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少し考えさせてもらっても?
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「学園卒業までは、クリスとして通うことになる」
国王陛下の答えにため息が出る。
一応、わからないように小さく息を吐いただけだけど、心の中は「はぁぁ」って感じよ。
これ、聞いた時点で卒業まで私がフォローしなきゃならないってバージョンよね?
はっきり言って、信用出来ない相手を後二年もフォローしなきゃならないの?
クリス様のことは、好きだったわ。
お友達になりたいって、ううん、お友達だって思ってた。
クリストファー殿下のことは、何も知らないから、別に嫌悪感も何もない。
でも、軽々しく話せることでなかったとしても、ずっと騙されてたと思うと、信用しきれないのよ。
ずっと女性だと思ってた相手が、男なのよ。
アスランじゃないけど、結構ショックだったわ。
「エリザベート嬢。すまんが、クリストファーのことを卒業までお願い出来まいか」
「・・・申し訳ありませんが、少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか?」
本来なら王族、しかも国王陛下からのお話をたかが公爵令嬢風情が断るなんて有り得ない。
お父様やお母様ならともかく。
私やイザベリーナは、あくまでも令嬢に過ぎない。
一応、私は嫡子だし、イザベリーナは第二王子の婚約者。
その身分で、伯爵家当主と同じ程度。
第二王子にすら異論を唱えたら、不敬とされるわ。
だから、国王陛下からの言葉に異を唱えるのは間違ってる。
それでも、すんなり頷くことは出来なかった。
頷いたなら、卒業まで責任をもってフォローしなくてはならない。
自信もないのに頷けなかった。
チラリとクリストファー殿下を見ると、悲しそうに目を伏せられていた。
うゔっ。クリス様の顔で、そんな表情しないで欲しい。
私の方が悪いみたいじゃない。
クリス様とこれから、今までのように話すことが出来る?
今までのようにずっと一緒に過ごすことが出来る?
やっぱり、自信がない。
「・・・父上。彼女に無理をさせないで下さい。僕は、大丈夫ですから」
「しかし・・・お前、楽しそうだったではないか」
陛下の言葉に、思わずクリストファー殿下の顔を見てしまった。
殿下は顔を私から顔を背けたけど、短い髪のせいか見える耳が真っ赤になっている。
楽しそう、か。
うん。私も楽しかったわ。
クリス様は話題も豊富で、私が知らないことをたくさん話してくれて、一緒にいて本当に楽しかった。
楽しかったから。
クリス様のこと、本当に信頼していたから。
だからこそ、本当はこんな形ではなく、クリス様の口から聞きたかったの。
国王陛下の答えにため息が出る。
一応、わからないように小さく息を吐いただけだけど、心の中は「はぁぁ」って感じよ。
これ、聞いた時点で卒業まで私がフォローしなきゃならないってバージョンよね?
はっきり言って、信用出来ない相手を後二年もフォローしなきゃならないの?
クリス様のことは、好きだったわ。
お友達になりたいって、ううん、お友達だって思ってた。
クリストファー殿下のことは、何も知らないから、別に嫌悪感も何もない。
でも、軽々しく話せることでなかったとしても、ずっと騙されてたと思うと、信用しきれないのよ。
ずっと女性だと思ってた相手が、男なのよ。
アスランじゃないけど、結構ショックだったわ。
「エリザベート嬢。すまんが、クリストファーのことを卒業までお願い出来まいか」
「・・・申し訳ありませんが、少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか?」
本来なら王族、しかも国王陛下からのお話をたかが公爵令嬢風情が断るなんて有り得ない。
お父様やお母様ならともかく。
私やイザベリーナは、あくまでも令嬢に過ぎない。
一応、私は嫡子だし、イザベリーナは第二王子の婚約者。
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だから、国王陛下からの言葉に異を唱えるのは間違ってる。
それでも、すんなり頷くことは出来なかった。
頷いたなら、卒業まで責任をもってフォローしなくてはならない。
自信もないのに頷けなかった。
チラリとクリストファー殿下を見ると、悲しそうに目を伏せられていた。
うゔっ。クリス様の顔で、そんな表情しないで欲しい。
私の方が悪いみたいじゃない。
クリス様とこれから、今までのように話すことが出来る?
今までのようにずっと一緒に過ごすことが出来る?
やっぱり、自信がない。
「・・・父上。彼女に無理をさせないで下さい。僕は、大丈夫ですから」
「しかし・・・お前、楽しそうだったではないか」
陛下の言葉に、思わずクリストファー殿下の顔を見てしまった。
殿下は顔を私から顔を背けたけど、短い髪のせいか見える耳が真っ赤になっている。
楽しそう、か。
うん。私も楽しかったわ。
クリス様は話題も豊富で、私が知らないことをたくさん話してくれて、一緒にいて本当に楽しかった。
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だからこそ、本当はこんな形ではなく、クリス様の口から聞きたかったの。
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