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皇弟の娘視点 ユリアーナのせいで悲惨な目に合わされたので、必ず殺すように影に指示しようと決意しました
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「何をしていたのよ! ユリアーナを確実に仕留めるという話だったじゃない!」
私は離宮に帰るとバルトルトに対して、怒りを爆発させた。
「申し訳ありません」
「本当に強い魔獣をユリアーナにけしかけたの?」
「それは間違いございません。教会の協力の下、100キロ離れたダンジョンからサラマンダーを捕まえて、その地まで運ばせたのです。完璧でした」
バルトルトはそう言い訳してくれるが、結果が全てだ。
ユリアーナは傷つくどころか、元気ピンピンで帰ってきたのだ。それも影が余計な事をしてくれたから、ダンジョンの中でアルトマイアー様と一緒にキスしていたという余計な噂まで立ってしまった。どうしてくれるのだ!
魔物討伐訓練当日、私はアルトマイアー様と一緒の班になって、馬車も一緒だった。
仲良くなるチャンスとばかりに私は喜んだ。
でも、何ののよ! あの酷い馬車は!
あんなに揺れるなんて思ってもいなかったわ。
何であんな酷い馬車を使っているのよ。
「帝国の皇女殿下といえども、特別待遇する訳には参りません。全員同じ馬車なのですから」
マイヤーがそう説明してくれたが、私は帝国の皇女なのよ。その皇女をあんな酷い馬車に乗せるなんてどういう事なの?
私は馬車に乗って1時間で馬車酔いして吐いてしまった。
侍女達は付いてきてくれなかったし、先生等が面倒を見てくれた。せめてアルトマイアー様に看病されたかったが、アルトマイアー様は、
「ツェッツイもどうしようもないな。全然鍛えていないのか」
吐く私を見て、呆れてくれていた。
私は恥ずかしいやら、悲しいやらで、涙まで出てくる始末だ。まあ、元々アルトマイアー様は昔からこんな感じだった。いつも、泣いている私を仕方なしに抱え上げて運んでくれていたのだった。
なんとか死ぬ思いで着いたダンジョンのキャンプ地では、私はもうふらふらだった。食事は帝国からの留学してきた女性陣がダウンしてしまったので、アルトマイアー様が作ってくれた。
なんとも大雑把な味で、私の口には合わなかったが、明日のこともあるので無理矢理食べたのだ。
テントに入るとすぐに寝入ってしまった。
こんなのだったら見学にして、帝国の馬車で来れば良かった。
後悔しても遅かった。
そして、翌朝になった。
私達五年生は3階層まで行かなければいけない。
「では、ツェッツイ、行くぞ」
スタスタとアルトマイアー様は歩かれるが、私は到底、それについて行けなかった。
「アルトマイアー様、もう無理です」
私がそう言うと、アルトマイアー様は
「本当にツェッツイはどうしようもないな」
そう言って、私の所に来てくれたのだ。
私はユリアーナのように抱き上げてくれることを期待した。
アルトマイアー様に抱き上げられて、ユリアーナの傍を通って見下してやるのだ。
でも、私がそれを期待したのに、アルトマイアー様はまたもや私を荷物のように肩に抱えてくれたのだ。
「アルトマイアー様、これでは何も見えません」
私がそう文句を言ってみたのだが、
「魔物討伐しながら進むからな。出来たら目をつぶっていろ」
アルトマイアー様はにべもなかった。
これでは荷物と変わらないではないか! 足も棒になっているし、疲れたしで、私は泣きたくなった。
そんな時だ。アルトマイアー様は私を降ろしてくれたのだ。
私はほっとした。
「ツェッツイも食べるか?」
そう言うとアルトマイアー様は私の口の中に白い飴を入れてくれたのだ。
「えっ!」
私は固まってしまった。これはいわゆる食べさせというものではないだろうか?
また、アルトマイアー様に食べさせしてもらったのだ。
私はあっという間に元気になった。
「ありがとうございます。アルトマイアー様」
私はお礼を言ったのだ。
「しかし、もう少しツェッツイもトレーニングした方が良いぞ」
アルトマイアー様は皇女の私にそう言ってくれたのだが、確かに皇女の仕事をしていくのに、体力は必要かもしれないが、ダンジョンの討伐訓練する体力まで必要はないだろう。
私はそう思いはしたが、せっかくアルトマイアー様が声をかけてくれたので、素直に、頷いたのだ。
「あのう、アルトマイアー様」
そして、アルトマイアー様が出発しようと言い出した時だ。
私はアルトマイアー様にユリアーナのように抱き上げて運んで欲しいとお願いしようとした。
その時だ。
「ユリア!」
何かの異変を感じたのか、アルトマイアー様は慌てて、
「後のことは頼む」
そう副班長に言うや、転移していったのだ。
私は唖然とした。
アルトマイアー様が慌ててユリアーナの名前を呟いたということは、バルトルトが成功したのだろう。
帝国の影が失敗することなどあり得ないのだ。ユリアーナは魔物に襲われて死んだのだ。
ユリアーナがいなくなれば私ももっとアルトマイアー様とお近づきになれるはずだ。
私はとても嬉しくなった。
でも、私は、そこではたと気付いたのだ。アルトマイアー様がいなくなればここからどうやって戻ればいいのだろう?
