乙女ゲームの正しい進め方

みおな

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 お料理改革は、順調に進行中。
温かいものは温かく食べれるようになったから、今度は冷たいものをお願いしてみることにした。

 この世界、アイスクリームがない。
アイスって確か家庭でも作れたはず。スマホがあれば速攻検索できるのに。

 牛乳と砂糖、卵はこの世界にもあるけど、生クリームってあったかな。

 料理長に聞いたら、あったよ!生クリーム。

 さすがに生乳を遠心分離とか無理なとこだった。
 いや、魔法ならできるのかな?

 とりあえず生クリームがあったので、料理長にアイスクリームを作ってもらうことに。

 これも、毒検知の魔法があるから食べれる料理だよね。
 毒味とかしてから出してたら、絶対溶けちゃうもん。

 そうそう。
毒検知といえば、毒検知の魔法をマジックアイテムに出来ないか、提案してみたよ。

 全員が検知魔法を覚えるのって、面倒じゃない?
 魔道具にちょこっと魔力を流したら、反応するようなのあると便利だよね。

 そう提案したら、みんな目からウロコ状態で、天才だって周囲が盛り上がってしまった。

 うーん。
単なる転生あるあるで、ラノベの知識なんだよね。

 だから天才なんかじゃないし、過度な期待されても困る。

 それに前世では文系だったから、理論を立てたりとかの理系は苦手だった。
 だから、専門家に丸投げしちゃってるんだけど・・・

 なんか私が何か思いつくたびに、周囲の人の仕事が増えてる気がするけど、いいのかな。良いよね?便利になるんだし。

 なんて勝手に自己完結してたら、魔法師さんたちの研究室にお邪魔することになったよ。

 着眼点?が面白いとか何とか。
魔法使うのはまだ駄目だけど、魔道具の作り方とか見せてもらえることになった。

 あ。
私だけだと暴走するかもしれないからって、エルム兄様がお目付役で一緒。

 失敬な。
見た目は七歳でも中身は違うんだから、駄目と言われてる魔法を使ったりしませんよ。

「それでアイリス姫様。その温石というのは?」

「お水を溜めた入れ物の中に、それを入れたら、適温のお湯になるっていうの、作って欲しい」

 次の目標はお風呂。
なんと、この世界、お風呂がないんだよ。
洗浄魔法とかがあるせい?

 でも、日本人の私としては、湯船に浸かりたい。

 魔法で水は出せる。
それを鍋とかで沸かすことは出来る。

 でも、さすがに湯船いっぱい分を鍋で沸かすわけにはいかないよね。

 それなら、熱した石を水の中に入れたらお湯になる的なのを、魔法でできないかな。

 お風呂が普及したら、新たな商品も世に出てくると思うんだけど。
 石鹸とか、あとドライヤーとかね。

 そういや、昔の人がきっつい香水付けてたのって、体臭隠しだとか聞いたことあるなぁ。
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