48 / 48
第二章 ルーファスの婚約者編
ルーファスと共に歩く未来
「もう、本当に良かったわー!」
ルーファスの記憶が戻った事をデート帰りのルーシーに知らせに行くと、安堵したルーシーはルーファスを優しく抱きしめて喜んでくれた。
「まぁ、記憶戻らなくても何だかんだでモデリーンの事は惚れ直してたみたいだし? 結局この子はどう転んでもモデリーンの虜って感じだから、そこは安心してたけどね」
そう言いながらルーファスの頭をナデナデしてみせる。
「ちょっと姉上、そうやって子供扱いするのやめて下さい」
わたしの前でされたのが恥ずかしいのかルーファスが抗議の声を上げるが、ルーシーの方は全く気にもしていない様子だ。そんな二人のやり取りをわたしは微笑ましく見守る。
(大型犬が手懐けられてるみたいな感じよね~ふふっ)
「マーガレットの側室話もなくなったし、これで後は二人の結婚式を待つばかりね」
「まだルーファスが卒業するまで一年近くあるけどね」
実際は卒業してから更にそこから約一年かけて結婚式の準備に入るのが王族の結婚だ。だから結婚式は今から二年後だったりする。
待ちきれないルーファスは学園生活と並行しながら結婚式の準備をさせて貰う様、わたしとの婚約決定と併せて陛下からの許可を得ていたらしい。
なのでルーファスが卒業してすぐに結婚式が執り行われる事は既に貴族たちに通達済みだ。
「僕は別に学生結婚でも構わないんだけどね~モデリーンは卒業している訳だし」
「コラコラ、さすがにそれはお父様も許さないでしょ」
「うん、ダメだった。思い切り顔が引きつってたよ」
(ルーファスからの愛が重過ぎるのは気のせいかしら)
話を聞いていたわたしまで思わず顔を引きつらせた。婚約する相手が違うだけで、こんなにも待遇や状況が違うものなのか。
「ほーら、モデリーンが引いてるじゃない」
「ええっ何で!?」
「あ、いや、大丈夫大丈夫。段々慣れてきたから……」
「慣れ? えっ、慣れてって何?」
ワタワタとわたしの顔を覗き込んでくるルーファスがおかしくて、そして愛おしくて。ついつい顔がニヤけてしまって、フニャリとした笑みを抑えきれずに見つめ返す事になってしまった。貴族令嬢としてはある意味失態だ。気心の知れるこの二人と居る時間はつい油断してしまう。
そんなわたしを見た途端にいつもは飄々としてるルーファスの顔が、一気に茹でダコの様に真っ赤に染まった。
「姉上~! モデリーンが可愛すぎます! このまま襲って良いですかっ!?」
「良い訳ないでしょ!」「ダメですっ」
わたしとルーシーの声が同時に重なる。
「それかやっぱり、今すぐ結婚出来ないか陛下に聞いて来ようかな」
「何言ってるの、どっちもダメよ!」
「落ち着いて、ルーファス!」
「あああああ、僕の婚約者が可愛すぎるって世界中に叫んで伝えたい!」
赤い顔のままわたしを抱き上げて、ダンスのステップさながらその場でクルクルと回転してみせる。そしてそのままわたしを軽々と担ぎ上げ、ルーシーに向き直ると
「愛でてきます」
と宣言して、さっき出てきたばかりのルーファスの私室へと逆戻りし始めた。わたしはルーファスの肩に担ぎ上げられたまま救いを求めてルーシーに手を伸ばしたけど、ルーシーは「ごゆっくり♡」とヒラヒラと手を振ってくれるだけだった。
宣言通りルーファスにたっぷりと愛を囁かれ、あちこちに口付けされ、ルーファス以上に真っ赤に染め上がったわたしは蕩けすぎて腰が抜けてしまいその日は城へとお泊りとなったのだった。ハウンドと一緒に来ていて良かった……。
結婚前からこんなに溺愛されてて大丈夫なのだろうか……結婚したら一体どうなってしまうのか。なんて幸せ過ぎる悩みをグルグルと考えながら、一人ベッドの中で悶えていたのは内緒だ。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
それから約一年後――。
わたしは純白のドレスに身を包み、この国の王太子ルーファスの隣に立っていた。宮殿にある大きな礼拝堂にて行われた結婚式は、友好国は勿論の事交流のある国々の王族達も参加して盛大に執り行われた。
