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鬼ババア視点2 学園の舞踏会でザマアーを仕掛けることにしました
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「な、なんですって」
その報告を聞いて私は怒り狂った。
なんでも、ティナとその娘を襲おうとしたクライエンホフ伯爵は失敗したらしい。我が方の影もろとも始末されたらしい。
そんなバカな、兵士だけでも100名くらいは配置していたはずだ。
いくらティナと言えどもそう簡単に勝てる相手ではない。その母娘諸共に辱めて、隣国の娼館に叩き売る計画だったのだ。隣国の奴らとの話もついていたのだ。何でも隣国の国王がまだ、ティナに執着していて妾として囲ってもいいと言ったとか言わないとか言う話までこちらには漏れてきたのだ。いくらティナが優秀な魔道士だとしても、平民の母として実戦経験も無いだろう。実践経験豊富な伯爵の敵ではないだろうと思っていたのに。
学園からティナ母娘で護衛もなく、平民のドレスメーカーに通ったと報告を受けたのは10日前だ。
今日、取りに行く手筈だというのは影から報告を受けていた。万全の体制で始末できたはずだったのだ。それが壊滅するとはどういう事だ。
しかも、このような大事件があったと発表も王家から上がってきていない。
しかし、殺されたのは伯爵なのだ。一平民が自分の命を守るために、貴族を、それも伯爵を殺して良いのか?
あのティナはいつもそうだ。前回も、水魔術でずぶ濡れにされた挙げ句にこの私、侯爵夫人である私が引っ叩かれたのだ。これは絶対に貴族侮辱罪ではないか、と夫の侯爵様に泣きこんだのだ。
でも、侯爵様は陛下にのらりくらりと躱されたらしい。しかし、今回は伯爵殺人罪だ。流石に侯爵様から問い詰めさせれば、ただでは済むまい。
いくら、王妃が庇おうとしてもだ。
うまく行けば王妃諸共、追放、処刑できるかもしれない。
私は早速にその報告を持って侯爵様のところに行った。
「何だと、お前を侮辱した、平民の女を襲ってさらし者にする計画が失敗したと申すのか」
夫である侯爵様は私の報告に怒ってくれた。
「わざわざ、我が侯爵家の一門で、その方面の専門家のクライエンホフをその責任者として遣わしたにも関わらずか」
「はい。それも、平民ティナに、あろうことか伯爵様は殺されてしまったそうです」
「なんと平民の分際で貴族である伯爵を殺したと」
「そうなのです」
「逆ならばまだ許されるが、平民が貴族を手に掛けるなど許されんことだな。それを王家も黙認されているというのか」
「そうなのです。そして、一緒になって伯爵を殺したその娘が王太子殿下と明日の学園のパーティーで踊るとか」
「許されんな。殿下もそのような下賤なものをお近づけになり、あろうことか婚約者にしようとするなど言語道断だ。良かろう。明日の舞踏会は陛下もいらっしゃると聞く。その場で断罪してやるわ」
侯爵様はそうおっしゃってくれたのだ。
これであのティナも終わりだ。その娘諸共処断してくれる。
「ありがとうございます」
「これで儂とその方の娘のステファニーが王太子殿下の婚約者になるのも確定したな」
私が礼を言うと、夫である旦那様はニコリと笑って下された。
これでよい。いくらあのティナでも、伯爵を殺したのでは、いくら王妃が庇おうとしても庇いきれるものではなかった。貴族である伯爵を殺したと判断されれば、ティナは処刑は免れないであろう。何しろまだ平民なのだから。うまく行けばステファニーのライバルだったその娘も処刑、悪くても国外追放だろう。
それから執事も交えて、詳しいことを詰めていった。
あの憎き、ティナめ、それと王妃も。うまく行けば全て明日には断が下される。
ティナが処刑されれば言うことはなし。国外追放ならば、破落戸に必ず襲わせてやる。
この私に暴力を振るったこと、泣いて謝らせてやるわ!
