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第一章 Side A
8 エリーと驚きの事実
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大変申し訳ないです!一話すっ飛ばして公開されていました!抜けていた第五話を本日追加で公開していますのでご確認ください!
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エリーが紆余曲折を経て相棒となったサムと出会って一年が過ぎた。結局、サムの飼い主は現れず、今もサムはエリーの隣にいる。
隣にいると言っても、常に一緒ではない。
エリーが鍛錬をしているときや食事のときはもちろんいない。夜は侯爵家に用意した犬小屋で寝るサムとはもいろん別行動だ。
相変わらず人間の食べ物ばかり好んで食べるが、最近はミルクをよく飲むようになった。なぜか、サムにミルクを用意してあげる人物が後をたたないのだ。
時々、サムが操っているのではないかと思う時がある。まさか、とは思うが。
季節はまた夏になり、新しい見習い兵たちが海軍にやってきた。彼らは毎日、海馬の入り江に足を運んだり、訓練したりと忙しい。
まだ、エリーよりも小さい子も多くて、かわいいなと思う。最近、同期の男子たちの成長は著しく、あっという間に身長を抜かれてしまった。
軍略部隊の同期であるアイザックはもはやエリーより頭半分ほど背が高い。
エリーの身長が伸び悩んでいるというのはあるが。
今、海軍基地にはどこか張り詰めた空気が流れている。好戦的な大国であるポートレット帝国が進軍の準備をしているとの情報が入ったからだ。
軍略部隊では過去の作戦の分析や密偵からの情報の分析など、やることはたくさんある。下っ端のエリーにも大量の雑用が押し付けられていた。
今日は一か月ぶりにちゃんとした休みをもらい、サムとピクニックに出かけていた。場所は海馬の入り江だ。
「別に私は海馬が嫌いなわけじゃないのよ?」
エリーは海馬が近づけない場所にシートとランチを広げながら、サムに話しかけた。
「海馬部隊の性格の悪い兵が嫌いなだけ。海馬はとてもきれいだと思うわ。サムぐらい好かれてたらうんざりするのかもしれないけれど。」
シートから近い海岸を見れば、灰色の海馬が集まりつつある。
「なんでこんなにも好かれるのかしら…。もはや病気じゃないかと思うわ。」
バスケットからは美味しそうなピクニックパイを出し、シート上に並べていく。サムも食べたそうにこちらを見ているが、「ダメよ」と言ってサム用の皿の上には軽く焼いたお肉やゆでた野菜を置いていく。もちろん味付けはなしだ。
「すぐに人の食べ物をねだるんだから。サムには味付けが濃すぎるのよ?」
尻尾を下げてしょんぼりして見せるが、エリーは騙されない。
「そっちのお肉も私が焼いてあげたんだから、ちゃんと食べてね。」
実はエリーの趣味はお料理だ。それもお菓子作りではなく、セイボリー系のパイやパンを作ってがっつり食べる。そのあたりはエリーも体育会系の軍人であった。
「海軍に入って一年か…。もっと陰湿ないじめとか、嘲笑にさらされるかと思ったけれど、大したことはなかったわね。王立学園の方がひどかったわ。やっぱり…。」
エリーの膝にぼふんと何かが乗ってきたので、下を見ると膝の上に頭を乗せてくりくりした黒目でこちらを見上げてくるサムの姿があった。
見ると、餌は食べきってしまったようだ。おねだりには応じないぞとピクニックパイの塊をバスケットの中に隠す。
「やっぱり、父上のおかげかな…。アーチボルト本家の娘っていうのが聞いてるのかも。海馬部隊とも作戦のとき以外は距離をとれてるし。」
膝の上から、ぶううんと不満そうな鼻息がしたが、パイはあげないよとなだめるように頭を撫でた。
「軍略部隊に入れてもらえたのがよかったかもね。」
父は好きだが、ポジティブすぎる性格が重荷になる時があった。大丈夫と言うが、何を根拠に大丈夫と言っているのだと。
長兄のフレデリックも好きだが、彼は優秀すぎる。海馬にも乗っているし、エリーの完全な上位互換だ。比べても無駄だとは思うが、どうしても比べてしまう。
他の兄姉とそりがあわないのはウォルターを見ればわかるだろう。
軍略部隊にはアーチボルト家の者はいない。みんな海馬を使役していない。エリーにとっては気楽だった。
