朧咲夜-番外編-【完】

桜月真澄

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2 結婚のゆるし

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食事を終えると、咲桜と夜々子、箏子はソファの方で話していた。

咲桜の淹れた紅茶とともに。

ダイニングテーブルにいる流夜と在義のところには、咲桜がコーヒーを置いて行った。

ずっと楽しそうな咲桜と夜々子、しかつめらしい顔でその隣にいる箏子を見て、在義が呟いた。

「……咲桜、夜々ちゃんの方ばかりいるけど、流夜くんはいいの?」

「え? まあ、咲桜の女好きは知ってますし、朝間先生への慕い方も半端ないですから。今更気にしても仕方ないと言うか」

「達観してるねぇ……え、女好き?」

「ん? はい。咲桜、男より女が好きじゃないですか。俺は例外らしいですが」

「…………えええええ!? 何それ! 咲桜ってそういうのだったの!?」

「あ、ご存知なかったですか?」

「ご存知ないよ! まさか咲桜がレズの子だったなんて……」

おい咲桜。あの在義に隠し通していたなんて、お前ナニモノだよ。そしてやっぱり生まれる誤解。

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