36 / 59
第4章 15歳の辺境聖女
8
しおりを挟む
クリスの待ち人たちが帰ってきたのはその翌々日のことだった。
「ヒューゴ!」
重傷者たちの手を握って励ましていたクリスの下に傷の手当の跡は見えるがしっかり自分の足で歩いてヒューゴが帰ってきた。
クリスは握っていた手を優しく離した後、なるべく音をたてずにヒューゴに駆け寄って抱き着いた。
「よかった!ヒューゴが無事でよかった…!」
「クリス…。」
ヒューゴからも驚いたような気配の後、安心したような感情が伝わってきて、ぎゅっとクリスを抱きしめ返してくれた。
「クリスが俺を守ってくれたんだ。」
そう言ってヒューゴが見せてくれたのは、8歳の時にクリスがヒューゴに渡したアミュレットだった。ヒューゴが怪我をしないように願いを込めたそれにはぴしりとヒビが入っていた。
「俺の傷はかすり傷ばかりだ。先陣を切って魔法騎士団とぶつかったのに、だ。奇跡だってみんなに言われたよ。戦闘の最終日にこれにヒビが入ったんだ。」
「ああ。もうこれにはご利益がないね…。」
クリスは自分が二つ目に作ったアミュレットを見た。当時はアミュレットにどのくらいの願いを込めればどのくらいの効果が出るのかイマイチわかっておらず、とりあえず祈り倒していたのを覚えている。
7年も経った今でもご利益が残っていたとは、相当な祈りがこめられていたようだ。
ふとそこでクリスはひらめいた。
もしかしたら、このアミュレットを黒騎士たちに配れたら、彼らの怪我を減らせるかもしれない。
「黒騎士の騎士団長が来ているんだ。クリスと話がしたいそうだから、一緒にガブリエル神官の部屋に来てくれる?」
「うん。」
病室を出ると同じく帰還していたエマが出迎えた。
「エマ!無事だったんだね!」
「ええ。私は後方支援しかしていないから。」
エマも安心したようにクリスをむぎゅっと抱きしめた。
「ひどい現場だったけれど、クリス、あなたも教会からずっと祈ってくれていたのでしょう?私たちだけだったらあのもろい祈りの結界を守り切れなかったわ。
きっと一週間攻撃し続けてもびくともしなかったから引き返していったのよ。」
「エマ、顔色が悪いわ。休んだ方がいいんじゃ…。」
「かわいい妹分のクリスを抱きしめて眠りたいわ…。」
エマがちょっと壊れかけている。ヒューゴとエマ、そして護衛していたノワールと一緒に騎士団長のいるガブリエル神官の部屋に向かうと、約三週間ぶりの筋骨隆々の騎士団長が迎えてくれた。
「クリス、久しぶりだな!三週間も経ってないが、ちょっと顔つきが変わったか?」
騎士団長の大きな手で力強く頭を撫でられると、クリスの頭がぐわんぐわんした。ヒューゴとエマには見慣れた光景だが、ノワールからはハラハラしている気配が伝わってくる。
「クリスが教会から一生懸命に結界を補強してくれたおかげで敵が撤退して行ってくれたよ。本当にありがとう。」
「私の力かどうかわからないです。」
「クリスの力に間違いないわ。中から見たら結界に色がついているのが見えたもの。そこまでできるのは大聖女級のクリスだけよ。」
エマが力強く肯定してくれる。結界に色がつくほど祈っていたとは思わなかった。もしかしたら、周りに精霊もたくさん集まってきていたので助けてくれていたのかもしれない。
「クリスには安全が確認され次第ルクレツェンの魔法騎士たちが攻撃してきそうな箇所の補強をお願いしたいんだ。ここが一番の紛争地帯だから、どこよりも優先すると神官長と国王陛下が決定された。」
「国王陛下が…。」
国王陛下に判断を仰がなければならないほど、今回の結界の不出来は問題になっている様だ。本格的にマルシャローズの大聖女としての地位が危うい。
「この後、クリスローズ様には海にでて海上の結界を補強してもらうようにと神官長から指示書が届いています。魔物の出没が増えているそうです。」
「海に!」
クリスは海に行くのは初めてだ。思わず目が輝いてしまった。その様子をガブリエル神官と黒騎士団長が微笑ましく見つめている。
「秋の人事異動でこの辺境から海へ異動する騎士たちと一緒に南の海へ向かってください。ちなみにそこにいるヒューゴはこの秋に海に異動する騎士の一人です。異動まで引き続きクリスローズ様の護衛をしてください。」
「かしこまりました。」
「ノワール、お前はここに残って鍛え直せ。自分の実力が現役の黒騎士に遠く及ばないことはよくわかっただろう?まだ見習いレベルだ。それでは海上では足手まといだ。」
「…はい。」
ノワールからは悔しい気持ちが伝わってくる。多くの黒騎士が15の年には見習いを卒業する。10以上年下の少年たちと同レベルと言われて嬉しいはずがないだろう。
ー---
辺境の教会に甲高い女性の悲鳴が響いたのはその三日後のことだった。