ぼーっとピクニックパイを食べながら海岸沿いに群がっている海馬たちを眺めていると、突然海馬たちが道を開けるように海岸から離れた。
「…え?」
驚いてエリーはパイを置く。何事かと膝の上のサムも頭を上げた。
灰色の海馬たちの奥から現れたのは、真っ黒な体色のひと際大きい海馬だった。
「黒い海馬!?初めて見るわ…。」
エリーの16年の経験の中でも黒い海馬が現れたことはない。長い海軍の歴史の中でも黒い海馬を使役した兵はいない。
黒い海馬は海岸のそばまでやってくるとじーっとこちらを見てきた。もしかして、私?と思うことはない。膝に視線を落とすと、サムがまたエリーの膝の上に頭を落としたところだった。
サムが自分に全く興味を示さないところを見て諦めたのか、黒い海馬は五分ほどで海へと戻っていった。
黒い海馬が海へと戻っていくと、何事もなかったかのように灰色の海馬たちが戻ってきて先ほどまでのように海岸に群がり始めた。
「サムは本当に海馬に好かれるわね。あんな珍しい黒い海馬まで呼び寄せるなんて…。」
エリーが優しくサムの頭を撫でると、サムがもっと撫でてといった様子で頭を傾けた。ご希望にこたえて顎から首にかけてを撫でてやる。
「それにしてもさっきの海馬たち…、まるで突然現れた大将を前に敬礼をする一般兵みたいだったわ。野生の海馬にも序列があるのね。」
そう言ってエリーはふとサムを撫でる手を止める。
野生の海馬にも序列がある…?ならば灰色の海馬が一番下で次いで白い海馬、黒い海馬がトップだ。それは海馬部隊でも同じで、優秀な海馬ほど色は白っぽい。
海馬部隊で出世する兵の相棒はみんな白っぽい海馬だ。だから新兵はみんな白い海馬を使役しようと最初はねばるのだが、あきらめて灰色の海馬を使役するというのがお決まりだ。
しかし、もともと使役した海馬たちが自身の序列意識に従っているとしたらどうだろう?
海馬は使役している兵ではなく、その場で最も序列の高い海馬に従っているだけだとしたら…?
「いやいや、待って待って、父上や兄上の海馬は二人の指示に従っているから…。」
でも、他の海馬は?他の海馬は相棒の指示に従っているのか…?もし格上の海馬の指示に従っているだけだとしたら…?
「白い海馬が戦闘中に死んだら、海馬たちは海軍の指示に従わなくなる…?」
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エリーが紆余曲折を経て相棒となったサムと出会って一年が過ぎた。結局、サムの飼い主は現れず、今もサムはエリーの隣にいる。
隣にいると言っても、常に一緒ではない。
エリーが鍛錬をしているときや食事のときはもちろんいない。夜は侯爵家に用意した犬小屋で寝るサムとはもいろん別行動だ。
相変わらず人間の食べ物ばかり好んで食べるが、最近はミルクをよく飲むようになった。なぜか、サムにミルクを用意してあげる人物が後をたたないのだ。
時々、サムが操っているのではないかと思う時がある。まさか、とは思うが。
季節はまた夏になり、新しい見習い兵たちが海軍にやってきた。彼らは毎日、海馬の入り江に足を運んだり、訓練したりと忙しい。
まだ、エリーよりも小さい子も多くて、かわいいなと思う。最近、同期の男子たちの成長は著しく、あっという間に身長を抜かれてしまった。
軍略部隊の同期であるアイザックはもはやエリーより頭半分ほど背が高い。
エリーの身長が伸び悩んでいるというのはあるが。
今、海軍基地にはどこか張り詰めた空気が流れている。好戦的な大国であるポートレット帝国が進軍の準備をしているとの情報が入ったからだ。
軍略部隊では過去の作戦の分析や密偵からの情報の分析など、やることはたくさんある。下っ端のエリーにも大量の雑用が押し付けられていた。
今日は一か月ぶりにちゃんとした休みをもらい、サムとピクニックに出かけていた。場所は海馬の入り江だ。
「別に私は海馬が嫌いなわけじゃないのよ?」
エリーは海馬が近づけない場所にシートとランチを広げながら、サムに話しかけた。
「海馬部隊の性格の悪い兵が嫌いなだけ。海馬はとてもきれいだと思うわ。サムぐらい好かれてたらうんざりするのかもしれないけれど。」
シートから近い海岸を見れば、灰色の海馬が集まりつつある。
「なんでこんなにも好かれるのかしら…。もはや病気じゃないかと思うわ。」
