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先鋒の騎士団を私とお兄様と長で競い合うようにして殲滅していきました
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そして、翌日だ。
「街道沿いに、1個師団が北上中です」
「その後ろにも次々と兵士達が続いています」
朝から次々に帝国軍が迫ってきたという伝令が入ってきた。
当然敵主力は四天王の軍だ。
でも、情報によると金色の魔女で精神干渉のグレーテル・ロンバート伯爵はエックお兄様が、青い凶器の竜遣いのエルネスタ・オルロープ伯爵はフランツお兄様が倒したそうだ。
エックお兄様はいざ知らず、あのいつも私との対戦前に棄権するフランツお兄様が四天王の一人を倒したなんて信じられなかった。
でも、フランツお兄様もやる時はやるんだ!
私は感激していた。さすが腐ってもホフマン家の試練を乗り越えたフランツお兄様!
実際はピーちゃんがやっつけたなんて私は知らなかった。
そして、二人が倒されたということは、四天王は残り二人。私のお母様とお父様を殺してお兄様を傷つけてくれた赤い悪魔のアーベル・バルヒェット公爵とお兄様達に膝を壊されたクレーメンス・ビアホフ伯爵の二人だけだ。
四人よりは二人の方がまだやりやすかった。もっともその二人が帝国では最強だったが……
私は何としても両親の仇のアーベルを倒したかった。
でも、今日まで全く相手にもならなかったのに、果たして倒せるんだろうか?
「ユリア、赤い悪魔も黒い死神も俺が倒してやる」
私の不安を感じ取ったのか、お兄様が言いだしてくれた。
「お兄様、無茶はしないで! 赤い悪魔は私が倒すわ」
慌てて私は宣言した。
「何を言う、長からは初代皇帝陛下と同じこの黄金の剣を受け取ったのだ。絶対に俺が倒す」
「それ言うのならば私もこの黄金の杖を頂いたわ。初代聖女様は銀だったから金ぴかのこれは銀の杖よりも5割増しは確実よ」
私は適当に数値化した。
「おお、おお、その方等は痴話する出ない」
「痴話げんかじゃありません!」
「痴話げんかではないわ!」
私とお兄様は二人して少しハモったが、
「仲の良いことは良いことじゃがの。奴ら四天王は我が弟子でもある。
そやつ等が獣人達を奴隷にしたのじゃ。儂も恨み辛みは溜っておるでの。いざとなれば責任を取ってこの儂も参戦するから安心ししておれ! その二人のとこよりも目の前の敵じゃ。下らん痴話げんかはさておいて、さっさと迎撃準備をせよ」
果たして長が四天王に勝てるのかどうかは判らなかったが、まあ、年だけは取っているからいざとなればなんとかしてくれるだろうという安心感はあった。
「大変でございます。敵が正面に現れました」
獣人の伝令が報告してくれた。
先頭の一個騎士団1万人が先頭に立って平原に入ってきた。
「ユリア、手始めに殲滅せよ」
長が私に振ってくれたんだけど……
「えっ、やって良いの?」
私はお兄様を見た。
「長が言っているんだ。良いだろう」
「では軽くよね!」
「そうだ」
私は両手を上げて深呼吸をした。
そして、私はできるだけ力を込めずに
「行けーーーー!」
と叫んで杖を突き出していた。
ピカッ
杖が金色に輝くと
ドカーーーーン
雷撃が敵一個騎士団に命中した。
「ギャーーーーー」
悲鳴が起こる。
凄まじい閃光が走って、もうもうと黒煙が当たりを覆った。
「うーん、少し力を入れすぎたかも」
私がそう反省した時だ。
黒煙が晴れてきた。
そこには立っている者は一人も残っていなかった。
「ユリア、軽くじゃなかったのか?」
お兄様が呆れてくれた。
「うーん、軽くしたつもりだったんだけど……」
「愚か者! やり過ぎじゃ」
長からも注意されていた。
「次の騎士団がやってきました」
伝令の報告にそちらを見ると先程私が殲滅した騎士団の後に次の騎士団が布陣を始めた。
「ようし、次は俺がやるぞ」
今度はお兄様が剣を抜いて上段に構えた。
そして、一呼吸おくや、
「喰らえ!」
お兄様は剣を振り抜いた。
ピカッ
と剣が発光して衝撃波、ソニックブレードが走った。
ズカーーーーーン!
