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聖女達が断罪の証拠集めの為に自作自演してくれましたが、周りの友達が助けてくれました
ええええ!
ゲームみたいに断罪されるかもしれない?
私はマリアの言葉に驚いた。
それからは一生懸命に勉強していても、頭の片隅に『断罪』の二文字が時たま浮かんでくるんだけど……
でも、こんなのではいけない!
こんなことでは首席は取れない。
このままでは二番のマリアに抜かれてしまう!
首席から落ちたら、フランツお兄様に馬鹿にされること確実だ。落ちてもお兄様は何も言わないと思うけど、お姉様には何か言われそうだし、エックお兄様も嫌みをしつこく言いそうだ。
ここは頑張らねば!
そんな私が図書館で仲良さそうに話しているマリアとエックお兄様を見たのだ。
ええええ! あの二人付き合っていたの?
「はああああ? 何言ってるのよ! エックハルト様と話していたのはあなたの事よ!」
そうからかったらマリアが睨み返してきた。
「私のため?」
「そうよ、あなたが断罪されたら大変だから、あなたのために、エックハルト様に忠告しておいてあげたのよ」
恩着せがましくマリアに言われて、
「うーん、ありがとう。でも、どうやって説明したの? まさか、あなた、私達が転生者だって打ち明けたんじゃ無いわよね?」
私が慌てて聞くと、
「やる訳ないでしょ。そこは適当に誤魔化したわよ」
マリアに呆れられた。
「でも、わざわざエックハルト様に話す必要は無かったみたい。あなたのお兄様達も既に色々と考えてくれていたわ」
「えっ、そうなの? でも、私は何も聞いていないけど」
私が不満そうに言うと、
「うーん、まあ、あなたはまだ子供だから」
マリアにばかにされたんだけど、
「何言っているのよ。確かに私はあなた達みたいに胸ないけど、もう13よ!」
「本当にね。前世の年加算したらもう30越えたんじゃない?」
「失礼ね。まだ、20代よ」
「殆んど変わらないでしょ」
マリアに呆れられたけど、20と30では全然違うわよ。まあ、マリアには負けるけど。
マリアは前世は何歳まで生きたんだろう?
今聞くと怒られそうだから、今度聞いてみようと私は思ったのだ。
「まあ、あなたはこのままで良いと思うわ」
なんか、ムカつくことを更にマリアは言ってくれたんだけど……
まあ、エックお兄様が色々と考えてくれているのならば、問題ないだろう。
私は心配するのを止めて、勉強に集中することにしたのだ。
そのかいあって、何とか、テストは乗り越えられたと思う。
でも、勉強中も私の側で、
「キャー!」
と叫んで、ピンク頭が大げさに転けてくれたりしたけど……こいつは何をやっているんだろう?
私は絶対にこの馬鹿何しているのよという顔をしていたと思う。
「ユリアーナ、貴様、聖女様になんということをしてくれたんだ!」
「聖女様を足で引っ掻けて転けさせるなんて、何てことをするんだ!」
ボニファーツとか、エンゲルベルトとかが、私の顔を見て大声で叫んでくれた。
私は何もしていないわよ! 何を言ってくれるのかしら?
私がポカンとしていたら、
「ねえ、皆、今の見た?」
馬鹿にしたようにマリアが話し出してくれた。
「そうね。私が見る限り、聖女様は、何もないところで派手に転けられたようだったけれど」
「聖女様は満足に歩けないほど衰弱していらっしゃるのではありませんこと?」
「本当に、自分の健康管理さえ出来ないなんて、何てことなんでしょう?」
皆して、馬鹿にして聖女を見下していた。
「な、何ですって!」
単純なピンク頭は即座にぷっつん切れてくれたけど、
「まあ、可愛そうな、聖女様。悪役令嬢の取り巻きに苛められているなんて」
そこにツェツィーリア様が現れたんだけど……悪役令嬢の取り巻きって何よ?