バスケットからは美味しそうなピクニックパイを出し、シート上に並べていく。サムも食べたそうにこちらを見ているが、「ダメよ」と言ってサム用の皿の上には軽く焼いたお肉やゆでた野菜を置いていく。もちろん味付けはなしだ。
「すぐに人の食べ物をねだるんだから。サムには味付けが濃すぎるのよ?」
尻尾を下げてしょんぼりして見せるが、エリーは騙されない。
「そっちのお肉も私が焼いてあげたんだから、ちゃんと食べてね。」
実はエリーの趣味はお料理だ。それもお菓子作りではなく、セイボリー系のパイやパンを作ってがっつり食べる。そのあたりはエリーも体育会系の軍人であった。
「海軍に入って一年か…。もっと陰湿ないじめとか、嘲笑にさらされるかと思ったけれど、大したことはなかったわね。王立学園の方がひどかったわ。やっぱり…。」
エリーの膝にぼふんと何かが乗ってきたので、下を見ると膝の上に頭を乗せてくりくりした黒目でこちらを見上げてくるサムの姿があった。
見ると、餌は食べきってしまったようだ。おねだりには応じないぞとピクニックパイの塊をバスケットの中に隠す。
「やっぱり、父上のおかげかな…。アーチボルト本家の娘っていうのが聞いてるのかも。海馬部隊とも作戦のとき以外は距離をとれてるし。」
膝の上から、ぶううんと不満そうな鼻息がしたが、パイはあげないよとなだめるように頭を撫でた。
「軍略部隊に入れてもらえたのがよかったかもね。」
父は好きだが、ポジティブすぎる性格が重荷になる時があった。大丈夫と言うが、何を根拠に大丈夫と言っているのだと。
長兄のフレデリックも好きだが、彼は優秀すぎる。海馬にも乗っているし、エリーの完全な上位互換だ。比べても無駄だとは思うが、どうしても比べてしまう。
他の兄姉とそりがあわないのはウォルターを見ればわかるだろう。
軍略部隊にはアーチボルト家の者はいない。みんな海馬を使役していない。エリーにとっては気楽だった。
ぼーっとピクニックパイを食べながら海岸沿いに群がっている海馬たちを眺めていると、突然海馬たちが道を開けるように海岸から離れた。
「…え?」
驚いてエリーはパイを置く。何事かと膝の上のサムも頭を上げた。
灰色の海馬たちの奥から現れたのは、真っ黒な体色のひと際大きい海馬だった。
「黒い海馬!?初めて見るわ…。」
エリーの16年の経験の中でも黒い海馬が現れたことはない。長い海軍の歴史の中でも黒い海馬を使役した兵はいない。
黒い海馬は海岸のそばまでやってくるとじーっとこちらを見てきた。もしかして、私?と思うことはない。膝に視線を落とすと、サムがまたエリーの膝の上に頭を落としたところだった。
サムが自分に全く興味を示さないところを見て諦めたのか、黒い海馬は五分ほどで海へと戻っていった。
黒い海馬が海へと戻っていくと、何事もなかったかのように灰色の海馬たちが戻ってきて先ほどまでのように海岸に群がり始めた。
「サムは本当に海馬に好かれるわね。あんな珍しい黒い海馬まで呼び寄せるなんて…。」
エリーが優しくサムの頭を撫でると、サムがもっと撫でてといった様子で頭を傾けた。ご希望にこたえて顎から首にかけてを撫でてやる。
「それにしてもさっきの海馬たち…、まるで突然現れた大将を前に敬礼をする一般兵みたいだったわ。野生の海馬にも序列があるのね。」
そう言ってエリーはふとサムを撫でる手を止める。
野生の海馬にも序列がある…?ならば灰色の海馬が一番下で次いで白い海馬、黒い海馬がトップだ。それは海馬部隊でも同じで、優秀な海馬ほど色は白っぽい。
海馬部隊で出世する兵の相棒はみんな白っぽい海馬だ。だから新兵はみんな白い海馬を使役しようと最初はねばるのだが、あきらめて灰色の海馬を使役するというのがお決まりだ。
しかし、もともと使役した海馬たちが自身の序列意識に従っているとしたらどうだろう?
海馬は使役している兵ではなく、その場で最も序列の高い海馬に従っているだけだとしたら…?
「いやいや、待って待って、父上や兄上の海馬は二人の指示に従っているから…。」
でも、他の海馬は?他の海馬は相棒の指示に従っているのか…?もし格上の海馬の指示に従っているだけだとしたら…?
「白い海馬が戦闘中に死んだら、海馬たちは海軍の指示に従わなくなる…?」
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