「ギャーーーー」
大爆発が起こる。
これまた凄い粉塵が舞い上がった。
その粉塵が消えた後にも敵は一兵士たりとも残っていなかった。
「お兄様、私とどう違うのよ?」
「いやあ、すまん。つい調子に乗りすぎた」
むっとした私にお兄様が頭をかいてくれた。
「その方等二人ともどうしようもないの! 次は儂が見本を見せてやるわ」
長がやる気を見せてくれた。
「敵一個騎士団。陣を敷きます」
今度は500メートルくらい後ろに騎士団が布陣する。
敵も少しは考えているようだ。
「その方共も、よく見ておくが良い」
長はそう言うと、杖から丸いボールを次々に騎士団に向けて発射した。
そのボールは大軍となって敵騎士団に襲いかかった。
「おい、何だ?」
「空から何かが降ってくるぞ」
「全員、伏せろ! 今度は耐えるんだ」
騎士達が散開しようとしたが、それに対してボールもその騎士達を追って散開した。
「ギャーーーー」
「追いかけてくるぞ」
「逃げろ」
騎士達が慌てふためいて逃げようとしたが、
「ふんっ、逃げ切るのは無理じゃ」
ドカーーーーン!
長の言葉とともにボールが一斉に爆発したのだ。
その爆煙が去った後には誰一人として立っていられた者はいなかった。
「うーん、少しボールの量が多すぎたか」
「長、私達と何が違うんですか?」
「全く一緒じゃないか」
「ほっほっほっほ。貴様らには悪い例を見せてやったのじゃよ」
必死に長は言い訳していた。
この後も私達は競い合うように更に帝国3個騎士団を殲滅していたのだ。
******************************************************
三人の活躍で帝国騎士団の三分の一が殲滅されました。
しかし、次は四天王の登場です。
ユリアとお兄様の運命は如何に?
明日の更新をお楽しみに
「街道沿いに、1個師団が北上中です」
「その後ろにも次々と兵士達が続いています」
朝から次々に帝国軍が迫ってきたという伝令が入ってきた。
当然敵主力は四天王の軍だ。
でも、情報によると金色の魔女で精神干渉のグレーテル・ロンバート伯爵はエックお兄様が、青い凶器の竜遣いのエルネスタ・オルロープ伯爵はフランツお兄様が倒したそうだ。
エックお兄様はいざ知らず、あのいつも私との対戦前に棄権するフランツお兄様が四天王の一人を倒したなんて信じられなかった。
でも、フランツお兄様もやる時はやるんだ!
私は感激していた。さすが腐ってもホフマン家の試練を乗り越えたフランツお兄様!
実際はピーちゃんがやっつけたなんて私は知らなかった。
そして、二人が倒されたということは、四天王は残り二人。私のお母様とお父様を殺してお兄様を傷つけてくれた赤い悪魔のアーベル・バルヒェット公爵とお兄様達に膝を壊されたクレーメンス・ビアホフ伯爵の二人だけだ。
四人よりは二人の方がまだやりやすかった。もっともその二人が帝国では最強だったが……
私は何としても両親の仇のアーベルを倒したかった。
でも、今日まで全く相手にもならなかったのに、果たして倒せるんだろうか?
