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入学式で第一王子に入学試験の時のことを話されました・・・・
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そして、翌朝、入学式の日だ。
私達は制服を着て、3人で講堂に向かった。赤髪の美人のベッキーと青髪のメガネを掛けた清楚美人系のエイミー。そして引き立て役の黒髪黒目の私。私の髪が金色だったら赤青黄の3原色揃うのに、とか馬鹿なことを考えていた。そう言えばカートはどこにいるんだろう。カートもイケメンだからすぐに見つかると思うのだが。
大講堂は1000人は入れるだろう。巨大なホールだった。その中は人人人だ。
それを見て私はカートを探すのは諦めて、人混みの中、自分たちの席を探す。というか他の二人について行った。
席はクラスごとに決まっていて、新入生の私達は前の方で私達は3人で並んで座った。
「ねえ、彼が第二王子殿下よ」
席に座ると同時にベッキーが第二王子を教えてくれた。
端のSクラスの一番前に座っている銀髪のイケメンだ。やはり位が高くなるにつれてイケメン度は上がるみたいだ。
「あっ、見てみて」
「第二王子殿下だ」
周りの女生徒達も騒ぎだす。
しかし、慣れているのか王子殿下は全く動じず、前の方を向いて隣の男と話していた。
でもイケメン具合はカートも変わらないはず・・・・そう思い私は後ろの3年生の方を見たが、そこも人人人でカートは見つけられなかった。
がっかりして視線をもとに戻すと、壇上から視線を感じる。キョロキョロしていたのが行けなかったのだろうか。先生方が座っている壇上に視線を上げて見ると端に学生服を来た銀髪のイケメンが座っていた。どこかで見たような気がすると思ったが、
「あちらが生徒会長の第一王子殿下よ」
ベッキーが教えてくれた。そうか第二王子殿下とどことなく似ているのだ。殿下は第二王子殿下と比べて精悍な顔つきだけど、こちらを見る目は優しかった。
「凄い。第一王子殿下だ」
「キャ、こちらを見て微笑んでくださった」
周りが騒ぎ出す。
「はいっ、皆さん静粛に」
女性のメガネを掛けた厳しそうな先生がマイクで注意した。私語がシーンと収まっていく。
私が入試の時に注意を受けた刺繍と礼儀作法のアビゲイル先生だ。礼儀作法の授業は今から憂鬱だ。
「これより、王立学園の入学式を開始いたします」
先生の合図で入学式が始まった。
学園長の長々としたくだらない挨拶に飽きた頃に、歓迎の言葉を生徒会長のカーティス・ブライトン第一王子が壇上から立ち上がって話しだした。
よく見ると第二王子殿下とはそんなに似ていない。でも、どこかで見たことのあるような気がしたが、このまま順調に行けば彼が王になるだろうと言われていたし、絵姿か何かで見た事があるのだろう。
さすがの私も未来の王様を直に見れて、少し興奮した。
「新入生の皆さん。この温かい日差しのなかご入学おめでとう。今年は優秀な生徒も多く、入学試験で障壁で教室を吹き飛ばすという快挙をなした生徒もいたと聞きました・・・・」
その瞬間私の両隣は吹き出し、私は真っ赤になった。
何故、生徒会長というか、第一王子が知っているのよ!
それも気のせいかも知れないが王子が私を見たような気がした。
私は穴があったら入りたかった。
その後の生徒会長の言葉はもう私の頭に入らなかった。
横の二人はくすくす笑っているし、周りはこちらを不審そうに見ていた。もう最悪だ。
その後新入生代表で第二王子が壇上に立った。
「・・・・兄上を始め諸先輩方のご指導の元、二度と障壁で校舎を壊すこと無く、勉学に励んでいきたいと思います」
その言葉に私はまた切れた。この第二王子、絶対に許さん。せっかく横の二人が静かになったのに、それを聞いてまた吹き出すし・・・・私の復讐手帳に王子に仕返しをするとはっきり書き込んだ瞬間だった。
式の後私達は教室に向かった。
担任は入試の時に私が障壁で弾き飛ばした数学の先生でガスコンと名乗っていた。私を一瞬見た顔に恐怖が表れたのは気のせいだろうか?
