53 / 57
皇太子の恋
剣聖とデートしていたら前から盛大な悲鳴が聞こえました
しおりを挟む
私はセドの腕に捕まりながら歩いていた
そう、ずっと好きだった男と一緒に歩けてとても嬉しかった。
肝試しに好きな男の子と一緒に歩くって最高だ。
一緒に歩いている時に、何かが出てきて、キャって男の子に抱きつくのも良いかもしれない。
たとえ魔物でもセドなら、私を抱えたまま、一撃で退治してくれるだろう。
うーん、でも、今はセドにくっつきすぎているだろうか?
なにか出てきた、あるいは出てこなくてもその時にセドに抱きつけば良かったか……
私が逡巡している時だ。
「どうした? そんなに俺にくっつくなんて変だぞ! そうか、今頃になって俺の良さが判ってきたのか?」
なんかセドが言ってくれたけれど、普通の女の子ならばココは頷くのかもしれないけれど、残念ながら私は頷けなかった。
「そんなわけないでしょ! 良い気にならないで」
きっとセドを睨みつけて言ってしまったのだ。
やってしまった。
こうやっていつもセドに喧嘩腰にやってしまうから良くないのだ。
私が反省しようとした時だ。
「まあ、そうだよな。お前が俺を好きになんかなるわけないし」
セドがあっさり頷いてくれて、私は少し落ち込んだ。
いや、少しは疑えよ!
何しろ私が自らくっつくなんてことセド以外でしたことないんだから!
まあ、初めて助けてもらった時から大好きなんです……なんて言葉は口が避けても言えないけど……
いや、でも、多少はそれに近いことを匂わせれば良いのではないか……
私が考え出したときだ。
「そうか! 俺にくっついて皇太子に妬かせようというプランか!」
「なんでそうなるのよ」
私がムッとして言った。
「あんな、きざな皇太子なんて昔から論外なのよ」
私は大きな声で言っていた。
「そうか。皇太子はお前の事が好きだと思ったけれど、帝国の皇太子なんだから完全な玉の輿じゃないか」
セドが言ってくれるが
「何言っているのよ。私自身が帝国の公爵家の令嬢よ。私が皇太子とくっついても普通じゃない! 全然玉の輿じゃないわよ」
私は思わず言っていた。
「しかしねそんな事言っていたらキャロラインは嫁ぐ相手がいなくなるぞ。そんなに高位貴族はいないんだから」
セドが余計な心配をしてくれた。
「えっ、私の相手は地位なんて全く関係ないわよ」
何しろ私が好きなのはセドなんだから!
皇太子は助けたら延々とそれを自慢しそうだけど、セドの場合は名も名乗らずに立ち去ったのだ。
皇太子だったらありえない。名刺を20枚くらい置いていきそうだ。
まあ、でも、こいつの場合、昔助けた少女が私だって気付いていない可能性大だ。
というか、忘れている可能性もあるわけで……
私は心配になった。
「私、昔から好きな人がいるの」
私は思わず言っていた。
「ほう、そうなのか」
あんまり興味なさそうにセドが頷いた。
思いっきり足を踏んでやろうかと思ったが、止めておいた。
「その人は小さい時に破落戸共に襲われた私を助けてくれたのよ」
「ああ、それが白馬の騎士様か」
セドが納得してくれた。
えっ、ひょっとして私が好きなのがセドだってバレた?
私が少し赤くなった時だ。
「俺も昔、伯爵家の男の子を助けたことがあるぞ」
「?」
「助ける時に、盗賊の腕を切り落としたらその男の子が失神してしまって、おいおいこんな血くらいで失神するなんて、男らしくないぞと思ったんだ」
な、何ですって。ちょっと待って、それって私のことじゃないの! それは歩きやすいようにスラックス履いていたけれど、この美貌の私を見てどうやって男だと思ったのよ!
それは子供の頃は区別はわかりにくいかもしれないけれど、私はどう見ても女じゃない!
思わず叫びそうになった。
そんな時だ。私の眼の前の叢が急にガサゴソしたのだ。
「きゃっ」
思わず、セドに抱きついていたのだ。
良かった。爆裂魔術で破壊しなくて!
また男女って言われるところだった。
私は更に強くセドに抱きついていた。
「キャロライン、何驚いているんだ。お前のペットだぞ」
呆れてセドに言われて、私はそれを見ると
「何だ。竜ちゃんか」
私はがっかりした。
化け物だったらそのままセドに退治させようと思ったのに!
お姫様を守る白馬の騎士様!
言うことはないではないか。
ピーピー
竜ちゃんが鳴いて私にすり寄ってきた。
うーん、いつもは可愛いけれど、せっかく私はセドと二人で歩いているのに……
ちゃんと見張っているようにとトムに頼んだのに!