「本当に、ユリアーナさん達は何て酷い事をされるのかしら?」
フローラが大きな声でツェツィーリア様の言葉を援護していた。
私はやっと聖女は私を嵌めるために転けたのだと理解出来た。
「まあ、皆さま方、お目がそこまでお悪いのですか?」
驚いて、マリアが大声で言い出した。
「な、何を言うのよ!」
さすがにフローラは怒り声だった。
「ゲオルク様。今の聖女様の転けられるところ見られましたか?」
生真面目にマリアはゲオルクに聞いていた。
「ああ、何もないところで転けていたぞ」
ゲオルクはツェツィーリア様とかフローラの空気を読めと言う鋭い視線に全く気付いていなかった。
「そうですよね。帝国のお方もそう見えましたよね」
マリアはツェツィーリア様やフローラ以外の帝国の証人を作り出したのだ。
「ゲオルク!」
フローラが叫んだが、
「えっ、どうしたんですか? フローラ様? 今のはどう見ても勝手にアグネス様が転けられましたよ」
ゲオルクは全く判っていなかった。大声で皆に言っていたのだ。
「あ、あのね」
ツェツィーリア様とフローラは頭を押えていた。
「まあ、ピンク頭ちゃんも自作自演ご苦労様ね」
私が同情してあげると、
「誰がピンク頭よ。私の名前はアグネスよ」
ピンク頭が怒りだしたんだけど。
「そうそうアグネスさんだっけ。下らない自作自演する前に勉強した方が良いんじゃないの? 知っている? テストの点数が悪いと夏休みに補講があるのよ」
「えっ、そうなの?」
ピンク頭が驚いて私を見た。
「平均点以下だとレポート10枚。赤点だと2週間の補講よ」
私は親切にも教えてあげたのだ。
「そういう事はもっと早くに言いなさいよ」
ピンク頭達は慌てだした。
「二週間も補講なんてやってられないぞ」
「こうしてはいられない」
B組の面々は慌てて、去って行ったのだ。
「ちょっと貴方たち、待ちなさいよ」
慌てて、ツェツィーリア様達も追いかけていったんだけど……
私達はお粗末な断罪証拠集めに唖然としていた。
「こんなんだったら、別に気にしなくてもいいんじゃないの?」
私が呆れて首を振った。
皆も頷いていた。
しかし、ピンク頭達は私達が思う以上に用意周到に準備していたのだった。
********************************************************
次はついにサマーパーティーです。
果たしてユリアは断罪されるのか?
最後の山場です
お楽しみに
ゲームみたいに断罪されるかもしれない?
私はマリアの言葉に驚いた。
それからは一生懸命に勉強していても、頭の片隅に『断罪』の二文字が時たま浮かんでくるんだけど……
でも、こんなのではいけない!
こんなことでは首席は取れない。
このままでは二番のマリアに抜かれてしまう!
首席から落ちたら、フランツお兄様に馬鹿にされること確実だ。落ちてもお兄様は何も言わないと思うけど、お姉様には何か言われそうだし、エックお兄様も嫌みをしつこく言いそうだ。
ここは頑張らねば!
そんな私が図書館で仲良さそうに話しているマリアとエックお兄様を見たのだ。
ええええ! あの二人付き合っていたの?
「はああああ? 何言ってるのよ! エックハルト様と話していたのはあなたの事よ!」
そうからかったらマリアが睨み返してきた。
「私のため?」
「そうよ、あなたが断罪されたら大変だから、あなたのために、エックハルト様に忠告しておいてあげたのよ」
恩着せがましくマリアに言われて、
「うーん、ありがとう。でも、どうやって説明したの? まさか、あなた、私達が転生者だって打ち明けたんじゃ無いわよね?」
私が慌てて聞くと、
「やる訳ないでしょ。そこは適当に誤魔化したわよ」
マリアに呆れられた。
「でも、わざわざエックハルト様に話す必要は無かったみたい。あなたのお兄様達も既に色々と考えてくれていたわ」
「えっ、そうなの? でも、私は何も聞いていないけど」
私が不満そうに言うと、
「うーん、まあ、あなたはまだ子供だから」
マリアにばかにされたんだけど、
「何言っているのよ。確かに私はあなた達みたいに胸ないけど、もう13よ!」
「本当にね。前世の年加算したらもう30越えたんじゃない?」
「失礼ね。まだ、20代よ」
「殆んど変わらないでしょ」
マリアに呆れられたけど、20と30では全然違うわよ。まあ、マリアには負けるけど。
マリアは前世は何歳まで生きたんだろう?
