朧咲夜3-甦るは深き記憶の傷-【完】

桜月真澄

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六 わりーわりー、足が滑った。

side咲桜16

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「はい。……学校だけど、…………またやってんのかあいつら……ああ、……今すぐ、ですか……。わかった、わかりました。だから在義さんには言わないでくれ」

謎のシメで通話が終わった。

「? 父さんがどうかしたの?」

「いや、龍さんとこに降渡と……絆が来て喧嘩してるから回収に来いとのことだ」

「けんか!? 龍生さんにも止めらんないの⁉」

「龍さん、あいつらに関しては傍観者決め込んでるから……。てことで、咲桜送ってく前に《白》に寄っても構わないか?」

「いやいやいや! 私一人でも帰れるから早く龍生さんとこ――」

「馬鹿共の痴話喧嘩のためにお前一人にするわけないだろう。昏くなれば色々と危ないし」

「ばかどもって……」

言いぐさが……。

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