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王国編
ある日
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よく晴れた普通の日いつも通り何も考えずに通学路を歩いている俺にものすごいスピードで向かってくるのはトラック………
などではなくよく居そうというには少し整った顔をした青年
「おっはよーう!」
「おはよ」
「なんだよテンション低いなぁ夢叶」
「お前が高すぎなんだよ和希」
「お前もやれば分かるって!夢が叶うっていいことだぞ!」
和希が言っているのはDreamComeTrueOnline(以下DCTO)
というゲームの話だ
夢を叶えるMMOというサブタイトルのこのゲームは瞬く間にヒットしたが…
「だから叶える夢が無いのにやっても意味無いと思うぞ?」
そう叶えたい夢もない俺には関係のない話だ
昨日もそれで担任ともめたばかりなのだ
「じゃああっちで夢を探そう!」
「夢を探す?」
「おう、なんでも最新鋭の技術だかでプレイヤーの望む夢が分かるらしいんだよね」
なるほど…夢を探すか…まぁ今回のは教えて貰うって感じではあるが…
「少しやってみるか」
「おっ!言ったな?じゃあ早速今日の放課後ソフト買いに行くぞ!ハードは流石に持ってんだろ?」
「まぁ持ってるが…急だなお前も」
「だって早くお前と遊びたいしよ!」
「自分の凄さを見せつけたいだけだろ?」
「そうともいうな」
満面の笑みで返してくるあたり本当に良い奴だと思う。
なんで俺なんかと仲良くしてくれるのか…
キーンコーンカーンコーン
「ん?おい!今何時だ!?」
気づいた俺は腕時計をつけている和希に尋ねる
「8時…ってやっべぇ!」
その後2人で全力で走った
まさか遅刻してしまうとは…
優しい先生が反省文を書かせてくれたよ…
などではなくよく居そうというには少し整った顔をした青年
「おっはよーう!」
「おはよ」
「なんだよテンション低いなぁ夢叶」
「お前が高すぎなんだよ和希」
「お前もやれば分かるって!夢が叶うっていいことだぞ!」
和希が言っているのはDreamComeTrueOnline(以下DCTO)
というゲームの話だ
夢を叶えるMMOというサブタイトルのこのゲームは瞬く間にヒットしたが…
「だから叶える夢が無いのにやっても意味無いと思うぞ?」
そう叶えたい夢もない俺には関係のない話だ
昨日もそれで担任ともめたばかりなのだ
「じゃああっちで夢を探そう!」
「夢を探す?」
「おう、なんでも最新鋭の技術だかでプレイヤーの望む夢が分かるらしいんだよね」
なるほど…夢を探すか…まぁ今回のは教えて貰うって感じではあるが…
「少しやってみるか」
「おっ!言ったな?じゃあ早速今日の放課後ソフト買いに行くぞ!ハードは流石に持ってんだろ?」
「まぁ持ってるが…急だなお前も」
「だって早くお前と遊びたいしよ!」
「自分の凄さを見せつけたいだけだろ?」
「そうともいうな」
満面の笑みで返してくるあたり本当に良い奴だと思う。
なんで俺なんかと仲良くしてくれるのか…
キーンコーンカーンコーン
「ん?おい!今何時だ!?」
気づいた俺は腕時計をつけている和希に尋ねる
「8時…ってやっべぇ!」
その後2人で全力で走った
まさか遅刻してしまうとは…
優しい先生が反省文を書かせてくれたよ…
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