乙女ゲームの正しい進め方

みおな

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 乙女ゲーム。

 それは、ヒロインが素敵な王子様と結ばれるために、色々なイベントをこなして、好感度を上げていく王道のゲーム。

 最近は、それを元にしたラノベなんかも流行っていて、ヒロインが転生者で脳内お花畑だったり、ハーレムエンドを目指すのかビッチ設定で、最終的にザマァされたりしてた。

 別に、そんな話も嫌いじゃない。
実際問題、王子様に婚約者がいないとかあり得ないってネットでも結構書かれてたし、ラノベもアニメも漫画も、みんな婚約者がいた。

 それに、庶民が王子様と結婚なんて、身分差あり過ぎて問題だってのも分かる。

 それって、天皇家にペーペーの平社員の娘が嫁ぐのと同じ?

 あの離婚したダイアナ妃だって、伯爵家の娘だったし、やっぱり平民や下位貴族はあり得ないんだと思う。

 でも、シンデレラだって、母親や姉たちにいじめられてたけど、舞踏会で王子様に見染められて結婚するのよね。

 もっとも、その後が書かれてたわけじゃないから、シンデレラも不幸になったかもしれないけど。

 まぁ、色々と思うところはあるけど、乙女ゲームの楽しみって、やっぱりシンデレラストーリーだと思う。

 ゲームや漫画、アニメの中だからこそ、夢を見たいというか。

 だから、私は乙女ゲーム『花盗人の日記』が大好き。

 乙女ゲームがまだこんなに知られる前に出たゲームで、だから普通に有り得ない身分差や設定だとしても、大好きだった。

 健気で、頑張り屋のヒロインは、学園で五人の攻略対象たちと出会う。

 王子様はまさしく王子様!って感じの正統派。
 ちょっとやんちゃだけど甘えん坊な弟キャラや、優しくて大人なお兄様キャラ。
 ちょっとクセが強くてキツい物言いをするけどいつもヒロインを助けてくれるツンデレキャラに、幼い頃にヒロインと出会ってるという幼馴染キャラ。

 全員がイケメンだったり美少年だったりで、みんなと仲良くなりたいところだけど。

 この乙女ゲーム。
ちょっと、クセが強い。

 ある程度まではどのキャラも好感度を上げていかないと、イベント自体が発生しないんだけど、一定期を過ぎると、誰かとイベントを起こすと、他の誰かの好感度が下がる。

「いいの!私は王子様狙いだから」なんて言って、他のキャラの好感度が下がるのを放置すると、王子の好感度も上がりにくくなる。

 かといって、他のキャラと仲良くし過ぎると、これまた王子様の好感度が上がらない。

 とにかく、絶妙なバランスを保たないといけない。

 最後に、パーティーでのエスコートを申し出られて、それを受け入れたらハッピーエンド。

 当然、他のある程度高いキャラからも申し込まれることがあって、もしそれが発生したら、王子様から申し込まれなくなる場合もある。

 とにかく、対応ひとつでボッチのパーティー(最後)になるという、乙女ゲームである。

 

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