司祭の前で誓いの言葉と口付けを交わし、互いの指へと指輪をはめる。わたしの指にはルーファスが制作した愛の証の指輪がはめられている。シンプルなシルバーリングには希少性の高いレッドダイヤモンドが中心にあしらわれ、その周りを小さなグレーダイヤとホワイトダイヤが煌びやかに彩っている。まるでわたしとルーファスの髪色を再現したかの様なその指輪に、わたしは嬉しくて涙を零した。
(ずっと欲しかった指輪。彼となら割れる事もないと信じられる)
ルーファスの指にはわたしの指輪と対になる様なデザインで、男性用に作り上げた指輪がはめられている。
南の海を渡った先にある宝石の国「オルプルート王国」から取り寄せたというこのレッドダイヤはその希少性から幻のダイヤと呼ばれているそうだ。よくこんな物を手に入れられたと思ったが、オルプルート王国の王太子とは親交が深いらしく一つ返事で手配してくれたらしい。
そんなオルプルート王国の王太子も王太子妃を伴って今日の結婚式に出席して下さっている。傍から見ても仲睦まじいお二人を見て、わたしもルーファスとこんな夫婦になれたら良いなと思った。
この後は国民にお披露目する意味を兼ねて王都でパレードが行われる。それが終われば城へ戻って招待客たちとの舞踏会があり、今日は一日中バタバタと忙しい。
「大丈夫? 疲れてない?」
パレードの為馬車へと向かう途中、わたしを心配してかルーファスが気遣ってくれる。
「平気よ、幸せ過ぎて目が回りそうだけど」
そう言って「ふふっ」と笑うとルーファスも幸せそうな笑顔でわたしの頬へと口付けを落とす。
「うん、僕も幸せ」
――そう、わたしは今とっても幸せだ。
それも全部ルーファスを始めルーシーとルークの三人がわたしの為に大変な魔法を使ってくれて、人生をやり直すチャンスを与えてくれたお陰だ。哀しい事も辛い事も沢山あったけど、前を向いて歩いてこれたのも皆の助けがあったからこそ。
これからも幸せでいられる様に努力は惜しまないし、将来的には周りの皆の幸せも守れる様なそんな強い王妃になれたら良いなと思っている。国民全てを救う事は出来ないけど、少しでも笑顔の絶えない国であれる様にルーファスを支えていきたい。
ルーファスが傍に居てくれたらきっとそれも叶うだろうな、と隣に並ぶルーファスを見て思う。悪役令嬢に生まれても幸せにはなれるんだよ、と胸を張って生きていく。
そんな事を考えながらルーファスと共に馬車へと乗り込んだのだった。
ルーファスの記憶が戻った事をデート帰りのルーシーに知らせに行くと、安堵したルーシーはルーファスを優しく抱きしめて喜んでくれた。
「まぁ、記憶戻らなくても何だかんだでモデリーンの事は惚れ直してたみたいだし? 結局この子はどう転んでもモデリーンの虜って感じだから、そこは安心してたけどね」
そう言いながらルーファスの頭をナデナデしてみせる。
「ちょっと姉上、そうやって子供扱いするのやめて下さい」
わたしの前でされたのが恥ずかしいのかルーファスが抗議の声を上げるが、ルーシーの方は全く気にもしていない様子だ。そんな二人のやり取りをわたしは微笑ましく見守る。
(大型犬が手懐けられてるみたいな感じよね~ふふっ)
「マーガレットの側室話もなくなったし、これで後は二人の結婚式を待つばかりね」
「まだルーファスが卒業するまで一年近くあるけどね」
実際は卒業してから更にそこから約一年かけて結婚式の準備に入るのが王族の結婚だ。だから結婚式は今から二年後だったりする。
待ちきれないルーファスは学園生活と並行しながら結婚式の準備をさせて貰う様、わたしとの婚約決定と併せて陛下からの許可を得ていたらしい。
なのでルーファスが卒業してすぐに結婚式が執り行われる事は既に貴族たちに通達済みだ。
「僕は別に学生結婚でも構わないんだけどね~モデリーンは卒業している訳だし」
「コラコラ、さすがにそれはお父様も許さないでしょ」
「うん、ダメだった。思い切り顔が引きつってたよ」
(ルーファスからの愛が重過ぎるのは気のせいかしら)