「クリス様!その髪は!!どうされたのです!!!誰にやられたのです!!!!」
荷物を積んだ馬車でやってきたのはクリス専属の侍女であるヤスミンである。ヤスミンはクリスを見るなり短く切りそろえられた髪に悲鳴をあげたのだ。
「ここではお手入れの時間がないのよ。ヤスミンもいなかったし、傷ませるのが嫌だったから切ってしまったわ。」
「傷ませておけばよかったのです!私がしっかりお直ししましたのに!」
「ごめんなさい、ヤスミン。でも髪は伸びるから安心して。」
ヤスミンは大きなため息をつくと荷馬車の方を振り返った。
「クリス様がろくな着替えも持たずに旅立っていかれたので、動きやすいパンツスタイルの服を数着と、聖女装束をお持ちしました。あとは簡単な身だしなみを整える道具と、手紙をたくさん書かれるクリス様のための便箋と、お勉強の道具と…いろいろです。」
「ありがとう、ヤスミン。秋には海の方に行くことになったのは聞いた?」
「はい。今回ほどの強行軍ではないそうなので、私もお供いたしますわ。戦闘がなければもう一週間早く来れたはずなんですよ?」
過酷な場所にもどこまでもついてきてくれるヤスミンにクリスの心は温かくなった。
「クリス!…あ、ヤスミン殿、到着されていたんですね。」
「ヒューゴ様、お久しぶりです。」
やってきたのは簡素な稽古着に身を包んだヒューゴだ。胸元にはクリスの渡した新しい黒と白の石のアミュレットがある。あれからコツコツと精霊たちに集めてもらった魔石でアミュレットを作りだめているクリスだが、ヒューゴには真っ先に重たいぐらいに祈りを込めたものを渡した。
「クリスが食べたがっていた魔鹿が狩られてきたんだ。今日は鹿肉でバーベキューにしよう。」
「…そんなものをクリス様に食べさせるつもりですか?」
ヤスミンの信じられないというような声に、クリスは海でも自分は大丈夫だと思えた。この国の人たちを自分が守るのだ、と決意も新たに。
「ヒューゴ!」
重傷者たちの手を握って励ましていたクリスの下に傷の手当の跡は見えるがしっかり自分の足で歩いてヒューゴが帰ってきた。
クリスは握っていた手を優しく離した後、なるべく音をたてずにヒューゴに駆け寄って抱き着いた。
「よかった!ヒューゴが無事でよかった…!」
「クリス…。」
ヒューゴからも驚いたような気配の後、安心したような感情が伝わってきて、ぎゅっとクリスを抱きしめ返してくれた。
「クリスが俺を守ってくれたんだ。」
そう言ってヒューゴが見せてくれたのは、8歳の時にクリスがヒューゴに渡したアミュレットだった。ヒューゴが怪我をしないように願いを込めたそれにはぴしりとヒビが入っていた。
「俺の傷はかすり傷ばかりだ。先陣を切って魔法騎士団とぶつかったのに、だ。奇跡だってみんなに言われたよ。戦闘の最終日にこれにヒビが入ったんだ。」
「ああ。もうこれにはご利益がないね…。」
クリスは自分が二つ目に作ったアミュレットを見た。当時はアミュレットにどのくらいの願いを込めればどのくらいの効果が出るのかイマイチわかっておらず、とりあえず祈り倒していたのを覚えている。
7年も経った今でもご利益が残っていたとは、相当な祈りがこめられていたようだ。
ふとそこでクリスはひらめいた。
もしかしたら、このアミュレットを黒騎士たちに配れたら、彼らの怪我を減らせるかもしれない。
「黒騎士の騎士団長が来ているんだ。クリスと話がしたいそうだから、一緒にガブリエル神官の部屋に来てくれる?」
「うん。」
病室を出ると同じく帰還していたエマが出迎えた。
「エマ!無事だったんだね!」
「ええ。私は後方支援しかしていないから。」
エマも安心したようにクリスをむぎゅっと抱きしめた。
「ひどい現場だったけれど、クリス、あなたも教会からずっと祈ってくれていたのでしょう?私たちだけだったらあのもろい祈りの結界を守り切れなかったわ。
きっと一週間攻撃し続けてもびくともしなかったから引き返していったのよ。」
「エマ、顔色が悪いわ。休んだ方がいいんじゃ…。」
「かわいい妹分のクリスを抱きしめて眠りたいわ…。」
エマがちょっと壊れかけている。ヒューゴとエマ、そして護衛していたノワールと一緒に騎士団長のいるガブリエル神官の部屋に向かうと、約三週間ぶりの筋骨隆々の騎士団長が迎えてくれた。
「クリス、久しぶりだな!三週間も経ってないが、ちょっと顔つきが変わったか?」
騎士団長の大きな手で力強く頭を撫でられると、クリスの頭がぐわんぐわんした。ヒューゴとエマには見慣れた光景だが、ノワールからはハラハラしている気配が伝わってくる。
「クリスが教会から一生懸命に結界を補強してくれたおかげで敵が撤退して行ってくれたよ。本当にありがとう。」
「私の力かどうかわからないです。」
「クリスの力に間違いないわ。中から見たら結界に色がついているのが見えたもの。そこまでできるのは大聖女級のクリスだけよ。」
エマが力強く肯定してくれる。結界に色がつくほど祈っていたとは思わなかった。もしかしたら、周りに精霊もたくさん集まってきていたので助けてくれていたのかもしれない。
「クリスには安全が確認され次第ルクレツェンの魔法騎士たちが攻撃してきそうな箇所の補強をお願いしたいんだ。ここが一番の紛争地帯だから、どこよりも優先すると神官長と国王陛下が決定された。」
「国王陛下が…。」
国王陛下に判断を仰がなければならないほど、今回の結界の不出来は問題になっている様だ。本格的にマルシャローズの大聖女としての地位が危うい。
「この後、クリスローズ様には海にでて海上の結界を補強してもらうようにと神官長から指示書が届いています。魔物の出没が増えているそうです。」
「海に!」
クリスは海に行くのは初めてだ。思わず目が輝いてしまった。その様子をガブリエル神官と黒騎士団長が微笑ましく見つめている。
「秋の人事異動でこの辺境から海へ異動する騎士たちと一緒に南の海へ向かってください。ちなみにそこにいるヒューゴはこの秋に海に異動する騎士の一人です。異動まで引き続きクリスローズ様の護衛をしてください。」
「かしこまりました。」
「ノワール、お前はここに残って鍛え直せ。自分の実力が現役の黒騎士に遠く及ばないことはよくわかっただろう?まだ見習いレベルだ。それでは海上では足手まといだ。」
「…はい。」
ノワールからは悔しい気持ちが伝わってくる。多くの黒騎士が15の年には見習いを卒業する。10以上年下の少年たちと同レベルと言われて嬉しいはずがないだろう。
ー---
辺境の教会に甲高い女性の悲鳴が響いたのはその三日後のことだった。
「クリス様!その髪は!!どうされたのです!!!誰にやられたのです!!!!」
荷物を積んだ馬車でやってきたのはクリス専属の侍女であるヤスミンである。ヤスミンはクリスを見るなり短く切りそろえられた髪に悲鳴をあげたのだ。
「ここではお手入れの時間がないのよ。ヤスミンもいなかったし、傷ませるのが嫌だったから切ってしまったわ。」
「傷ませておけばよかったのです!私がしっかりお直ししましたのに!」
「ごめんなさい、ヤスミン。でも髪は伸びるから安心して。」
ヤスミンは大きなため息をつくと荷馬車の方を振り返った。
「クリス様がろくな着替えも持たずに旅立っていかれたので、動きやすいパンツスタイルの服を数着と、聖女装束をお持ちしました。あとは簡単な身だしなみを整える道具と、手紙をたくさん書かれるクリス様のための便箋と、お勉強の道具と…いろいろです。」
「ありがとう、ヤスミン。秋には海の方に行くことになったのは聞いた?」
「はい。今回ほどの強行軍ではないそうなので、私もお供いたしますわ。戦闘がなければもう一週間早く来れたはずなんですよ?」
過酷な場所にもどこまでもついてきてくれるヤスミンにクリスの心は温かくなった。
「クリス!…あ、ヤスミン殿、到着されていたんですね。」
「ヒューゴ様、お久しぶりです。」
やってきたのは簡素な稽古着に身を包んだヒューゴだ。胸元にはクリスの渡した新しい黒と白の石のアミュレットがある。あれからコツコツと精霊たちに集めてもらった魔石でアミュレットを作りだめているクリスだが、ヒューゴには真っ先に重たいぐらいに祈りを込めたものを渡した。
「クリスが食べたがっていた魔鹿が狩られてきたんだ。今日は鹿肉でバーベキューにしよう。」
「…そんなものをクリス様に食べさせるつもりですか?」
ヤスミンの信じられないというような声に、クリスは海でも自分は大丈夫だと思えた。この国の人たちを自分が守るのだ、と決意も新たに。
32
あなたにおすすめの小説
私の生前がだいぶ不幸でカミサマにそれを話したら、何故かそれが役に立ったらしい
あとさん♪
ファンタジー
その瞬間を、何故かよく覚えている。
誰かに押されて、誰?と思って振り向いた。私の背を押したのはクラスメイトだった。私の背を押したままの、手を突き出した恰好で嘲笑っていた。
それが私の最後の記憶。
※わかっている、これはご都合主義!
※設定はゆるんゆるん
※実在しない
※全五話
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
美少女に転生して料理して生きてくことになりました。
ゆーぞー
ファンタジー
田中真理子32歳、独身、失業中。
飲めないお酒を飲んでぶったおれた。
気がついたらマリアンヌという12歳の美少女になっていた。
その世界は加護を受けた人間しか料理をすることができない世界だった
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる