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嫌ではないのよ、でも何かムズムズするの
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「エリザベート様の髪って、本当にお綺麗ですね」
「お姉様の髪と瞳の色は、お祖父様とお祖母様と同じなの!私も同じ色だったら良かったのに」
イザベリーナの言葉に、思わず泣きそうになった。
かつて髪色がお父様やお母様と違うからと、私を蔑んでいたイザベリーナはどこに。
王宮の教師の皆さん、本当にありがとう!
心の中でイザベリーナを指導して下さった先生方に感謝を述べる。
本当に良い子に育ったわ!
今のイザベリーナとアーロン殿下なら、王太子と王太子妃になっても問題ないわね。
「あらあら。イザベリーナの髪と瞳の色を、アーロン殿下が綺麗だと褒めてくれたと言ってなかったかしら?それに私も、お母様譲りのその髪と、お父様譲りのおの瞳の色はイザベリーナによく似合っていると思うわ」
「確かにアーロン様は似合うって言って下さいましたけど・・・」
赤くなって俯くイザベリーナを、最近は本当に可愛いと思う。
やっぱり女の子って愛嬌が大事ってことよね。
「私の髪より、クリス様の髪の方が本当にお綺麗ですわ。この国では珍しい色です。アルストロメリア王国では多くいらっしゃるのですか?」
確かアルストロメリアの王族は、その色だったと記憶しているけど。
私の問いかけに、クリス様はとてもとても綺麗な笑顔を浮かべて、私を見た。
ぐっ!
私は決して百合ではないけど、クリス様のお綺麗な顔で微笑まれると、最近なんだかムズムズするのよ。
美人って、美人って、無意識で魅了魔法でも使ってるんじゃないの?
「はい。アルストロメリア王国では、多くの貴族に黒髪や黒目の者がおります」
「お姉様。そういえば第一王子殿下も黒髪黒目だってアーロン様に聞いたのだけど、第一王子殿下ってアルストロメリア王国に縁の方なの?」
「え?そうなの?正妃様はこの国の公爵家のご令嬢だったから違うと思うけど」
第一王子殿下って、ほんとに表舞台に出て来ないから、ほとんど情報がないのよね。
ゲームでもモブ中のモブで、名前くらいしか出てこなかったから、容姿すらわからないのよ。
正妃様が亡くなられてから、姿を見せないから、もしかしたら亡くなられてたり・・・とか思ったけど、それならいくら何でも公表されるだろうし。
でも、アーロン殿下が話題に出すってことはご健在なのね。
「この国の第一王子クリストファー殿下のお母様は、アルストロメリア王国の血を引かれているのです。先先代がアルストロメリアの公爵だそうですよ」
なんと!
まさかこの国の王族のルーツを、他国のご令嬢から教わることになるとは。
私もイザベリーナももっと勉強しなきゃだわ!
「お姉様の髪と瞳の色は、お祖父様とお祖母様と同じなの!私も同じ色だったら良かったのに」
イザベリーナの言葉に、思わず泣きそうになった。
かつて髪色がお父様やお母様と違うからと、私を蔑んでいたイザベリーナはどこに。
王宮の教師の皆さん、本当にありがとう!
心の中でイザベリーナを指導して下さった先生方に感謝を述べる。
本当に良い子に育ったわ!
今のイザベリーナとアーロン殿下なら、王太子と王太子妃になっても問題ないわね。
「あらあら。イザベリーナの髪と瞳の色を、アーロン殿下が綺麗だと褒めてくれたと言ってなかったかしら?それに私も、お母様譲りのその髪と、お父様譲りのおの瞳の色はイザベリーナによく似合っていると思うわ」
「確かにアーロン様は似合うって言って下さいましたけど・・・」
赤くなって俯くイザベリーナを、最近は本当に可愛いと思う。
やっぱり女の子って愛嬌が大事ってことよね。
「私の髪より、クリス様の髪の方が本当にお綺麗ですわ。この国では珍しい色です。アルストロメリア王国では多くいらっしゃるのですか?」
確かアルストロメリアの王族は、その色だったと記憶しているけど。
私の問いかけに、クリス様はとてもとても綺麗な笑顔を浮かべて、私を見た。
ぐっ!
私は決して百合ではないけど、クリス様のお綺麗な顔で微笑まれると、最近なんだかムズムズするのよ。
美人って、美人って、無意識で魅了魔法でも使ってるんじゃないの?
「はい。アルストロメリア王国では、多くの貴族に黒髪や黒目の者がおります」
「お姉様。そういえば第一王子殿下も黒髪黒目だってアーロン様に聞いたのだけど、第一王子殿下ってアルストロメリア王国に縁の方なの?」
「え?そうなの?正妃様はこの国の公爵家のご令嬢だったから違うと思うけど」
第一王子殿下って、ほんとに表舞台に出て来ないから、ほとんど情報がないのよね。
ゲームでもモブ中のモブで、名前くらいしか出てこなかったから、容姿すらわからないのよ。
正妃様が亡くなられてから、姿を見せないから、もしかしたら亡くなられてたり・・・とか思ったけど、それならいくら何でも公表されるだろうし。
でも、アーロン殿下が話題に出すってことはご健在なのね。
「この国の第一王子クリストファー殿下のお母様は、アルストロメリア王国の血を引かれているのです。先先代がアルストロメリアの公爵だそうですよ」
なんと!
まさかこの国の王族のルーツを、他国のご令嬢から教わることになるとは。
私もイザベリーナももっと勉強しなきゃだわ!
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