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side蘭9
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じゃねー、と玄関でお兄を見送る。お兄にはバレバレですな。……中学のときの失敗を。
……ってかお兄、ディスク置いて行っちゃった。これ、絵瑠ちゃんも好きなアニメなのに。忘れてたのかな? ……一応メッセージ送っておこう。
「さーて。お昼までまだ少しあるな……本の方読もっかな」
まだ読み終わってない新刊があと一冊あるから、そっち読みたいな。
お昼ご飯の食器が出たら一緒に洗おうと思ってコップを流し台に置いてから、ディスクをパッケージに戻してテーブルに置く。
お菓子の袋は捨てちゃって……よし。推しアニメからのケータイ小説! なんと幸せな!
階段をるんたるんたとあがって、部屋に入って本棚から最後の新刊を取り出す。ふふ~! にやにやが止まらない! このお話はサイトで読んでめっちゃときめいたお話なんだよね。
「楽しみ~!」
ベッドにごろんを身を投げる。
書き下ろしもあると作者様のつぶやきで知っているので、更ににやにやしながらページをめくりだした。
「……お昼ご飯忘れてた……」
目頭を押さえながらつぶやく、時計の針は午後三時。おやつの時間になってしまったよ。
サイトで読んだお話から改稿がされていて、更には書き下ろしもあるというダブルパンチで時間を忘れて読みふけっていた……。
……ってかお兄、ディスク置いて行っちゃった。これ、絵瑠ちゃんも好きなアニメなのに。忘れてたのかな? ……一応メッセージ送っておこう。
「さーて。お昼までまだ少しあるな……本の方読もっかな」
まだ読み終わってない新刊があと一冊あるから、そっち読みたいな。
お昼ご飯の食器が出たら一緒に洗おうと思ってコップを流し台に置いてから、ディスクをパッケージに戻してテーブルに置く。
お菓子の袋は捨てちゃって……よし。推しアニメからのケータイ小説! なんと幸せな!
階段をるんたるんたとあがって、部屋に入って本棚から最後の新刊を取り出す。ふふ~! にやにやが止まらない! このお話はサイトで読んでめっちゃときめいたお話なんだよね。
「楽しみ~!」
ベッドにごろんを身を投げる。
書き下ろしもあると作者様のつぶやきで知っているので、更ににやにやしながらページをめくりだした。
「……お昼ご飯忘れてた……」
目頭を押さえながらつぶやく、時計の針は午後三時。おやつの時間になってしまったよ。
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