この班は特別に8名で編成されているが、男4女4なのだ。
今まではアルトマイアー様が一人で私を肩に担ぎつつ魔物を討伐してきた。他の女性はそれぞれ男達に背負われていた。アルトマイアー様がいなくなったことで1人余ってしまった。
というか、一人が歩かなければならなくなったのだ。
私はコンラートに背負われたが、コンラートは騎士職では無いから安定が悪かったのだ。
「ああ、もう嫌。コンラート、すぐにアルトマイアー様を呼んで来て」
私はコンラートに命じていた。
「しかし、殿下、ここでは通信手段も限られています」
コンラートは躊躇した。
「殿下。アルトマイアーが妹のところに飛んで行ったら戻ってくることは無いですよ」
「そうそう、あいつは本当にシスコンですからね。妹のところに行ったら絶対に帰ってこないですから」
他の男達が当然のように教えてくれた。アルトマイアー様には申し訳ないけれど、その妹が魔物に襲われて死んだのだ。今日はもう帰ってこないだろう。
私はコンラートに文句を言いつつも、もうふらふらになって帰ってきたのだ。
ユリアーナが死んだと皆が口にするのを聞くのを楽しみにして。でも、いくらキャンプ地に近付いてもそのような声は聞こえてこなかった。
「ねえねえ聞いた。今日、アルトマイアー様が妹とディープキスしていたんだって?」
「聞いた聞いた。何でも妹がアルトマイアー様の手に入った毒を吸い出したら、その唇をアルトマイアー様が奪ったっていうあれでしょ」
「本当にあの二人、何しているんだか」
私はその声を聞いて固まってしまった。
そんな馬鹿な。帝国の影が失敗などする訳はないはずだ。絶対に魔物に襲われたらユリアーナはただではすまなかったはずだ。
しかし、私の想いはキャンプ地でアルトマイアー様に抱えられているユリアーナを見て木っ端微塵に砕け散ったのだ。憎たらしいことにユリアーナは私が熱望したようにアルトマイアー様に抱き上げられていたのだ。
私のここまでの私の苦しい思いは何だったの? 帝国の皇女をここまで虚仮にするなんてもう絶対に許さない!
私は影にどんなことをしてもいいからユリアーナを殺させようと決意したのだった。
******************************************************
帝国の影の前にユリアはどうなるのか?
続きは明朝です。
生命の危機に瀕してユリアはどうする?
続きが気になる方はお気に入り登録、感想等をして頂けたら嬉しいです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
私は離宮に帰るとバルトルトに対して、怒りを爆発させた。
「申し訳ありません」
「本当に強い魔獣をユリアーナにけしかけたの?」
「それは間違いございません。教会の協力の下、100キロ離れたダンジョンからサラマンダーを捕まえて、その地まで運ばせたのです。完璧でした」
バルトルトはそう言い訳してくれるが、結果が全てだ。
ユリアーナは傷つくどころか、元気ピンピンで帰ってきたのだ。それも影が余計な事をしてくれたから、ダンジョンの中でアルトマイアー様と一緒にキスしていたという余計な噂まで立ってしまった。どうしてくれるのだ!
魔物討伐訓練当日、私はアルトマイアー様と一緒の班になって、馬車も一緒だった。
仲良くなるチャンスとばかりに私は喜んだ。
でも、何ののよ! あの酷い馬車は!
あんなに揺れるなんて思ってもいなかったわ。
何であんな酷い馬車を使っているのよ。
「帝国の皇女殿下といえども、特別待遇する訳には参りません。全員同じ馬車なのですから」
マイヤーがそう説明してくれたが、私は帝国の皇女なのよ。その皇女をあんな酷い馬車に乗せるなんてどういう事なの?
私は馬車に乗って1時間で馬車酔いして吐いてしまった。
侍女達は付いてきてくれなかったし、先生等が面倒を見てくれた。せめてアルトマイアー様に看病されたかったが、アルトマイアー様は、
「ツェッツイもどうしようもないな。全然鍛えていないのか」
吐く私を見て、呆れてくれていた。
私は恥ずかしいやら、悲しいやらで、涙まで出てくる始末だ。まあ、元々アルトマイアー様は昔からこんな感じだった。いつも、泣いている私を仕方なしに抱え上げて運んでくれていたのだった。
なんとか死ぬ思いで着いたダンジョンのキャンプ地では、私はもうふらふらだった。食事は帝国からの留学してきた女性陣がダウンしてしまったので、アルトマイアー様が作ってくれた。
なんとも大雑把な味で、私の口には合わなかったが、明日のこともあるので無理矢理食べたのだ。
テントに入るとすぐに寝入ってしまった。
こんなのだったら見学にして、帝国の馬車で来れば良かった。
後悔しても遅かった。
そして、翌朝になった。
私達五年生は3階層まで行かなければいけない。
「では、ツェッツイ、行くぞ」
スタスタとアルトマイアー様は歩かれるが、私は到底、それについて行けなかった。
「アルトマイアー様、もう無理です」
私がそう言うと、アルトマイアー様は
「本当にツェッツイはどうしようもないな」
そう言って、私の所に来てくれたのだ。
私はユリアーナのように抱き上げてくれることを期待した。
アルトマイアー様に抱き上げられて、ユリアーナの傍を通って見下してやるのだ。
でも、私がそれを期待したのに、アルトマイアー様はまたもや私を荷物のように肩に抱えてくれたのだ。
「アルトマイアー様、これでは何も見えません」
私がそう文句を言ってみたのだが、
「魔物討伐しながら進むからな。出来たら目をつぶっていろ」
アルトマイアー様はにべもなかった。
これでは荷物と変わらないではないか! 足も棒になっているし、疲れたしで、私は泣きたくなった。
そんな時だ。アルトマイアー様は私を降ろしてくれたのだ。
私はほっとした。
「ツェッツイも食べるか?」
そう言うとアルトマイアー様は私の口の中に白い飴を入れてくれたのだ。
「えっ!」
私は固まってしまった。これはいわゆる食べさせというものではないだろうか?
また、アルトマイアー様に食べさせしてもらったのだ。
私はあっという間に元気になった。
「ありがとうございます。アルトマイアー様」
私はお礼を言ったのだ。
「しかし、もう少しツェッツイもトレーニングした方が良いぞ」
アルトマイアー様は皇女の私にそう言ってくれたのだが、確かに皇女の仕事をしていくのに、体力は必要かもしれないが、ダンジョンの討伐訓練する体力まで必要はないだろう。
私はそう思いはしたが、せっかくアルトマイアー様が声をかけてくれたので、素直に、頷いたのだ。
「あのう、アルトマイアー様」
そして、アルトマイアー様が出発しようと言い出した時だ。
私はアルトマイアー様にユリアーナのように抱き上げて運んで欲しいとお願いしようとした。
その時だ。
「ユリア!」
何かの異変を感じたのか、アルトマイアー様は慌てて、
「後のことは頼む」
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私は唖然とした。
アルトマイアー様が慌ててユリアーナの名前を呟いたということは、バルトルトが成功したのだろう。
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ユリアーナがいなくなれば私ももっとアルトマイアー様とお近づきになれるはずだ。
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この班は特別に8名で編成されているが、男4女4なのだ。
今まではアルトマイアー様が一人で私を肩に担ぎつつ魔物を討伐してきた。他の女性はそれぞれ男達に背負われていた。アルトマイアー様がいなくなったことで1人余ってしまった。
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ユリアーナが死んだと皆が口にするのを聞くのを楽しみにして。でも、いくらキャンプ地に近付いてもそのような声は聞こえてこなかった。
「ねえねえ聞いた。今日、アルトマイアー様が妹とディープキスしていたんだって?」
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「本当にあの二人、何しているんだか」
私はその声を聞いて固まってしまった。
そんな馬鹿な。帝国の影が失敗などする訳はないはずだ。絶対に魔物に襲われたらユリアーナはただではすまなかったはずだ。
しかし、私の想いはキャンプ地でアルトマイアー様に抱えられているユリアーナを見て木っ端微塵に砕け散ったのだ。憎たらしいことにユリアーナは私が熱望したようにアルトマイアー様に抱き上げられていたのだ。
私のここまでの私の苦しい思いは何だったの? 帝国の皇女をここまで虚仮にするなんてもう絶対に許さない!
私は影にどんなことをしてもいいからユリアーナを殺させようと決意したのだった。
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