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番外編
美味しいレインボー豚③
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ガントの森からロブ様達が戻られたのは、討伐に出立されてから約ひと月程経過した頃だった。多少の軽い傷などは負っている者は居たらしいが同行していた魔導士達の治癒魔法で回復し、誰一人として重傷者を出さずに帰還された事にわたしはほっと胸を撫で下ろした。ロブ様もブラッドも無傷だ。
レインボー豚の肉は非常に美味しいと噂を聞いていたけど、わたしは食べた事がなかったのでロブ様に土産として肉を持ち帰って貰っていた。先日こんにゃくを作っていたのも、このレインボー豚を使った料理を作ろうと思ったからだったりする。魔道具を使って冷凍保存状態で厨房へと届けられた豚肉は既に解体処理されていて、使い易い大きさに切り分けられていた。調理場でその肉を料理毎に振り分けていき、厨房の料理人達へ切り方や作り方など細かな事を指示する。
今夜は城で騎士達の働きを労う宴が催される事になっている。騎士達の家族も招待し、会場となる城のホールには沢山のご馳走や菓子がテーブル一杯に並べられていく。その一角には簡易的なコンロを用意して貰っていた。
「王妃様、もしかして自らここでお料理を振舞われるおつもりですか?」
「本当はそうしたいけど、さすがにそれは出来ないから料理長に任せてあるわ」
会場に設置されたコンロの様子を一緒に確認しに付いて来たベッキーは「安心致しました」と安堵の息を漏らした。そんなベッキーを見ながらわたしは肩をすくめる。いくらわたしでも、それくらいは立場をわきまえてるわよ。ここは王城で、わたしはこの国の王妃なんだもの。料理の方はわたしは調理方法を指示するだけで、今回は手を出さないで我慢だ。
「うん、そろそろ具材が煮えて来たみたいね」
厨房に戻って大きな鍋を覗き込むとゴボウ、大根、人参、里芋、長ネギ、こんにゃく、豚肉がグツグツと煮込まれている。
「あとは味噌を入れて完成だから宜しくね」
「はい、王妃様」
次にスライスされた豚肉が秘伝のタレに漬け込まれているのを確認する。この豚肉の生姜焼きは今回、二種類の味を用意した。一般的な少し甘めの生姜焼きの他に、味噌炒め風な味付けの生姜焼きの二種類だ。前世でわたしの母が作っていたのが後者の方で、我が家で生姜焼きといえば味噌味だった。だから大人になってお店で食べた生姜焼きの味に衝撃を受けたのは懐かしい思い出だ。醤油と酒をベースにごま油、味噌、豆板醤、すりおろし生姜を加えたこの味は忘れられない前世の母の味だ。
この生姜焼きと豚汁の二つは、先ほどホールで確認していた簡易コンロで皆にふるまわれる。料理長の調理パフォーマンス付き、そして熱々での提供ではないけどホールのテーブルには野菜たっぷりの酢豚、豚バラ塊を使った肉厚なチャーシュー、サクサク衣の豚カツ、ミンチ肉を使ったシュウマイ、サッパリとした冷しゃぶサラダ……などが所狭しと並べられていく。
「わたし一人ではとてもこれだけの量と種類は作れないし、手際の良さもさすが城の料理人たちだわ」
わたしの指示で次々と料理を作り上げていく様をベッキーと共に感心して眺める。料理が好きで定食屋で仕事をしていたとは言っても、それもそう長くない期間での事。目の前で腕を振るっている料理人達に比べたらわたしなんて全然ひよっこ同然だ。
「さぁ、王妃様。そろそろお着換えに参りませんと……」
「ええ……そうね、じゃあ後は皆にお願いするわ。何かあれば聞きに来て」
ベッキーに促されて後は料理長に任せて厨房を出る。これから宴用のドレスに着替える為、料理の匂いの付いた髪なども綺麗に湯あみで洗い落として、そこからはベッキー筆頭の侍女達にもみくちゃにされなければならない。なかなか王妃業も大変だ。これは令嬢時代も同じだったけどね。
「今更ながらだけど、お城の中って広すぎだと思わない?」
広くて豪華な廊下を歩きながらベッキーにこそっと囁く。貴族時代の侯爵家の邸でさえ端から端まで歩こうと思ったら結構な距離があって自転車が欲しいとか思ったほどだ。実際、領地の邸なんて王都にあるタウンハウスとは比べ物にならない程に大きいし見た目からしても立派な城だ。それが王家の城ともなると規模が違い過ぎる。城の敷地だって意味が分からないくらいに広大で、移動先によっては馬車を走らせるほどだ。
