悪役令嬢は執事様と恋愛したい

みおな

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悪役令嬢の決着3

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 結論から言うと、お兄様たち魅了されていた方々は、魅了されていた間のことを覚えていた。

 当然のことながら、みんな平身低頭、私に謝ってこられた。特に、お兄様がものすごかった・・・
 あんなお兄様見たことないってくらい涙でぐちゃぐちゃになってて、土下座されて、はっきり言ってちょっとひいた。

 リリーナ様たちも、屋敷までわざわざ来て、謝ってくれた。

 みんな、自分が操られて、私に酷いことを言ったことに傷ついているみたいだった。

 確かに、私は傷ついた。
ループしていた時には居なかった友人に拒絶され、大好きだったナルシス王子に断罪された時と同じように、ショックだった。
 だけど、シキが居るなら。シキが信じてくれるなら、他の誰も居なくなっても耐えられる。そう思った。

 だから、シキに抱いてもらったあと、夢の中で女神様に教えて貰ったとおりに、シキに魅了除けの魔法をかけた。
 慣れてなくて、少し綻びがあったみたいで、タナトス様のことが終わった後で女神様に注意された。

 私は、今も魔力封じの腕輪をつけている。
 それは、女神様から与えられた魔力というものは強力で、その力が知られれば、それを利用しようとする者、それを排除しようとする者がどうしても現れてしまうからだ。

 女神様からの忠告で、私はお父様とお母様に、魔力封じの腕輪を新調してもらった。
 女神様いわく、魔力値が上がっているそうだ。

 私に与えられている魔力については、女神様たちは教えないと言われたけど、少なくとも魅了を防ぐような、聖女的な魔力は備わっているようだ。

 少しずつ、自分に向き合っていく必要が出てくるのかもしれない。
 私はそんな予感がしていたー

 
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