話を聞いていたわたしまで思わず顔を引きつらせた。婚約する相手が違うだけで、こんなにも待遇や状況が違うものなのか。
「ほーら、モデリーンが引いてるじゃない」
「ええっ何で!?」
「あ、いや、大丈夫大丈夫。段々慣れてきたから……」
「慣れ? えっ、慣れてって何?」
ワタワタとわたしの顔を覗き込んでくるルーファスがおかしくて、そして愛おしくて。ついつい顔がニヤけてしまって、フニャリとした笑みを抑えきれずに見つめ返す事になってしまった。貴族令嬢としてはある意味失態だ。気心の知れるこの二人と居る時間はつい油断してしまう。
そんなわたしを見た途端にいつもは飄々としてるルーファスの顔が、一気に茹でダコの様に真っ赤に染まった。
「姉上~! モデリーンが可愛すぎます! このまま襲って良いですかっ!?」
「良い訳ないでしょ!」「ダメですっ」
わたしとルーシーの声が同時に重なる。
「それかやっぱり、今すぐ結婚出来ないか陛下に聞いて来ようかな」
「何言ってるの、どっちもダメよ!」
「落ち着いて、ルーファス!」
「あああああ、僕の婚約者が可愛すぎるって世界中に叫んで伝えたい!」
赤い顔のままわたしを抱き上げて、ダンスのステップさながらその場でクルクルと回転してみせる。そしてそのままわたしを軽々と担ぎ上げ、ルーシーに向き直ると
「愛でてきます」
と宣言して、さっき出てきたばかりのルーファスの私室へと逆戻りし始めた。わたしはルーファスの肩に担ぎ上げられたまま救いを求めてルーシーに手を伸ばしたけど、ルーシーは「ごゆっくり♡」とヒラヒラと手を振ってくれるだけだった。
宣言通りルーファスにたっぷりと愛を囁かれ、あちこちに口付けされ、ルーファス以上に真っ赤に染め上がったわたしは蕩けすぎて腰が抜けてしまいその日は城へとお泊りとなったのだった。ハウンドと一緒に来ていて良かった……。
結婚前からこんなに溺愛されてて大丈夫なのだろうか……結婚したら一体どうなってしまうのか。なんて幸せ過ぎる悩みをグルグルと考えながら、一人ベッドの中で悶えていたのは内緒だ。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
それから約一年後――。
わたしは純白のドレスに身を包み、この国の王太子ルーファスの隣に立っていた。宮殿にある大きな礼拝堂にて行われた結婚式は、友好国は勿論の事交流のある国々の王族達も参加して盛大に執り行われた。
司祭の前で誓いの言葉と口付けを交わし、互いの指へと指輪をはめる。わたしの指にはルーファスが制作した愛の証の指輪がはめられている。シンプルなシルバーリングには希少性の高いレッドダイヤモンドが中心にあしらわれ、その周りを小さなグレーダイヤとホワイトダイヤが煌びやかに彩っている。まるでわたしとルーファスの髪色を再現したかの様なその指輪に、わたしは嬉しくて涙を零した。
(ずっと欲しかった指輪。彼となら割れる事もないと信じられる)
ルーファスの指にはわたしの指輪と対になる様なデザインで、男性用に作り上げた指輪がはめられている。
南の海を渡った先にある宝石の国「オルプルート王国」から取り寄せたというこのレッドダイヤはその希少性から幻のダイヤと呼ばれているそうだ。よくこんな物を手に入れられたと思ったが、オルプルート王国の王太子とは親交が深いらしく一つ返事で手配してくれたらしい。
そんなオルプルート王国の王太子も王太子妃を伴って今日の結婚式に出席して下さっている。傍から見ても仲睦まじいお二人を見て、わたしもルーファスとこんな夫婦になれたら良いなと思った。
この後は国民にお披露目する意味を兼ねて王都でパレードが行われる。それが終われば城へ戻って招待客たちとの舞踏会があり、今日は一日中バタバタと忙しい。
「大丈夫? 疲れてない?」
パレードの為馬車へと向かう途中、わたしを心配してかルーファスが気遣ってくれる。
「平気よ、幸せ過ぎて目が回りそうだけど」
そう言って「ふふっ」と笑うとルーファスも幸せそうな笑顔でわたしの頬へと口付けを落とす。
「うん、僕も幸せ」
――そう、わたしは今とっても幸せだ。