自己紹介で私の番になった時に「破壊女だ」というつぶやきが聞こえて私はやりきれなかった。
クラスは40名。男24名女16名とまだ女子が多いほうだ。Sクラスは子爵以上の貴族で占められており、王子狙いの女子も多く、男女半々だったが、Bクラス以降は殆ど女性は1桁台だった。
私の薬屋を訪れるのは冒険者とか兵士達が多く、基本は男社会で育っており、女の子が少なくても問題なかったが、折角の機会なので女の子とも仲良くなりたかった。子爵家が10名、男爵家が7名、士族が15名。普通の平民はたったの8名だった。貴族の面々はベッキーのように王子と別で良かったと言っているものは少なく、皆Aクラスでがっかりしているようだった。
一方私は貴族が17名もいるのにうんざりした。ベッキーみたいに気さくだったら良いけれど、俺は貴族だ、みたいのがいたら噛み付いてしまいそうだった。
「リアは正義感が強いからあんまり貴族に噛み付くなよ」
とカートにも言われており、基本学園は皆平等が建前だったが、それはあくまで建前だ。平民の自分はできるだけ貴族に近寄らないでおこうとその時までは思っていた。
自己紹介が終わって、担任が明日のオリエンテーションの説明を始める。
何でも5人1組でチームを組んで、いろんな課題を克服してゴールするというものらしい。クラスの仲間と少しでも早く溶け込むようにと毎年企画されているらしい。
ベッキーとエイミーは見た目麗しく、男たちが誘いたそうにしていたが、女目当ての男達がうざいと思って、私達は近くの女の子同士で5人のチームを作った。名前を聞くとハンナ・ドラモンド子爵令嬢とヒルダ・エドウィン男爵令嬢だ。えっ、いきなり貴族だらけじゃんと思ったが後の祭りだった。
二人共見た目も可愛らしく男たちの恨めしそうな視線も、私は無視した。
明日の事を話し合うために得意科目を確認すると、ベッキーは数学と詩歌に特化、ハンナは刺繍が、ヒルダは全般に優秀とのことだった。
エイミーは攻撃魔術も使えるし、私は障壁が完璧だ。戦闘経験もダンジョンに薬草採取に潜ったりしていて多々ある。どんな課題が出されるか判らなかったが、中々のメンツが揃ったと思う。ここに騎士がいれば完璧だったが、今さら男を中に入れても仕方がないので、この戦力でやるしかない。
私達はそのまま寮の食堂に昼食に向かった。
私達は制服を着て、3人で講堂に向かった。赤髪の美人のベッキーと青髪のメガネを掛けた清楚美人系のエイミー。そして引き立て役の黒髪黒目の私。私の髪が金色だったら赤青黄の3原色揃うのに、とか馬鹿なことを考えていた。そう言えばカートはどこにいるんだろう。カートもイケメンだからすぐに見つかると思うのだが。
大講堂は1000人は入れるだろう。巨大なホールだった。その中は人人人だ。
それを見て私はカートを探すのは諦めて、人混みの中、自分たちの席を探す。というか他の二人について行った。
席はクラスごとに決まっていて、新入生の私達は前の方で私達は3人で並んで座った。
「ねえ、彼が第二王子殿下よ」
席に座ると同時にベッキーが第二王子を教えてくれた。
端のSクラスの一番前に座っている銀髪のイケメンだ。やはり位が高くなるにつれてイケメン度は上がるみたいだ。
「あっ、見てみて」
「第二王子殿下だ」
周りの女生徒達も騒ぎだす。
しかし、慣れているのか王子殿下は全く動じず、前の方を向いて隣の男と話していた。
でもイケメン具合はカートも変わらないはず・・・・そう思い私は後ろの3年生の方を見たが、そこも人人人でカートは見つけられなかった。
がっかりして視線をもとに戻すと、壇上から視線を感じる。キョロキョロしていたのが行けなかったのだろうか。先生方が座っている壇上に視線を上げて見ると端に学生服を来た銀髪のイケメンが座っていた。どこかで見たような気がすると思ったが、
「あちらが生徒会長の第一王子殿下よ」
ベッキーが教えてくれた。そうか第二王子殿下とどことなく似ているのだ。殿下は第二王子殿下と比べて精悍な顔つきだけど、こちらを見る目は優しかった。
「凄い。第一王子殿下だ」
「キャ、こちらを見て微笑んでくださった」
周りが騒ぎ出す。
「はいっ、皆さん静粛に」
女性のメガネを掛けた厳しそうな先生がマイクで注意した。私語がシーンと収まっていく。
私が入試の時に注意を受けた刺繍と礼儀作法のアビゲイル先生だ。礼儀作法の授業は今から憂鬱だ。
「これより、王立学園の入学式を開始いたします」
先生の合図で入学式が始まった。
学園長の長々としたくだらない挨拶に飽きた頃に、歓迎の言葉を生徒会長のカーティス・ブライトン第一王子が壇上から立ち上がって話しだした。
よく見ると第二王子殿下とはそんなに似ていない。でも、どこかで見たことのあるような気がしたが、このまま順調に行けば彼が王になるだろうと言われていたし、絵姿か何かで見た事があるのだろう。
さすがの私も未来の王様を直に見れて、少し興奮した。
「新入生の皆さん。この温かい日差しのなかご入学おめでとう。今年は優秀な生徒も多く、入学試験で障壁で教室を吹き飛ばすという快挙をなした生徒もいたと聞きました・・・・」
その瞬間私の両隣は吹き出し、私は真っ赤になった。
何故、生徒会長というか、第一王子が知っているのよ!
それも気のせいかも知れないが王子が私を見たような気がした。
私は穴があったら入りたかった。
その後の生徒会長の言葉はもう私の頭に入らなかった。
横の二人はくすくす笑っているし、周りはこちらを不審そうに見ていた。もう最悪だ。
その後新入生代表で第二王子が壇上に立った。
「・・・・兄上を始め諸先輩方のご指導の元、二度と障壁で校舎を壊すこと無く、勉学に励んでいきたいと思います」
その言葉に私はまた切れた。この第二王子、絶対に許さん。せっかく横の二人が静かになったのに、それを聞いてまた吹き出すし・・・・私の復讐手帳に王子に仕返しをするとはっきり書き込んだ瞬間だった。
式の後私達は教室に向かった。
担任は入試の時に私が障壁で弾き飛ばした数学の先生でガスコンと名乗っていた。私を一瞬見た顔に恐怖が表れたのは気のせいだろうか?
自己紹介で私の番になった時に「破壊女だ」というつぶやきが聞こえて私はやりきれなかった。
クラスは40名。男24名女16名とまだ女子が多いほうだ。Sクラスは子爵以上の貴族で占められており、王子狙いの女子も多く、男女半々だったが、Bクラス以降は殆ど女性は1桁台だった。
私の薬屋を訪れるのは冒険者とか兵士達が多く、基本は男社会で育っており、女の子が少なくても問題なかったが、折角の機会なので女の子とも仲良くなりたかった。子爵家が10名、男爵家が7名、士族が15名。普通の平民はたったの8名だった。貴族の面々はベッキーのように王子と別で良かったと言っているものは少なく、皆Aクラスでがっかりしているようだった。
一方私は貴族が17名もいるのにうんざりした。ベッキーみたいに気さくだったら良いけれど、俺は貴族だ、みたいのがいたら噛み付いてしまいそうだった。
「リアは正義感が強いからあんまり貴族に噛み付くなよ」
とカートにも言われており、基本学園は皆平等が建前だったが、それはあくまで建前だ。平民の自分はできるだけ貴族に近寄らないでおこうとその時までは思っていた。
自己紹介が終わって、担任が明日のオリエンテーションの説明を始める。
何でも5人1組でチームを組んで、いろんな課題を克服してゴールするというものらしい。クラスの仲間と少しでも早く溶け込むようにと毎年企画されているらしい。
ベッキーとエイミーは見た目麗しく、男たちが誘いたそうにしていたが、女目当ての男達がうざいと思って、私達は近くの女の子同士で5人のチームを作った。名前を聞くとハンナ・ドラモンド子爵令嬢とヒルダ・エドウィン男爵令嬢だ。えっ、いきなり貴族だらけじゃんと思ったが後の祭りだった。
二人共見た目も可愛らしく男たちの恨めしそうな視線も、私は無視した。
明日の事を話し合うために得意科目を確認すると、ベッキーは数学と詩歌に特化、ハンナは刺繍が、ヒルダは全般に優秀とのことだった。
エイミーは攻撃魔術も使えるし、私は障壁が完璧だ。戦闘経験もダンジョンに薬草採取に潜ったりしていて多々ある。どんな課題が出されるか判らなかったが、中々のメンツが揃ったと思う。ここに騎士がいれば完璧だったが、今さら男を中に入れても仕方がないので、この戦力でやるしかない。
私達はそのまま寮の食堂に昼食に向かった。
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