朧咲夜4-朧なはなの咲いた夜-【完】

桜月真澄

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六 ずっと、傍にいたいです。

side遥音19

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「もし一人で食べてるんだったら、うちで食べていきなさいよ。あ、笑満に料理の腕期待しちゃダメよ。お菓子はいいんだけど……ほんと、咲桜ちゃんに弟子入りしてきたら?」

「う……わ、わかってるよ! ってかもうちゃんと習いに行ってるもん!」

え、そうなの? 知らない話に何も言えないでいると、笑満ちゃんは勢いよくこちらを見て来た。

「咲桜に習ってるもん。遙音くん、咲桜のお料理すきだもんね!」

「え――あ、うん?」

急に話を振られて、曖昧ながら肯いた。

咲桜の作るものは美味しいけど、神宮に作られた弁当をぶん取るのが本当に『面白い』から横取りしているんだ。

本気で怒るから。

「あら。咲桜ちゃんともお友達なの?」

「ともだち――かどうかは……」

断言できない。

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