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変わった君と、変わらない君(シオンside)
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「薔薇が綺麗だから、是非見にきて欲しい」
そう言って、レティシア、ルティシア姉妹を王宮へと招いた。
理由は、簡単。
会いたかったからだ。
あの日、レティシアが時魔法を使ったあとー
僕は17歳に戻っていた。
僕も、国王である父上も、時魔法を使われた『その時』を覚えている。
王家の人間は、時魔法によって、本来なら消え失せる記憶が消えることはない。
記憶が消えることにより、考え方や性格が変わったすることを防ぐために、防御アイテムを身につけているからだ。
それでも、時魔法を防ぐことはできないが。
レティシアが、レインハルトの処刑を回避するために、時魔法を使ったことは明白だった。
そのことは、父上にとっても、僕にとっても、そして何より、レインハルトにとって衝撃だった。
10歳のレティシアは、初めて僕と出会った頃と同じ容姿で、そして、記憶の中より弱々しくなっていた。
薔薇園で、僕たちを見た途端、倒れたレティシアが、3日間も寝込み、ようやく落ち着いたと聞いたのは、1週間も経ってからだった。
そのことは、レインハルトにとって、思うところがあったようだ。
僕とともに、見舞いに訪れたルーベンス邸で、レティシアと対峙したとき、レインハルトは顔を赤らめ、ソワソワし出した。
弱々しく、クッションにもたれたことで、ようやく起こしていられる身体。
消え入りそうな、儚げな、微笑み。
元々の美貌と相まって、庇護欲をそそられる。
うん。目の毒だな。
レティシアは、僕たちが記憶を持っていることは知らない。
王家のみに伝わる秘密だからだ。
まぁ、いずれ王家の一員になる、レティシアには伝えるつもりではあるが、僕は、僕に相談もなく決断した彼女に対して、思うところもある。
レティシアは、どうやら、僕らと距離を置こうと思っているようだが、そんなことを許すつもりはない。
もちろん、3年戻ったことで、婚姻の書は『まだ』交わされてない。
だけど、僕も、父上も、それからレインハルトも、レティシアを僕の妻にすることは決定事項で、レティシアを離しはしない。
あの夜ー
レティシアは、身も心も、僕の妻になったのだから。
そう言って、レティシア、ルティシア姉妹を王宮へと招いた。
理由は、簡単。
会いたかったからだ。
あの日、レティシアが時魔法を使ったあとー
僕は17歳に戻っていた。
僕も、国王である父上も、時魔法を使われた『その時』を覚えている。
王家の人間は、時魔法によって、本来なら消え失せる記憶が消えることはない。
記憶が消えることにより、考え方や性格が変わったすることを防ぐために、防御アイテムを身につけているからだ。
それでも、時魔法を防ぐことはできないが。
レティシアが、レインハルトの処刑を回避するために、時魔法を使ったことは明白だった。
そのことは、父上にとっても、僕にとっても、そして何より、レインハルトにとって衝撃だった。
10歳のレティシアは、初めて僕と出会った頃と同じ容姿で、そして、記憶の中より弱々しくなっていた。
薔薇園で、僕たちを見た途端、倒れたレティシアが、3日間も寝込み、ようやく落ち着いたと聞いたのは、1週間も経ってからだった。
そのことは、レインハルトにとって、思うところがあったようだ。
僕とともに、見舞いに訪れたルーベンス邸で、レティシアと対峙したとき、レインハルトは顔を赤らめ、ソワソワし出した。
弱々しく、クッションにもたれたことで、ようやく起こしていられる身体。
消え入りそうな、儚げな、微笑み。
元々の美貌と相まって、庇護欲をそそられる。
うん。目の毒だな。
レティシアは、僕たちが記憶を持っていることは知らない。
王家のみに伝わる秘密だからだ。
まぁ、いずれ王家の一員になる、レティシアには伝えるつもりではあるが、僕は、僕に相談もなく決断した彼女に対して、思うところもある。
レティシアは、どうやら、僕らと距離を置こうと思っているようだが、そんなことを許すつもりはない。
もちろん、3年戻ったことで、婚姻の書は『まだ』交わされてない。
だけど、僕も、父上も、それからレインハルトも、レティシアを僕の妻にすることは決定事項で、レティシアを離しはしない。
あの夜ー
レティシアは、身も心も、僕の妻になったのだから。
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