【完結】婚約者候補の筈と言われても、ただの家庭教師ですから。追いかけ回さないで

子爵家長女のアメリアは、家の借金返済の為ひたすら働き続け、ここ一年は公爵家の家庭教師をしている。

「息子達の婚約者になって欲しいの。
一年間、じっくり見てからどれでも好きなのを選んでちょうだい。
うちに来て、あの子達を教育・・して欲しいの」

教育? 

お金の為、新しい職場に勤務すると考えれば、こんな破格の待遇は他にはあり得ない

多額の報酬に釣られ会ってみたら、居丈高な長男・女たらしの次男・引き籠りの三男


「お前・・アメリア程面白いのは他にいないと思うし」
「俺も、まだ仕返しできてないし」
「・・俺も・・立候補する。アメリアいないとつまんないし、ロージーもいなくなる」


なんだかとんでもない理由で立候補されて、タジタジのアメリア。

「お嬢様、この期に及んで見苦しい。腹括らんとかっこ悪かです」


方言丸出し最強の侍女を引き連れて、行き遅れの家庭教師アメリアが幸せを・・多分掴む・・はず。


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R15指定は念の為。特にそういったシーンはありません。
どこの方言か思いっきり不明です。ご容赦下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

35話で完結しました。完結まで予約投稿済み




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