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四 誤解
side水都6
しおりを挟む「あ、そうだ水都ちゃん。今度彩加ちゃんと、露季ちゃんと快理ちゃんも一緒に遊ばない?」
「うん、楽しそう!」
向こうも友達同士みたいだし、それいい!
「作之助も呼んでいい?」
「ほんとコガサクくんのこと好きなんだね、水都ちゃん」
「うん、めっちゃすき」
「……水都ちゃん、ごめんね。中二まですっっっごく迷惑かけたね、私……」
羽咲ちゃんに拝まれてしまった。
確かにわたしは羽咲ちゃんの被害者筆頭ではあるけど、わたしも楽しんでいたし謝ることないんだけどな……。
羽咲ちゃんが謝るべきはユイだと思っている。
「でもごめん、女子だけにしたい。私連れて来られる男子いないし、コガサクくんの身の置き場がなさそうになる……」
あ。
「そういやそうだね。作之助、いつも肩身狭そうにしてる……」
「いつもどこを連れまわしてるの」
「露季ちゃんと快理ちゃんと一緒に……」
「もう少しコガサクくんのこと考えてあげて」
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