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出会い
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1か月前…。
僕はいつもお昼を一緒に食べているオタク友達が2人とも風邪で休んでいた。
それで教室に居づらくて、初めて屋上まで来てみた。
空の青さ、雲の加減…。
誰も居ない屋上は気分もよくて…。弁当を食べ、創作活動に興じていた。
創作活動と言えば聞こえがいいが、要するにエロい小説の執筆…。
それも童貞拗らせた、どぎついやつ(笑)
これでもオタク友達には好評で、毎回色んなリクエストをされる。
こうして普段得られない承認欲求を満たしている。
「この後どういう展開にしようかなぁ…。」
空を見上げながら、考えを巡らせていると…。
「うわっ、エロっ…!」
「えっ、誰?えっ??」
いつの間にか隣にはイケメンが居て、スマホを覗き込んでいる。
髪は黒く、浅黒い肌が運動部って感じ…。
「あっ、悪ぃ…。勝手に覗き込んで…。俺、2年の寺田徹人。お前は
?」
いきなり自己紹介っ…!?陽キャすげー…。
「ぼ、僕は1年の持田明です…。あの、すいません。ここ先輩の場所でしたか…?すいません、すぐ避けますので…。」
「別にそんなビクビクしなくても(笑)ここが俺の昼飯場所でも『明』は別に居ていいって(笑)」
いきなり呼び捨て!?まぁ、先輩だからいいのか…?そんな距離の詰め方アリなのか…?
「あの、いえ、僕、行きます…。お邪魔したら悪いので…。」
「俺、そんなに怖い?(笑)邪魔じゃないって。てか、それ以外にも小説とか書いてんの?見たい!」
肩を組まれて逃げようにも逃げれない…。
「いや、あの先輩みたいな陽キャならこんなの見なくても…。それにオタクな僕の書いたものなんて…。」
「いーじゃん!見せてよ♪」
その言葉が怖くもなく、嫌味に聞こえないのは人懐っこい笑顔がなせる技なのだろうか…。
「…分かりました…。」
昔の作品を開き、スマホを先輩へと渡す。
ただでさえ断るのが苦手なのに、先輩それも陽キャからの頼みを断れるはずもない…。
隣で「やばっ…。」「えっろっ…。」と呟きながら、整った顔をコロコロと変えている。
「明、明日も一緒に昼飯食べよ!でさ、この続き読ませて…!」
拝むようにお願いされる。
「いいですけど…。まだ20分くらい午後の授業まで時間ありますよ…?」
「いや、あのさ…。明の小説がエロすぎて、ちょいトイレに…。」
顔を真っ赤にして俯く先輩。
制服の一部が…。
「あっ…。す、すいません。」
察した僕も顔が熱くなる…。
「じゃっ…!」
そう言って先輩は駆け足で去っていく。
僕はその時、2.3日もすれば解放されると思っていたが…。
僕はいつもお昼を一緒に食べているオタク友達が2人とも風邪で休んでいた。
それで教室に居づらくて、初めて屋上まで来てみた。
空の青さ、雲の加減…。
誰も居ない屋上は気分もよくて…。弁当を食べ、創作活動に興じていた。
創作活動と言えば聞こえがいいが、要するにエロい小説の執筆…。
それも童貞拗らせた、どぎついやつ(笑)
これでもオタク友達には好評で、毎回色んなリクエストをされる。
こうして普段得られない承認欲求を満たしている。
「この後どういう展開にしようかなぁ…。」
空を見上げながら、考えを巡らせていると…。
「うわっ、エロっ…!」
「えっ、誰?えっ??」
いつの間にか隣にはイケメンが居て、スマホを覗き込んでいる。
髪は黒く、浅黒い肌が運動部って感じ…。
「あっ、悪ぃ…。勝手に覗き込んで…。俺、2年の寺田徹人。お前は
?」
いきなり自己紹介っ…!?陽キャすげー…。
「ぼ、僕は1年の持田明です…。あの、すいません。ここ先輩の場所でしたか…?すいません、すぐ避けますので…。」
「別にそんなビクビクしなくても(笑)ここが俺の昼飯場所でも『明』は別に居ていいって(笑)」
いきなり呼び捨て!?まぁ、先輩だからいいのか…?そんな距離の詰め方アリなのか…?
「あの、いえ、僕、行きます…。お邪魔したら悪いので…。」
「俺、そんなに怖い?(笑)邪魔じゃないって。てか、それ以外にも小説とか書いてんの?見たい!」
肩を組まれて逃げようにも逃げれない…。
「いや、あの先輩みたいな陽キャならこんなの見なくても…。それにオタクな僕の書いたものなんて…。」
「いーじゃん!見せてよ♪」
その言葉が怖くもなく、嫌味に聞こえないのは人懐っこい笑顔がなせる技なのだろうか…。
「…分かりました…。」
昔の作品を開き、スマホを先輩へと渡す。
ただでさえ断るのが苦手なのに、先輩それも陽キャからの頼みを断れるはずもない…。
隣で「やばっ…。」「えっろっ…。」と呟きながら、整った顔をコロコロと変えている。
「明、明日も一緒に昼飯食べよ!でさ、この続き読ませて…!」
拝むようにお願いされる。
「いいですけど…。まだ20分くらい午後の授業まで時間ありますよ…?」
「いや、あのさ…。明の小説がエロすぎて、ちょいトイレに…。」
顔を真っ赤にして俯く先輩。
制服の一部が…。
「あっ…。す、すいません。」
察した僕も顔が熱くなる…。
「じゃっ…!」
そう言って先輩は駆け足で去っていく。
僕はその時、2.3日もすれば解放されると思っていたが…。
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