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発覚3 side水都
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「あの、作之助くんいますか?」
「へっ!? 藤沢水都!?」
放課後すぐにコガサクくんのクラスに足を向けた。
ドアからのぞこうとしたら、ちょうど男子が出てきたから訊いてみるとものすごいびっくり顔をされた。
「さ、さくのすけっ!? え、だれ!?」
だ、大丈夫だろうか、この人。声裏返ってるけど……。
「古閑作之助くんを探してるんですけ――」
「水都さん!? 何してんの」
「ひえっ!」
教室の中から、コガサクくんが飛び出してきた。
わたしが声をかけた男子はそれにもびっくりしたらしく飛び退(すさ)った。
「一緒に帰ろうと思って呼びに来たの」
「……だからそういうのは、」
「昼休みわたしの教室に乗り込んだのは誰だっけ」
「……わかりました。同行します」
よっしゃ。勝った。これで母様に紹介出来る!
「今日は露季ちゃんと快理ちゃんも一緒なんです」
「ちょっと待て」
コガサクくんの教室内はざわざわしていた。賑やかなクラスなのかな。
コガサクくんがカバンを持って来て、一緒に昇降口まで歩いている途中で話すと、コガサクくんの足が停まった。
すんごく真面目な顔してる。
「友達出来たんなら俺に絡まなくていいだろ? それでなくても学内で俺といたら悪い噂立てられるよ?」
真面目な顔でなんてことを言うんだ。
相変わらずだけどコガサクくんは自虐がひどい。そして自己評価が低いと思う。
数歩、わたしが先に進んでしまったから振り返る。
放課後になった廊下は部活に行く生徒や帰宅する生徒、勉強をするために場所を変える生徒でごちゃごちゃしていた。
「悪い噂を立てられてもコガサクくんと友達でいる方がいいです。噂も誤解も解くことが出来るってコガサクくんのおかげで知りましたから、どうにかなります」
なるようになるって言い方もあるけど、きっとそれは一番いいようになる、だ。
わたしがコガサクくんと友達になったのも、それがわたしに一番いいことだったから。
だってほら、こんなにも学校が楽しくなったんだよ。
「……………ともだち?」
こてん、と首を傾げるコガサクくん。
あ、そこからでしたか。
コガサクくん、友達が出来ないって嘆いていたから、わたしのこともそういう風に見ていなかったんだろう。
そもそも友達の条件ってなに? 状態かもしれない。昔なじみの玲くんのことも友達とは呼ばなかった。
「友達ですよ。わたしとコガサクくんは。だから一緒に帰りましょう」
コガサクくんと一緒だとついにこにこしてしまう。
ヤンキーで有名なコガサクくんだけど、わたしにはにこにこ発信源だ。
理由はわかないけど楽しい。
「……そっか」
こくりと軽く肯いたコガサクくんは、わたしに並ぶように歩き出した? ありゃ? 反応が薄い……? 予想外と言うか、もっと戸惑うか全力で否定してくるかと思ってたんだけど……まあいっか。
「そうだ。作之助って呼んでもいいですか? わたしも呼び捨てでいいですよ」
「いいけど、水都さんは水都さん」
「譲らないんですか」
「譲らない」
頑固は発揮出来るんですね。
譲らないのならわたしも無理強いはしませんが。
昇降口で待っていてくれていた露季ちゃんと快理ちゃんは作之助を見て「コガサク、明日は校内に気をつけろよ~?」とか、「特に見えない場所に気をつけろ」とか言っていた。
作之助は「うん」と肯く。
……なぜわたしだけわからない隠語で話しているの! もうそんなに仲良しになっていたの!?
+
「山手さん、常盤さん、俺のせいで何かあったら言ってね?」
四人での帰り道、作之助はいつもの心配を口にしていた。
「ああ。遠慮なく言わせてもらうよ」
「コガサクの一人歩きもそのうち終わるんじゃない? コガサクが喧嘩買わなかったら」
「………」
快理ちゃんと露季ちゃんの返事を聞いて押し黙る作之助。
「水都ちゃんを危険な目に遭わせたくなかったら、喧嘩買いますはやめるしかないよね」
「……精進します」
快理ちゃんに念を押されて、しぶしぶといった感じで肯く作之助。
確かに、わたしが一番作之助と関わっているから、作之助を敵視する人たちからしたらわたしはいい人質人材だろう。
羽咲ちゃんにもっと鍛えてもらおう。
例えば誘拐されても一人で逃げることが出来るくらいには。
「あ、母と落ち合うの、この辺りだ」
母様と朝決めた大体の場所についたので、わたしは足を停めた。
「水都ちゃんのお母様ってどんなお方なんだろう」
「扇とか似合う感じ?」
「母様は可愛い方だよ。元ヤンだけど」
「え、なんで山手さんも常盤さんも驚かないの? なぜ突然水都さんの母様?」
母様と合流することは、露季ちゃんと快理ちゃんには話してある。作之助にはサプライズだ。
「水都ちゃんから聞いてるから。今日お母さんと帰りが重なるから一緒に帰るんだって」
「私たちも友達のお母さんだから逢いたいなってことで。コガサクも」
「いやいやいや! 二人は女子の友達だからいいけど俺はマズいだろ!? ヤロウ一人な上に不良だよ!?」
「でも高校で出来たわたしの最初の友達ですよ? それに母様はヤンキー耐性ありますから」
「だからそういうんじゃ――」
「水都―! おかえりただいまー!」
作之助が必死に否定しようとしたところへ、母様の元気な声が割って入った。
びくっと両肩を跳ねさせて逃げ出そうとしたから、左腕を掴んで背中にねじ上げて止めた。
「ただいま母様。おかえりなさい。今日友達と一緒なんだ」
作之助の腕を掴んだまま母様と話す。母様は今日はお着物姿だ。
「はじめましてみなさん。水都の母の、藤沢琴です。娘と仲良くしてくれてありがとうね」
母様が頭を下げると、露季ちゃんと快理ちゃんも応じて自己紹介をした。
「は、はじめまして水都ちゃんのお母様っ。山手露木っていいますっ」
「こちらこそ水都さんには仲良くしてもらっています。常盤快理です」
露季ちゃんは緊張しているみたいだけど、快理ちゃんは堂々としている。
「それから母様、古閑作之助くん。わたしの高校での最初のお友達だよ」
もう逃げ場をなくしたので、作之助の腕を放す。
作之助は顔を引きつらせながらなんとか頭を軽く下げた。
「は、はじめまして……古閑です」
顔に、『逃げたい』って書いてあるけど、逃がしませんよ。
「こが……さくのすけくん」
「……はい」
『居たたまれない』って顔に書いてある。
「そう。水都をよろしくね。作之助くん」
へ? 母様それはどういう意味で言ってる? 友達としてのよろしくかな?
「あの、作之助くんいますか?」
「へっ!? 藤沢水都!?」
放課後すぐにコガサクくんのクラスに足を向けた。
ドアからのぞこうとしたら、ちょうど男子が出てきたから訊いてみるとものすごいびっくり顔をされた。
「さ、さくのすけっ!? え、だれ!?」
だ、大丈夫だろうか、この人。声裏返ってるけど……。
「古閑作之助くんを探してるんですけ――」
「水都さん!? 何してんの」
「ひえっ!」
教室の中から、コガサクくんが飛び出してきた。
わたしが声をかけた男子はそれにもびっくりしたらしく飛び退(すさ)った。
「一緒に帰ろうと思って呼びに来たの」
「……だからそういうのは、」
「昼休みわたしの教室に乗り込んだのは誰だっけ」
「……わかりました。同行します」
よっしゃ。勝った。これで母様に紹介出来る!
「今日は露季ちゃんと快理ちゃんも一緒なんです」
「ちょっと待て」
コガサクくんの教室内はざわざわしていた。賑やかなクラスなのかな。
コガサクくんがカバンを持って来て、一緒に昇降口まで歩いている途中で話すと、コガサクくんの足が停まった。
すんごく真面目な顔してる。
「友達出来たんなら俺に絡まなくていいだろ? それでなくても学内で俺といたら悪い噂立てられるよ?」
真面目な顔でなんてことを言うんだ。
相変わらずだけどコガサクくんは自虐がひどい。そして自己評価が低いと思う。
数歩、わたしが先に進んでしまったから振り返る。
放課後になった廊下は部活に行く生徒や帰宅する生徒、勉強をするために場所を変える生徒でごちゃごちゃしていた。
「悪い噂を立てられてもコガサクくんと友達でいる方がいいです。噂も誤解も解くことが出来るってコガサクくんのおかげで知りましたから、どうにかなります」
なるようになるって言い方もあるけど、きっとそれは一番いいようになる、だ。
わたしがコガサクくんと友達になったのも、それがわたしに一番いいことだったから。
だってほら、こんなにも学校が楽しくなったんだよ。
「……………ともだち?」
こてん、と首を傾げるコガサクくん。
あ、そこからでしたか。
コガサクくん、友達が出来ないって嘆いていたから、わたしのこともそういう風に見ていなかったんだろう。
そもそも友達の条件ってなに? 状態かもしれない。昔なじみの玲くんのことも友達とは呼ばなかった。
「友達ですよ。わたしとコガサクくんは。だから一緒に帰りましょう」
コガサクくんと一緒だとついにこにこしてしまう。
ヤンキーで有名なコガサクくんだけど、わたしにはにこにこ発信源だ。
理由はわかないけど楽しい。
「……そっか」
こくりと軽く肯いたコガサクくんは、わたしに並ぶように歩き出した? ありゃ? 反応が薄い……? 予想外と言うか、もっと戸惑うか全力で否定してくるかと思ってたんだけど……まあいっか。
「そうだ。作之助って呼んでもいいですか? わたしも呼び捨てでいいですよ」
「いいけど、水都さんは水都さん」
「譲らないんですか」
「譲らない」
頑固は発揮出来るんですね。
譲らないのならわたしも無理強いはしませんが。
昇降口で待っていてくれていた露季ちゃんと快理ちゃんは作之助を見て「コガサク、明日は校内に気をつけろよ~?」とか、「特に見えない場所に気をつけろ」とか言っていた。
作之助は「うん」と肯く。
……なぜわたしだけわからない隠語で話しているの! もうそんなに仲良しになっていたの!?
+
「山手さん、常盤さん、俺のせいで何かあったら言ってね?」
四人での帰り道、作之助はいつもの心配を口にしていた。
「ああ。遠慮なく言わせてもらうよ」
「コガサクの一人歩きもそのうち終わるんじゃない? コガサクが喧嘩買わなかったら」
「………」
快理ちゃんと露季ちゃんの返事を聞いて押し黙る作之助。
「水都ちゃんを危険な目に遭わせたくなかったら、喧嘩買いますはやめるしかないよね」
「……精進します」
快理ちゃんに念を押されて、しぶしぶといった感じで肯く作之助。
確かに、わたしが一番作之助と関わっているから、作之助を敵視する人たちからしたらわたしはいい人質人材だろう。
羽咲ちゃんにもっと鍛えてもらおう。
例えば誘拐されても一人で逃げることが出来るくらいには。
「あ、母と落ち合うの、この辺りだ」
母様と朝決めた大体の場所についたので、わたしは足を停めた。
「水都ちゃんのお母様ってどんなお方なんだろう」
「扇とか似合う感じ?」
「母様は可愛い方だよ。元ヤンだけど」
「え、なんで山手さんも常盤さんも驚かないの? なぜ突然水都さんの母様?」
母様と合流することは、露季ちゃんと快理ちゃんには話してある。作之助にはサプライズだ。
「水都ちゃんから聞いてるから。今日お母さんと帰りが重なるから一緒に帰るんだって」
「私たちも友達のお母さんだから逢いたいなってことで。コガサクも」
「いやいやいや! 二人は女子の友達だからいいけど俺はマズいだろ!? ヤロウ一人な上に不良だよ!?」
「でも高校で出来たわたしの最初の友達ですよ? それに母様はヤンキー耐性ありますから」
「だからそういうんじゃ――」
「水都―! おかえりただいまー!」
作之助が必死に否定しようとしたところへ、母様の元気な声が割って入った。
びくっと両肩を跳ねさせて逃げ出そうとしたから、左腕を掴んで背中にねじ上げて止めた。
「ただいま母様。おかえりなさい。今日友達と一緒なんだ」
作之助の腕を掴んだまま母様と話す。母様は今日はお着物姿だ。
「はじめましてみなさん。水都の母の、藤沢琴です。娘と仲良くしてくれてありがとうね」
母様が頭を下げると、露季ちゃんと快理ちゃんも応じて自己紹介をした。
「は、はじめまして水都ちゃんのお母様っ。山手露木っていいますっ」
「こちらこそ水都さんには仲良くしてもらっています。常盤快理です」
露季ちゃんは緊張しているみたいだけど、快理ちゃんは堂々としている。
「それから母様、古閑作之助くん。わたしの高校での最初のお友達だよ」
もう逃げ場をなくしたので、作之助の腕を放す。
作之助は顔を引きつらせながらなんとか頭を軽く下げた。
「は、はじめまして……古閑です」
顔に、『逃げたい』って書いてあるけど、逃がしませんよ。
「こが……さくのすけくん」
「……はい」
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