それも全部ルーファスを始めルーシーとルークの三人がわたしの為に大変な魔法を使ってくれて、人生をやり直すチャンスを与えてくれたお陰だ。哀しい事も辛い事も沢山あったけど、前を向いて歩いてこれたのも皆の助けがあったからこそ。
これからも幸せでいられる様に努力は惜しまないし、将来的には周りの皆の幸せも守れる様なそんな強い王妃になれたら良いなと思っている。国民全てを救う事は出来ないけど、少しでも笑顔の絶えない国であれる様にルーファスを支えていきたい。
ルーファスが傍に居てくれたらきっとそれも叶うだろうな、と隣に並ぶルーファスを見て思う。悪役令嬢に生まれても幸せにはなれるんだよ、と胸を張って生きていく。
そんな事を考えながらルーファスと共に馬車へと乗り込んだのだった。
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(30件)
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された令嬢は、“神の寵愛”で皇帝に溺愛される 〜私を笑った全員、ひざまずけ〜
夜桜
恋愛
「お前のような女と結婚するくらいなら、平民の娘を選ぶ!」
婚約者である第一王子・レオンに公衆の面前で婚約破棄を宣言された侯爵令嬢セレナ。
彼女は涙を見せず、静かに笑った。
──なぜなら、彼女の中には“神の声”が響いていたから。
「そなたに、我が祝福を授けよう」
神より授かった“聖なる加護”によって、セレナは瞬く間に癒しと浄化の力を得る。
だがその力を恐れた王国は、彼女を「魔女」と呼び追放した。
──そして半年後。
隣国の皇帝・ユリウスが病に倒れ、どんな祈りも届かぬ中、
ただ一人セレナの手だけが彼の命を繋ぎ止めた。
「……この命、お前に捧げよう」
「私を嘲った者たちが、どうなるか見ていなさい」
かつて彼女を追放した王国が、今や彼女に跪く。
──これは、“神に選ばれた令嬢”の華麗なるざまぁと、
“氷の皇帝”の甘すぎる寵愛の物語。
婚約者様への逆襲です。
有栖川灯里
恋愛
王太子との婚約を、一方的な断罪と共に破棄された令嬢・アンネリーゼ=フォン=アイゼナッハ。
理由は“聖女を妬んだ悪役”という、ありふれた台本。
だが彼女は涙ひとつ見せずに微笑み、ただ静かに言い残した。
――「さようなら、婚約者様。二度と戻りませんわ」
すべてを捨て、王宮を去った“悪役令嬢”が辿り着いたのは、沈黙と再生の修道院。
そこで出会ったのは、聖女の奇跡に疑問を抱く神官、情報を操る傭兵、そしてかつて見逃された“真実”。
これは、少女が嘘を暴き、誇りを取り戻し、自らの手で未来を選び取る物語。
断罪は終わりではなく、始まりだった。
“信仰”に支配された王国を、静かに揺るがす――悪役令嬢の逆襲。
あなた方には後悔してもらいます!
風見ゆうみ
恋愛
私、リサ・ミノワーズは小国ではありますが、ミドノワール国の第2王女です。
私の国では代々、王の子供であれば、性別や生まれの早い遅いは関係なく、成人近くになると王となるべき人の胸元に国花が浮き出ると言われていました。
国花は今まで、長男や長女にしか現れなかったそうですので、次女である私は、姉に比べて母からはとても冷遇されておりました。
それは私が17歳の誕生日を迎えた日の事、パーティー会場の外で姉の婚約者と私の婚約者が姉を取り合い、喧嘩をしていたのです。
婚約破棄を受け入れ、部屋に戻り1人で泣いていると、私の胸元に国花が浮き出てしまったじゃないですか!
お父様にその事を知らせに行くと、そこには隣国の国王陛下もいらっしゃいました。
事情を知った陛下が息子である第2王子を婚約者兼協力者として私に紹介して下さる事に!
彼と一緒に元婚約者達を後悔させてやろうと思います!
※史実とは関係ない異世界の世界観であり、話の中での色々な設定は話の都合、展開の為のご都合主義、ゆるい設定ですので、そんな世界なのだとご了承いただいた上でお読み下さいませ。
※話が合わない場合は閉じていただきますよう、お願い致します。
妃殿下、私の婚約者から手を引いてくれませんか?