「そうですか? これくらい全然普通じゃないですか。隣のオルプルート王国の城に比べたら可愛いものですよ」
隣国の城の話を持ち出されて、確かにそれはそうかと納得する。大陸でも一番大きな領土を持つ隣国に比べたら我がサズレア王国は三分の二ほどの領土だ。それに比例するかの様に王城の規模もやはり違っていて、外交で隣国に訪れた際には城の大きさに圧巻されてしまった。あの城を見てしまうと、今居るこの城の大きさで良かったと思ってしまう。まぁ、それでも前世の事を考えると城も邸も全てが別世界の規模を誇っていて大変なのは変わらないのだけど。
今になって改めて自分の感覚は庶民寄りなんだなぁ、なんて自覚してみたり。この世界に貴族の娘として生を受けて生活して来たけど、前世の記憶があるせいかどこか他の貴族令嬢とは感覚がズレているのかもしれない。そんなわたしが今は王妃なんてやっているのだから、人生何があるか分からないものだ。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
その日の宴は食べ盛りの若い騎士達を中心に、王妃監修で提供された数々の豚肉料理に群がり大盛況で幕を閉じた。中でも一番人気だったのは何故か庶民の味である豚汁だった。出汁の効いた熱々のスープが疲れた身体に染み渡り、騎士だけでなくその奥様達からも「ほうっ……」と感嘆の息を漏らすほどに癒しになった様だった。騎士達はガッツリとした豚カツや生姜焼きに舌鼓を打ち、夫人達に人気だったのは冷しゃぶサラダだった。この辺の好みはやはり世界が違っても似たようなものなんだろうな。
ロブ様は勿論どの料理も美味しいと誉めて下さったけど、どうやら一番お気に召したのはトロトロに煮込んで作ったチャーシューだったみたい。熱々の白ご飯に乗せて食べると美味しいのだと教えると、また今度レインボー豚を手に入れてくるから是非作って欲しいとおねだりされた。わたしも次は自分で作ったものを食べて貰いたいし、レインボー豚を調理する日が楽しみだ。子供達の為に肉まんなんかも作ってみるのも良いかもしれないなぁ。
そういえば、どうしてあの豚の魔物はレインボー豚という名前が付いているのかをロブ様に尋ねてみた。身体の表面が虹色という訳でもないし、肉の色だって普通の豚肉と変わらない。むしろ雨の日に交尾するという習性を考えたらレインボーではなくレイン豚なんじゃないかと思ってしまう。
「あぁ、それは簡単な理由だよ。原理はまだ解明されてないけど何故かレインボー豚が交尾をした後の雨上がりは必ず空に虹が架かるんだ。それも大きな大きな虹がね」
「そうなんですか、知りませんでした……そういえば去年は虹がよく見れましたね」
「うん。更にその虹のたもとで愛を誓うと来世でも再び出会って、幸せになれるという伝説もあるよ」
「それはまたロマンティックですね」
ロブ様は自分の腕の中に居るわたしにそっと口付けを落とし、優しく微笑まれる。
「いつか一緒に虹のたもとで誓えると良いね」
「ふふ、そうですね」
わたしも愛おしい人の顔を見上げながら微笑み返す。この世界は本当に不思議な事が普通に起こるから伝説もあながち嘘ではないかもしれない。攻略対象者やヒロインや悪役令嬢が居て、魔法があって、西洋風なのに何故か日本っぽい食材があって、更には隣国では別のゲームの世界が繰り広げられていたり……不思議な事がいっぱいだ。
そんな今の世界がわたしは大好きだし、この世界に転生出来た事も色々と大変ではあったけど今では良かったと思うし、もし再び生を受けるのならまたこの世界がいいとさえ思ってしまう。前世の世界が嫌いな訳ではないし、どっちの世界も好きだ。願うなら……再びロブ様と出会えると良いな。暖かい胸に顔を押し当てて、ぎゅっとロブ様に抱き付く。そんなわたしの髪を大切そうに撫でてくれるロブ様。
「こんなに幸せを与えて下さってありがとう御座います、ロブ様」
「……俺の方こそ礼を言うよ、アリー。傍に居ることを選んでくれて、大変な王の道を共に歩んでくれて感謝している」
