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10歳
49ページ:断罪の時と不穏な空気
「では、ブラッド伯爵家に向かいますが、王太子殿下もアル兄様も無茶はしないで下さいね?あくまでも見届け役ですからね?」
変な正義感で、銀縁眼鏡に向かって行って、人質になられたりしたら困る。
2人がしっかり頷くのを確信して、ブラッド伯爵家へと転移した。
あ。ちゃんと場所は前もって聞いてある。
現在、屋敷にいることも、確信済み。
伯爵家の前に着いたので、屋敷全体に防音魔法をかける。
使用人はどうしよう。
普通に考えて、自分達の主人を守ろうとするよね?
うーん。仕方ない。眠ってもらおう。
今回の断罪の相手は、ブラッド伯爵だけだし、伯爵家の人間に罪はないはず。
大体、もとを辿れば酢昆布と私の喧嘩だったのだ。
それを諌めた相手が銀縁眼鏡で、実は禁止薬物を取り扱っていると疑いがあって王太子殿下と揉めていた。
酢昆布との件でレノアが、王太子妃殿下の従姉妹ということで、イザベリータ様が襲われたということである。
ブラッド伯爵家自体が悪事に手を染めていたとしても、それを裁くのは私の役目ではない。
それに、イザベリータ様とレノアを襲撃した証拠は録画してあるが、ブラッド伯爵自身が手を下そうとしているわけではなかった。
多分、手下なのだろうが、ブラッド伯爵にたどり着く前に、トカゲの尻尾切りをされるだろう。
だからー
私がブラッド伯爵を潰す。
人道から外れていても構わない。
私にとって大切なのは、お父様やお母様たち家族であり、イザベリータ様たち友人だ。
「ブラッド伯爵以外には、眠りの魔法をかけます。一応、明日の朝までは眠るようにしておきます。禁止薬物に家族が関連している疑いは?」
「いや、ブラッド伯爵だけだ。それも、証拠が見つからず、有耶無耶にされてしまったがね」
「わかりました」
私は、屋敷の外から、眠りの魔法をかける。魔法は、精霊の力を借りるので、精霊にブラッド伯爵は除いてと願えば使用人や家族を眠らせることが出来るのだ。
「では、行きましょう」
堂々と玄関から入る。
ブラッド伯爵がいるだろう部屋へと直行すると、扉をノックした。
「入れ」
ブラッド伯爵が異変に気付いているのかいないのか、それはわからない。
だけど、入室許可が出たので、私は堂々と扉を開けた。
「失礼しますね」
「おや?お嬢さんは列車で会いましたね?それと、王太子殿下。王族が不法侵入ですか?」
ブラッド伯爵は、驚くでもなく、堂々とした素振りで私たちを出迎えた。
もしかしたら、私よりも強いのかもしれない。
アル兄様と王太子殿下を連れてきたことを、私は初めて後悔した。
変な正義感で、銀縁眼鏡に向かって行って、人質になられたりしたら困る。
2人がしっかり頷くのを確信して、ブラッド伯爵家へと転移した。
あ。ちゃんと場所は前もって聞いてある。
現在、屋敷にいることも、確信済み。
伯爵家の前に着いたので、屋敷全体に防音魔法をかける。
使用人はどうしよう。
普通に考えて、自分達の主人を守ろうとするよね?
うーん。仕方ない。眠ってもらおう。
今回の断罪の相手は、ブラッド伯爵だけだし、伯爵家の人間に罪はないはず。
大体、もとを辿れば酢昆布と私の喧嘩だったのだ。
それを諌めた相手が銀縁眼鏡で、実は禁止薬物を取り扱っていると疑いがあって王太子殿下と揉めていた。
酢昆布との件でレノアが、王太子妃殿下の従姉妹ということで、イザベリータ様が襲われたということである。
ブラッド伯爵家自体が悪事に手を染めていたとしても、それを裁くのは私の役目ではない。
それに、イザベリータ様とレノアを襲撃した証拠は録画してあるが、ブラッド伯爵自身が手を下そうとしているわけではなかった。
多分、手下なのだろうが、ブラッド伯爵にたどり着く前に、トカゲの尻尾切りをされるだろう。
だからー
私がブラッド伯爵を潰す。
人道から外れていても構わない。
私にとって大切なのは、お父様やお母様たち家族であり、イザベリータ様たち友人だ。
「ブラッド伯爵以外には、眠りの魔法をかけます。一応、明日の朝までは眠るようにしておきます。禁止薬物に家族が関連している疑いは?」
「いや、ブラッド伯爵だけだ。それも、証拠が見つからず、有耶無耶にされてしまったがね」
「わかりました」
私は、屋敷の外から、眠りの魔法をかける。魔法は、精霊の力を借りるので、精霊にブラッド伯爵は除いてと願えば使用人や家族を眠らせることが出来るのだ。
「では、行きましょう」
堂々と玄関から入る。
ブラッド伯爵がいるだろう部屋へと直行すると、扉をノックした。
「入れ」
ブラッド伯爵が異変に気付いているのかいないのか、それはわからない。
だけど、入室許可が出たので、私は堂々と扉を開けた。
「失礼しますね」
「おや?お嬢さんは列車で会いましたね?それと、王太子殿下。王族が不法侵入ですか?」
ブラッド伯爵は、驚くでもなく、堂々とした素振りで私たちを出迎えた。
もしかしたら、私よりも強いのかもしれない。
アル兄様と王太子殿下を連れてきたことを、私は初めて後悔した。
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