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六 わりーわりー、足が滑った。
side咲桜2
しおりを挟むここまで答えて、はっと口を噤んだ。
宮寺先生は――遙音先輩と面識があるなら、どこまで知っている? 先輩のことも……。
「そう、なんだ……」
少し、宮寺先生の声が沈んだ気がした。
どうかしたのかな?
「宮寺先生? お話だったら外行きますか?」
「え? ああ――そうだね。簡単に終わらせるから」
私の先導で、校舎の下の植え込み沿いにあるベンチまで来た。
流夜くんにこっそり言われていた。
もしまた宮寺先生が接触してきたら、なるべく校庭――旧館から少しでも見える場所にいてくれ、と。
と、とりあえずここなら流夜くんがいるとこから見えると思うけど……今度は何訊かれるんだろ……。
当たり障りのない話でありますよーに!
心の中で手を組んで願っていると、宮寺先生から「華取さんて」と話し出された。
「神宮のこと、教師としてどう思う?」
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