14 / 37
嫌ではないのよ、でも何かムズムズするの
しおりを挟む
「エリザベート様の髪って、本当にお綺麗ですね」
「お姉様の髪と瞳の色は、お祖父様とお祖母様と同じなの!私も同じ色だったら良かったのに」
イザベリーナの言葉に、思わず泣きそうになった。
かつて髪色がお父様やお母様と違うからと、私を蔑んでいたイザベリーナはどこに。
王宮の教師の皆さん、本当にありがとう!
心の中でイザベリーナを指導して下さった先生方に感謝を述べる。
本当に良い子に育ったわ!
今のイザベリーナとアーロン殿下なら、王太子と王太子妃になっても問題ないわね。
「あらあら。イザベリーナの髪と瞳の色を、アーロン殿下が綺麗だと褒めてくれたと言ってなかったかしら?それに私も、お母様譲りのその髪と、お父様譲りのおの瞳の色はイザベリーナによく似合っていると思うわ」
「確かにアーロン様は似合うって言って下さいましたけど・・・」
赤くなって俯くイザベリーナを、最近は本当に可愛いと思う。
やっぱり女の子って愛嬌が大事ってことよね。
「私の髪より、クリス様の髪の方が本当にお綺麗ですわ。この国では珍しい色です。アルストロメリア王国では多くいらっしゃるのですか?」
確かアルストロメリアの王族は、その色だったと記憶しているけど。
私の問いかけに、クリス様はとてもとても綺麗な笑顔を浮かべて、私を見た。
ぐっ!
私は決して百合ではないけど、クリス様のお綺麗な顔で微笑まれると、最近なんだかムズムズするのよ。
美人って、美人って、無意識で魅了魔法でも使ってるんじゃないの?
「はい。アルストロメリア王国では、多くの貴族に黒髪や黒目の者がおります」
「お姉様。そういえば第一王子殿下も黒髪黒目だってアーロン様に聞いたのだけど、第一王子殿下ってアルストロメリア王国に縁の方なの?」
「え?そうなの?正妃様はこの国の公爵家のご令嬢だったから違うと思うけど」
第一王子殿下って、ほんとに表舞台に出て来ないから、ほとんど情報がないのよね。
ゲームでもモブ中のモブで、名前くらいしか出てこなかったから、容姿すらわからないのよ。
正妃様が亡くなられてから、姿を見せないから、もしかしたら亡くなられてたり・・・とか思ったけど、それならいくら何でも公表されるだろうし。
でも、アーロン殿下が話題に出すってことはご健在なのね。
「この国の第一王子クリストファー殿下のお母様は、アルストロメリア王国の血を引かれているのです。先先代がアルストロメリアの公爵だそうですよ」
なんと!
まさかこの国の王族のルーツを、他国のご令嬢から教わることになるとは。
私もイザベリーナももっと勉強しなきゃだわ!
「お姉様の髪と瞳の色は、お祖父様とお祖母様と同じなの!私も同じ色だったら良かったのに」
イザベリーナの言葉に、思わず泣きそうになった。
かつて髪色がお父様やお母様と違うからと、私を蔑んでいたイザベリーナはどこに。
王宮の教師の皆さん、本当にありがとう!
心の中でイザベリーナを指導して下さった先生方に感謝を述べる。
本当に良い子に育ったわ!
今のイザベリーナとアーロン殿下なら、王太子と王太子妃になっても問題ないわね。
「あらあら。イザベリーナの髪と瞳の色を、アーロン殿下が綺麗だと褒めてくれたと言ってなかったかしら?それに私も、お母様譲りのその髪と、お父様譲りのおの瞳の色はイザベリーナによく似合っていると思うわ」
「確かにアーロン様は似合うって言って下さいましたけど・・・」
赤くなって俯くイザベリーナを、最近は本当に可愛いと思う。
やっぱり女の子って愛嬌が大事ってことよね。
「私の髪より、クリス様の髪の方が本当にお綺麗ですわ。この国では珍しい色です。アルストロメリア王国では多くいらっしゃるのですか?」
確かアルストロメリアの王族は、その色だったと記憶しているけど。
私の問いかけに、クリス様はとてもとても綺麗な笑顔を浮かべて、私を見た。
ぐっ!
私は決して百合ではないけど、クリス様のお綺麗な顔で微笑まれると、最近なんだかムズムズするのよ。
美人って、美人って、無意識で魅了魔法でも使ってるんじゃないの?
「はい。アルストロメリア王国では、多くの貴族に黒髪や黒目の者がおります」
「お姉様。そういえば第一王子殿下も黒髪黒目だってアーロン様に聞いたのだけど、第一王子殿下ってアルストロメリア王国に縁の方なの?」
「え?そうなの?正妃様はこの国の公爵家のご令嬢だったから違うと思うけど」
第一王子殿下って、ほんとに表舞台に出て来ないから、ほとんど情報がないのよね。
ゲームでもモブ中のモブで、名前くらいしか出てこなかったから、容姿すらわからないのよ。
正妃様が亡くなられてから、姿を見せないから、もしかしたら亡くなられてたり・・・とか思ったけど、それならいくら何でも公表されるだろうし。
でも、アーロン殿下が話題に出すってことはご健在なのね。
「この国の第一王子クリストファー殿下のお母様は、アルストロメリア王国の血を引かれているのです。先先代がアルストロメリアの公爵だそうですよ」
なんと!
まさかこの国の王族のルーツを、他国のご令嬢から教わることになるとは。
私もイザベリーナももっと勉強しなきゃだわ!
41
あなたにおすすめの小説
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
彼女が高級娼婦と呼ばれる理由~元悪役令嬢の戦慄の日々~
プラネットプラント
恋愛
婚約者である王子の恋人をいじめたと婚約破棄され、実家から縁を切られたライラは娼館で暮らすことになる。だが、訪れる人々のせいでライラは怯えていた。
※完結済。
悪役令嬢がヒロインからのハラスメントにビンタをぶちかますまで。
倉桐ぱきぽ
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私は、ざまぁ回避のため、まじめに生きていた。
でも、ヒロイン(転生者)がひどい!
彼女の嘘を信じた推しから嫌われるし。無実の罪を着せられるし。そのうえ「ちゃんと悪役やりなさい」⁉
シナリオ通りに進めたいヒロインからのハラスメントは、もう、うんざり!
私は私の望むままに生きます!!
本編+番外編3作で、40000文字くらいです。
⚠途中、視点が変わります。サブタイトルをご覧下さい。
私は《悪役令嬢》の役を降りさせて頂きます
・めぐめぐ・
恋愛
公爵令嬢であるアンティローゼは、婚約者エリオットの想い人であるルシア伯爵令嬢に嫌がらせをしていたことが原因で婚約破棄され、彼に突き飛ばされた拍子に頭をぶつけて死んでしまった。
気が付くと闇の世界にいた。
そこで彼女は、不思議な男の声によってこの世界の真実を知る。
この世界が恋愛小説であり《読者》という存在の影響下にあることを。
そしてアンティローゼが《悪役令嬢》であり、彼女が《悪役令嬢》である限り、断罪され死ぬ運命から逃れることができないことを――
全てを知った彼女は決意した。
「……もう、あなたたちの思惑には乗らない。私は、《悪役令嬢》の役を降りさせて頂くわ」
※全12話 約15,000字。完結してるのでエタりません♪
※よくある悪役令嬢設定です。
※頭空っぽにして読んでね!
※ご都合主義です。
※息抜きと勢いで書いた作品なので、生暖かく見守って頂けると嬉しいです(笑)
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる