25 / 46
第二話 龍の住まう川
18 顛末、そして、てててて手!
しおりを挟む
帰城早々、剛厚たちを待っていたのはお小言の嵐であった。誰にも告げずに城主夫妻が失踪したとなれば、家中は大混乱に陥って当然だ。
普段から、雪音がこっそりと城を抜け出し妖山に行っているのは周知のことだ。今回も白澤の姫のお転婆が高じたのだろう、と見る向きが多かったらしい。まずは一晩待ってみようとのことで、大事にはならなかったのが幸いだ。
さて、人心地つく間もなく、剛厚は北藍川氾濫地域の調査の継続を命じる号令を出した。やがて、事態が落ち着きを見せ始めた頃、城に避難をしていた河童らは、家の再建を待ち、住処へ戻って行くことになる。
剛厚らと共に敵の本拠地に乗り込んだなつめは、どうやら家族の許可を得ていなかったらしい。帰城の朝、手を揉み顔面を蒼白にして娘を待ちわびていた養父母に迎えられ、無鉄砲を咎められつつも、無事の再会に涙と鼻水を流していた。
そうして数日後。集められた調査結果を基に合議の場を設けたのが、この日中のこと。北藍川の氾濫時、新たに生まれた支流により村が三つ流されたらしく、治水工事をどのように行うべきか、議論は紛糾している。そのまま日暮れを迎え、合議はいったんお開きとなった。
精神的に疲労困憊した夜。剛厚は寝具の上に胡坐をかいて、うんうんと唸っている。
「氾濫地域の復興までには時間がかかる。季節は盛夏。今から田植えはできぬから、今秋の実りは期待できない。そもそも支流はどうするか。新たに龍が生まれたということは、堰き止めるわけにもいかぬのだし……」
――人間たちは度を越してんだよ。
山寺で、北藍が吐露した心中が幻聴となって耳にこだまする。
――川を汚し、必要以上に水を奪う。それくらいならまだ可愛いもんで、流れを変えて堰き止めることだってする。浸食や氾濫で新しく生まれようとした支流に堤防を築き、弟妹の命をまだ種のうちに刈り取った。それもこれも全部妖山城主の命令だ。
そう、代々の白澤当主が背負った業である。けれどもその方針は、川沿いに住まう多くの人間の命を救い、適切な治水により田畑に実りをもたらした。
新しく生まれた支流のせいで、流された村がある。一刻も早く川を堰き止め、元通りの里を取り戻さねばならない。けれども龍をはじめとするあやかしとて、白澤の領民である。これをいかに解決するべきか。
「支流の周りに田畑を作ってはいかがですか」
「……うぬ?」
正面に端座していた雪音が、不意に口を開いた。澄んだ瞳でじっと剛厚を見つめている。
「流されてしまった村はたいへん残念で、民の気持ちを思えば心が痛みます。けれど、どちらにしても一から村を作り直す必要があるのでしょう。今回氾濫した地域はきっと、地形的に難があるのです。水が引いたとしても、今後も水害の危険があるということですわ。せっかく支流ができたのですから、民にはそちらに移住してもらいましょう。川沿いにあたる地域が多くなれば、耕作できる土地もぐんと増えるはずですし。ゆくゆく村が大きくなれば、白澤の所領もいっそう富むはずですわ」
「そうか」
剛厚は腕を組んで呟いた。
雪音の提案は、思い至ってみれば単純な話である。けれども合議では、いかに水を治めるか、いかに人間の地を取り戻すか、という点ばかりが論じられ、簡単なことに気づく余裕すらなかった。
「新たに生まれた川を抑え込むのではなく、共存する。発想を転換すればよいのだな。雪音、さすがだぞ!」
妻が妙案を口にした感激と、頭痛の種が解消された安堵が同時に胸を満たす。剛厚は思わず膝立ちになり、雪音を抱き締めた。
「きゃっ」
腕の中で、ごき、と関節がずれる音がした。あやうく、雪音の華奢な身体が鬼の剛腕に粉砕されるところであった。慌てて抱擁を緩める。
「す、すすすすまぬ! 某としたことが」
「い、いいえ。その」
小柄な妻を上から包み込むように背中を丸めていた剛厚の鼻先に、雪音の愛らしい顔がある。どんぐりのような目が大きく見開かれている。やがて頬に朱が差し、ふいと斜めに視線を逸らされた
普段、余裕のある笑みを崩さない雪音。初夜の寝所では妖艶に迫ってきさえした。その彼女が頬を赤らめるなど、想定外である。剛厚は調子を狂わされて狼狽えた。それと同時に胸の奥から熱いものが込み上げて、全身に染み渡る。
愛おしい。叶うことならば己の正体を打ち明け、雪音と真に心を通わせたい。雪音の衿元から、甘い香りが漂ってくる。美味そうで、どこか艶めかしい。
「雪音、その」
ぐ、ぐううううう。
剛厚の腹が上げた無粋な轟きを最後に、寝所中から音が消えた。二人は顔を見合わせる。やがて、雪音は袖を持ち上げてくすくすと笑った。
「まあ、源三郎様ったら。お腹が痛いのかしら。それとも空腹ですか? さあ、きゅうりをどうぞ」
「うむ、かたじけない……って、なぜここにきゅうりが」
「戸喜左衛門となつめの婚礼祝いに差し上げた残りですわ。ああ、今年のきゅうりもそろそろ終わりですわね。次は何を育てましょう」
「丹精込めてきゅうりを育てていたのは、なつめたちのためであったのか」
剛厚は、河童の好物であるきゅうりを半分に折り、片割れを差し出した。やや驚いた顔をした雪音だが、すぐに柔らかく微笑むと両手で受け取り、小さな口に頬張った。
剛厚も、鮮やかな緑に歯を突き立てる。ぱりっとした歯ごたえの後、みずみずしい汁が口内を潤す。嚥下すれば、素朴な幸福感が全身を満たし、食欲の猛獣は腹の奥底に帰って行った。
「あの、源三郎様。お願いがありますの」
きゅうりが胃の中に消えた頃、雪音がぽつりと口を開いた。
「どうしたのだ、改まって」
「手を」
剛厚の言葉に被せるように、ほんの少しだけ上ずった声で雪音が言う。
「今宵は眠る時に、手を握ってくださいませ」
「は」
突然のことに石になる剛厚を、雪音が上目遣いに見つめた。まろやかな曲線を描く頬が微かに赤らんでいる。妻の妖艶な眼差しを浴び、身体中の血が瞬時に沸騰した。
「て、てててて手! このような汚い手でよいのならば、いくらでも」
「まあ。……ふふふ。ありがとうございます」
この頃には雪音の頬は、元の色白に戻っていた。
その晩、二人は宣言通り、手を握り合って眠りについた。翌朝、寝具からはみ出た左腕が冷えてしまったのか、屈強な剛厚にしては珍しく、風邪を引いたらしかった。
第二話 終
普段から、雪音がこっそりと城を抜け出し妖山に行っているのは周知のことだ。今回も白澤の姫のお転婆が高じたのだろう、と見る向きが多かったらしい。まずは一晩待ってみようとのことで、大事にはならなかったのが幸いだ。
さて、人心地つく間もなく、剛厚は北藍川氾濫地域の調査の継続を命じる号令を出した。やがて、事態が落ち着きを見せ始めた頃、城に避難をしていた河童らは、家の再建を待ち、住処へ戻って行くことになる。
剛厚らと共に敵の本拠地に乗り込んだなつめは、どうやら家族の許可を得ていなかったらしい。帰城の朝、手を揉み顔面を蒼白にして娘を待ちわびていた養父母に迎えられ、無鉄砲を咎められつつも、無事の再会に涙と鼻水を流していた。
そうして数日後。集められた調査結果を基に合議の場を設けたのが、この日中のこと。北藍川の氾濫時、新たに生まれた支流により村が三つ流されたらしく、治水工事をどのように行うべきか、議論は紛糾している。そのまま日暮れを迎え、合議はいったんお開きとなった。
精神的に疲労困憊した夜。剛厚は寝具の上に胡坐をかいて、うんうんと唸っている。
「氾濫地域の復興までには時間がかかる。季節は盛夏。今から田植えはできぬから、今秋の実りは期待できない。そもそも支流はどうするか。新たに龍が生まれたということは、堰き止めるわけにもいかぬのだし……」
――人間たちは度を越してんだよ。
山寺で、北藍が吐露した心中が幻聴となって耳にこだまする。
――川を汚し、必要以上に水を奪う。それくらいならまだ可愛いもんで、流れを変えて堰き止めることだってする。浸食や氾濫で新しく生まれようとした支流に堤防を築き、弟妹の命をまだ種のうちに刈り取った。それもこれも全部妖山城主の命令だ。
そう、代々の白澤当主が背負った業である。けれどもその方針は、川沿いに住まう多くの人間の命を救い、適切な治水により田畑に実りをもたらした。
新しく生まれた支流のせいで、流された村がある。一刻も早く川を堰き止め、元通りの里を取り戻さねばならない。けれども龍をはじめとするあやかしとて、白澤の領民である。これをいかに解決するべきか。
「支流の周りに田畑を作ってはいかがですか」
「……うぬ?」
正面に端座していた雪音が、不意に口を開いた。澄んだ瞳でじっと剛厚を見つめている。
「流されてしまった村はたいへん残念で、民の気持ちを思えば心が痛みます。けれど、どちらにしても一から村を作り直す必要があるのでしょう。今回氾濫した地域はきっと、地形的に難があるのです。水が引いたとしても、今後も水害の危険があるということですわ。せっかく支流ができたのですから、民にはそちらに移住してもらいましょう。川沿いにあたる地域が多くなれば、耕作できる土地もぐんと増えるはずですし。ゆくゆく村が大きくなれば、白澤の所領もいっそう富むはずですわ」
「そうか」
剛厚は腕を組んで呟いた。
雪音の提案は、思い至ってみれば単純な話である。けれども合議では、いかに水を治めるか、いかに人間の地を取り戻すか、という点ばかりが論じられ、簡単なことに気づく余裕すらなかった。
「新たに生まれた川を抑え込むのではなく、共存する。発想を転換すればよいのだな。雪音、さすがだぞ!」
妻が妙案を口にした感激と、頭痛の種が解消された安堵が同時に胸を満たす。剛厚は思わず膝立ちになり、雪音を抱き締めた。
「きゃっ」
腕の中で、ごき、と関節がずれる音がした。あやうく、雪音の華奢な身体が鬼の剛腕に粉砕されるところであった。慌てて抱擁を緩める。
「す、すすすすまぬ! 某としたことが」
「い、いいえ。その」
小柄な妻を上から包み込むように背中を丸めていた剛厚の鼻先に、雪音の愛らしい顔がある。どんぐりのような目が大きく見開かれている。やがて頬に朱が差し、ふいと斜めに視線を逸らされた
普段、余裕のある笑みを崩さない雪音。初夜の寝所では妖艶に迫ってきさえした。その彼女が頬を赤らめるなど、想定外である。剛厚は調子を狂わされて狼狽えた。それと同時に胸の奥から熱いものが込み上げて、全身に染み渡る。
愛おしい。叶うことならば己の正体を打ち明け、雪音と真に心を通わせたい。雪音の衿元から、甘い香りが漂ってくる。美味そうで、どこか艶めかしい。
「雪音、その」
ぐ、ぐううううう。
剛厚の腹が上げた無粋な轟きを最後に、寝所中から音が消えた。二人は顔を見合わせる。やがて、雪音は袖を持ち上げてくすくすと笑った。
「まあ、源三郎様ったら。お腹が痛いのかしら。それとも空腹ですか? さあ、きゅうりをどうぞ」
「うむ、かたじけない……って、なぜここにきゅうりが」
「戸喜左衛門となつめの婚礼祝いに差し上げた残りですわ。ああ、今年のきゅうりもそろそろ終わりですわね。次は何を育てましょう」
「丹精込めてきゅうりを育てていたのは、なつめたちのためであったのか」
剛厚は、河童の好物であるきゅうりを半分に折り、片割れを差し出した。やや驚いた顔をした雪音だが、すぐに柔らかく微笑むと両手で受け取り、小さな口に頬張った。
剛厚も、鮮やかな緑に歯を突き立てる。ぱりっとした歯ごたえの後、みずみずしい汁が口内を潤す。嚥下すれば、素朴な幸福感が全身を満たし、食欲の猛獣は腹の奥底に帰って行った。
「あの、源三郎様。お願いがありますの」
きゅうりが胃の中に消えた頃、雪音がぽつりと口を開いた。
「どうしたのだ、改まって」
「手を」
剛厚の言葉に被せるように、ほんの少しだけ上ずった声で雪音が言う。
「今宵は眠る時に、手を握ってくださいませ」
「は」
突然のことに石になる剛厚を、雪音が上目遣いに見つめた。まろやかな曲線を描く頬が微かに赤らんでいる。妻の妖艶な眼差しを浴び、身体中の血が瞬時に沸騰した。
「て、てててて手! このような汚い手でよいのならば、いくらでも」
「まあ。……ふふふ。ありがとうございます」
この頃には雪音の頬は、元の色白に戻っていた。
その晩、二人は宣言通り、手を握り合って眠りについた。翌朝、寝具からはみ出た左腕が冷えてしまったのか、屈強な剛厚にしては珍しく、風邪を引いたらしかった。
第二話 終
0
あなたにおすすめの小説
【完結】結界守護者の憂鬱なあやかし幻境譚 ~平凡な男子高校生、今日から結界を繕います~
御崎菟翔
キャラ文芸
【平凡な高校生 × 妖従者たちが紡ぐ、絆と成長の主従現代和風ファンタジー!】
★第9回キャラ文芸大賞エントリー中!
「選ぶのはお前だ」
――そう言われても、もう引き返せない。
ごく普通の高校生・奏太(そうた)は、夏休みのある日、本家から奇妙な呼び出しを受ける。
そこで待っていたのは、人の言葉を話す蝶・汐(うしお)と、大鷲・亘(わたり)。
彼らに告げられたのは、人界と異界を隔てる結界を修復する「守り手」という、一族に伝わる秘密の役目だった。
「嫌なら断ってもいい」と言われたものの、放置すれば友人が、家族が、町が危険に晒される。
なし崩し的に役目を引き受けた奏太は、夜な夜な大鷲の背に乗り、廃校や心霊スポットへ「出勤」することに!
小生意気な妖たちに絡まれ、毒を吐く蛙と戦い、ついには異世界「妖界」での政変にまで巻き込まれていく奏太。
その過程で彼は、一族が隠し続けてきた「残酷な真実」と、従姉・結(ゆい)の悲しい運命を知ることになる――
これは、後に「秩序の神」と呼ばれる青年が、まだ「ただの人間」だった頃の、始まりの物語。
★新作『蜻蛉商会のヒトガミ様』
この物語から300年後……神様になった奏太の物語も公開中!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/174241108/158016858
古書館に眠る手記
猫戸針子
歴史・時代
革命前夜、帝室図書館の地下で、一人の官僚は“禁書”を守ろうとしていた。
十九世紀オーストリア、静寂を破ったのは一冊の古手記。
そこに記されたのは、遠い宮廷と一人の王女の物語。
寓話のように綴られたその記録は、やがて現実の思想へとつながってゆく。
“読む者の想像が物語を完成させる”記録文学。
明治あやかし遊郭~ジンガイ・セツクス・エデユケエシヨン~
百合川八千花
キャラ文芸
明治、横濱。
没落士族の娘・天は、極道の愛人として孕んだことで命を狙われる。
逃げ込んだ先は、鬼が営む幽世の遊郭「華屋」。
「母となるお主に、妖たちへ人との交わりを教えてほしい」
種の存続のため、人との子を作りたい妖たち。
だが性交で繁殖しない彼らには、手ほどきが必要で――
元退魔師の遊女が、不器用な妖たちに性技を教える、
ちょっと艶めかしくて笑える、異類性技教育譚。
黄泉津役所
浅井 ことは
キャラ文芸
高校入学を機にアルバイトを始めようと面接に行った井筒丈史。
だが行った先は普通の役所のようで普通ではない役所。
一度はアルバイトを断るものの、結局働くことに。
ただの役所でそうではなさそうなお役所バイト。
一体何をさせられるのか……
あやかしたちのとまりぎの日常
彩世幻夜
キャラ文芸
吉祥寺は井の頭公園界隈の一画で、ひっそりと営業するダイニング・バー【ペルシュ】に訪れるお客の大半はひとではないもの、いわゆるあやかしたち。
勿論店の店主や店員もまた人ではない。
そんな店でバイトをするとある専門学校生とあやかしたちが織りなす〝日常(?)〟物語
【完結】あやかし団地 管理人見習い日誌
双月ねむる
キャラ文芸
就活全滅で「自分には社会性がない」と思い込む凛は、遠縁の親戚に紹介され、昭和レトロな巨大団地・さくらヶ丘第一団地の『管理人見習い』として住み込みで働くことに。しかしその団地には、中庭の「靴鳴らし」、エレベーター表示盤に棲む狐など、団地限定あやかし達が当たり前のように暮らしていた。
最初は逃げ腰の凛だったが、すねた空き部屋や、ベランダの風鈴が告げるSOSなど、人とあやかしのトラブルに巻き込まれながら、少しずつ『共同体』に関わる勇気を取り戻していく。
幽縁ノ季楼守
儚方ノ堂
キャラ文芸
「季楼庵当主の代理を務めてもらう」
幼少期、神隠しにあった過去を待つ青年ユメビシ。
迷い込んだ先で、事件に巻き込まれ両手を失い、生死を彷徨うことに。
ただ「死にたくない」と望んだ願いは、ある故人の手を移植することで実現した。
これを境に不死の体質へと変貌したユメビシは、約70年の時を経て、因縁の土地『瞑之島(みんのとう)』へ帰還する。
しかし、どうして今自分がここにいるのか、その理由となる記憶がすっぽり抜け落ちた状態で……。
奇妙な忘却に焦りを抱えながら、手がかりを求め探索するさなか、島の中枢を担う組織『季楼庵(きろうあん)』の面々と関わりを持ち、次々と巻き起こる騒動に身を投じていくのだった。
現代において、人と人ならざる者が共存する瞑之島を舞台に、半ば強制的に当主代理に据えられたユメビシの非日常。
異色の現代ファンタジー✖️和風奇譚✖️ミステリー
様々な思惑が交錯する中、彼の帰還を以て、物語は一つの結末へ動き出す。
その約束は、何十年何百年経ち、たとえ本人達が覚えていなくとも。
幽かな縁で繋がり続け、決して解けない糸となる。
それを人は、因縁――またの名を『呪い』と呼ぶのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる