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婚約破棄
煌びやかな王宮の大広間では、ロイズ国王の生誕祝賀会が盛大に行われている。
オルターナ公爵家の令嬢であるマルゲリーターは、この日を指折り数える程、とても楽しみにしていたのだ。
最近では、婚約者である第一王子のアルフレッドから避けられており、ゆっくりと二人で語り合う時間もなくなっていたからである。
しかし国内最大のイベントである国王生誕祝賀会でならば、必ずダンスへの誘いがある筈なのだと思い、おのずと期待で胸が高鳴るのであった。
キラキラと雪が舞い降りる様な輝きを放つ銀色の髪も、希少な宝石であるアウイナイトを連想させる瑠璃色の瞳も、マルゲリーターはアルフレッドの全てが大好きなのである。
去年の国王生誕祝賀会までは、アルフレッドにエスコートをされて王族と共に参加していたのだが、何故か今年は婚約者ならば当然であるエスコートの誘いはなかったのだ。
学園では、アルフレッドと親しくしている令嬢がいると噂になっており、マルゲリーターの心中は穏やかではない。
それでもアルフレッドを信じ、エスコートに誘って貰えなかったのは何かの手違いだったのかもしれないと、自分に言い聞かせいた。
きっとファーストダンスの時間になれば、以前と変わらぬ優しい笑顔で迎えに来てくれるのだと、信じて待つ事しか出来ずにいたのである。
そんな中で国王と王妃のダンスが終わると、王族たちが中央に集まってきて見事なダンスを披露するのだが、アルフレッドは婚約者であるマルゲリーターの期待を裏切り誘いにも来てくれなかったのだった。
誰と踊る訳でもなく、王族席で静かに佇んでいるアルフレッドの視線は、マルゲリーターではなく貴賓席へと向けられていたのである。
この時点でマルゲリーターの不安は頂点に達しており、ファーストダンスにも誘わず、よそ見をされていた事にも苛立ちを覚えるのだった。
王族たちのダンスが終わると、色とりどりの美しいドレスを纏った貴婦人を伴った紳士たちが中央に集まりだして、大輪の花を咲かせる様に踊りだす。
マルゲリーターは、何度もアルフレッドの元へ行こうとするのだが、何故か父親であるシルベス・オルターナ公爵に止められてしまうのだった。
「お父様、離してよ!私は、アル様と踊りたいんだから。早くしないと、ダンスの時間が終わっちゃうじゃないの」
「止めなさい。女性からダンスに誘うのは、マナー違反だ。ここで大人しくしていなさいと、何度も言っているだろう」
マルゲリーターとオルターナ公爵が揉めていると、アルフレッドは婚約者に見向きもせず、堂々と一人の美しい少女をダンスに誘って踊りだしたのだ。
煌びやかな金色の髪に、蜂蜜を連想させる琥珀色の瞳を持った溜息が出る程に美しい少女を、アルフレッドは慈しむ様な瞳で見つめていたのである。
誘われた少女は、アルフレッドの瞳の色と同じ深い瑠璃色の生地に、髪の色と同じ銀箔を使った糸で刺繍が施された豪華なドレスを身に纏っていた。
知らぬ者が見たら、独占欲の強い婚約者からのプレゼントだと思うだろう。
だがしかし、アルフレッドの婚約者は傍観者となっているマルゲリーターであり、一緒に踊っている美しい少女ではない。
『許せない、許せない、許せない』
マルゲリーターは沸々と沸き起こる感情を隠そうともしないで、アルフレッドの元へ怒りをぶつけに行こうとするが、横に立っているオルターナ公爵に捕まえられて動けずにいたのだった。
「どうして離してくれないのよ。アル様が、婚約者の私を差し置いて、知らない女と踊っているのよ!あの女、絶対に許さないんだから!」
「あの娘が何者なのかは、すぐに分かるから、大人しくしていなさい」
「何が分かるっているのよ!お父様は、あの女の事を知っているの?お兄様と同じ金色の髪と、琥珀色の瞳だわ。あの女は、誰なのよ。親戚だっていいたいの!」
オルターナ公爵は、アルフレッドと一緒に踊っている美しい少女が誰なのかを知っている様子だが、マルゲリーターには詳しい事を話してはくれなかった。
あちらこちらから美男美女の二人を褒めそやす声が、マルゲリーターの耳元で頻りに囁かれている事も、更に苛立たせる要因になっている。
何故誰も婚約者であるマルゲリーターを差し置いて、第一王子と踊っている少女を罵倒しないのか、この時はまだ理解出来ずにいたのだ。
祝賀会に参加している貴族たちは、未来の王太子の婚約者としてマルゲリーターがふさわしくはないと、誰もが思っていたのである。
この場に参加出来なかった下位の貴族たちですら、公爵令嬢であるにもかかわらず、マルゲリーターを蔑む者は多いのだ。
実際マルゲリーターは、未来の王妃となる為の努力を、一切して来なかったのである。
彼女を溺愛していた公爵夫妻がそれを許してしまった事も大きな原因ではあったが、兄であるルーカスは何度も妹を諫めてきたのだから、少しでも耳を傾ける意思があったのならば違った未来があったのかもしれない。
読み書きは、アルフレッドと文通をする為に覚えたが、計算は出来なかった。
自国の歴史だけではなく、近隣諸国の特産品や公用語なども、まったく覚える気がなかったのだ。
王妃どころか、公爵令嬢としての、最低限の常識すら身に付けていないのである。
甘い物をこよなく愛し、本能のまま食する姿は、思わず眉をひそめたくなる程に醜かった。
そして運動する事は大嫌いであり、かろうじて簡単なダンスのステップが出来るくらいなのである。
マルゲリーターにとってダンスとは、踊る事への楽しさよりも、大衆の面前でアルフレッドと密着しても怒られない手段のひとつに過ぎなかった。
その結果、残念な体型になってしまったのも軽蔑される要因だという事を、本人と公爵夫妻だけが気付いていなかったのである。
マルゲリーターは、権力だけを手にしたマナーも悪く我儘で身勝手に振舞う下品な令嬢として、周囲から認知される様に育ってしまったのだった。
国王生誕祝賀会のこの日、六歳の時から十年近く婚約をしていた第一王子のアルフレッドから、婚約破棄を告げられたのは必然の出来事だったのかもしれない。
そしてマルゲリーターから婚約者の座を奪った美しい少女は、帝国のエレイン皇女だと聞かされたのだった。
品位・知性・美貌を兼ね備えたエレインは、アルフレッドの横に並ぶに相応しい少女だったのである。
なりふり構わずエレインに罵声を浴びせてしまった事で、祝賀会から摘まみ出されてしまったのだが、侮蔑する者はいても同情する者は誰もいなかった。
周りをはばかる事なく泣きながら帰宅したマルゲリーターは、失恋の悲しみに暮れ、部屋に引き籠ったまま出て来なくなってしまうのだった。
オルターナ公爵家の令嬢であるマルゲリーターは、この日を指折り数える程、とても楽しみにしていたのだ。
最近では、婚約者である第一王子のアルフレッドから避けられており、ゆっくりと二人で語り合う時間もなくなっていたからである。
しかし国内最大のイベントである国王生誕祝賀会でならば、必ずダンスへの誘いがある筈なのだと思い、おのずと期待で胸が高鳴るのであった。
キラキラと雪が舞い降りる様な輝きを放つ銀色の髪も、希少な宝石であるアウイナイトを連想させる瑠璃色の瞳も、マルゲリーターはアルフレッドの全てが大好きなのである。
去年の国王生誕祝賀会までは、アルフレッドにエスコートをされて王族と共に参加していたのだが、何故か今年は婚約者ならば当然であるエスコートの誘いはなかったのだ。
学園では、アルフレッドと親しくしている令嬢がいると噂になっており、マルゲリーターの心中は穏やかではない。
それでもアルフレッドを信じ、エスコートに誘って貰えなかったのは何かの手違いだったのかもしれないと、自分に言い聞かせいた。
きっとファーストダンスの時間になれば、以前と変わらぬ優しい笑顔で迎えに来てくれるのだと、信じて待つ事しか出来ずにいたのである。
そんな中で国王と王妃のダンスが終わると、王族たちが中央に集まってきて見事なダンスを披露するのだが、アルフレッドは婚約者であるマルゲリーターの期待を裏切り誘いにも来てくれなかったのだった。
誰と踊る訳でもなく、王族席で静かに佇んでいるアルフレッドの視線は、マルゲリーターではなく貴賓席へと向けられていたのである。
この時点でマルゲリーターの不安は頂点に達しており、ファーストダンスにも誘わず、よそ見をされていた事にも苛立ちを覚えるのだった。
王族たちのダンスが終わると、色とりどりの美しいドレスを纏った貴婦人を伴った紳士たちが中央に集まりだして、大輪の花を咲かせる様に踊りだす。
マルゲリーターは、何度もアルフレッドの元へ行こうとするのだが、何故か父親であるシルベス・オルターナ公爵に止められてしまうのだった。