今聞くと怒られそうだから、今度聞いてみようと私は思ったのだ。
「まあ、あなたはこのままで良いと思うわ」
なんか、ムカつくことを更にマリアは言ってくれたんだけど……
まあ、エックお兄様が色々と考えてくれているのならば、問題ないだろう。
私は心配するのを止めて、勉強に集中することにしたのだ。
そのかいあって、何とか、テストは乗り越えられたと思う。
でも、勉強中も私の側で、
「キャー!」
と叫んで、ピンク頭が大げさに転けてくれたりしたけど……こいつは何をやっているんだろう?
私は絶対にこの馬鹿何しているのよという顔をしていたと思う。
「ユリアーナ、貴様、聖女様になんということをしてくれたんだ!」
「聖女様を足で引っ掻けて転けさせるなんて、何てことをするんだ!」
ボニファーツとか、エンゲルベルトとかが、私の顔を見て大声で叫んでくれた。
私は何もしていないわよ! 何を言ってくれるのかしら?
私がポカンとしていたら、
「ねえ、皆、今の見た?」
馬鹿にしたようにマリアが話し出してくれた。
「そうね。私が見る限り、聖女様は、何もないところで派手に転けられたようだったけれど」
「聖女様は満足に歩けないほど衰弱していらっしゃるのではありませんこと?」
「本当に、自分の健康管理さえ出来ないなんて、何てことなんでしょう?」
皆して、馬鹿にして聖女を見下していた。
「な、何ですって!」
単純なピンク頭は即座にぷっつん切れてくれたけど、
「まあ、可愛そうな、聖女様。悪役令嬢の取り巻きに苛められているなんて」
そこにツェツィーリア様が現れたんだけど……悪役令嬢の取り巻きって何よ?
「本当に、ユリアーナさん達は何て酷い事をされるのかしら?」
フローラが大きな声でツェツィーリア様の言葉を援護していた。
私はやっと聖女は私を嵌めるために転けたのだと理解出来た。
「まあ、皆さま方、お目がそこまでお悪いのですか?」
驚いて、マリアが大声で言い出した。
「な、何を言うのよ!」
さすがにフローラは怒り声だった。
「ゲオルク様。今の聖女様の転けられるところ見られましたか?」
生真面目にマリアはゲオルクに聞いていた。
「ああ、何もないところで転けていたぞ」
ゲオルクはツェツィーリア様とかフローラの空気を読めと言う鋭い視線に全く気付いていなかった。
「そうですよね。帝国のお方もそう見えましたよね」
マリアはツェツィーリア様やフローラ以外の帝国の証人を作り出したのだ。
「ゲオルク!」
フローラが叫んだが、
「えっ、どうしたんですか? フローラ様? 今のはどう見ても勝手にアグネス様が転けられましたよ」
ゲオルクは全く判っていなかった。大声で皆に言っていたのだ。
「あ、あのね」
ツェツィーリア様とフローラは頭を押えていた。
「まあ、ピンク頭ちゃんも自作自演ご苦労様ね」
私が同情してあげると、
「誰がピンク頭よ。私の名前はアグネスよ」
ピンク頭が怒りだしたんだけど。
「そうそうアグネスさんだっけ。下らない自作自演する前に勉強した方が良いんじゃないの? 知っている? テストの点数が悪いと夏休みに補講があるのよ」
「えっ、そうなの?」
ピンク頭が驚いて私を見た。
「平均点以下だとレポート10枚。赤点だと2週間の補講よ」
私は親切にも教えてあげたのだ。
「そういう事はもっと早くに言いなさいよ」
ピンク頭達は慌てだした。
「二週間も補講なんてやってられないぞ」
「こうしてはいられない」
B組の面々は慌てて、去って行ったのだ。
「ちょっと貴方たち、待ちなさいよ」
慌てて、ツェツィーリア様達も追いかけていったんだけど……
私達はお粗末な断罪証拠集めに唖然としていた。
「こんなんだったら、別に気にしなくてもいいんじゃないの?」
私が呆れて首を振った。
皆も頷いていた。
しかし、ピンク頭達は私達が思う以上に用意周到に準備していたのだった。
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