どうやって逃げてきたんだろう。
まさか暴れたんじゃないわよね。
私が白い目で竜ちゃんを見た時だ。
なんか竜ちゃんはセドを睨みつけているんだけど。
「どうした! キャロライン。今悲鳴が聞こえたけれど」
そこに皇太子が駆けてきたのだ。
なんでこんなに早く駆けてこれるのよ!
絶対に変だ。10分待たずにつけてきたんだ、この皇太子は!
と言うか、私のデートの邪魔をするな!
「あっ、殿下! この私のペットを抱えておいてもらえます」
私は丁度やって来た皇太子に竜ちゃんを預けたのだ。
「なんだ。キャロライン嬢。あなたはトカゲをペットにしているのか」
頓珍漢なことを皇太子が聞いてきた。どこがトカゲよ!
思わず叫びそうになったが、この前大厄災を起こした古代竜をペットにしているなんて口が避けても言えない。
「なにか問題でもありますか?」
少しムッとして言うと
「いや、とてもかわいいトカゲちゃんだ」
皇太子がガラリと態度を変えて竜ちゃんを撫でようとしたのだ。変わり身が早すぎる。
でも、竜ちゃんはそれを見抜いたみたいだ。
がぶりと皇太子の手に噛みついたのだ。
「ギャッ」
皇太子が悲鳴をあげた。
「殿下、大丈夫ですか?」
「ちょっと竜ちゃん止めなさい」
アロイスと私が竜を皇太子から引き離そうとした時だ。
「キャーーーー」
前の方からコリンナの悲鳴が聞こえたのだ。
後ろから現れたジャルカ目掛けて、私は問答無用で爆裂魔術を放っていたのだ。
*******************************************************
ここまで読んで頂いて有難うございます。
私の人気作品【リブラノベルより電子書籍化決定】
『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……』https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/971866900
コミックシーモアより先行配信です。
皆様方の応援のお陰で現在ラノベランキング第4位
2万字の新規書下ろしを追加して、3千字超のssシーモア特典付きです。
おだやか先生が格好良いレオンハルトと可愛いエリーゼの表紙絵を書いて頂きました。
そう、ずっと好きだった男と一緒に歩けてとても嬉しかった。
肝試しに好きな男の子と一緒に歩くって最高だ。
一緒に歩いている時に、何かが出てきて、キャって男の子に抱きつくのも良いかもしれない。
たとえ魔物でもセドなら、私を抱えたまま、一撃で退治してくれるだろう。
うーん、でも、今はセドにくっつきすぎているだろうか?
なにか出てきた、あるいは出てこなくてもその時にセドに抱きつけば良かったか……
私が逡巡している時だ。
「どうした? そんなに俺にくっつくなんて変だぞ! そうか、今頃になって俺の良さが判ってきたのか?」
なんかセドが言ってくれたけれど、普通の女の子ならばココは頷くのかもしれないけれど、残念ながら私は頷けなかった。
「そんなわけないでしょ! 良い気にならないで」
きっとセドを睨みつけて言ってしまったのだ。
やってしまった。
こうやっていつもセドに喧嘩腰にやってしまうから良くないのだ。
私が反省しようとした時だ。
「まあ、そうだよな。お前が俺を好きになんかなるわけないし」
セドがあっさり頷いてくれて、私は少し落ち込んだ。
いや、少しは疑えよ!
何しろ私が自らくっつくなんてことセド以外でしたことないんだから!
まあ、初めて助けてもらった時から大好きなんです……なんて言葉は口が避けても言えないけど……
いや、でも、多少はそれに近いことを匂わせれば良いのではないか……
私が考え出したときだ。
「そうか! 俺にくっついて皇太子に妬かせようというプランか!」
「なんでそうなるのよ」
私がムッとして言った。
「あんな、きざな皇太子なんて昔から論外なのよ」
私は大きな声で言っていた。
「そうか。皇太子はお前の事が好きだと思ったけれど、帝国の皇太子なんだから完全な玉の輿じゃないか」
セドが言ってくれるが
「何言っているのよ。私自身が帝国の公爵家の令嬢よ。私が皇太子とくっついても普通じゃない! 全然玉の輿じゃないわよ」
私は思わず言っていた。
「しかしねそんな事言っていたらキャロラインは嫁ぐ相手がいなくなるぞ。そんなに高位貴族はいないんだから」
セドが余計な心配をしてくれた。
「えっ、私の相手は地位なんて全く関係ないわよ」
何しろ私が好きなのはセドなんだから!