「ユリア、赤い悪魔も黒い死神も俺が倒してやる」
私の不安を感じ取ったのか、お兄様が言いだしてくれた。
「お兄様、無茶はしないで! 赤い悪魔は私が倒すわ」
慌てて私は宣言した。
「何を言う、長からは初代皇帝陛下と同じこの黄金の剣を受け取ったのだ。絶対に俺が倒す」
「それ言うのならば私もこの黄金の杖を頂いたわ。初代聖女様は銀だったから金ぴかのこれは銀の杖よりも5割増しは確実よ」
私は適当に数値化した。
「おお、おお、その方等は痴話する出ない」
「痴話げんかじゃありません!」
「痴話げんかではないわ!」
私とお兄様は二人して少しハモったが、
「仲の良いことは良いことじゃがの。奴ら四天王は我が弟子でもある。
そやつ等が獣人達を奴隷にしたのじゃ。儂も恨み辛みは溜っておるでの。いざとなれば責任を取ってこの儂も参戦するから安心ししておれ! その二人のとこよりも目の前の敵じゃ。下らん痴話げんかはさておいて、さっさと迎撃準備をせよ」
果たして長が四天王に勝てるのかどうかは判らなかったが、まあ、年だけは取っているからいざとなればなんとかしてくれるだろうという安心感はあった。
「大変でございます。敵が正面に現れました」
獣人の伝令が報告してくれた。
先頭の一個騎士団1万人が先頭に立って平原に入ってきた。
「ユリア、手始めに殲滅せよ」
長が私に振ってくれたんだけど……
「えっ、やって良いの?」
私はお兄様を見た。
「長が言っているんだ。良いだろう」
「では軽くよね!」
「そうだ」
私は両手を上げて深呼吸をした。
そして、私はできるだけ力を込めずに
「行けーーーー!」
と叫んで杖を突き出していた。
ピカッ
杖が金色に輝くと
ドカーーーーン
雷撃が敵一個騎士団に命中した。
「ギャーーーーー」
悲鳴が起こる。
凄まじい閃光が走って、もうもうと黒煙が当たりを覆った。
「うーん、少し力を入れすぎたかも」
私がそう反省した時だ。
黒煙が晴れてきた。
そこには立っている者は一人も残っていなかった。
「ユリア、軽くじゃなかったのか?」
お兄様が呆れてくれた。
「うーん、軽くしたつもりだったんだけど……」
「愚か者! やり過ぎじゃ」
長からも注意されていた。
「次の騎士団がやってきました」
伝令の報告にそちらを見ると先程私が殲滅した騎士団の後に次の騎士団が布陣を始めた。
「ようし、次は俺がやるぞ」
今度はお兄様が剣を抜いて上段に構えた。
そして、一呼吸おくや、
「喰らえ!」
お兄様は剣を振り抜いた。
ピカッ
と剣が発光して衝撃波、ソニックブレードが走った。
ズカーーーーーン!
「ギャーーーー」
大爆発が起こる。
これまた凄い粉塵が舞い上がった。
その粉塵が消えた後にも敵は一兵士たりとも残っていなかった。
「お兄様、私とどう違うのよ?」
「いやあ、すまん。つい調子に乗りすぎた」
むっとした私にお兄様が頭をかいてくれた。
「その方等二人ともどうしようもないの! 次は儂が見本を見せてやるわ」
長がやる気を見せてくれた。
「敵一個騎士団。陣を敷きます」
今度は500メートルくらい後ろに騎士団が布陣する。
敵も少しは考えているようだ。
「その方共も、よく見ておくが良い」
長はそう言うと、杖から丸いボールを次々に騎士団に向けて発射した。
そのボールは大軍となって敵騎士団に襲いかかった。
「おい、何だ?」
「空から何かが降ってくるぞ」
「全員、伏せろ! 今度は耐えるんだ」
騎士達が散開しようとしたが、それに対してボールもその騎士達を追って散開した。
「ギャーーーー」
「追いかけてくるぞ」
「逃げろ」
騎士達が慌てふためいて逃げようとしたが、
「ふんっ、逃げ切るのは無理じゃ」
ドカーーーーン!
長の言葉とともにボールが一斉に爆発したのだ。
その爆煙が去った後には誰一人として立っていられた者はいなかった。
「うーん、少しボールの量が多すぎたか」
「長、私達と何が違うんですか?」
「全く一緒じゃないか」
「ほっほっほっほ。貴様らには悪い例を見せてやったのじゃよ」
必死に長は言い訳していた。
この後も私達は競い合うように更に帝国3個騎士団を殲滅していたのだ。
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三人の活躍で帝国騎士団の三分の一が殲滅されました。
しかし、次は四天王の登場です。
ユリアとお兄様の運命は如何に?
明日の更新をお楽しみに
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