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街の異変
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ルーカス様と街の東へと向かう。
フロラリアとエモンド様は西側に向かった。
東側は商業区なのか、店舗が並んでいるが、閉じている店が半分。
とりあえず開いているが、全く客がおらず開店休業状態の店が半分といったところだ。
開店休業の店の中に、薬師の店があったので、入ってみることにした。
「・・・」
店主は目の焦点が合っておらず、私たちが入店したことにも気付かない。
「あの?」
「・・・え?あ、ああ、いらっしゃい」
「えと、ポーションと魔力回復薬を貰えますか?」
「ポーションは売り切れなんだ。魔力回復薬だけで良いかい?」
店主は一旦奥へ引っ込んで、すぐに瓶を手に戻って来た。
「何本入用だい?」
「ええと二本下さい。あと・・・この街で他にポーションを売ってるお店ってありますか?」
「・・・店はあるけど、どこもポーションの在庫はないよ」
店主の言葉に、私とルーカス様は顔を見合わせる。
「え?それはどういう・・・」
「それに早くこの街から出て行きな。すぐに出れば、隣町に夕刻には着けるだろう」
「店主。連れがいるんだ。西側へ向かったんだが」
「!」
ルーカス様の言葉に、店主の顔色が悪くなる。
「西側だって?ああっ!悪い事は言わない。連れのことは諦めてあんたらだけでも出て行くんだ」
「どういうことですか?西側に何があるんですか?」
「疫病だ。西の居住区に蔓延している。ポーションも全て西に持って行ってるんだ。何を介して感染るのか分からない。だが、発熱嘔吐下痢などを引き起こすんだ」
発熱嘔吐下痢・・・
感染症ということね。
フロラリアは大丈夫だと思うけど、エモンド様が心配ね。
「ルーカス様。フロラリアたちと合流しましょう」
「ちょ、ちょっと待て。西側の人間と接触した者は、街の外には出せない。疫病を広めるわけにはいかないからな」
「理解っています。人から人に感染っているようですから、その対処は正しいと思います。居住区だというのなら、食材とかはありますね?」
「あ、ああ・・・あると思うが、吐くんじゃ食事なんて出来ないだろう?」
それはそうだけど、食べなければ体力が落ちるばかりだ。
少しでも消化のいいものを食べさせて、体力を付けないと。
その時、エモンド様から渡されていた魔道具が、ブブッ!と音を立てた。
「エモンド様?」
「お姉様、フロラリアです。こちらは病人だらけなんです!手を貸してもらえませんか?」
「ええ。こちらでも今話を聞いたところよ。すぐに行くわ」
フロラリアとエモンド様は西側に向かった。
東側は商業区なのか、店舗が並んでいるが、閉じている店が半分。
とりあえず開いているが、全く客がおらず開店休業状態の店が半分といったところだ。
開店休業の店の中に、薬師の店があったので、入ってみることにした。
「・・・」
店主は目の焦点が合っておらず、私たちが入店したことにも気付かない。
「あの?」
「・・・え?あ、ああ、いらっしゃい」
「えと、ポーションと魔力回復薬を貰えますか?」
「ポーションは売り切れなんだ。魔力回復薬だけで良いかい?」
店主は一旦奥へ引っ込んで、すぐに瓶を手に戻って来た。
「何本入用だい?」
「ええと二本下さい。あと・・・この街で他にポーションを売ってるお店ってありますか?」
「・・・店はあるけど、どこもポーションの在庫はないよ」
店主の言葉に、私とルーカス様は顔を見合わせる。
「え?それはどういう・・・」
「それに早くこの街から出て行きな。すぐに出れば、隣町に夕刻には着けるだろう」
「店主。連れがいるんだ。西側へ向かったんだが」
「!」
ルーカス様の言葉に、店主の顔色が悪くなる。
「西側だって?ああっ!悪い事は言わない。連れのことは諦めてあんたらだけでも出て行くんだ」
「どういうことですか?西側に何があるんですか?」
「疫病だ。西の居住区に蔓延している。ポーションも全て西に持って行ってるんだ。何を介して感染るのか分からない。だが、発熱嘔吐下痢などを引き起こすんだ」
発熱嘔吐下痢・・・
感染症ということね。
フロラリアは大丈夫だと思うけど、エモンド様が心配ね。
「ルーカス様。フロラリアたちと合流しましょう」
「ちょ、ちょっと待て。西側の人間と接触した者は、街の外には出せない。疫病を広めるわけにはいかないからな」
「理解っています。人から人に感染っているようですから、その対処は正しいと思います。居住区だというのなら、食材とかはありますね?」
「あ、ああ・・・あると思うが、吐くんじゃ食事なんて出来ないだろう?」
それはそうだけど、食べなければ体力が落ちるばかりだ。
少しでも消化のいいものを食べさせて、体力を付けないと。
その時、エモンド様から渡されていた魔道具が、ブブッ!と音を立てた。
「エモンド様?」
「お姉様、フロラリアです。こちらは病人だらけなんです!手を貸してもらえませんか?」
「ええ。こちらでも今話を聞いたところよ。すぐに行くわ」
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