皇太子は助けたら延々とそれを自慢しそうだけど、セドの場合は名も名乗らずに立ち去ったのだ。
皇太子だったらありえない。名刺を20枚くらい置いていきそうだ。
まあ、でも、こいつの場合、昔助けた少女が私だって気付いていない可能性大だ。
というか、忘れている可能性もあるわけで……
私は心配になった。
「私、昔から好きな人がいるの」
私は思わず言っていた。
「ほう、そうなのか」
あんまり興味なさそうにセドが頷いた。
思いっきり足を踏んでやろうかと思ったが、止めておいた。
「その人は小さい時に破落戸共に襲われた私を助けてくれたのよ」
「ああ、それが白馬の騎士様か」
セドが納得してくれた。
えっ、ひょっとして私が好きなのがセドだってバレた?
私が少し赤くなった時だ。
「俺も昔、伯爵家の男の子を助けたことがあるぞ」
「?」
「助ける時に、盗賊の腕を切り落としたらその男の子が失神してしまって、おいおいこんな血くらいで失神するなんて、男らしくないぞと思ったんだ」
な、何ですって。ちょっと待って、それって私のことじゃないの! それは歩きやすいようにスラックス履いていたけれど、この美貌の私を見てどうやって男だと思ったのよ!
それは子供の頃は区別はわかりにくいかもしれないけれど、私はどう見ても女じゃない!
思わず叫びそうになった。
そんな時だ。私の眼の前の叢が急にガサゴソしたのだ。
「きゃっ」
思わず、セドに抱きついていたのだ。
良かった。爆裂魔術で破壊しなくて!
また男女って言われるところだった。
私は更に強くセドに抱きついていた。
「キャロライン、何驚いているんだ。お前のペットだぞ」
呆れてセドに言われて、私はそれを見ると
「何だ。竜ちゃんか」
私はがっかりした。
化け物だったらそのままセドに退治させようと思ったのに!
お姫様を守る白馬の騎士様!
言うことはないではないか。
ピーピー
竜ちゃんが鳴いて私にすり寄ってきた。
うーん、いつもは可愛いけれど、せっかく私はセドと二人で歩いているのに……
ちゃんと見張っているようにとトムに頼んだのに!
どうやって逃げてきたんだろう。
まさか暴れたんじゃないわよね。
私が白い目で竜ちゃんを見た時だ。
なんか竜ちゃんはセドを睨みつけているんだけど。
「どうした! キャロライン。今悲鳴が聞こえたけれど」
そこに皇太子が駆けてきたのだ。
なんでこんなに早く駆けてこれるのよ!
絶対に変だ。10分待たずにつけてきたんだ、この皇太子は!
と言うか、私のデートの邪魔をするな!
「あっ、殿下! この私のペットを抱えておいてもらえます」
私は丁度やって来た皇太子に竜ちゃんを預けたのだ。
「なんだ。キャロライン嬢。あなたはトカゲをペットにしているのか」
頓珍漢なことを皇太子が聞いてきた。どこがトカゲよ!
思わず叫びそうになったが、この前大厄災を起こした古代竜をペットにしているなんて口が避けても言えない。
「なにか問題でもありますか?」
少しムッとして言うと
「いや、とてもかわいいトカゲちゃんだ」
皇太子がガラリと態度を変えて竜ちゃんを撫でようとしたのだ。変わり身が早すぎる。
でも、竜ちゃんはそれを見抜いたみたいだ。
がぶりと皇太子の手に噛みついたのだ。
「ギャッ」
皇太子が悲鳴をあげた。
「殿下、大丈夫ですか?」
「ちょっと竜ちゃん止めなさい」
アロイスと私が竜を皇太子から引き離そうとした時だ。
「キャーーーー」
前の方からコリンナの悲鳴が聞こえたのだ。
後ろから現れたジャルカ目掛けて、私は問答無用で爆裂魔術を放っていたのだ。
*******************************************************
ここまで読んで頂いて有難うございます。
私の人気作品【リブラノベルより電子書籍化決定】
『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……』https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/971866900
コミックシーモアより先行配信です。
皆様方の応援のお陰で現在ラノベランキング第4位
2万字の新規書下ろしを追加して、3千字超のssシーモア特典付きです。
おだやか先生が格好良いレオンハルトと可愛いエリーゼの表紙絵を書いて頂きました。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!
本条蒼依
ファンタジー
氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。
死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。
大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。
逆ハーレムエンド? 現実を見て下さいませ
朝霞 花純@電子書籍発売中
恋愛
エリザベート・ラガルド公爵令嬢は溜息を吐く。
理由はとある男爵令嬢による逆ハーレム。
逆ハーレムのメンバーは彼女の婚約者のアレックス王太子殿下とその側近一同だ。
エリザベートは男爵令嬢に注意する為に逆ハーレムの元へ向かう。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる