3 / 64
薬屋のエド視点 小さい聖女が泣いていたので裏から手を回すことにしました
俺はエド、15歳だ。
王都の有名な薬屋のチェーン店アーロンの店員だ。
今日はポーションを仕入れる為にこの聖マリアンヌ王国の大聖堂に来ていた。
さすが、聖マリアンヌ王国の王宮と並ぶ大きさを誇る大聖堂だ。
高い尖塔に囲まれた大聖堂には城壁で囲まれており、王宮と見間違えるほどの立派さだった。
聖マリアンヌ王国の大聖堂は世界数千万人の信者のいる女神教の総本山でもあり、王妃様を女神教のトップであるこの国の筆頭聖女様が代々務めている政教一致の国であった。下手したら国王陛下よりも筆頭聖女である王妃様の方が力が強いかもしれないと噂されていた。
そんな大聖堂に俺はポーションを仕入れに来ていた。
でも、初めて来た大聖堂は大きくて勝手がわかりにくかった。
「お嬢ちゃん、聖女様のところに案内してくれるかな」
俺は丁度目の前にポーションの瓶入りのは箱を持って現れた10才くらいの小さい見習い聖女らしい子供に声をかけていた。
でも、その子は不機嫌そうに俺を頭の上から足先まで見てくれた。
「筆頭聖女様なら王宮にいらっしゃいますが……」
不機嫌そうに子供は答えてくれた。
「いや、別に王妃様にお会いしたいわけではないんだが」
俺が慌てて否定した。一介の薬屋の従業員がそう易々と王妃様には会えないだろう。
「じゃあ、どなたにお会いされたいんですか? 聖女様はこの大聖堂には100人以上いらっしゃいますが」
そうだった。ここは女神教の総本山。それだけの聖女がいても全然おかしくなかった。
「あっ、ごめんごめん、そうだったね。えええと、そうだな。ポーションを作っているところにいらっしゃる聖女様にお会いしたいんだ。確か名前がパウナーリだったかな」
「パウリーナでしょう」
ぶすっとした顔のままで、少女が答えてくれた。この子はなかなか態度が悪い。俺は一応ポーションを買うお客様なんだけど。聖女は威張っているという噂だったから、こんな小さい見習いまで偉そうにしているのか?
こんなので聖女とうまく話せるんだろうか?
俺はうんざりした。
「そうそう、そのパウリーナ様」
「何のご用ですか?」
この少女は生意気にも俺に無愛想に聞いてくれた。
「君、一応見習い聖女だろう! いくら何でも薬屋の店員に失礼じないか。それよりさっさとパウリーナ様のところに案内してくれないか?」
俺は少しむっとして依頼すると、
「誰がお嬢ちゃんで、聖女見習いですって失礼しちゃうわ。私こう見えても聖女なんですれど」
その子が眉をつり上げて怒ってくれた。
「えっ、あ、ごめん」
どうやらこの子は新入りの聖女様みたいだった。
背が低いから絶対にまだ聖女見習だと思ったのだ。
失敗した。
「ちょっと急いでいて、流行風邪が流行っているだろう。初級ポーションが足りないんだ。100本くらい用立ててもらえないかって頼んで来いって会長に頼まれたんだけど、そのパウリーナ様のところに案内してもらえないかな。その子に頼めばなんとかなるって会長は言っていたんだけど」
俺が慌てて頼むと。
「あなたね。聖女様にそんな口きいていると怒られるわよ。私だから良いけど」
その子は呆れたように言ってくれた。
俺も仕事でなかったらこんなところに来ていないよ!
余程そう言い放ちたかったが、俺はここはぐっと我慢した。
「はい、これ」
その少女が持っていた初級ポーションの瓶詰めの箱を渡してくれた。
「えっ? でも、良いのか、勝手に渡してくれて」
俺は戸惑ったが、
「要らないの?」
「いや、そういう訳では……」
俺は慌てた。
「でも、下っ端の君が勝手に俺に融通をしてくれても良いのかなと」
「下っ端って、煩いわね。私がその下っ端聖女のパウリーナです」
「えっ、君が?」
そう言われて俺はその子の頭の先からつま先まで改めてみた。
「どうせ、あなたも私がちびだから信用できないとでも言うんでしょう」
「違う、違う、あまりにも若いから驚いたんだよ。何しろ大聖堂の初級ポーションの大半はパウリーナ様が作っていると聞いたから」
俺は驚いて必死に言い訳した。
確かにちびだけど、俺はこの子が俺と同い年だと聞いていたから驚いたのだ。
俺はなんとかその小さい聖女様の機嫌を直してもらってポーションを持って帰った。
俺はそれからも何度か大聖堂に仕入れに来たが、パウリーナには驚かされぱなしだった。
パウリーナは聖女達が小さな鍋でポーションを調合するのを巨大な大鍋に椅子を持ってきて撹拌棒でかき回しながらポーションを造るのだ。
ポーションは初級中級上級まであるのだが、彼女の造るのは初級だけなのだが一度に100本も作ってくれる。忙しい時はそれを10回とか平気でやってくれる。ほとんど一人で初級ポーションを作成していた。
高々初級ポーションと侮るなかれ。当然初級よりは中級、中級よりは上級の方が材料費は高くなり使う魔力量も多くなるのだが費用のアップに比べると手間暇などはそこまで差は大きくは無い。彼女なら平気で上級ポーションでも、100本くらいは作れそうだ。
「パウリーナ! アルハンドラ様があなたの屑ポーションがほしいっておっしゃっていらっしゃったから10本もらっていくわよ」
他の聖女達が入れ替わり立ち替わり、パウリーナの初級ポーションを取っていく。
その度にパウリーナの在庫がなくなるから、新たに作ることになるのだが、パウリーナは嫌な顔一つせずにその分を新たに作っていた。
「おい、良いのかリーナ! あいつらにただでやって。あいつらも初級くらい自分で作れば良いんじゃないのか」
俺はパウリーナと親しくなって、いつの間にかリーナ呼びにしていた。
「良いんです。皆お忙しそうだし」
「忙しいって雑談するのに忙しいんじゃないのか? いつも暇そうにしているぞ」
俺が文句を言うと、
「私はこれくらいでは全然疲れていないし。それに、私は元々孤児院出身だから貴族の出の聖女様達には逆らえないんですよね」
リーナは笑って答えてくれたが、それはまた違うと思うんだが……
まあ、リーナがそれで良いというのならば見ているしかないのか?
俺は今ひとつ納得は行かなかった。
そんな、リーナがその日は目に涙を浮かべてポーションを作っていた。
「おい、どうしたんだ、リーナ?」
俺が驚いて聞くと、なんとベルタから学園に行くのを辞退しろと命じられたらしい。
「いやいや、それって、王妃様からの命令だろう。それを辞退するなんて無理だぞ」
「でも、辞退しろって言うんだもの」
リーナは泣きながら言ってくれたんだけど……聖女が泣きながら作るポーションって良くないんじゃないかと思って後で一本失敬して飲んだら、ものすごく悲しくなって目から涙が止まらなくなったんだけど……
ええええ! こんなのを売っていいのか?
いや、待てよ、涙が止まらなくなるポーションとか付加価値をつけて売ってみるか?
「判った。俺の知り合いが学園にいるからそちらから話してもらうように頼んでやるよ」
あんまりこういうことはしたくなかったが、リーナを泣かす奴は許せなかった。
「えっ、そんなことが出来るんですか?」
「ああ、だから、泣くのは止めろよ」
俺が慰めて言うと、
「判りました。期待しないで待ってます」
「おいおい、期待しろよ!」
リーナの泣き笑いの顔に向けて俺は思わず叫んでいた。
しかし、リーナは半信半疑みたいだった。
あのな!
副作用が大きくなる可能性があるからあんまり使いたくなかったが、俺はとっておきの手を使うことにしたのだ。
王都の有名な薬屋のチェーン店アーロンの店員だ。
今日はポーションを仕入れる為にこの聖マリアンヌ王国の大聖堂に来ていた。
さすが、聖マリアンヌ王国の王宮と並ぶ大きさを誇る大聖堂だ。
高い尖塔に囲まれた大聖堂には城壁で囲まれており、王宮と見間違えるほどの立派さだった。
聖マリアンヌ王国の大聖堂は世界数千万人の信者のいる女神教の総本山でもあり、王妃様を女神教のトップであるこの国の筆頭聖女様が代々務めている政教一致の国であった。下手したら国王陛下よりも筆頭聖女である王妃様の方が力が強いかもしれないと噂されていた。
そんな大聖堂に俺はポーションを仕入れに来ていた。
でも、初めて来た大聖堂は大きくて勝手がわかりにくかった。
「お嬢ちゃん、聖女様のところに案内してくれるかな」
俺は丁度目の前にポーションの瓶入りのは箱を持って現れた10才くらいの小さい見習い聖女らしい子供に声をかけていた。
でも、その子は不機嫌そうに俺を頭の上から足先まで見てくれた。
「筆頭聖女様なら王宮にいらっしゃいますが……」
不機嫌そうに子供は答えてくれた。
「いや、別に王妃様にお会いしたいわけではないんだが」
俺が慌てて否定した。一介の薬屋の従業員がそう易々と王妃様には会えないだろう。
「じゃあ、どなたにお会いされたいんですか? 聖女様はこの大聖堂には100人以上いらっしゃいますが」
そうだった。ここは女神教の総本山。それだけの聖女がいても全然おかしくなかった。
「あっ、ごめんごめん、そうだったね。えええと、そうだな。ポーションを作っているところにいらっしゃる聖女様にお会いしたいんだ。確か名前がパウナーリだったかな」
「パウリーナでしょう」
ぶすっとした顔のままで、少女が答えてくれた。この子はなかなか態度が悪い。俺は一応ポーションを買うお客様なんだけど。聖女は威張っているという噂だったから、こんな小さい見習いまで偉そうにしているのか?
こんなので聖女とうまく話せるんだろうか?
俺はうんざりした。
「そうそう、そのパウリーナ様」
「何のご用ですか?」
この少女は生意気にも俺に無愛想に聞いてくれた。
「君、一応見習い聖女だろう! いくら何でも薬屋の店員に失礼じないか。それよりさっさとパウリーナ様のところに案内してくれないか?」
俺は少しむっとして依頼すると、
「誰がお嬢ちゃんで、聖女見習いですって失礼しちゃうわ。私こう見えても聖女なんですれど」
その子が眉をつり上げて怒ってくれた。
「えっ、あ、ごめん」
どうやらこの子は新入りの聖女様みたいだった。
背が低いから絶対にまだ聖女見習だと思ったのだ。
失敗した。
「ちょっと急いでいて、流行風邪が流行っているだろう。初級ポーションが足りないんだ。100本くらい用立ててもらえないかって頼んで来いって会長に頼まれたんだけど、そのパウリーナ様のところに案内してもらえないかな。その子に頼めばなんとかなるって会長は言っていたんだけど」
俺が慌てて頼むと。
「あなたね。聖女様にそんな口きいていると怒られるわよ。私だから良いけど」
その子は呆れたように言ってくれた。
俺も仕事でなかったらこんなところに来ていないよ!
余程そう言い放ちたかったが、俺はここはぐっと我慢した。
「はい、これ」
その少女が持っていた初級ポーションの瓶詰めの箱を渡してくれた。
「えっ? でも、良いのか、勝手に渡してくれて」
俺は戸惑ったが、
「要らないの?」
「いや、そういう訳では……」
俺は慌てた。
「でも、下っ端の君が勝手に俺に融通をしてくれても良いのかなと」
「下っ端って、煩いわね。私がその下っ端聖女のパウリーナです」
「えっ、君が?」
そう言われて俺はその子の頭の先からつま先まで改めてみた。
「どうせ、あなたも私がちびだから信用できないとでも言うんでしょう」
「違う、違う、あまりにも若いから驚いたんだよ。何しろ大聖堂の初級ポーションの大半はパウリーナ様が作っていると聞いたから」
俺は驚いて必死に言い訳した。
確かにちびだけど、俺はこの子が俺と同い年だと聞いていたから驚いたのだ。
俺はなんとかその小さい聖女様の機嫌を直してもらってポーションを持って帰った。
俺はそれからも何度か大聖堂に仕入れに来たが、パウリーナには驚かされぱなしだった。
パウリーナは聖女達が小さな鍋でポーションを調合するのを巨大な大鍋に椅子を持ってきて撹拌棒でかき回しながらポーションを造るのだ。
ポーションは初級中級上級まであるのだが、彼女の造るのは初級だけなのだが一度に100本も作ってくれる。忙しい時はそれを10回とか平気でやってくれる。ほとんど一人で初級ポーションを作成していた。
高々初級ポーションと侮るなかれ。当然初級よりは中級、中級よりは上級の方が材料費は高くなり使う魔力量も多くなるのだが費用のアップに比べると手間暇などはそこまで差は大きくは無い。彼女なら平気で上級ポーションでも、100本くらいは作れそうだ。
「パウリーナ! アルハンドラ様があなたの屑ポーションがほしいっておっしゃっていらっしゃったから10本もらっていくわよ」
他の聖女達が入れ替わり立ち替わり、パウリーナの初級ポーションを取っていく。
その度にパウリーナの在庫がなくなるから、新たに作ることになるのだが、パウリーナは嫌な顔一つせずにその分を新たに作っていた。
「おい、良いのかリーナ! あいつらにただでやって。あいつらも初級くらい自分で作れば良いんじゃないのか」
俺はパウリーナと親しくなって、いつの間にかリーナ呼びにしていた。
「良いんです。皆お忙しそうだし」
「忙しいって雑談するのに忙しいんじゃないのか? いつも暇そうにしているぞ」
俺が文句を言うと、
「私はこれくらいでは全然疲れていないし。それに、私は元々孤児院出身だから貴族の出の聖女様達には逆らえないんですよね」
リーナは笑って答えてくれたが、それはまた違うと思うんだが……
まあ、リーナがそれで良いというのならば見ているしかないのか?
俺は今ひとつ納得は行かなかった。
そんな、リーナがその日は目に涙を浮かべてポーションを作っていた。
「おい、どうしたんだ、リーナ?」
俺が驚いて聞くと、なんとベルタから学園に行くのを辞退しろと命じられたらしい。
「いやいや、それって、王妃様からの命令だろう。それを辞退するなんて無理だぞ」
「でも、辞退しろって言うんだもの」
リーナは泣きながら言ってくれたんだけど……聖女が泣きながら作るポーションって良くないんじゃないかと思って後で一本失敬して飲んだら、ものすごく悲しくなって目から涙が止まらなくなったんだけど……
ええええ! こんなのを売っていいのか?
いや、待てよ、涙が止まらなくなるポーションとか付加価値をつけて売ってみるか?
「判った。俺の知り合いが学園にいるからそちらから話してもらうように頼んでやるよ」
あんまりこういうことはしたくなかったが、リーナを泣かす奴は許せなかった。
「えっ、そんなことが出来るんですか?」
「ああ、だから、泣くのは止めろよ」
俺が慰めて言うと、
「判りました。期待しないで待ってます」
「おいおい、期待しろよ!」
リーナの泣き笑いの顔に向けて俺は思わず叫んでいた。
しかし、リーナは半信半疑みたいだった。
あのな!
副作用が大きくなる可能性があるからあんまり使いたくなかったが、俺はとっておきの手を使うことにしたのだ。
あなたにおすすめの小説
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
【完結】聖女召喚の聖女じゃない方~無魔力な私が溺愛されるってどういう事?!
未知香
恋愛
※エールや応援ありがとうございます!
会社帰りに聖女召喚に巻き込まれてしまった、アラサーの会社員ツムギ。
一緒に召喚された女子高生のミズキは聖女として歓迎されるが、
ツムギは魔力がゼロだった為、偽物だと認定された。
このまま何も説明されずに捨てられてしまうのでは…?
人が去った召喚場でひとり絶望していたツムギだったが、
魔法師団長は無魔力に興味があるといい、彼に雇われることとなった。
聖女として王太子にも愛されるようになったミズキからは蔑視されるが、
魔法師団長は無魔力のツムギをモルモットだと離そうとしない。
魔法師団長は少し猟奇的な言動もあるものの、
冷たく整った顔とわかりにくい態度の中にある優しさに、徐々にツムギは惹かれていく…
聖女召喚から始まるハッピーエンドの話です!
完結まで書き終わってます。
※他のサイトにも連載してます
聖女様と間違って召喚された腐女子ですが、申し訳ないので仕事します!
碧桜
恋愛
私は花園美月。20歳。派遣期間が終わり無職となった日、馴染の古書店で顔面偏差値高スペックなイケメンに出会う。さらに、そこで美少女が穴に吸い込まれそうになっていたのを助けようとして、私は古書店のイケメンと共に穴に落ちてしまい、異世界へ―。実は、聖女様として召喚されようとしてた美少女の代わりに、地味でオタクな私が間違って来てしまった!
落ちたその先の世界で出会ったのは、私の推しキャラと見た目だけそっくりな王(仮)や美貌の側近、そして古書店から一緒に穴に落ちたイケメンの彼は、騎士様だった。3人ともすごい美形なのに、みな癖強すぎ難ありなイケメンばかり。
オタクで人見知りしてしまう私だけど、元の世界へ戻れるまで2週間、タダでお世話になるのは申し訳ないから、お城でメイドさんをすることにした。平和にお給料分の仕事をして、異世界観光して、2週間後自分の家へ帰るつもりだったのに、ドラゴンや悪い魔法使いとか出てきて、異能を使うイケメンの彼らとともに戦うはめに。聖女様の召喚の邪魔をしてしまったので、美少女ではありませんが、地味で腐女子ですが出来る限り、精一杯頑張ります。
ついでに無愛想で苦手と思っていた彼は、なかなかいい奴だったみたい。これは、恋など始まってしまう予感でしょうか!?
*カクヨムにて先に連載しているものを加筆・修正をおこなって掲載しております
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
冷酷騎士団長に『出来損ない』と捨てられましたが、どうやら私の力が覚醒したらしく、ヤンデレ化した彼に執着されています
放浪人
恋愛
平凡な毎日を送っていたはずの私、橘 莉奈(たちばな りな)は、突然、眩い光に包まれ異世界『エルドラ』に召喚されてしまう。 伝説の『聖女』として迎えられたのも束の間、魔力測定で「魔力ゼロ」と判定され、『出来損ない』の烙印を押されてしまった。
希望を失った私を引き取ったのは、氷のように冷たい瞳を持つ、この国の騎士団長カイン・アシュフォード。 「お前はここで、俺の命令だけを聞いていればいい」 物置のような部屋に押し込められ、彼から向けられるのは侮蔑の視線と冷たい言葉だけ。
元の世界に帰ることもできず、絶望的な日々が続くと思っていた。
──しかし、ある出来事をきっかけに、私の中に眠っていた〝本当の力〟が目覚め始める。 その瞬間から、私を見るカインの目が変わり始めた。
「リリア、お前は俺だけのものだ」 「どこへも行かせない。永遠に、俺のそばにいろ」
かつての冷酷さはどこへやら、彼は私に異常なまでの執着を見せ、甘く、そして狂気的な愛情で私を束縛しようとしてくる。 これは本当に愛情なの? それともただの執着?
優しい第二王子エリアスは私に手を差し伸べてくれるけれど、カインの嫉妬の炎は燃え盛るばかり。 逃げ場のない城の中、歪んだ愛の檻に、私は囚われていく──。
想定外の異世界トリップ。希望先とは違いますが…
宵森みなと
恋愛
異世界へと導かれた美咲は、運命に翻弄されながらも、力強く自分の道を歩き始める。
いつか、異世界にと想像していた世界とはジャンル違いで、美咲にとっては苦手なファンタジー系。
しかも、女性が少なく、結婚相手は5人以上と恋愛初心者にはハードな世界。
だが、偶然のようでいて、どこか必然のような出会いから、ともに過ごす日々のなかで芽生える絆と、ゆっくりと積み重ねられていく感情。
不器用に愛し、愛する人に理解されず、傷ついた時、女神の神殿で見つけた、もう一つの居場所。
差し出された優しさと、新たな想いに触れながら、
彼女は“自分のための人生”を選び初める。
これは、一人の女性が異世界で出逢い、傷つき、そして強くなって“本当の愛”を重ねていく物語です。
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!