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皆で協力してサラマンダーを退治しました
何でこんなところにサラマンダーなんているの?
ここにいるのは弱い魔物だけのはずなのに!
私には理解できなかった。
グオーーーー!
炎を纏ったサラマンダーが咆哮した。
「ヒエエエエ!」
ダミアンが悲鳴を上げて、必死に後ずさる。
サラマンダーが前足を持ち上げてダミアンを踏み潰そうとした。
仕方がない。
私は剣を抜くと、サラマンダーの足の下に入って、剣を上に向けたのだ。
ギョエーーーー!
サラマンダーが、咆哮した。
足に剣が突き刺さって、痛さで叫んでいるみたいだ。
一応これだけ巨体でも、痛さは感じるみたいだ。
「さっさと逃げて!」
私が叫ぶが、腰が抜けたダミアンは動けないみたいだ。
仕方がない!
私は腰の抜けたダミアンを思いっきり蹴飛ばした。
「ギャーーーー」
ダミアンが吹っ飛んでいった。
本当に行動が鈍い!
死にたいの?
私がムッとした時だ。
「熱い!」
私が持っていた剣が熱で溶けてしまった。
「さっさと水魔術で攻撃して!」
私が飛びすさって叫ぶ。
「ウォーター!」
「ウォーター!」
気付いたクラスメートの一部が水をかけるが、散発的だった。
そんなので倒せるわけないじゃない!
私は全然出来ていないのを見て、うんざりした。
まあ、初心者は仕方がないのかもしれない。
「ちょっと剣貸して」
「えっ、ユリア、それは我が家の家宝で……」
ボンズから強引に剣を取ろうとしたら、ボンズが抵抗しようとした。
「家宝も何も死んだら元も子もないでしょ!」
私はそう叫ぶと、強引に剣を取り上げた。
「そんな……」
唖然とするボンズを無視して、剣を抜き放つと、私はサラマンダーに正面から斬りかかったのだ。
「喰らえ!」
剣を抜いて、上段から斬りつけた。
バシン!
でも、全然だ。
「ギャーーーー!」
サラマンダーの怒りに火をつけたくらいだ。
もう一度斬りかかると、剣が溶けてしまった。宝剣ムラサメじゃないと、本当に役に立たない。
「ギャーーーー」
何故かボンズが絶叫していたけど、ここで叫ぶか?
私は思いっきりボンズを殴りたくなった。
「俺の俺の宝が……」
ボンズが叫んでいる。
こいつは本当に騎士になりたいのか?
本当に鬱陶しい。
サラマンダーは私を睨みつけるや、
「ギャオーーーー」
咆哮してくれたのだ。
そして途中から、それが火柱になって、私に襲いかかってきた。
私はそれを障壁で防ぐ。
「皆、行くわよ!」
私は周りの皆に合図した。
「ウォーター!」
「「ウォーター!」」
私の掛け声に合わせて、さっきよりも数は多くなったが、まだ、全然だ。水魔術がサラマンダーに集中するが、焼け石に水、殆んど水は、サラマンダーにかかる前に蒸発した。
「はい、貸して」
私は次はニールから、剣を取ろうとした。
「ユリア、俺よりもゲオルクの剣の方が良い剣だぞ」
ニールが必死に叫ぶが、私は無視して取り上げた。
ゲオルクには役目があるのだ。
ニールの剣でサラマンダーに斬りかかるが、サラマンダーはびくともしない。
ニールの剣はサラマンダーに斬りつけたら一瞬で消滅した。おいおい、騎士志望が剣に金かけずにどうするんだよ!
私は呆れたが、今更、どうしようもない。
「ギャーーーー、俺の、俺の命の次に大切な剣が……」
こいつもボンズと同じように叫んでいるが、命の次に大切なら剣にもっと金かけてよ!