私たちは再び見つめ合う。互いにそれなりに少し歳を取ったけど、大好きな愛おしい人に変わりはない。相変わらず凶器並みに端正なお顔なのも変わらない。どちらともなく自然に唇を重ね合わせ、今夜も甘い夜は更けていく。それはこれからも、ずっと永遠に――――。
レインボー豚の肉は非常に美味しいと噂を聞いていたけど、わたしは食べた事がなかったのでロブ様に土産として肉を持ち帰って貰っていた。先日こんにゃくを作っていたのも、このレインボー豚を使った料理を作ろうと思ったからだったりする。魔道具を使って冷凍保存状態で厨房へと届けられた豚肉は既に解体処理されていて、使い易い大きさに切り分けられていた。調理場でその肉を料理毎に振り分けていき、厨房の料理人達へ切り方や作り方など細かな事を指示する。
今夜は城で騎士達の働きを労う宴が催される事になっている。騎士達の家族も招待し、会場となる城のホールには沢山のご馳走や菓子がテーブル一杯に並べられていく。その一角には簡易的なコンロを用意して貰っていた。
「王妃様、もしかして自らここでお料理を振舞われるおつもりですか?」
「本当はそうしたいけど、さすがにそれは出来ないから料理長に任せてあるわ」
会場に設置されたコンロの様子を一緒に確認しに付いて来たベッキーは「安心致しました」と安堵の息を漏らした。そんなベッキーを見ながらわたしは肩をすくめる。いくらわたしでも、それくらいは立場をわきまえてるわよ。ここは王城で、わたしはこの国の王妃なんだもの。料理の方はわたしは調理方法を指示するだけで、今回は手を出さないで我慢だ。
「うん、そろそろ具材が煮えて来たみたいね」
厨房に戻って大きな鍋を覗き込むとゴボウ、大根、人参、里芋、長ネギ、こんにゃく、豚肉がグツグツと煮込まれている。
「あとは味噌を入れて完成だから宜しくね」
「はい、王妃様」
次にスライスされた豚肉が秘伝のタレに漬け込まれているのを確認する。この豚肉の生姜焼きは今回、二種類の味を用意した。一般的な少し甘めの生姜焼きの他に、味噌炒め風な味付けの生姜焼きの二種類だ。前世でわたしの母が作っていたのが後者の方で、我が家で生姜焼きといえば味噌味だった。だから大人になってお店で食べた生姜焼きの味に衝撃を受けたのは懐かしい思い出だ。醤油と酒をベースにごま油、味噌、豆板醤、すりおろし生姜を加えたこの味は忘れられない前世の母の味だ。
この生姜焼きと豚汁の二つは、先ほどホールで確認していた簡易コンロで皆にふるまわれる。料理長の調理パフォーマンス付き、そして熱々での提供ではないけどホールのテーブルには野菜たっぷりの酢豚、豚バラ塊を使った肉厚なチャーシュー、サクサク衣の豚カツ、ミンチ肉を使ったシュウマイ、サッパリとした冷しゃぶサラダ……などが所狭しと並べられていく。
「わたし一人ではとてもこれだけの量と種類は作れないし、手際の良さもさすが城の料理人たちだわ」
わたしの指示で次々と料理を作り上げていく様をベッキーと共に感心して眺める。料理が好きで定食屋で仕事をしていたとは言っても、それもそう長くない期間での事。目の前で腕を振るっている料理人達に比べたらわたしなんて全然ひよっこ同然だ。
「さぁ、王妃様。そろそろお着換えに参りませんと……」
「ええ……そうね、じゃあ後は皆にお願いするわ。何かあれば聞きに来て」
ベッキーに促されて後は料理長に任せて厨房を出る。これから宴用のドレスに着替える為、料理の匂いの付いた髪なども綺麗に湯あみで洗い落として、そこからはベッキー筆頭の侍女達にもみくちゃにされなければならない。なかなか王妃業も大変だ。これは令嬢時代も同じだったけどね。
「今更ながらだけど、お城の中って広すぎだと思わない?」
広くて豪華な廊下を歩きながらベッキーにこそっと囁く。貴族時代の侯爵家の邸でさえ端から端まで歩こうと思ったら結構な距離があって自転車が欲しいとか思ったほどだ。実際、領地の邸なんて王都にあるタウンハウスとは比べ物にならない程に大きいし見た目からしても立派な城だ。それが王家の城ともなると規模が違い過ぎる。城の敷地だって意味が分からないくらいに広大で、移動先によっては馬車を走らせるほどだ。
「そうですか? これくらい全然普通じゃないですか。隣のオルプルート王国の城に比べたら可愛いものですよ」
隣国の城の話を持ち出されて、確かにそれはそうかと納得する。大陸でも一番大きな領土を持つ隣国に比べたら我がサズレア王国は三分の二ほどの領土だ。それに比例するかの様に王城の規模もやはり違っていて、外交で隣国に訪れた際には城の大きさに圧巻されてしまった。あの城を見てしまうと、今居るこの城の大きさで良かったと思ってしまう。まぁ、それでも前世の事を考えると城も邸も全てが別世界の規模を誇っていて大変なのは変わらないのだけど。
今になって改めて自分の感覚は庶民寄りなんだなぁ、なんて自覚してみたり。この世界に貴族の娘として生を受けて生活して来たけど、前世の記憶があるせいかどこか他の貴族令嬢とは感覚がズレているのかもしれない。そんなわたしが今は王妃なんてやっているのだから、人生何があるか分からないものだ。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
その日の宴は食べ盛りの若い騎士達を中心に、王妃監修で提供された数々の豚肉料理に群がり大盛況で幕を閉じた。中でも一番人気だったのは何故か庶民の味である豚汁だった。出汁の効いた熱々のスープが疲れた身体に染み渡り、騎士だけでなくその奥様達からも「ほうっ……」と感嘆の息を漏らすほどに癒しになった様だった。騎士達はガッツリとした豚カツや生姜焼きに舌鼓を打ち、夫人達に人気だったのは冷しゃぶサラダだった。この辺の好みはやはり世界が違っても似たようなものなんだろうな。
ロブ様は勿論どの料理も美味しいと誉めて下さったけど、どうやら一番お気に召したのはトロトロに煮込んで作ったチャーシューだったみたい。熱々の白ご飯に乗せて食べると美味しいのだと教えると、また今度レインボー豚を手に入れてくるから是非作って欲しいとおねだりされた。わたしも次は自分で作ったものを食べて貰いたいし、レインボー豚を調理する日が楽しみだ。子供達の為に肉まんなんかも作ってみるのも良いかもしれないなぁ。
そういえば、どうしてあの豚の魔物はレインボー豚という名前が付いているのかをロブ様に尋ねてみた。身体の表面が虹色という訳でもないし、肉の色だって普通の豚肉と変わらない。むしろ雨の日に交尾するという習性を考えたらレインボーではなくレイン豚なんじゃないかと思ってしまう。
「あぁ、それは簡単な理由だよ。原理はまだ解明されてないけど何故かレインボー豚が交尾をした後の雨上がりは必ず空に虹が架かるんだ。それも大きな大きな虹がね」
「そうなんですか、知りませんでした……そういえば去年は虹がよく見れましたね」
「うん。更にその虹のたもとで愛を誓うと来世でも再び出会って、幸せになれるという伝説もあるよ」
「それはまたロマンティックですね」
ロブ様は自分の腕の中に居るわたしにそっと口付けを落とし、優しく微笑まれる。
「いつか一緒に虹のたもとで誓えると良いね」
「ふふ、そうですね」
わたしも愛おしい人の顔を見上げながら微笑み返す。この世界は本当に不思議な事が普通に起こるから伝説もあながち嘘ではないかもしれない。攻略対象者やヒロインや悪役令嬢が居て、魔法があって、西洋風なのに何故か日本っぽい食材があって、更には隣国では別のゲームの世界が繰り広げられていたり……不思議な事がいっぱいだ。
そんな今の世界がわたしは大好きだし、この世界に転生出来た事も色々と大変ではあったけど今では良かったと思うし、もし再び生を受けるのならまたこの世界がいいとさえ思ってしまう。前世の世界が嫌いな訳ではないし、どっちの世界も好きだ。願うなら……再びロブ様と出会えると良いな。暖かい胸に顔を押し当てて、ぎゅっとロブ様に抱き付く。そんなわたしの髪を大切そうに撫でてくれるロブ様。
「こんなに幸せを与えて下さってありがとう御座います、ロブ様」
「……俺の方こそ礼を言うよ、アリー。傍に居ることを選んでくれて、大変な王の道を共に歩んでくれて感謝している」
私たちは再び見つめ合う。互いにそれなりに少し歳を取ったけど、大好きな愛おしい人に変わりはない。相変わらず凶器並みに端正なお顔なのも変わらない。どちらともなく自然に唇を重ね合わせ、今夜も甘い夜は更けていく。それはこれからも、ずっと永遠に――――。
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