その報告を聞いて私は怒り狂った。
なんでも、ティナとその娘を襲おうとしたクライエンホフ伯爵は失敗したらしい。我が方の影もろとも始末されたらしい。
そんなバカな、兵士だけでも100名くらいは配置していたはずだ。
いくらティナと言えどもそう簡単に勝てる相手ではない。その母娘諸共に辱めて、隣国の娼館に叩き売る計画だったのだ。隣国の奴らとの話もついていたのだ。何でも隣国の国王がまだ、ティナに執着していて妾として囲ってもいいと言ったとか言わないとか言う話までこちらには漏れてきたのだ。いくらティナが優秀な魔道士だとしても、平民の母として実戦経験も無いだろう。実践経験豊富な伯爵の敵ではないだろうと思っていたのに。
学園からティナ母娘で護衛もなく、平民のドレスメーカーに通ったと報告を受けたのは10日前だ。
今日、取りに行く手筈だというのは影から報告を受けていた。万全の体制で始末できたはずだったのだ。それが壊滅するとはどういう事だ。
しかも、このような大事件があったと発表も王家から上がってきていない。
しかし、殺されたのは伯爵なのだ。一平民が自分の命を守るために、貴族を、それも伯爵を殺して良いのか?
あのティナはいつもそうだ。前回も、水魔術でずぶ濡れにされた挙げ句にこの私、侯爵夫人である私が引っ叩かれたのだ。これは絶対に貴族侮辱罪ではないか、と夫の侯爵様に泣きこんだのだ。
でも、侯爵様は陛下にのらりくらりと躱されたらしい。しかし、今回は伯爵殺人罪だ。流石に侯爵様から問い詰めさせれば、ただでは済むまい。
いくら、王妃が庇おうとしてもだ。
うまく行けば王妃諸共、追放、処刑できるかもしれない。
私は早速にその報告を持って侯爵様のところに行った。
「何だと、お前を侮辱した、平民の女を襲ってさらし者にする計画が失敗したと申すのか」
夫である侯爵様は私の報告に怒ってくれた。
「わざわざ、我が侯爵家の一門で、その方面の専門家のクライエンホフをその責任者として遣わしたにも関わらずか」
「はい。それも、平民ティナに、あろうことか伯爵様は殺されてしまったそうです」
「なんと平民の分際で貴族である伯爵を殺したと」
「そうなのです」
「逆ならばまだ許されるが、平民が貴族を手に掛けるなど許されんことだな。それを王家も黙認されているというのか」
「そうなのです。そして、一緒になって伯爵を殺したその娘が王太子殿下と明日の学園のパーティーで踊るとか」
「許されんな。殿下もそのような下賤なものをお近づけになり、あろうことか婚約者にしようとするなど言語道断だ。良かろう。明日の舞踏会は陛下もいらっしゃると聞く。その場で断罪してやるわ」
侯爵様はそうおっしゃってくれたのだ。
これであのティナも終わりだ。その娘諸共処断してくれる。
「ありがとうございます」
「これで儂とその方の娘のステファニーが王太子殿下の婚約者になるのも確定したな」
私が礼を言うと、夫である旦那様はニコリと笑って下された。
これでよい。いくらあのティナでも、伯爵を殺したのでは、いくら王妃が庇おうとしても庇いきれるものではなかった。貴族である伯爵を殺したと判断されれば、ティナは処刑は免れないであろう。何しろまだ平民なのだから。うまく行けばステファニーのライバルだったその娘も処刑、悪くても国外追放だろう。
それから執事も交えて、詳しいことを詰めていった。
あの憎き、ティナめ、それと王妃も。うまく行けば全て明日には断が下される。
ティナが処刑されれば言うことはなし。国外追放ならば、破落戸に必ず襲わせてやる。
この私に暴力を振るったこと、泣いて謝らせてやるわ!
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