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10歳
47ページ:あっさり倒せるんでない?
うーん、自分のチートっぷりに困惑する。あまりにもチート過ぎない?
まさか、あっさり解除出来るとは思わなかった。
チート過ぎて、向かうところ敵なしのヒーローが出てくる物語の、どこに盛り上がりがあるっての。
強い敵にやられても、諦めずに新たな力を手に入れて立ち向かうというか、そういうスポ根的なのが、ヒーローじゃないのかなぁ。
いや別に、スポ根は目指してないけど。ついでに言えば、ヒーローも目指してないけど。
でもって、負けたりするのは嫌だけど。
『マスター?』
「ねぇ、ノワール。さっき言ってたアカシックなんとかってなに?」
『アカシックレコードとは、原始からの全ての事象、思念、感情が記憶されていると言われる世界記憶の概念です。つまりは、全知ということですね』
聞くんじゃなかった。
余計に、わけわからなくなったんだけど。
なにその全知とか、世界記憶の概念とか。何でそんな妙なのが『私』なの?
全知全能の神とかなの?うわーん、誰かツッコんで!
「ま、まぁ、いいや。えーと、じゃあ私ならその、ブラッド伯爵倒せるかな?」
『マスターに倒せない相手なんていないですが?』
「・・・・・・わかった。倒して来ようかな」
倒せない相手、いないことないと思うけど。とりあえずブラッド伯爵は倒せるみたいだし、倒して来よう。
イービルにかけられた呪法も解けたし、ノワールが呼びかけに応えないように周知してくれるらしいし。
とりあえず、精霊には帰ってもらっても、大丈夫かな。
「ノワール、ありがとう。みんなに呼びかけに応えないように伝えといてね」
『かしこまりました。ご用の折はいつでもお呼び下さい』
ノワールとイービルがその場から消えたのを確認して、私は隣の王太子殿下の部屋へと戻る。
そういや、ノワールって私のことマスターって呼んでたな。
なんだかむず痒いんだよね、ノワールの私に対する扱いって。
次、呼んだ時はシエルと名前で呼ぶように言おう。
「シエル!良かった。無事だったんだね」
「兄様。どうするのか決まりましたか?」
部屋に入ると、アル兄様が駆け寄って来た。
無事って。別に精霊は私に危害を加えたりしないし。
加えられても、負けないみたいだし。
相変わらず、過保護だなぁ。
「ああ。ジョシュアは決断出来ず、国王陛下に采配を仰ぐこととなった。今、ジョシュアが陛下の所へ行っている」
「そう、ですか」
となると、それ待ちか。
王太子殿下みたく、即決できない人だったらどうしよう。
レノアたちのためにも、1分1秒でも早く、解決したいんだけどな。
まさか、あっさり解除出来るとは思わなかった。
チート過ぎて、向かうところ敵なしのヒーローが出てくる物語の、どこに盛り上がりがあるっての。
強い敵にやられても、諦めずに新たな力を手に入れて立ち向かうというか、そういうスポ根的なのが、ヒーローじゃないのかなぁ。
いや別に、スポ根は目指してないけど。ついでに言えば、ヒーローも目指してないけど。
でもって、負けたりするのは嫌だけど。
『マスター?』
「ねぇ、ノワール。さっき言ってたアカシックなんとかってなに?」
『アカシックレコードとは、原始からの全ての事象、思念、感情が記憶されていると言われる世界記憶の概念です。つまりは、全知ということですね』
聞くんじゃなかった。
余計に、わけわからなくなったんだけど。
なにその全知とか、世界記憶の概念とか。何でそんな妙なのが『私』なの?
全知全能の神とかなの?うわーん、誰かツッコんで!
「ま、まぁ、いいや。えーと、じゃあ私ならその、ブラッド伯爵倒せるかな?」
『マスターに倒せない相手なんていないですが?』
「・・・・・・わかった。倒して来ようかな」
倒せない相手、いないことないと思うけど。とりあえずブラッド伯爵は倒せるみたいだし、倒して来よう。
イービルにかけられた呪法も解けたし、ノワールが呼びかけに応えないように周知してくれるらしいし。
とりあえず、精霊には帰ってもらっても、大丈夫かな。
「ノワール、ありがとう。みんなに呼びかけに応えないように伝えといてね」
『かしこまりました。ご用の折はいつでもお呼び下さい』
ノワールとイービルがその場から消えたのを確認して、私は隣の王太子殿下の部屋へと戻る。
そういや、ノワールって私のことマスターって呼んでたな。
なんだかむず痒いんだよね、ノワールの私に対する扱いって。
次、呼んだ時はシエルと名前で呼ぶように言おう。
「シエル!良かった。無事だったんだね」
「兄様。どうするのか決まりましたか?」
部屋に入ると、アル兄様が駆け寄って来た。
無事って。別に精霊は私に危害を加えたりしないし。
加えられても、負けないみたいだし。
相変わらず、過保護だなぁ。
「ああ。ジョシュアは決断出来ず、国王陛下に采配を仰ぐこととなった。今、ジョシュアが陛下の所へ行っている」
「そう、ですか」
となると、それ待ちか。
王太子殿下みたく、即決できない人だったらどうしよう。
レノアたちのためにも、1分1秒でも早く、解決したいんだけどな。
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