私はそう叫びたかった。
本当に男達は駄目駄目だ。
こうなったら女達に頼るしかない。
「全員、一斉にやるわよ」
私は女達に合図した。
「任せて」
ビアンカが叫んでくれた。
「ウォーター!」
「「「ウォーター!」」」
今度は皆一斉に水魔術を放出してくれた。
それがサラマンダーにかかって、
ジューーーー
凄まじい水蒸気が出る。
水蒸気が消えた後、一部炎が消滅していた。
「あと少よ!」
私は叫ぶと、今度は足下に落ちていたダミアンの剣を拾った。
これは結構高そうな剣だ。
これならなんとかなるかもしれない。
私はその剣でサラマンダーに斬りかかったのだ。
ガキン
サラマンダーの牙に当たる。
「ギャオーーーーー」
サラマンダーは叫んだ。
二回、三回と斬りかかる。
そのたびにサラマンダーの牙で防がれた。
私は皆が休憩できたくらいを見計らって、後ろに飛びすさる。
「ギャオーーーー」
サラマンダーが火炎を吐いた。
火柱が私に遅いかかる。
しかし、私はそれを障壁で防いだ。
「皆、最後よ」
「「「おう!」」」
私の声に皆が応えてくれた。
「行くわよ!」
「任せて」
「ウォーター!」
「「「「ウォーター!」」」」
今度こそ大量の水魔術が四方から一斉にサラマンダーにぶち当たった。
ジューーーーー
凄まじい水蒸気が上がるが、皆最後の力とばかり水魔術を放出し尽くした。
水蒸気が消えた後は、火のないサラマンダーが残っていた。
巨大なトカゲだ。
「ゲオルク!」
私が叫ぶと
「任せてください」
ゲオルクはそう叫ぶとサラマンダーの前で飛び上った。
そして、そのまま剣を振り下ろす。
ズバッ
と剣が一閃し、サラマンダーの首が落ちた。
「皆、仕留めて」
最後は剣を抜き放った男達がサラマンダーに群がって剣を突き刺したのだ。
ダーーーーン!
巨大な音を立てて、サラマンダーは倒れた。
クラスの皆でサラマンダーを討伐した瞬間だった。
**************************************************
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
帝国の立てた陰謀も、ユリアにかかると討伐訓練の一部になってしまいました……
ここにいるのは弱い魔物だけのはずなのに!
私には理解できなかった。
グオーーーー!
炎を纏ったサラマンダーが咆哮した。
「ヒエエエエ!」
ダミアンが悲鳴を上げて、必死に後ずさる。
サラマンダーが前足を持ち上げてダミアンを踏み潰そうとした。
仕方がない。
私は剣を抜くと、サラマンダーの足の下に入って、剣を上に向けたのだ。
ギョエーーーー!
サラマンダーが、咆哮した。
足に剣が突き刺さって、痛さで叫んでいるみたいだ。
一応これだけ巨体でも、痛さは感じるみたいだ。
「さっさと逃げて!」
私が叫ぶが、腰が抜けたダミアンは動けないみたいだ。
仕方がない!
私は腰の抜けたダミアンを思いっきり蹴飛ばした。
「ギャーーーー」
ダミアンが吹っ飛んでいった。
本当に行動が鈍い!
死にたいの?
私がムッとした時だ。
「熱い!」
私が持っていた剣が熱で溶けてしまった。
「さっさと水魔術で攻撃して!」
私が飛びすさって叫ぶ。
「ウォーター!」
「ウォーター!」
気付いたクラスメートの一部が水をかけるが、散発的だった。
そんなので倒せるわけないじゃない!
私は全然出来ていないのを見て、うんざりした。
まあ、初心者は仕方がないのかもしれない。
「ちょっと剣貸して」
「えっ、ユリア、それは我が家の家宝で……」
ボンズから強引に剣を取ろうとしたら、ボンズが抵抗しようとした。
「家宝も何も死んだら元も子もないでしょ!」
私はそう叫ぶと、強引に剣を取り上げた。
「そんな……」
唖然とするボンズを無視して、剣を抜き放つと、私はサラマンダーに正面から斬りかかったのだ。
「喰らえ!」
剣を抜いて、上段から斬りつけた。
バシン!
でも、全然だ。
「ギャーーーー!」
サラマンダーの怒りに火をつけたくらいだ。
もう一度斬りかかると、剣が溶けてしまった。宝剣ムラサメじゃないと、本当に役に立たない。
「ギャーーーー」
何故かボンズが絶叫していたけど、ここで叫ぶか?
私は思いっきりボンズを殴りたくなった。
「俺の俺の宝が……」
ボンズが叫んでいる。
こいつは本当に騎士になりたいのか?
本当に鬱陶しい。
サラマンダーは私を睨みつけるや、
「ギャオーーーー」
咆哮してくれたのだ。
そして途中から、それが火柱になって、私に襲いかかってきた。
私はそれを障壁で防ぐ。
「皆、行くわよ!」
私は周りの皆に合図した。
「ウォーター!」
「「ウォーター!」」
私の掛け声に合わせて、さっきよりも数は多くなったが、まだ、全然だ。水魔術がサラマンダーに集中するが、焼け石に水、殆んど水は、サラマンダーにかかる前に蒸発した。
「はい、貸して」
私は次はニールから、剣を取ろうとした。
「ユリア、俺よりもゲオルクの剣の方が良い剣だぞ」
ニールが必死に叫ぶが、私は無視して取り上げた。
ゲオルクには役目があるのだ。
ニールの剣でサラマンダーに斬りかかるが、サラマンダーはびくともしない。
ニールの剣はサラマンダーに斬りつけたら一瞬で消滅した。おいおい、騎士志望が剣に金かけずにどうするんだよ!
私は呆れたが、今更、どうしようもない。
「ギャーーーー、俺の、俺の命の次に大切な剣が……」
こいつもボンズと同じように叫んでいるが、命の次に大切なら剣にもっと金かけてよ!
私はそう叫びたかった。
本当に男達は駄目駄目だ。
こうなったら女達に頼るしかない。
「全員、一斉にやるわよ」
私は女達に合図した。
「任せて」
ビアンカが叫んでくれた。
「ウォーター!」
「「「ウォーター!」」」
今度は皆一斉に水魔術を放出してくれた。
それがサラマンダーにかかって、
ジューーーー
凄まじい水蒸気が出る。
水蒸気が消えた後、一部炎が消滅していた。
「あと少よ!」
私は叫ぶと、今度は足下に落ちていたダミアンの剣を拾った。
これは結構高そうな剣だ。
これならなんとかなるかもしれない。
私はその剣でサラマンダーに斬りかかったのだ。
ガキン
サラマンダーの牙に当たる。
「ギャオーーーーー」
サラマンダーは叫んだ。
二回、三回と斬りかかる。
そのたびにサラマンダーの牙で防がれた。
私は皆が休憩できたくらいを見計らって、後ろに飛びすさる。
「ギャオーーーー」
サラマンダーが火炎を吐いた。
火柱が私に遅いかかる。
しかし、私はそれを障壁で防いだ。
「皆、最後よ」
「「「おう!」」」
私の声に皆が応えてくれた。
「行くわよ!」
「任せて」
「ウォーター!」
「「「「ウォーター!」」」」
今度こそ大量の水魔術が四方から一斉にサラマンダーにぶち当たった。
ジューーーーー
凄まじい水蒸気が上がるが、皆最後の力とばかり水魔術を放出し尽くした。
水蒸気が消えた後は、火のないサラマンダーが残っていた。
巨大なトカゲだ。
「ゲオルク!」
私が叫ぶと
「任せてください」
ゲオルクはそう叫ぶとサラマンダーの前で飛び上った。
そして、そのまま剣を振り下ろす。
ズバッ
と剣が一閃し、サラマンダーの首が落ちた。
「皆、仕留めて」
最後は剣を抜き放った男達がサラマンダーに群がって剣を突き刺したのだ。
ダーーーーン!
巨大な音を立てて、サラマンダーは倒れた。
クラスの皆でサラマンダーを討伐した瞬間だった。
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ここまで読んで頂いてありがとうございました。
帝国の立てた陰謀も、ユリアにかかると討伐訓練の一部になってしまいました……
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