「お父様、離してよ!私は、アル様と踊りたいんだから。早くしないと、ダンスの時間が終わっちゃうじゃないの」
「止めなさい。女性からダンスに誘うのは、マナー違反だ。ここで大人しくしていなさいと、何度も言っているだろう」
マルゲリーターとオルターナ公爵が揉めていると、アルフレッドは婚約者に見向きもせず、堂々と一人の美しい少女をダンスに誘って踊りだしたのだ。
煌びやかな金色の髪に、蜂蜜を連想させる琥珀色の瞳を持った溜息が出る程に美しい少女を、アルフレッドは慈しむ様な瞳で見つめていたのである。
誘われた少女は、アルフレッドの瞳の色と同じ深い瑠璃色の生地に、髪の色と同じ銀箔を使った糸で刺繍が施された豪華なドレスを身に纏っていた。
知らぬ者が見たら、独占欲の強い婚約者からのプレゼントだと思うだろう。
だがしかし、アルフレッドの婚約者は傍観者となっているマルゲリーターであり、一緒に踊っている美しい少女ではない。
『許せない、許せない、許せない』
マルゲリーターは沸々と沸き起こる感情を隠そうともしないで、アルフレッドの元へ怒りをぶつけに行こうとするが、横に立っているオルターナ公爵に捕まえられて動けずにいたのだった。
「どうして離してくれないのよ。アル様が、婚約者の私を差し置いて、知らない女と踊っているのよ!あの女、絶対に許さないんだから!」
「あの娘が何者なのかは、すぐに分かるから、大人しくしていなさい」
「何が分かるっているのよ!お父様は、あの女の事を知っているの?お兄様と同じ金色の髪と、琥珀色の瞳だわ。あの女は、誰なのよ。親戚だっていいたいの!」
オルターナ公爵は、アルフレッドと一緒に踊っている美しい少女が誰なのかを知っている様子だが、マルゲリーターには詳しい事を話してはくれなかった。
あちらこちらから美男美女の二人を褒めそやす声が、マルゲリーターの耳元で頻りに囁かれている事も、更に苛立たせる要因になっている。
何故誰も婚約者であるマルゲリーターを差し置いて、第一王子と踊っている少女を罵倒しないのか、この時はまだ理解出来ずにいたのだ。
祝賀会に参加している貴族たちは、未来の王太子の婚約者としてマルゲリーターがふさわしくはないと、誰もが思っていたのである。
この場に参加出来なかった下位の貴族たちですら、公爵令嬢であるにもかかわらず、マルゲリーターを蔑む者は多いのだ。
実際マルゲリーターは、未来の王妃となる為の努力を、一切して来なかったのである。
彼女を溺愛していた公爵夫妻がそれを許してしまった事も大きな原因ではあったが、兄であるルーカスは何度も妹を諫めてきたのだから、少しでも耳を傾ける意思があったのならば違った未来があったのかもしれない。
読み書きは、アルフレッドと文通をする為に覚えたが、計算は出来なかった。
自国の歴史だけではなく、近隣諸国の特産品や公用語なども、まったく覚える気がなかったのだ。
王妃どころか、公爵令嬢としての、最低限の常識すら身に付けていないのである。
甘い物をこよなく愛し、本能のまま食する姿は、思わず眉をひそめたくなる程に醜かった。
そして運動する事は大嫌いであり、かろうじて簡単なダンスのステップが出来るくらいなのである。
マルゲリーターにとってダンスとは、踊る事への楽しさよりも、大衆の面前でアルフレッドと密着しても怒られない手段のひとつに過ぎなかった。
その結果、残念な体型になってしまったのも軽蔑される要因だという事を、本人と公爵夫妻だけが気付いていなかったのである。
マルゲリーターは、権力だけを手にしたマナーも悪く我儘で身勝手に振舞う下品な令嬢として、周囲から認知される様に育ってしまったのだった。
国王生誕祝賀会のこの日、六歳の時から十年近く婚約をしていた第一王子のアルフレッドから、婚約破棄を告げられたのは必然の出来事だったのかもしれない。
そしてマルゲリーターから婚約者の座を奪った美しい少女は、帝国のエレイン皇女だと聞かされたのだった。
品位・知性・美貌を兼ね備えたエレインは、アルフレッドの横に並ぶに相応しい少女だったのである。
なりふり構わずエレインに罵声を浴びせてしまった事で、祝賀会から摘まみ出されてしまったのだが、侮蔑する者はいても同情する者は誰もいなかった。
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