はい。大丈夫です。でも、急にどうしたのですか? 何か手伝えることがあれば、なんでもしますよ」
「その気持ちだけで十分だよ。ちょっと話をしてくるだけだから。それじゃあ、馬車の中で待っててくれ」
「わかりました。お気をつけて」
話って、まさかさっきのことでゲオルク様達と話してくるなんてことはない……よね? 今の言葉から、嘘の臭いはしなかったし……大丈夫だと思いたい。
そう思った私は、エルヴィン様に声をかけようとしたが、わかっていると言わんばかりに、私にチラッと視線を向けながら頷き、私の手を引っ張って離れようとしたが――
「あーっ! お兄様の言った通り、本当にアイリーンが学園にいるー!」
時すでに遅し。私達の背中に、ミア様の無駄に大きくて甲高い声が、綺麗な中庭の雰囲気を壊した。
……見つかってしまった以上、無視をしたら後でどんな因縁をつけられるか、わかったものじゃない。適当にあしらって、この場を去ろう。
「……こんにちは」
「まさか、本当にアイリーンがいるとは思ってなかったよ! ってことは、やっぱり例の噂は本当だったんだね~ミア、ビックリ~!」
「ミアちゃん可愛い~!」
「えへっ! ありがとう~!」
……なんだろう、ぶりっ子ってこういうのを言うんだろうか? 屋敷であんな姿を見たことないんだけど……なんていうか、すごく……きつい。
まだ見た目が幼いから良いけど、私があれをやったら、確実に学園で危ない人として過ごす羽目になっちゃうよ。
「ミア様、ビックリとは、どういうことでしょう?」
「エルヴィンくんじゃん、終業式以来だね~。どういうことって、エルヴィンくんなら知ってるでしょ? この子が編入する際に、不正をしたとか、弱みを握ったとか、上層部と寝たとか」
根も葉もない噂って、こういうことを言うのね。出元がどこかは知らないけど、随分と妄想が得意で、いじわるな人が広めたのだろう。
「セレクディエ学園は、歴史ある由緒正しい学園です。そんな偉大な学園に、私が色々したところで、どうしようもできないのは、すこしでも考えればわかるでしょう?」
「うっ……い、言うようになったじゃん……あの時も思ったけどさ……」
「ええ。もう我慢する必要は無いですからね。あの頃の私とは違います」
ミア様は、頬を引きつらせながら、ピクピクと肩を震わせている。
出ていく時にも驚いていたけど、ずっと黙ってされるがままだった私が、こんな感じに変わるだなんて、まだ実感がわかないのだろう。
「はあ、バカバカしいですわ。男なんて、所詮はその程度の存在よ。ちょっと良い気にさせれば、試験の不正なんて余裕ですわよ」
「ああ、まったくだな妹よ。そうでなければ、アイリーンが合格だなんて、絶対にあり得ないだろうからな」
「……なるほど。あなた達が噂の発端でしたか」
ゲオルク様の前に、エルヴィン様が静かに立つ。互いににこやかではあるが、まさに一触即発と表現するのが一番しっくりくるような、妙な緊張感がある。
それが辺りにも伝わっているのか、イケメンが並んでいるって喜んでいる女子生徒以外は、みんな固唾を飲んで見守っている。
「噂? エルヴィン、一体なんのことだ?」
「わからないなら、教えて差し上げます。アイリーンに対する噂のことですよ。それに、今日は随分と校門に僕のファンを自称する生徒が多かったのも、あなた方の誰かが、僕達が一緒に登校するという情報を流したのでしょう」
「あらあら、随分と妄想が逞しいお方ですこと。ワタクシ達は、何も知りませんわ」
シンシア様の言っていることは、全てが嘘だ。ということは、この三つ子が揃って私の学園生活の邪魔をしに来ているということか。
散々屋敷で私のことをいじめていたくせに、ここでも続けるだなんて、本当に骨の髄まで最低な人達だ。
「改めて言っておきますが、私は実力で入学したんです。私の夢……宮廷魔術師になるために、寝る間も惜しんで勉強をして、手に入れた合格なんです。裕福な家に生まれて、何不自由なく生活していたあなた達には、この苦労はわからないでしょう」
ちょっと嫌味っぽいことを言うと、あからさまに妹二人がイライラしているような顔をした。
外野達からも、シンシア様を侮辱するな女狐~! とか、ミアちゃんをいじめるなんて万死に値するぞ女狐~! とか、いろんな言葉が聞こえてくる。
中には、超一流の中でも、さらに一部の人間しかなれない、宮廷魔術師なんかなれるはずがないと、私の夢を笑う人までいる始末だ。
確かに宮廷魔術師になるには、並大抵の努力では不可能だろう。だからといって、努力もしないで投げ出すような恥ずかしい真似なんて、私はするつもりはない。
「実施試験では散々だった特待生様には、少々荷が重すぎるのではないか?」
「魔法が一度も発動していなかったんだっけ? そんな情けない人がいるなんてぇ……信じられな~い!」
「やはり、何かの間違いがあったのではなくて? 魔法もろくに使えない落ちこぼれが、セレクディエ学園の生徒……ましてや特待生だなんて、信じられませんわ」
私だって、正直どうして選ばれたのかはわからない。
でも、何も不正なんて無かったと信じたいし、私自身がなにか汚い手を使ったわけじゃない。
だから、ここで黙っていれば、彼らの思うツボ……それはわかってるけど、上層部で何もなかったと言い切れるほど、私には力も情報も持ち合わせてない。
一体何で反論すればいいのか考えていると、エルヴィン様が助け舟を出してくれた。
「学園長をはじめとした、上層部によって決められた合格者を侮辱するのは、我らの学園を侮辱するに等しい。いくら生徒会長だからいって、やっていいことと悪いことの線引きくらいはしていただかないと」
「ふん、真実はどうだかな。そのうちわかるだろう! それまで、束の間の学園生活を楽しむと良い! はっはっはっ!!」
いつもなら、もっとねちっこく私の嫌がるようなことを言う三人なのに、今日は思ったより早く帰っていった。
さすがにここは外だし、過剰に目立つのを避けたかったのかもしれない。今のところは三人共、男女ともに人気がありそうだから、これを壊して優越感に浸れなくなるのが嫌ってところかな?
なんでわかるのかって? 伊達に何年も一緒に住んでいないってことだよ。あの三つ子の魂胆なんて、すごくわかりやすいしね。
……まあ、まさか援助をほとんどしてなかった件については、すっかり騙されてたけど。
「まったく、困った人達だ……」
「巻き込んでしまってごめんなさい、エルヴィン様」
「気にしなくていいよ。ここにいたら悪目立ちしそうだし、一旦ここを離れよう」
エルヴィン様に手を引かれて、私達はその場を後にする。
その際に、外野の人達から心の無い言葉をぶつけられたけど、一切気にしなかった。
「ここまでくれば大丈夫だろう。アイリーン、すまないが少し用事を思い出した。案内はまた今度でも良いかな?」
一旦学園を後にして、外で待っていた馬車の元に来たのも束の間、エルヴィン様は申し訳なさそうに口を開いた。
「あ、はい。大丈夫です。でも、急にどうしたのですか? 何か手伝えることがあれば、なんでもしますよ」
「その気持ちだけで十分だよ。ちょっと話をしてくるだけだから。それじゃあ、馬車の中で待っててくれ」
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