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最終章それぞれの未来へ
お兄様の未来
ルイスお兄様は、アナスタシア王太女殿下と去年ご成婚されました。
国王陛下はまだまだお元気ですから、しばらくはお兄様が王配となられるのはまだ先になると思います。
しかし、アナスタシア様の花嫁姿はとてもお美しかったです。
セシル様の従姉で、ルイスお兄様の婚約者であったアナスタシア様とは、何度かお会いしました。
とてもお美しい王太女殿下は、いずれ女王陛下となられるという強い覚悟をお持ちの方で、セシル様に少し似ていらっしゃる気がします。
国王陛下と王妃様はレイモンド様と良く似ていらっしゃるお優しい方で、アナスタシア様は先王様と似ていらっしゃるようです。
私はセシル様と婚約してからは、あまりルイスお兄様とご一緒することはありませんでした。
ですが、アリスの記憶の中のお兄様とは違い、私のことを大切に思ってくださっていることはわかっています。
子供の頃にハロルドと出会い、怖がっていた私を気遣って下さったお兄様。
こんなシスコンで大丈夫かと思っていましたが、いつのまにか屋敷でお会いしてもべったり感がなくなっていました。
今考えると、あの頃にアナスタシア様と婚約されたのでしょう。
いずれは王配となられるルイスお兄様は、ご成婚後に王宮で暮らされていますので、お会いする機会は減ってしまいました。
いくら妹といえど、私は臣下です。そう、王宮に会いに行くわけにはいきません。
陛下やお父様は気にすることはないとおっしゃるのですが。
ルイスお兄様が王配となられることと、私がサードニクス公爵家に嫁ぐことが決まり、我がビスクランド伯爵家に後継ぎがいなくなりました。
セシル様はサードニクス公爵家の1人息子ですから、ビスクランド伯爵家に婿入りするわけにはいかないのです。
ご本人はどちらでもいいとおっしゃっていましたけど。そんなわけにはいかないと思います。
ですが、そんな心配は杞憂に終わりました。
私が学園に入学した年、ビスクランド伯爵家に後継ぎが生まれました。
私と13歳離れた弟は、銀の髪に青い瞳をしていました。
私がこの世界に転生したのは5歳の時ですから、お兄様の3歳の頃を知りませんが、お父様やお母様いわく、幼い頃のお兄様そっくりなのだそうです。
キャロルと名付けられた弟は、現在ヤンチャ盛りです。
セシル様もひとりっ子なので、弟が出来たのが楽しいみたいです。
お兄様もたまにビスクランド家にキャロルへのお土産を持って来て下さいます。
だから、たまにしか会えないルイスお兄様のことは、キャロルはプレゼントをくれる偉い人という認識みたいです。
まぁ、偉い人には違いありませんね。いずれは王配になられるのですから。
ビスクランド伯爵家を継ぐキャロルには、これからたくさんのことを学んでいってもらいたいと思います。
もうすぐ生まれるルイスお兄様のお子様、次期王太子殿下の治世を支える臣下として。
国王陛下はまだまだお元気ですから、しばらくはお兄様が王配となられるのはまだ先になると思います。
しかし、アナスタシア様の花嫁姿はとてもお美しかったです。
セシル様の従姉で、ルイスお兄様の婚約者であったアナスタシア様とは、何度かお会いしました。
とてもお美しい王太女殿下は、いずれ女王陛下となられるという強い覚悟をお持ちの方で、セシル様に少し似ていらっしゃる気がします。
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私はセシル様と婚約してからは、あまりルイスお兄様とご一緒することはありませんでした。
ですが、アリスの記憶の中のお兄様とは違い、私のことを大切に思ってくださっていることはわかっています。
子供の頃にハロルドと出会い、怖がっていた私を気遣って下さったお兄様。
こんなシスコンで大丈夫かと思っていましたが、いつのまにか屋敷でお会いしてもべったり感がなくなっていました。
今考えると、あの頃にアナスタシア様と婚約されたのでしょう。
いずれは王配となられるルイスお兄様は、ご成婚後に王宮で暮らされていますので、お会いする機会は減ってしまいました。
いくら妹といえど、私は臣下です。そう、王宮に会いに行くわけにはいきません。
陛下やお父様は気にすることはないとおっしゃるのですが。
ルイスお兄様が王配となられることと、私がサードニクス公爵家に嫁ぐことが決まり、我がビスクランド伯爵家に後継ぎがいなくなりました。
セシル様はサードニクス公爵家の1人息子ですから、ビスクランド伯爵家に婿入りするわけにはいかないのです。
ご本人はどちらでもいいとおっしゃっていましたけど。そんなわけにはいかないと思います。
ですが、そんな心配は杞憂に終わりました。
私が学園に入学した年、ビスクランド伯爵家に後継ぎが生まれました。
私と13歳離れた弟は、銀の髪に青い瞳をしていました。
私がこの世界に転生したのは5歳の時ですから、お兄様の3歳の頃を知りませんが、お父様やお母様いわく、幼い頃のお兄様そっくりなのだそうです。
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セシル様もひとりっ子なので、弟が出来たのが楽しいみたいです。
お兄様もたまにビスクランド家にキャロルへのお土産を持って来て下さいます。
だから、たまにしか会えないルイスお兄様のことは、キャロルはプレゼントをくれる偉い人という認識みたいです。
まぁ、偉い人には違いありませんね。いずれは王配になられるのですから。
ビスクランド伯爵家を継ぐキャロルには、これからたくさんのことを学んでいってもらいたいと思います。
もうすぐ生まれるルイスお兄様のお子様、次期王太子殿下の治世を支える臣下として。
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