ハートリオ
恋愛
茶髪茶目のポッチャリ令嬢ロサ。
イケメン達を翻弄するも無自覚。
ロサには人に言えない、言いたくない秘密があってイケメンどころではないのだ。
そんなロサ、長年の婚約者が婚約を解消しようとしているらしいと聞かされ…
剣、馬車、ドレスのヨーロッパ風異世界です。
御脱字、申し訳ございません。
1話が長めだと思われるかもしれませんが会話が多いので読みやすいのではないかと思います。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
【完結】引きこもりが異世界でお飾りの妻になったら「愛する事はない」と言った夫が溺愛してきて鬱陶しい。
千紫万紅
恋愛
男爵令嬢アイリスは15歳の若さで冷徹公爵と噂される男のお飾りの妻になり公爵家の領地に軟禁同然の生活を強いられる事になった。
だがその3年後、冷徹公爵ラファエルに突然王都に呼び出されたアイリスは「女性として愛するつもりは無いと」言っていた冷徹公爵に、「君とはこれから愛し合う夫婦になりたいと」宣言されて。
いやでも、貴方……美人な平民の恋人いませんでしたっけ……?
と、お飾りの妻生活を謳歌していた 引きこもり はとても嫌そうな顔をした。
婚約解消は諦めましたが、平穏な生活を諦めるつもりはありません!
風見ゆうみ
恋愛
伯爵令嬢である、私、リノア・ブルーミングはラルフ・クラーク辺境伯から求婚され、現在、結婚前のお試し期間として彼の屋敷に滞在しています。
滞在当初に色々な問題が起こり、婚約解消したくなりましたが、ラルフ様が承諾して下さらない為、諦める事に決めて、自分なりに楽しい生活を送ろうと考えたのですが、仮の嫁姑バトルや別邸のメイドに嫌がらせをされたり、なんだかんだと心が落ち着きません。
妻になると自分が決めた以上、ラルフ様や周りの手を借りながらも自分自身で平穏を勝ち取ろうと思います!
※拙作の「婚約解消ですか? 頼む相手を間違えていますよ?」の続編となります。
細かい設定が気にならない方は未読でも読めるかと思われます。
※作者独自の異世界の世界観であり、設定はゆるく、ご都合主義です。クズが多いです。ご注意ください
【完結】愛してるなんて言うから
空原海
恋愛
「メアリー、俺はこの婚約を破棄したい」
婚約が決まって、三年が経とうかという頃に切り出された婚約破棄。
婚約の理由は、アラン様のお父様とわたしのお母様が、昔恋人同士だったから。
――なんだそれ。ふざけてんのか。
わたし達は婚約解消を前提とした婚約を、互いに了承し合った。
第1部が恋物語。
第2部は裏事情の暴露大会。親世代の愛憎確執バトル、スタートッ!
※ 一話のみ挿絵があります。サブタイトルに(※挿絵あり)と表記しております。
苦手な方、ごめんなさい。挿絵の箇所は、するーっと流してくださると幸いです。
王子が主人公を手放して、妹のヒロインを捨てる展開が珍しくて、面白かったです。
兄王子は無理やりでも割り込めば何とかなると思っているヒロインをキチンと切れないから、その時点で王になる資質に欠けているわけですよね。
感想ありがとう御座います。
そうですねー結局はヒロインになびいてしまった訳で優柔不断な対応をしてしまったのもあり、王になるには力不足だったのでしょう。
改心後は真っ当な生き方が出来る様に努力を重ねていくしかないみたいですね。
これはループと
ただひたすら、虐げ死に戻り回避を頑張るモデリーンとルーファスに王女対
モニラの異常と絡めとられたぐずぐず愚か者ルークの話ですが
モデリーンの両親達は姉妹格差有り?
母はしてた感じしかしないけど
父はモニラの異常に気づかなかったの?
モデリーンの家庭環境どうだったのだろう?
バックが愛情有りか無しかで違ってくるのだけど。
そうですねぇ……。
モデリーンの母親は完全にモニラびいきです。
モデリーンの事も末の弟のフィーニモの事も愛してはいますが
どうしてもモニラが一番可愛くて仕方がなかった様です。
父親であるラントス公爵は妻の事も子の事も愛してはいますが
子育てには関心がなく、妻と使用人に任せきりです。
なのでモニラだけでなくモデリーンが苦しんでいた事すら知りません。
公爵家を維持する為に仕事に徹しているいわゆる仕事人間です。
宿敵モニラが幽閉されてもまだ波乱があるんですか?モデリーンが可哀想過ぎる(泣)早く幸せにして上げて下さい。
もうすぐデレデレルーファスが帰って来ますので
お待ちくださいね~