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一 なかなかお似合いだと思って。
side流夜4
しおりを挟む「へえ?」
「な、なんですかその笑い方は……」
咲桜の眉間に皺が寄る。
「いや? ちゃんとそういう風に思っててくれたんだなー、と」
「そういう風?」
咲桜の髪をかきまぜる。
「わからなければ考えろ。……仕事のことで在義さんに話すことあるから、待たせてもらってもいいか?」
「あ、うん」
はぐらかされたのを釈然としないらしい咲桜は、考え込んだ顔つきになった。
さっきの言い方から、俺として言質(げんち)を取った気持ちだ。
……こういう考え方なところが、俺は『事件頭』と言われてしまうんだろう。
咲桜はわからない顔つきのまま夕飯の支度にとりかかった。
在義さんからは《白》からの移動中にメッセージがあって、今日はもう本署を出たと言うことだ。
出来あがる頃には着くだろう。
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